借金の個人保証

テレフォン人生相談
借金問題

テレフォン人生相談2015年7月18日、1ヶ月前に会社に借金があることがわかる。自分が会社の代表取締役で娘と息子が取締役になっていることを知ったのは1年ほど前。5年ほど前に主人から名前を貸して欲しいとは聞いていたが、それが取締役になることとは知らなかった。ただ取締役になっていたのは10年ほど前からになる。会社の借金は銀行からではなく金融屋から、担保となる土地は工場の敷地で、どんどん地価は下がっており今では300万ほどにしかならない。借入額は700万円。夫は返せるから心配するなと言うが、このままだと借金に対する責任はどうなるのかが心配。個人保証や連帯保証人になるような書類は、書いていないとは言うが。回答者に坂井眞弁護士。

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テレフォン人生相談2015年7月18日(土)

パーソナリティ:加藤諦三
回答者:坂井眞
相談者:74歳女性 夫78歳(会社経営) 2人暮らし 独立した子供 長女45歳 長男43歳

加藤諦三氏の〆の言葉「事実を知らないで、ただ心配していると、心配はドンドン、ドンドン膨らんでいきます」

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

読むテレフォン人生相談

『もしもし』
もしもし
『はい テレフォン人生相談です』
よろしくお願いいたします
『はい 最初に年齢教えてください』
私 74才
『74才 結婚されてます』
はい
『えー ご主人 何歳ですか』
78歳です
『78才 お子さんは』
えっと 子供は 長女45歳
『はい』
長男43才 です
『で 今 お二人で暮らしてるんですか』
はい そうです
『はい わかりました で どんな相談なんですか』

知らない間に取締役

あの 私達3人がですね 家族が あの 取締役になってるんですね
『3人という 家族3人っていうのは この…』
私と子供たちが
『ああ そうですか』
ええ で 子供たちは独立してますので あの…
『で 3人っていうと ご主人が…とあなたと 2人と あとどっちです』
子供 2人
『あ 4人ですね』
あ ごめんなさい 4人です
『はい 4人が…で経営してるわけですね』
名前だけなんです あの 私と子供達は
『ああ そうですか』
夫がやってます 経営
『あ はい はい それで それはなに 有限会社とか株式会社株式会社とか』
ええ 株式会社なんです
『株式会社です はい それで社長が』

『夫 で あたはなに 何か役員…』
私は あの 肩書きが
『はい』
代表取締役になってんです
『あ 代表取締役になってる』
ええ
『はい わかりました はい それで』
で長女と
『はい』
長男が
『はい』
あの 取締役になってんです
『はい』

会社の借金

それで 主人が ちょっと借金をしてますので
『はいはい』
あの 私達は 責任があるかどうかなんです
『借金は今 どのくらいしてるんですか』
700万です
『700万』
はい
『で これはあの どこから借りてるんですか ふつ…都市銀行 普通の銀行 とか』
じゃなくって 金融屋さんです
『あ~ 結構そうすると 利子は高いんですね』
と 思います 利子は今 払ってますね
『あ そうですか』
ええ
『そうすると なるべく早く 払わなきゃならないってことですね』
はい そうですね
『うーん そんでなが…どのくらい続いてるんですか この会社』
これは 10年ですね あ 会社自体は古いんですけど
『はい』
… 10年です
『要するに あなたが代表取締役になってから』

『10年』
あ そうですね
『ですか』
はい
『それまでは 他の人が あなた達 親族ではなくって 他の人が経営してたわけです』
そ…経営は 夫なんですけど
『あ ご主人はずーっと 最初っから』
そうです
『そうすると 10年前に そこの役員の方は 辞めてもらって』
あ そうですね
『全部 あの 親族で固めたということですね』
はい そうです あと アルバイトさん パートさん が いたんです
『あ そうですか』
ええ
『で 従業員は そうすると何人ぐらいですか』
今現在は えーとー 3人ですね パートさんだけなんです
『あ パートさんだけ』
ええ
『で 実際には貴方と それからお子さんは働いていないわけ』
いないです
『で 実際働いてるのは パートさん…の』
はい と 夫
『ご主人の 3人』
はい
『で 700万円の…だけど当然 担保かなんか』
ええ あの担保は
『はい』
あるんですけど
『うん』
あのぅー その当時は すごく良かったんですけど 今 あの 300万しかならない
『あ 担保が 300万にしかならないの』
ええ
『う~~~ん 土地かなんかなんですか』
土地です
『ああそうですか』
それも う~~~~ん その日に日に 安くなっちゃって
『うん それで 今 そうすると借金 どぅ…ま…どういう機関から 借金してるのか知りませんけど まーとにかく返済は迫られてるということね』
はい そうです
『う~~ん それで貴方 代表取締役だから当然アレですね 代表権があるわけですよね』
はい それがさっぱりわかんないですけど私
『あ なるほど』
お勤めしたことないもんですから
『ああ~ そうすると この10年間』
はい
『実際には代表取締役と言うけれども』
はい
『会社の 外に向かって あなたが代表権を行使するなんてことは なかったわけですね』
はい そうです
『ふ~ん で今日の相談っていうのは この700万円 会社が借金をしてると』
はいそうです
『で この借金を 貴方と子供は 払う必要はないのか という そういう相談』
はい そうですね
『とにかく…』
そうです ええ 責任があるかないかなんですけど
『この借金 700万の借金のね』
はい そうです
『はい わかりました 今日はスタジオに弁護士の坂井眞先生がいらしてるので うかがってみたい…』
よろしくお願い致します

坂井眞弁護士のアドバイス

『よろしくお願いします えーとですね』
はい
『ご相談にお答えするのに 前提の事実を 確認させていただかないといけないですね この話しは』
はい よろしくお願いいたします
『まず業種はどんな業種 でいらっしゃいますか』
あの 製造なんですけど
『はい』
えー…なんて言うかしら 今いろんなことやっちゅうと 全然わかんないですよね 私 行ったこともないし
『そうすると なんかその小売に出す製品を作っているというよりも 原料かなんか作ってるんですか』
いえ 物を作ってます
『物を作っている』
ええ
『それは 商品として』
そうです
『市場に出る物を作ってる』
はい
『で 自分とこのブランドで売ってるのかな』
いや そうじゃなくてあの お得意さんが近くにいたんですね
『お得意さんから注文を受けて』
ええ
『お得意さんの商品を下請けで作ってるような そんな業態ね』
そうですね はい はい
『わかりました それでええっと この会社は 元々はあなたの旦那様が ご主人が作ったんですか』
はい そうです
『あそうなんですか』
はい
『誰かほかの友達とか 後輩先輩と一緒に会社作ったとか そういうことではない』
じゃないんです
『じゃあ 仕事としては ご主人がずっとやっていて』
はい そうです
『で 会社の まぁ株式会社として設立したのは10年前じゃなくてもっと昔からですか』
あ そうです
『それどれくらい前かわかります』
会社として40年…
『40年ぐらいある』
う…う~ん… 35年ぐらい ええ
『35年か 大体それ…大体でいいですよ』
ええ はい
『で その間も仕事としては あなたのご主人が経営していたってことになるんですか』
はい そうです

取締役になった経緯

『で 10年前に 家族が入ったようですけれど』
はい
『役員に』
はい
『それはどういう御事情でそうなったんですか』
それが わかんないですね
『あなたとして知っているのは ご主人が 今度家族 あのぅ あなたやお子さんに取締役になってもらうって言われただけ』
いや そういうふうに言われなかったからね ちょっとわかんなかったんですね
『ああ じゃあ 10年前にあなたが代表取締役になった事は いつ知ったんですか』
つい 最近なんです
『つい最近知った』
ええ
『じゃあ あなたとしては まさか会社の役員 やってるとさえ思ってなかった』
そうですねぇ
『つい最近ってどのくらい 何ヵ月ぐらい前ですか』
う~~~ん ホントにわかったのは ついホントの う~~~んと でも まぁ1年ぐらいになるのかなぁ
『1年…』
ぐらいですねぇ
『ぐらい で それは…』
名前だけっていうのは 借りるってことは 聞いたことがあるんですけど あまり普段…
『それはいつ頃 名前借りるっていうのは』
うー …ん 名前は…5年位 5年位に なりますかね
『わかりました』
ええ
『じゃあ 5年ぐらい前に』
ええ
『名前借りるって 聞いた時には あなただけじゃなくて えー お嬢さんと』
長男
『息子さん』
ええ
『あ~ 入ってるよってのは 聞きました』
はい 名前だけ借りるからってことは 聞きました だけど あのそれ…その時は 借金なかったもんですからね
『うん』
あの別に 全然深く何も考えなかったんですね

事業資金と個人保証

『普通は 中小企業の経営者が 会社の 事業資金を借りた時に』
はい
『えー 社長が個人保証するってことは 多いかもしれないけれども』
はい
『あのぅ…その奥さんや子供まで 連帯保証するってことは 普通は無いんですよ』
ああ そうですか
『うん あのー 例え取締役になっていたとしたって そここまでされることはないし』
ああ
『エー 普通は奥さんや子供に連帯保証してもらっても 普通の金融期間だったらね あんまり意味がないから そこまでやらないんだけれども』
はい
『問題は その金融屋さんとおっしゃるから』
はい
『金借りた時に どういう書類 作っているのか ちょっとそれを調べないと はっきりした事言えないですね』
あああ そうですか
『で あなたとしては あのー その金融屋さんから会社の資金を借りる時に ご主人に…は 何も言われてないんですよね』
はい
『後になってわかったんですよね 借金してるってこと』
そうです まったくわからなかった
『で それはいつ…いつ わかったんだ…でしたっけ』
…うんと…1ヶ月前ですね
『1ヶ月』
はい
『実は700万 借金があるんだって』
ええ
『そのとき ご主人 なんて言ってました』
いや 返せるから大丈夫 そんな心配することないって言うんです
『あ 返せるんだ』

担保

ええ って言うんですけど 土地があるんですけど 土地がね まったく下がっちゃったもんですから ちょっとあんまりあてにならないですね
『うん でも 土地って どこの土地 ご自宅』
…家…じゃなくて…他にあるんですけどね
『ああ じゃあ別に こうじょ…工場とか 店…店』
工場…ええ 工場なんです
『工場の敷地』
はい そうです
『それが誰の所有なの おと…ご主人…かい…』
ええ そうです
『会社 どっちな…』
会社 会社です
『ふ~ん そうすると』
はい
『あのぅー 担保入れているからといって 担保 必ず取られるわけじゃなくて わかりますかね』
はい
『担保で入れてるって事は』
はい
『約束どおり返せなかった時に』
はい
『担保として』
はい
『担保権実行と言いますけど』
はい
『担保として』
はい
『あのぅ 返済に当てられちゃうんですね』
はい
『土地なら土地を売っちゃうとからね』
はい
『だから返せるんだったら』
はい
『別にそう心配されることなくって』
はい
『返せない時 どうなるんだろうって言ったら』
はい
『まず貸した方としては 担保 でまず回収を図りますと』
はい
『それまでに700万のままか もっと返して500万になってるか分かりませんよね』
はい
『で 仮に200万返して 500万になってた時に』
はい
『今300万位って仰ったから』
はい
『じゃあ担保で取り上げられた 不動産があったとして』
はい
『えー それを返済に当てたら 残りは200万ってことになりますよね』
あ はい
『で それを返さなきゃいけないってことになるだけなので』
はい
『あんまりその 今700万全部 我々にくるんだろうか って事は 心配し過ぎな感じがして もちろん300万が減っていけば 担保の価値は下がるけど』
はい
『それにしたって えー…担保の300万で返したら 残るは400万ってことですよね今』
あ はい
『で しかもそれが あなたたちに 行くかどうか 話し戻しますけど』
はい

連帯保証

『あなたたちに行くかどうかは』
はい
『あなたたちが』
はい
『連帯保証します という書類にサインしたかどうかにかかってるんですよ』
してないです
『で そういうことがないんであれば』
はい
『あのぅ 本来 原則は あなたや息子さん お嬢さんや息子さんには あー 借金を返すべき義務は無い っていうことになると思います』
ああ 連帯保証人っていうのは 何か書くんですか
『もちろん普通書きますね』
ああ…ないです
『あのぅ 厳密な事をいえば べつに書かなきゃだめじゃ…とは 法律には書いてなんだけれども』
あ はい
『書かなければ請求する方が証明できないからね』
あ はい
『普通 書きます 書類作ります』
ああ
『で それをやっていないので」
はい
『えー…やった記憶ないわけですよね あなたも』
はい
『娘さんも』
はい
『息子さんも』
はい
『だったら 責任がないというのが まず第一のお答え』
ああ
『ただ問題は』
はい
『自分たちが取締役になる事は あのご主人から予告されて えー…いて で 会社の経営をまかせていて』
はい
『もし金融屋さんが』
はい
『イヤイヤ あのご主人の連帯保証だけでは 足りないと』
ああ はい
『まぁ お嬢さん 息子さんまで 行くかどうか分かんないけど』
はい
『代表権をもっている奥さんが居るんだったら』
はい
『あー 奥さんも連帯保証してもらいたいと言って』
はい
『えー… そういう書類を勝手に旦那さんが 作っちゃってるっていうことだって』
あぁ
『想像ができるから』
ああ そうですか
『そういうことがないかどうか 勝手に作ったものは 責任のあるという事にならないけれども えー 名前を貸して 代表者ですよ っていう事を了解しているということになって そのまま おっ…旦那さんに ご主人に任せっきりにしてるとなると』
はい
『取締役の責任として』
はい
『それは任せちゃったことにならないか』
あぁ
『みたいな理屈も出てくるので』
あぁ…
『多少 気持ち悪いという程度です』
ああ そうですか
『で ちょっといろいろ話しすぎましたから』
はい
『整理しますと』
はい
『まずね』
はい
『そんなに心配ならば』
はい
『ご主人に 700万の話し 1ヶ月ぐらい前に聞いたんですよね』
はい
『で 今日 電話されたように』
はい
『私や娘や息子が』
はい
『取締役 になってるけれども』
はい
『私たち個人の 何か書類を作ったりしてないでしょうねと』
個人のね はい
『うん 連帯保証とかしてないでしょね と』
ああ ああ
『その前提で えー 借主は会社ですかと』
はい
『で えー…あなたは つまり ご主人は連帯保証してるんですかと』
あ はい
『そのあたりを確認した上で ところで 妻である私や』
はい
『娘や息子 長女 長男については』
はい
『そういう書類は まさかないでしょうね っていうことを確認して』
あ あああ…
『なければ安心できるわけですよ』
ああ そうですか
『うん』
わかりました
『だからあの まぁちょっと心配されるのは分かるけれども』
はい
『その辺の どういう形で借りているのか という事を』
はい
『あ… 確認をすれば』
はい
『すぐ 分かることなので 是非それを ご主人に 心配だから 教えてくれ と言って』
あ そうですね
『お願いしたらどうで…どうでしょうかね(笑)』
ええ ああ…わかりま…

加藤諦三氏のまとめ

『もしもし あのぅ 今 詳しくね』
はい
『えー 坂井眞先生にし…説明していただきましたけれども』
はい はい
『心配していないで 夫に正直に話してもらえば』
ええ
『ああ なんでもないことだ っていうこと』
ぁ そうですねぇ
『ただ心配していると』
はい
『どんどん どんどん 心配が大きくなってくる』
はい その通りです
『だから1ヶ月の間にね』
はい
『どんどん どんどん心配が大きくなってってるわけでしょ』
はい
『ですからとにかく正直に』
はい
『今 坂井眞先生がおっしゃったようにね』
はい
『まぁ一般的に 先生がおっしゃったように一般的に 中小企業の場合には』
はい
『個人の…あなた自身もちゃんと 自分の財産で保証しろっていうふうに 会社じゃなくって個人に』
はい
『連帯責任を』
はい
『とらせて貸すっていう事が 多いわけですよ』
ああそうですか
『ですから そうしてないかもしれないし そうしてるかもしれない 色んな事がわからないわけですよ』
はい
『ですから 心配しないで』
はい
『とにかく ご主人に 正直に話してもらって』
はい
『ああ なんでもないことだって なる可能性ってのも 多いわけですから』
そうですね
『ええ』
はい わかりました
『よろしいでしょうか』
どうもありがとうございます
『どうも失礼します』
失礼いたします

管理人のちょっとひと言

今回の話しって、肝心な部分の聞き出しができてませんよね。
どうして、1ヶ月前に借金があるってわかったんでしょう?
これ、督促が届いたんじゃないですか?

なによりも気になったのが、担保物件の時価相場を把握してたこと。
会社のこと知らないっていうのに、なんで担保物件を調べてるんでしょう。
そもそも、担保物件が、自宅ではなく工場の敷地だって知っていることでも、かなり調べていることがわかります。
もう、会社はどうにもならない状況にあるってこと・・・

だから聞きたかったのは、単純に自分や子供達に、何か責任が及ぶんじゃないのかって。
結果的に、旦那からどんな書面を交わしてお金を借りたのか、聞き出すってことは正解だと思います。
でも、そんなに楽観視できるような内容ではないと思いますけど。

変に、煽っても仕方ありませんし、情報の少ないなかで、軽々にアドバイスすることも難しいというのはわかります。
残念なのは、たった一つ、借金のことをどうやって知ったのかってこと。
これを聞き出すことで、アドバイスの内容も、ガラッと変わったんじゃないかと思うと、ちょっと残念。
旦那に、正直に話してもらうというまとめは、重要なことなので、結果的には大事なことではあるんだと思いますけど。

思い過ごしなら、いいんですが。

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