モンスター妻

テレフォン人生相談
夫婦関係

テレフォン人生相談2015年5月26日(火)

  • パーソナリティ:勝野洋
  • 回答者:大原敬子(幼児教育)
  • 相談者:30代女性 夫30代 小3長男 4歳長女 3歳次男 婚姻期間10年ほど

私はモンスター妻で上から物を言うため、主人から「俺のことは諦めてくれ」と言われ、10日ほど前に署名捺印済みの離婚届を渡される。離婚回避したいという妻に回答者の大原敬子が言葉は理解できるが感情や感覚が理解できない、愛する能力がないと言われ、夫へ愛情が「わからない」と号泣する妻。相談者の残された愛は夫の不満を吐露することができるのか

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放送される相談と回答については約13分ほどに集約されていますので、かなりの部分が編集でカットされていると思ってください。
相談者の背景や現況がカットされることも多く、重要な言葉を聞き逃したりすると、人と異なる感想となる場合があります。
これらは情報不足によるもので、リスナーの環境や体験談が代わって補うこととなるため、個々人によって感想が異って当たり前と思ってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になったりします。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

離婚を回避したい。私は上から物を言うモンスター妻です

  • 1年程前に主人から「愛情が無いから、俺の事、諦めてくれ」と言われた。今までずっと優しかったのに、態度が一変してしまった。
  • 10か程前に、正式に離婚して欲しいと言われ、署名・捺印された離婚届を渡された。離婚を回避するには、どうしたらいいのか。ということを教えていただきたい。
  • 今まで、我慢できてたものが、我慢できなくなったと言わた。私はモンスター妻、上から物を言うし、今日は何処へ行くの、誰と何してきたの、何時に帰ってくるの、とか聞く。結婚してからずっとそう。依存している。
  • それを初めて言われて、動揺した相談者は、「ごめん、私が悪かった」と言ったら、「悪かったとか何とかでもいい、もうどうでもいい、ただ俺のこと諦めてくれ」「俺に対する愛情、一切なくしてくれ」と言われた。
  • 主人に、別の相手ができたということではない。
  • 子供3人については、「お前がみてくれたらいい、お金は全部払う」と主人は言っている。
    休みの日は、ずっと子供を遊びに連れていってくれていた。
  • ずっと、積もったものがあって、私と喧嘩すると、私が問い詰めるから、最後の最後まで何時間でも問い詰める、邪魔くさいから、それだったら納得いっていないけれど、謝ったらいいわということが積もっていたのだろう。
  • 1年前に言われてから、何回も話しをした。「心の底から嫌いになって欲しい、俺のこと」「そういうのが、嫌いになっていないというのが、顔とか態度とかで分かる」「顔も見たくない」
  • 現在は、家には帰ってくるが、自分の部屋に行ったきりで顔を合わせない。ご飯も一緒に食べていたが、食べなくなった。

私一人で、子供3人というのは経済的にもちょっと苦しいんで、なんとか離婚をせずにすむ方法はないか。

大原敬子の回答「悲鳴を上げているご主人の要求は。あなたの中で好きなように解決して白紙にしてしまう」

  • 4分06秒過ぎ
  • あなたが今、大変な時なので、あなた側に立ちたいんですけれど・・・
  • ご主人は悲鳴を上げている。あなたは、悲鳴を上げるということは理解できる。言葉は(理解できるが)、きっと感情とか感覚が理解できないんです。
  • ご主人は筋を通している。1年前にあなたに言っている。その時に、3人の子供がいるので決断するには、あなたがどんな人間か見たかった。
  • 「もう僕は愛情がないんだから、僕を忘れてくれ」彼が言います。あなたは「忘れてくれ」という言葉は理解できるのです。でも翌日、あなたは色んなことを言っている。あなたは忘れてしまう。
  • 積み重ねた行為、ご主人が夜に「君は嫌いだ」と言います。あなたは「ごめん悪かった」「ごめんね、許してね」「そうだ、私は明日から自分を変えよう」と思うわけですが、翌朝にご主人が部屋から出てきて「おはよう」と返事をし、コーヒーでも口に入れた途端に終わっている。「あ、良かった、この件はこれで終わった」というのが、あなた。
  • 彼の言った要求は、あなたの中で好きなように解決して、毎回毎回、白紙にしてしまう。ご主人が嫌だと言っても、すべて自分の都合のいいようにあなたが白紙にしてしまうから、こたえない。
  • 3歳の子供、1年半ぐらい前に彼が別れると言っているということは、1歳何か月でおかしな状態になっていた。(はい、そうです)例えば、もっと前に比べると、妊娠した時期も、年齢的に考えると、あなたの方が夢中になったのかなと思うんです。(はい、そうです)そうすると、お子さん3人も、あなたが一方的に求めたこともあり得る。
  • 結婚生活のはなから、あなたが好きで好きでたまらなくて、彼に行って、彼はあなたの愛に引きずられて、結婚したようにとってしまう。(ああ、そうだと思います)
  • それなのにあなたは、何処へ行くの、誰と何してきたの、何時に帰ってくるのとか、上から物を言う。ということは、あなたは手に入れた途端に相手を全然見ていない。
  • もっときつく言うと、愛する能力がないんじゃないかと思う。(あ~あ)そうでなければ、もしこの年齢で、あんたが一方的に好きで、あるいは、あなたから好きだ好きだと好きだと押し掛けていって、彼を自分の手に入れた。とするならば、1年ぐらい前に、もう、君に飽きた、愛情がないと言われた時に、心から好きだったら、こんなに淡々と話していないですよね?人を舐めているか、(あ~あ)愛を知らないのか、失った喪失感に気付かないのか、つまり自分の世界観の中で相手と会話している。だから、話してして彼と噛み合わない。(うん)彼はキツイと思う。
  • (え~、ということは私はどうしたらいいんですかね?)あなたは彼が愛情がなくても彼といられるでしょ?(愛情がなくても?)うん、現実彼に愛情がないじゃない。ここまで言われているんですよ。でも、あなたの性格は直そうとしてませんよね。
  • (う~ん、自分で出来ることと言ったら、やっぱり、自分自身が楽しいと思う何かをみつけないといけないと、ほっとけるように・・・)ちょっと待って!ちょっと待って!今、楽しさ見つけたら、彼との話し合いができないじゃない。彼とは、真剣に向き合わなくちゃ。(はい)あなたは多分ね、気持ちがいいって快感は一つもないですよ。人生で楽しいと言うのはね、後で寂寥感とか寂しさがあるんですね。気持がいいって言うのは、心に入っていけるのですよ。たぶん、あなたはこれまでの人生の中で、気持ちがいいなということは、極論を言えば、一度もなかったはずですよ。あれば、彼とこんな状況なのに、楽しいことを考えようなんてことはあり得ない。
  • 楽しいは、常に不安感と恐怖感が付き纏うっていうのです。何かを忘れるためですから。そうすると多分、幼い頃、家庭の環境の中で、何かあなたの中に自分の心を出してはいけない生活を身に着けたと思うのです。(はい、そうです)
  • そしてその時に、苦しかったことを苦しいと思って生きていけないですよね、だからこれは苦しいんじゃないんだ、これはこれでいいんだと思う事。そうなんだ、でも変わらないんだ。と思ったら一日一日を生きていけるじゃないですか。
  • だから、彼が離婚の紙を持ってきた時も、「あ、持ってきたんだ」「持ってきたんだけれども、今、早急ではないんだ」という風に、自分が楽に楽に持ってきて、ここまで来たんだと、私は思っているんですけれど、どうですか?(そうです)そうですよね。
  • (じゃあ、主人を最初から愛してなかったってことですか?私は)(なんか、わかんなくなってきちゃった・・・)(本当に大切なのは、子供と、今の生活ってことですか?)(主人のことは、愛してなんかなかったってことですか?)(合ってます?)なぜ人に聞くの?あなたはご自分で知っているんじゃないですか?
  • (・・・)嗚咽(わかんない)(・・・わかんない)(わかんない・・・)号泣
  • あのね、1年前に彼がもう諦めて欲しいと言った時に、あなたが受けた心の感情ってありますか?その時、なかった?ぜんぜん?(ありました)その時の感情と、今回の離婚届を持ってきた感情、同じですか?(同じじゃないです)そうですよね。もしあの時に、自分の気持がこうであったらっていう感覚はわかりますか?今。(うん)今、涙流した感覚で、1年前に受け止めていたらどうなったってわかりますか?(はい)でも、あの時は、1年前に受け止めた時に今みたいな感情があったんだけれども、これは違う、無い物にしようとした気持の方が強かったんでしょう?(はい)でも、本当はこういう気持ちだったんですよね。(はい)そうしたらね、今日もう一回ね、そのあなたの感覚で、ご主人さまの、あなたが言うんではなくて、ご主人さまの結婚してからの全部ご主人さまの愚痴ですね、聞くことはできるかしら?(全然、聞くことなんかできます、そんなこと)(できますけど、話してなんかくれないです)でも、話せなくても離婚届を出す・【編集】・条件は、あなたの不満を全部聞くってことは大事でしょう。【離婚するものとしての話しのよう】まず、それを条件にすることですよね。
  • 結婚した時の10年間、不満を洗いざらい喋って欲しいと。私の前で。そうして、彼の口から、彼の不満を全部あなたが聞き出す能力があったら、わからない。
  • 人が、もう見たくない、嫌だっていうのは、自分の溜まった感情を何にも理解してくれない時、絶対許せないんです。
  • 言葉ひとつでね、ごめんねって許せないんです。でも、あの時にああいうことをしちゃって、辛かった?今になって気付いたの?って言われたら、ごめんねの言葉よりも人は許せるんです。それが愛なんですね。
  • ですから、今日、私とあなたとご縁がありましたですよね。あなたは、今日でも明日でも急がなくていいから、今日は聞こうかなって思った時に、意を決して、どんなことがあっても、一つも言葉を発しちゃいけないの。そうだったのって、あなたが聞いた時は、あなたの愛の深さを相手は感じると思いますよ。今はもう、これしかないんですよね。
  • (でもね、それをしたら、また俺のことを、過去の話しなんかどうでもいいって言ってるのに、でも、そんな話しだったらもう聞かん。と言われそうなんですけれど)やってみないとわかんないじゃない。あなたが好きであるならですよ。彼が全部、自分のあなたに対する不満を吐露するような、状況を作ることが、あなたの残された愛ではないかな、と私は思うのですけれど。

勝野洋のまとめ「上から物を行った見返りがきていると思ってください」

  • 13分08秒過ぎ
  • あの、私もひと言よろしいでしょうか。(お願いします)
  • 男の立場として言いますと、男として彼の中にまだチャンスがあるとすれば、先生が今言われたように、ご主人の、この10年間の不満を、全部聞くということ、これは凄くいいことだと思いますね。
  • で、今あなたはその、人に上から物を言うだけのことを言った、見返りがきていると思ってください。(はい、そう思ってます)それを全部受けてください。受けてください素直に。それで、是非あなたがその、そういう姿勢で、何でもご主人のことを受けてみてください。(わかりました)後は、そこら辺の覚悟ですね。

管理人のちょっとひと言

この放送の中では触れられていませんし、医者ではない大原敬子先生が言えることはここまでです。かなり厳しいことを言っているように聞こえたかもしれませんが、相手の気持ちを理解できない人に、感情や感覚、ましてや愛を説くにあたって、理解させるには、ここまでしなければならなかったと思います。

大原敬子先生は、一番最初にこう言っています。

ご主人は悲鳴を上げている。あなたは、悲鳴を上げるということは理解できる。言葉は(理解できるが)、きっと感情とか感覚が理解できないんです。

間違うことなく、アスペルガー症候群を疑ってますよね。
医者でない大原先生が言えることは、ここまで。だから、結構厳しく言って相談者を号泣させてしまいます。
大原先生も辛かったことでしょう。もしかしたら、編集されている部分で、心療内科を受診することを薦めているかもしれません。

「わからない」と彼女が嗚咽し、何度も何度も繰り返します。あれは、彼女の本当の心。心の叫び。幼い頃から、おそらく両親にさえ理解されなくて叫びたかった言葉なんだと。

未だに無理解な人が多いのに、今30代なら、社会はまったく受け入れてくれなかった頃です。
だから大原先生は言っていますね。

幼い頃、家庭の環境の中で、何かあなたの中に自分の心を出してはいけない生活を身に着けたと思うのです。

理解されない、そんな環境の中で、幼少期を過ごしてきて、自分が何者なのかもわからずに生きてきた。
自分で、自分のことを「モンスター妻」と言えるような。

そうではないですよね。

夫は理解できなかったのでしょうし、そんな理由など知らないので仕方ないと思います。ただ、何の知識もなく何も知らずに一緒に生活してきて、辛かったと思います。しつこいまでに責められたことでしょう。自分が引くしかない、そんな状況ばかりだったことでしょう。
その夫に、これ以上の我慢を強いるのは厳しいかもしれません。

少し勘繰るなら、3人の子供達のこと。
もしかしたら、同じような症状が出ているのかもしれません。だから夫は、親権を・・・とまで考えてしまいました。
もしも、そうであるならば、人として最低の人間です。感情的になりますが、絶対に許せません。

あくまでも勝手な感想なので、頓珍漢なことを言っているかもしれません。
だからこそ、思うのは
彼女は「モンスター妻」などではありません。彼女自身も自分が何者なのかわかっていません。だからこそ、大原先生は、ご縁があったと言っている。彼女が何者なのか知っているから。

しかし現実は厳しく、状況は彼女にとって不利であり、だから夫に考慮しろと言っても、10年という時間の中で持ってしまった感情を解きほぐすことは容易ではありません。
今、彼女が行えることは、大原先生の言う通りにすること。それでも、彼女が相手の気持ちを理解できるのであれば、なんとか可能なんでしょうが・・・それは、期待できそうにないですね。

ちょっと許せないですが、当たっているだけに口惜しい、この全てを表す言葉を勝野氏が言っています。

「人に上から物を言うだけのことを言った、見返りがきていると思ってください。」

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