結論に戸惑う

テレフォン人生相談
家族問題

テレフォン人生相談2015年4月25日(土)

  • パーソナリティ:加藤諦三
  • 回答者:森田浩一郎(医学博士)
  • 相談者:58歳女性 夫59歳 相談者の母84歳と3人で生活 長男30歳 長女28歳 舅88歳 姑84歳

加藤諦三氏の〆の言葉「情報の伝え方で、情報の影響はかなり違います」

白血病を治療中の夫は、夫の両親に治療のことを伝えない

  • 夫が癌になり、そのことを夫の両親に伝えずに治療している。5か月前から治療している。妻として、夫の両親に言った方がいいのか、言わないほうがいいのかという相談。
  • 夫は言いたくないと思っている。会えば、随分痩せてしまったし、髪の毛も抜けてしまっているので、両親がショックを受ける。
  • 義父は、少し認知が始まりかけているのではないかと言われている。義弟夫婦が同じ敷地の中に住んでいるので、身近なケアは義弟夫婦がやってくれている。
  • 義弟夫婦は、癌で治療していることは知っている。5ヶ月前は癌が原因の感染症で入院、その時点では、すぐに退院できると判断していたので、言わなかったが、3ヵ月前にはっきりしたので、その時に伝えた。
  • 自分達夫婦と義弟夫婦で、両親の状態を考えて、両親の性格を考えて、言わないことにした。
    義弟が5年前に、心臓の手術をしたのだが、義父はその時に自分が心配になり体調不良で入院してしまった。現役で働いている頃は、しっかりとしている印象だった。
  • 義母は、凄くエネルギーのある人で、自分の思う通りにならないと、思う通りになるまで、ずっと言い続ける人。
  • 義母は、とても義父を支えようと、頑張っている。
  • 相談者と夫、義弟夫婦の4人で話した結果、舅姑には話さないでおこうという結論になったが、その結論に相談者自身は、これでいいのだろうか?と思っている。
  • 今、訪ねていけば、すぐに何某かの病気だとわかるぐらいの状態だが、これは抗がん剤の影響で、治療が終われば、また髪の毛も生えるし、少しふくよかになってくると思う。
  • 夫は急性の白血病なので、今のところ治療はとても順調。現在、点滴をして、それがある程度のサイクルで効いてくる、それをまたしばらくしてから点滴をして、というサイクルで、あと1回で終わる予定だったのだが、先週になって腹痛を訴え、内臓に問題があるので、手術が必要になると言われた。
  • これは、初めてで、昨年までの人間ドックでは指摘されていないかった。ただ、この疾患が、今後の癌治療に、いい影響を与えないので、先に治したしまおうという方針がたてられた。

森田浩一郎医師の回答

  • 5分38秒過ぎ
  • 今は、白血病に凄くいい抗がん剤があるから、随分良くなります。
  • 両親に言わないというのは、精神的には、悩む問題ですね。(私も、自分の息子が、もしこういうことになった時に言われなかったら、とても辛いだろうと思う。ただ、ショックも凄く大きいと思うし、姑はそのことで、凄く私のことで私のことを責めると思うので、今までも、そういうふうにされてきた。)
  • 姑はしっかりしているんだね。夫婦だっから、義母に言えば義父に言っちゃうだろうけど、やはり義母には言っておいた方がいいのではないか。(夫と義弟は、後の姑の荒れようを考えると、言わない方がいいんじゃないのか、という意見でまとまっている)
  • 88歳と84歳、戦争を経験してきているので、そんなに弱くないと思うけれど、医者でも、患者の状況を見て、結果を正直に言わない時がある。
  • (もし言って、義母が荒れて、私のことを電話とか会いにきて、責めても相談者が受けたほうがいいのでしょうか。たぶん、夫にはそういうことは向けないと思う。)
  • 自分の子供には言えないけれど、嫁さんには言うでしょう。義母に言って、義父に言わないことで、義母に責められることが恐ろしいと言いたいようだが、どんな責められ方をするのですか。
  • (結婚してすぐに、夫が肺炎で入院。「あなたに任せたから、こういうことになった」と言われた。それからも、色々あった)
  • (夫からは、相談者は向こうの家に行かなくてもいいという判断をしてくれている)
  • ご主人が、それでいいと言うのなら、ご主人の気持に任せたらどうだろうか。あなたが、そんなに心配しない方が良いと思う。
  • (今回、胆嚢に炎症がおきたので手術をするのだが、それを伝えて来てしまったら、夫の様子を見れば一目瞭然で、おかしいということが分かってしまう)
  • ご主人に、全ての気持を任せてしまった方がいいのではないか。ご主人の両親なんだから。
  • 後で、ご主人がもっと具合が悪くなった時、「何で?」と責められても「主人の意向です」と言えばいいこと。責任は、ご主人と義弟に被せた方がいい。
  • 常識だったら、両親がいるのであれば、伝えるべき。ただ、義弟の心臓の手術の時のことを考えると、言うのも親孝行、言わないのも親孝行。

加藤諦三のまとめ

  • 10分30秒過ぎ
  • 今、あなた自身が辛くなっているんですよね。(そうです)あなた自身が追い詰められた気持ちになっているんでしょうね。
  • あなたとしては、言わなくて責められるのが怖い、だから言った方がいいと思うけれど、ご主人んと義弟夫婦は言わない方がいいということ。(それから、もし悪い方向へ行った時に、取り返しのつかなくなったらどうしよう、怖いという気持ちもある)
  • 現実には「ない」病気、あなたはこの病気になりましたと言って、その人がどう影響を受けるのか、という調査がある。病気だと言われた時の
  • 影響は、伝え方によってかなり違う。事前に心の準備を相手にさせて、そのうえで伝えるのと、心の準備がまったくないところで伝えるのとでは、影響はかなり違う。
  • 癌ですよ、とご両親に伝えるよりも、まず、癌は100人に1人のものでなくて・・・(二人に一人が、かかる病気だと、義弟が義母に伝えてくれたが、話が繋がらない)・・・駄目だったんですか。治療がもの凄く進んでいるという事も、伝えてあるんですね。(はい)
  • (義弟は、そういう話は事前に自分が伝えると言っているが、まだ伝えていない。もし兄が伝えると思うのならば、自分が事前に説明するからと言ってくれている)
  • ここまで話し合っていても、二人は言わない方がいいということになった。
  • 相談者が、責められることを恐れているのは、これまでの体験で色々あり、姑との関係で苦しんでいると?(夫婦の間では、距離を置くということで、病気になる以前から決まっている。離れているのが一番というのが、相談者と夫との間の結論)
  • それを貫いたらどうなのか?(母親として、息子がそうなった時に、知らないのは辛いだろうなと、今揺れている)
  • どちらかを選べば、100%いいことなんてない。100%良ければ、悩む人なんていない、必ずそちらを選ぶわけですから。どちらを選んだって、+とマイナスがある。選んだら、選んだ方のプラスを考える。選ばなかった方にも必ずプラスはあるのだが、選ばなかった方のプラスは、もうお考えない。選んだ方のプラスを考える。そして、選んだ方のマイナスに、どう対処するか、という事だけ考える。

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テレフォン人生相談の歩き方

放送される相談と回答については約13分ほどに集約されていますので、かなりの部分が編集でカットされていると思ってください。
相談者の背景や現況がカットされることも多く、重要な言葉を聞き逃したりすると、人と異なる感想となる場合があります。
これらは情報不足によるもので、リスナーの環境や体験談が代わって補うこととなるため、個々人によって感想が異って当たり前と思ってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になったりします。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

管理人のちょっとひと言

久しぶりに、森田浩一郎医師が登場です
医者としての立場から、回答ができる相談に
なぜだか、ホッと安堵してしまいましたw

今回の放送も、よく聞くと面白い箇所が多々あります

相談者が、何でもない箇所で明らかに読み間違えてしまう処とかw
いやいや、一体何を読んでいるんだい?
とツッコミたくなりますが、気のせいでしょうしw

加藤諦三氏の確認と、相談者の言っていることが
聞き間違いなのか、打ち合わせと違ってしまったのか
それとも、それは下衆の勘繰りなのかw

これは、義父が体調不良で入院する箇所ですが

相談者は、こう言っています(ちょっと脚色します)

自分が心配になって(心臓病になるのではないか)入院してしまった

これを加藤諦三氏は、こう確認します

義弟が心臓病になった時に、それ(義弟の心臓病)を心配して、義父の方が入院した

勝手に私が、勘違いしてるのかもしれませんが
そうも取れるような、話し方じゃないですか?

という、豊富なツッコミ処は、探してみてください
編集でカットしたり、繋いだりしているので
文章が、変になってしまった可能性もあるんですがw

さて、4人で話し合って出した結論は
癌治療のことを両親には伝えないこと

よほどなんでしょうね、姑の荒れ方

それを印象付けるのが、冒頭にあります

「凄くエネルギーのある人で、自分の思う通りにならないと、思う通りになるまで、ずっと言い続ける人」

いやいや、こんな嫌味をサラッと言ってしまうので
最初は聞き逃してしまいました
これって、とんでもない人ってことですよ

自分の思う通りになるまで、言い続けるんですから

絶対に、絶対に、関わりを持ちたくない人です

こんな姑、義弟だって、自分の嫁さんのことを考えたら
伝えて欲しくないでしょうし、むしろ
心臓手術の時の、姑の荒れ方がどんなだったのか

詳細を教えてもらいたいものです

だから、私が勝手に思ったのは
母親としての気持を慮って、伝えた方がいいのでは
という部分は

保険をかけたいのだと
事前に、知らせておくことで
後から、わかって責めたてられるより

余程、ましだと思ったからじゃないかと

自分なら、そうだと思うんですけど

今回は、諦三氏の〆の言葉よりも
選ばなければならない場合の
考え方、100%はない、という話がなかなか良かったですね

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