再就職

テレフォン人生相談
再就職

テレフォン人生相談2015年7月10日、22年間勤めた製造業の会社をある理由で辞めた47歳の男性。自分の経験・技量・技術・資格を活かせるような製造業の会社の採用試験や面接をするも、希望する会社へは受からない。40代の再就職で特に製造業は難しいと回答者の高橋龍太郎医師。ハローワークを活用しながら、職業訓練校で就職率のいい所を選ぶように薦める。

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テレフォン人生相談2015年7月10日(金)

パーソナリティ:今井通子
回答者:高橋龍太郎(精神科医)
相談者:47歳男性独身 父81歳 母80歳 兄52歳独身 4人暮らし

高橋龍太郎医師より、基本的な仕事観
仕事っていうのは社会の中の穴ぼこ、社会の中の穴ぼこにあてはまればそこに行くしかない。あなたに合わせて社会の穴ぼこが開いているわけじゃない。たまたま見つけた社会の穴ぼこにあなたは住むしかない。

自分の我にこだわるのではなく、相手側の都合に自分を合わせていく。

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

読むテレフォン人生相談

『もしもし テレフォン人生相談です」
もしもし
『はい 今日は どういったご相談ですか』
はい 22年間 会社員をやってて ある理由で 辞めました
『うーん 退職されてからは どれぐらいたってますか』
もう半年 で効かないです もう7、8ヶ月経ちます
『ああ 7、8ヶ月は経っていると』
はい
『わかりました それで』
えーと まあ いろいろ 年齢が年齢なので
『はい』
自分が勤めてたような仕事を探して
『はい』
面接行ったりしたんですけれども
『はい』
自分ではそういう 似たような仕事を 自信があって行ったにもかかわらず 結局は うまくいかなくて
『これ 一回なの それとも何回か…』
1回じゃないです 何十回もです
『まずは 順序立てて まずあなたは 年齢は 何歳ですか』
47です
『47才』
はい
『奥様とかいらっしゃいます』
あ 独身です
『あ 独身でいらっしゃる』
はい
『はい 親御さんは』
一緒に住んでます
『はい そうするとお父様は おいくつ』
81です
『お母様は』
80歳です
『80歳 ご兄弟は』
兄です 52歳です
『あ お兄さん いらっしゃる』
はい
『お兄さんは 一緒に住んでらっしゃるの それとも・・・』
一緒に住んでます
『あ 一緒に住んで… じゃあ お兄様も独身』
独身です
『ああそうなんです』
ひあ
『じゃあ あの 男兄弟お二人なの』
そうです
『それで その 勤めてらした会社って 何か 技術を要することをされてたの』
えっと 製造です
『あ 製造業』
はい
『はい で あなたの まあ 要するに じゃあ ご実家に近いところから 割とそういう製造業に似たような会社が あるわけね』
あるんですけれど 辞めてからいろいろ 面接行ったりしてるんですけれど
『うん それは 同じような会社ですね あなたの…あなたの…技術が・・・使えるような…』
同じか 技術があって そういう資格があってとか なんていうのか 機械を動かす資格とかありますよね
『はい』
そういう資格のを行ってるんですけど
『そこへはさっき何て仰ったっけ 20件 30件ですか』
もっと ええ 行ってますね
『行っているんだけれど 不採用になってしまう そこって でもね』
はい
『えー あなたは辞められたけれども』
はい
『そこの面接に行った会社って 求人広告出してる所』
求人を出してました
『あ っていうことは 人手が足りているから いらないっていうことではないんですね』
ないと思います いちおう 職業安定所とか あとー 求人チラシとか そういうところも全部
『はい』
しらみつぶしに自分に合うような仕事を探して
『ええ』
電話連絡 もしくは ネットとかで
『はい』
探して 行きました けれども
『はい』
自分がいいなと思ったところは 落ちてます
『あ ちょっと待って じゃあ 落ちなかったところもあるの』
・・・も あります・・・
『あ そう…』
だけれども 結局は
『うん』
仕事が極端にハードで
『ええ』
やったことのない仕事 もありました
『あ 受かったところはね』
はい
『はい』
そこも 何日とか 1ヶ月とか
『ええ』
行きました
『で 1ヶ月ぐらいは そのー試用期間を』
試用期間みたいな形で
『うん』
行きました
『なさったわけね』
ええ
『で その結果 自分がやったことのないことだとか』
こともありましたし
『非常にハードだったとか』
あのー やっぱり 求人に書いてあることと 全然まったく 違うところもありました
『そういう いろんな 会社があったという事は 1ヶ月行ったところもあったし また 他のところも何箇所か経験されてる』
何か所か いきました
『ああ なるほど それで えー 今日のご相談はなんでしょう』
今日の相談は
『はい』
どのように これから対処をして 会社の面接受かるように したらいいのかな っていうのと
『はい』
精神的に今 ちょっといろいろ まいってまして えー ええ
『はい そうすると その これからの面接に関して どういうふうに対処したらいいか っていうことなんですけど』
そうですね
『とりあえず希望としては 今までやっていた事が やりたいわけ 自分が免許持ってるような事が』
そうですね
『で 先程の話しだと 新しい仕事にチャレンジする気はないのね』
チャレンジしました
『あぁ そう』
ええ 昨日 ちょっと辞めてきたんですけど
『ええ』
そこも やっぱり 引き止められました
『はい』
これからやるんでって でもそこも やっぱり あのー 請負みたいな形になっていたので
『ええ』
で できない仕事を 最初初めて やる仕事を こうやって ああやって そして やるんだよって
『はい』
教えてもらって やったんですけれども それが全部不良だったんで
『ええ』
呼びだされて
『ええ』
やり直しだって
『ええ』
怒られました
『ええ』
でも 結局は 自分が弱かったんで
『ええ』
結局は ほら 1回しか教わってないのに できないって 言えなかったのも
『うん』
事実 ですし
『うん で 結局は そこも辞めちゃったと』
辞めました
『うん だいたい あのー 今までの話しうかがってて 勝率どれぐらい 要するに あの 不採用って初めから断られちゃうのと えー ちょっと来てみて 試用期間を試してくださいと 言われた所とは ええ なん件づつ位っていうか 何%づつくらいぐらいですかねぇ』
まぁ一割 行くか 行かないか 3社か
『ああ 3社くらい』
4社くらい
『3から4社 うん』
はい
『それで あなたとしては これってやっぱりあれかなぁ 今まで居た会社が 割合にいい会社にいたんじゃない』
だと思います
『ねえ』
はい
『だから 辞めちゃったはいいけれども 今までの会社と比較しちゃうと どうも…』
落ちますね
『うん って形のものが多いんですかねえ』
そうですね
『う~ん はい そうするとどのように対処して 面接に受かるようにしたらいいかというのが ご質問でしたよね』
はい
『はい わかりました 今日はですね 精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので うかがってみたいと思います』
はい
『先生 よろしくお願いします』

高橋龍太郎医師のアドバイス「自分のやりたい仕事が自分の仕事になっていったっていう歴史なんか 本当にないんだよ」

『はじめまして高橋です』
はい お願いします
『どれぐらいの 前22年間勤めたところって 働いてた人がいたの その会社は』
会社の規模は 小さいです 20 30人 いるかいないか
『うん ね うーん ご承知のように』
はい
『日本の労働者は』
はい
『アジアの労働者の賃金と競争しなきゃなんない時代なのね』
ええ
『うん やっぱり少しでも 安い給料で雇える人を』
そうですよね
『雇わざるを得ないですよね だから』
それはそうですよね
『うん だから 若い人を 優先的に雇うっていうのは 例えば この技術については もう 何級の資格をもっている人だったら いつでもいいよ っていうような 特別な技能を除けば 基本的に 若い人を雇うことになってしまうよね』
そうですね
『うん だから 僕のところにも 鬱やなんかで 会社を 結果的に休職が 例えば1年半過ぎて 辞めて でもまぁ ずいぶん回復したので 求職活動をやってますっていう人も たくさんいるんだけれど』
はい
『やっぱし 製造業の人が一番 就職率悪いよ でー やっぱりそれで40代っていうと 本当にみんな苦労していて』
はい
『だから そういう人に僕は勧めてるのは 履歴書に穴があいちゃうと 企業側は この休んでる間どうしたのって話しに どうしても』
ええ
『ここに質問が集中しちゃうから』
はい
『アルバイトでも とりあえず 働き続ける意志を どんな業種でも持ってますっていうことを』
はい
『示しておいた方がいいよね っていうアドバイスを まずしますね』
はい
『だから そうすると変な話しだけど全然関係ない ガードマン会社とか あるいは まぁ様々な色んな会社だとか』
はい
『でも そういうところに とりあえず 場所をおくと まったく何もなく ずーっと受け続けるよりは』
はい
『心理的には少し安定感があって』
はい
『会社を少し選ぶ 余裕が出てくるってことが 1つとね』
はい
『それから 例えば 職業訓練校みたいなの間かませると』
はい
『わりと就職しやすかったりするから そのハローワークと そんな話しはてる』
しました
『うん そいで』
行こうかなと思ったんですけれど
『うん』
どういうのが 自分に合うかっていうのもありますし
『うん ありますし ・・・ しで何で止まっちゃったの』
だから どういうのを行っていいのか分からない っていうのが現状です
『うん』
どういう職業訓練校へ 行ったらいいのかって いうのと
『うん いいのと なに』
そのまま 自分で 仕事を探して 面接行くか どちらがいいのかっていうのも 迷ってるのは 迷ってるんですけれど
『うん ただもう1年近くになったらば』
ええ
『今までの延長線上に 同じように 次の仕事が ひょっこり現れるって』
あるとは かぎんないですよね ええ
『限らないよね より確実のステップに 踏み出した方がいいんじゃないの』
はい
『で 要するに ハローワークの人や何かに聞いて』
はい
『だいたい学校ごとの就職の統計値やなんか みんな出てるから』
はい
『就職率のいいところを探る っていうようなことが 必要なんじゃない』
まあ そうなんですけれど
『あのさぁ 僕の考えてる基本原則 患者さんにも いつも言うんだけど』
はい
『自己実現とか なんか凄く自分のやれる事とか自分の可能性みたいなことをすごく 強調する時代があって』
ええ
『社会に出ていくことは 自己実現だっていう言葉がよく流行ったけれど』
ええ
『そうやって 自己実現できたって話しは ホントは あんまり聞いたことがないのよ』
はい
『大体みんな 自分が不本意な仕事についたんだけど 結果的に 毎日努力しているうちに その世界で 名を成したっていう人 がたくさんいるの 特に終戦直後なんか 仕事なんか全然なかったんだから』
ええ
『ね よくこういう言い方をするんだけど 仕事っていうのは社会の中の穴ぼこ』
はい
『社会の中の穴ぼこに あなたがあてはまれば そこに行くしかないの』
はい
『あなたに合わせて 社会の穴ぼこが開いているわけじゃないんだよ』
はい
『たまたま見つけた 社会の穴ぼこにあなたは住むしかないの』
はい
『これが昔からの 基本的な仕事観だったの』
ええ
『ただし 一時期 バブルとか』
ええ
『日本経済が好景気で』
はい
『自分がやりたいことに 仕事があるような時代もあったけど』
ええ
『日本の戦後の歴史の中で そんなに 要するに 自分のやりたい仕事が自分の仕事になっていったっていう歴史なんか 本当にないんだよ』
はい
『だから 今の話しで言えば 自分の我にこだわるんじゃなくて』
ええ
『相手側の都合に自分を合わせてくっていう姿勢じゃないと』
はい
『今47才の人を』
はい
『社会の方が喜んで どうぞどうぞ っていう社会や時代じゃないと思うよ』
ええ
『って患者さんに僕はいつも言うの それで』
はい
『職業訓練校に行ったり アルバイトをやりながら みんな一生懸命探してでも それでも1、2年経つうちには 昔に比べれば 本当に あの景気も少しづつよくなっているから みんな就職できてるよ』
はい
『うん』
わかりました
『うん それで努力してみてごらん』
はい

今井通子まとめ「ふられちゃった恋人 ずーっと思ってると 一生 次の恋人できないみたいな状態になっちゃう」

『よろしいですか』
はい じゃあ そちらの方へ 少し
『うん』『うん』
勉強して
『そうですね』『うん うん』
やってみようかなっと
『何か声がさ もう少しなんか』
はい
『強い調子で 頑張るぞ って聞こえてこないんだけど なんかもうちょっと 線が細そうな感じだから』
ええ
『そういう感じでお話ししてると 面接も受かりにくいと思うよ もうちょっと』
ああ
『野太い声って変だけど』
わかりました
『お腹の方から声をだすように…』
気をつけます
『はい そうしてごらん』
はい 頑張って 行ってみます
『あの~ ふられちゃった恋人 ずーっと思ってると 一生 次の恋人できないみたいな状態になっちゃうから』
はい
『思い切り 今の勤めていた会社は あれは夢だったみたいな』
そうですね
『忘れてください』
わかりました
『はい』『はい』
『じゃあ』
ありがとうございました
『はい どうも 頑張ってください』
『失礼します』

管理人のちょっとひと言

ああ、仕事辞めちゃダメな人が、仕事辞めちゃって、再就職先に困ってるんですね。
私の、よく知ってる方々と同じような考え方に、話し方、だからキレ気味に話されても、高橋先生も今井先生も優しく付き合ってくれています。

再就職活動すると、同じような考え方に陥ることがあります。それは、自分はコレコレができて、こういう資格を持っているから、この求人の条件にぴったり合致する。だからこの会社は自分に合っているし採用してもらえるんじゃないかと。
ところが、同じような人は山ほどいますので、余程惹きつけるものがないと、採用なんかもらえません。
だから、47歳という年齢は、そのままハンデです。

高橋先生の仕事観は、そのものズバリ!
再就職先を探して、テンパっている方に、是非聴いて欲しいです。

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