私道の通行権

テレフォン人生相談
法律相談

テレフォン人生相談2015年7月20日、家の前の車1台通れる道は私道で弟所有の土地。駐車場まで出入りするために自宅の敷地を下げて通れるようにしてある。駐車場の反対側に空き地があり、そこに車2台の駐車場ができたのだが、出入りするために私有地を使っている。近くの駐車場が高くて少ないため、いろいろ探してそこを駐車場にしたとのことだが、私道を通るという話しは何も聞いていない。そのため親が私有地だから使えないと話しをしたが、空き地の持ち主か許可をもらっていると言っている。親は道を認められてしまうから使わせるなと言っているが、相談者は穏便に解決したいと思っている。回答者に中川潤弁護士。

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テレフォン人生相談2015年7月20日(月)

パーソナリティ:加藤諦三
回答者:中川潤(弁護士)
相談者:49歳男性 独身 70代の両親と弟39歳 4人暮らし

加藤諦三氏に〆の言葉「気の済むように解決するなら、トラブルは避けられません。トラブルを避けたければ、気持ちにしこりは残ります」

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

読むテレフォン人生相談

加藤諦三:もしもし

相談者:はい もしもし

加藤諦三:はい テレフォン人生相談です

相談者:あ すいません よろしくお願いいたします

加藤諦三:はい 最初に年齢教えてください

相談者:はい 49才

加藤諦三:49才 結婚してます

相談者:してません

加藤諦三:独身ですか

相談者:はい

加藤諦三:はい わかりました

加藤諦三:じゃあ 今一人で生活しているんですね

相談者:いえ 両親と

加藤諦三:両親と

相談者:弟

加藤諦三:両親と弟

相談者:はい

加藤諦三:弟さん何歳

相談者:39 

加藤諦三:39才ですか

相談者:はい 

加藤諦三:で ご両親は もう70代ですか  

相談者:はい そうです

加藤諦三:はい わかりました でどんな相談ですか

駐車場に至る私有地

相談者:はい 家の前に

加藤諦三:はい 

相談者:車1台通れる道がありまして  

加藤諦三:はい 

相談者:その奥にうちの駐車場がありまして  

加藤諦三:はい

相談者:今までは 家だけ まぁ通ってた道なんですが  

加藤諦三:はい  

相談者:その道を挟んで 反対側に空き地がありまして  

加藤諦三:はい 要するに 駐車場の反対側に  

相談者:反対側に…はい   

加藤諦三:空き地があるってことですね  

相談者:はい エーそこに 別な方に 車を2台 貸されたみたいなんですけども  

加藤諦三:はい そこ…空き地にじゃあ今2台車があるってことですね  

相談者:はい …はじめて その道というのが

加藤諦三:はい

相談者:半分が

加藤諦三:はい

相談者:町の道で

加藤諦三:はい

相談者:舗装されてるんですが

加藤諦三:はい

相談者:半分が私有地で

加藤諦三:はい

相談者:うちの 土地なんですけども

加藤諦三:はい

相談者:で まぁ そこの空き地に入るのに

加藤諦三:はい

相談者:その家の土地を通っていかなければ 入れない状態なんですね   

加藤諦三:はい  

相談者:そこを 通るようになったんですけども  

加藤諦三:はい  

相談者:家の方には何の連絡もなく  

加藤諦三:はい  

相談者:もういきなりまぁそこにとめられてしまったという形で  

加藤諦三:ということは この2台の車は必ずあなたの その半分の土地…  

相談者:私有地の上を通っていかないと  

加藤諦三:私有地の土地…はい  

相談者:もともと まぁあの歩道みたいなところを 家の土地の上を通っていく形なので  

加藤諦三:うん  

相談者:実際はそこは道としては使えないんですが  

加藤諦三:使えない はい

相談者:はい

加藤諦三:ああ そうですか  

相談者:はい   

加藤諦三:要する…  

私有地は使わせたくない理由

相談者:親の方がですね 結局そこをそういうふうに通してしまうと   

加藤諦三:はい  

相談者:そこはあの道として 見られてしまって   

加藤諦三:はい はい はい   

相談者:そういうことが ちょっと困るということで   

加藤諦三:あなたが心配しているのは そうすると 要するに ここを貴方が通るということを認めると この2台の車に   

相談者:はい  

加藤諦三:本来 自分の私有地である  

相談者:はい  

加藤諦三:所が他人が使用する 権利を認めたことに ならないか っていうこと   

相談者:はい そしてそれが道として 認められてしまうってことを 両親が  

加藤諦三:あ 道として 認められるんじゃないかっていう  

相談者:はいはい それをちょっと両親の方が心配しておりまして   

加藤諦三:ええ  

相談者:でも この2台の車の人も やっぱりなんか 駐車場が高くて いろいろ探して そこを見つけられたみたいなんですけれども  

加藤諦三:うん  

相談者:だからまぁ 小さい田舎町なので   

加藤諦三:はい  

相談者:あまりそういう嫌なことをしたくないので  

加藤諦三:うん なんかこう 穏便にに解決できれば   

相談者:そうですね いけばホントはいちばんいんですけども 親の方は もうそういうもう 頑なに そこを通られると そこは道として認められてしまうので   

加藤諦三:うん  

相談者:それはちょっと絶対ダメだって 頑なに  

加藤諦三:絶対に認められないと言いながら直接はこの2台の車の持ち主とか この空き地の土地の持ち主に  

相談者:はい  

加藤諦三:何か言っているわけではないんですね   

相談者:車の人には 一度言ったらしいんです  

加藤諦三:はぁ はぁ ここ通った…  

相談者:ここは 私有地なので  

加藤諦三:ええ  

相談者:通行はできませんよっていう形で言ったらしいんですが  

加藤諦三:はい

相談者:この車の方は その空き地の方に許可をもらってますので という話しだったらしいんですよ  

加藤諦三:う~ん 時々 道路にね   

相談者:はい  

加藤諦三:ここは私有地ですからっていう    

相談者:はい はい はい   

加藤諦三:看板かけてありますよね  

相談者:ええ はい   

加藤諦三:ま それはなかなか かけにくいわけですね 地域社会の中で   

相談者:ま それを書けばいいんでしょうけども 私の心情としては ホントはそこは貸してあげたいとは思うんですが  

加藤諦三:うん  

相談者:ま この土地のちょっと所有が私ではなくて 弟の物なので  

加藤諦三:あー   

相談者:はい ちょっとその辺のあれは 私がどうこう言える…  

加藤諦三:ちょっと アレですよね 2台とめてあるっていうのは 2台の駐車の権利は 届出として認められているってことです  

相談者:いや ちょっとそこがまだ はっきり ホントに 

加藤諦三:わかんないわけか  

相談者:この1週間 2週間の 間の話しなので ちょっとその辺はまだ分からない…  

加藤諦三:わからない  

相談者:はい  

加藤諦三:もしかしたら駐車場としては   

相談者:はい  

加藤諦三:この2台の車は ここを駐車という形で 届けられてないかもしれないわけだね   

相談者:まだちょっとそこまで どういう手続きをしてとめているのかは ちょっと詳しいことは わからないですが   

加藤諦三:ああ そうですか   

相談者:はい   

加藤諦三:ただまぁアナタとしては ご両親がそういうし   

相談者:はい  

加藤諦三:まぁ実際に   

相談者:はい  

加藤諦三:困ったもんだなっていうことですよね   

相談者:そうですね   

加藤諦三:はい わかりました 今日はスタジオに弁護士の中川淳先生がいらっしゃってますので  

相談者:はい  

加藤諦三:うかがってみたいたいと思います  

相談者:はい よろしく…

中川潤弁護士のアドバイス

中川潤:こんにちは 中川です   

相談者:こんにちは よろしくお願い致します  

中川潤:あの ちょっとその  

相談者:はい  

中川潤:具体的なね  

相談者:ええ  

中川潤:絵に描いてみた時の  

相談者:はい  

中川潤:イメージが 全然つかめないんだけども   

相談者:はい  

中川潤:えっと 奥に自分の駐車…  

相談者:奥は行き止まりなんですけども  

中川潤:ああ 奥にじぶ…  

相談者:奥は…はい…はい  

中川潤:自分の駐車場があると仰ったんじゃなくて

相談者:はい その道の…はい

中川潤:まず道を…道状の物を挟んで

相談者:はいそうです  

中川潤:相手の家とあなたの   

相談者:そう はい はい すいません

中川潤:あの お家があって

相談者:はい 奥が行き止まりです

中川潤:もっと手前に

相談者:手前にあのぅ 他の塀が立っているんですね その塀の…

中川潤:塀が立ってる 別の方

相談者:はい 別の その奥に そのしき…他の方の 今車2台とまってるところ 空き地が

中川潤:その空き地というの

相談者:はい

中川潤:要するにその道路状の物を挟んだ向かい側のことを 仰ってるわけね

相談者:はい はい

中川潤:はい で あなたの方が車をとめてるっていうのは その 道路挟んだ 自分ちの方の

相談者:はいそうです

中川潤:敷地にとめてると

相談者:そこにうちの 土地の方に とめてる

車が通れるよう敷地を引っ込めた

中川潤:で問題の その道路上部分の 半分が公有地で半分が私有地 って仰ったの

相談者:はい えっと はい 昔からの土地で

中川潤:はい

相談者:そこが歩道で 街が舗装してある部分があって そこが人が歩けるようになってるところなんですが その奥に車を止めるために

中川潤:はい  

相談者:敷地を引っ込めて一台 車を通れるように   

中川潤:あなたの方でしたわけですか  

相談者:はい下がってるんですけど  

中川潤:もともと 道路として使われてたんじゃなくて

相談者:はい

中川潤:あなたの方で

相談者:はい

中川潤:自分家に 車を置かんがため 入れんが為に  

相談者:はい  

中川潤:あのぅ へこまして  

相談者:そうです はい  

中川潤:開けた部分   

相談者:そうですね  

中川潤:そういうことなんですか  

相談者:はい はい それで そのだからあの通行 させてしまうとそこが道として認められてしまうっていうふうにずっとなんか…   

中川潤:当然にはならないですけども  

相談者:はい  

中川潤:当然にはならないんだけどもね  

相談者:はい  

道路の問題は厄介

中川潤:あの 道路の問題って 異常にやっかいなのは   

相談者:はい  

中川潤:ま車はちょっと特殊なんですけどもね   

相談者:はい  

中川潤:一般論として こういうことがあるんですよ あのぅー ちょっと車イレギュラーなんだけども   

相談者:はい  

中川潤:通路として 事実上 私有地を使わせているとするじゃないですか  

相談者:はい  

中川潤:ね そいで奥の人が出入り…奥の人も出入りしてると  

相談者:はい  

中川潤:そいで そのままの状態では あのぅ前が 本来の位置指定道路でもなんでもなくって

相談者:はい

中川潤:周知の事実上通路として使っているだけだから

相談者:ええ

中川潤:ね その奥の建物のお住まいの人はですね

相談者:はい

中川潤:現実の問題としては 接道義務満たしてないから 建築確認も取れなくて

相談者:ええ

中川潤:死に地になってると

相談者:はい

中川潤:というような状況は結構あるんですね

相談者:はい 

中川潤:で そういう場合に

相談者:はい

中川潤:ずっと その5年 10年 20年とね

相談者:はい

中川潤:あの いわゆる歩いて

相談者:はい

中川潤:あの 出入りですよ そこしかなくて 

相談者:はい

中川潤:ね それ以前に 特段なんか 特殊な 分割事情があってね

相談者:はい

中川潤:袋地で特殊な あのぅ通行権みたいなものが

相談者:はい

中川潤:法律上発生してるなんて状況がない場合 ない場合 

相談者:はい

中川潤:だとね そうやって事実上使っている時に

相談者:はい

中川潤:使っている側が

相談者:はい

中川潤:いいですかよく聞いてくださいね 

相談者:はい

中川潤:使っている側が 今まで5年 10年使ってきたから 契約もなんにもないんだけれども

相談者:はい

中川潤:通行券があるんだと

相談者:はい

中川潤:という訴えを起こしたら これ負けちゃうんです

相談者:ああ

中川潤:まずね

相談者:はい

権利の濫用

中川潤:ところがね 逆にあのそうやってずっと5年 10年と使…出入りに使わしてきてて

相談者:はい

中川潤:俺の土地だからっていうんで なんか仲違いしてね ある時に

相談者:はい

中川潤:喧嘩状態になって

相談者:はい

中川潤:もう今後は俺の土地使わせないって

相談者:はい

中川潤:なんか柵かなんか設けちゃって

相談者:はい

中川潤: 出入りさせないように するとですね

相談者:はい

中川潤:今度は  

相談者:はい  

中川潤:その 今まで使ってたのに 出入りが出来なくなっちゃう   

相談者:はい  

中川潤:状態にした事が   

相談者:はい  

中川潤:権利の濫用だ   

相談者:ええ  

中川潤:という形で相手がその実力行使したことに対して 権利濫用だと   

相談者:はい  

中川潤:いう形で訴えを起こすと それが通っちゃう  

相談者:ああー  

中川潤:で それが通っちゃうが故に   

相談者:はい  

中川潤:その妨害物は撤去しなきゃいけなくて  

相談者:はい  

中川潤:その反射として   

相談者:はい  

中川潤:権利濫用だから 通行権としての権利まではないけれど   

相談者:はい  

中川潤:妨害行為までやったら権利濫用だということで   

相談者:はい  

中川潤:結局 妨害物の撤去までは命じられて 事実上 通れる状態に 反射的効果としてね   

相談者:はい  

中川潤:なるという そういう通行の問題って物凄くやっかいな  

相談者:あー  

中川潤:問題があるんです  

相談者:はい  

中川潤:いわゆる通行権レベルね 通行権 というのはだけど車の問題ではないんです 車まで入るとか そんな問題ではないんですね   

相談者:ええ  

中川潤:で通行権レベルで 実は今みたいな 真に難しい問題 があります  

相談者:はい  

中川潤:で ましていわんや 車を日常的に通してたから それをを妨害したから それが権利濫用だとまで 当然言えるかとなると ちょっと若干 利用形態がグレードアップしますんで   

相談者:はい  

中川潤:そこまで 権利濫用だと言えるかという 問題はあるんだけれど   

相談者:ええ  

中川潤:似たような問題状況が 現にあなたは使ってて で向こうは使ってて何の差支えもないじゃないかと   

相談者:はい  

中川潤:だから 向こうから積極的に ここは何の契約もしていないけれど おたくの私有地だけれど 何らかの権限があるって訴えってきたら向こうは負けます  

相談者:はい  

中川潤:契約も何もしてないんだから   

相談者:はい 

中川潤:地役権設定もしてないんだから  

相談者:はい  

中川潤:だけど 仰るように 積極的にその車が入れない状態 にした場合は ちょっと今の状況ってのは あなたの方は車が入れないと困るわけだから 向こうの車を入れないようにしてしまうわけにはいかないので   

相談者:はい  

中川潤:そこまではいかないけれど 仮に あなたの方が車を使わない状態にして 向こうの車 入れないようにオヤジさんがね   

相談者:はい  

中川潤:もううちの車は別の駐車場を借りて   

相談者:ええ  

中川潤: ね 柵でも作っちまうと   

相談者:はい  

中川潤:やった時に 場合によってですよ その実績が5年10年と経つと   

相談者:はい  

中川潤:権利濫用だという風に言われる可能性は 出てくる  

相談者:はい ええ  

中川潤:だけど 権利濫用だと あのぅ通さないことが権利濫用だと 言われる可能性はでてくるけれども   

相談者:はい  

中川潤:さりとて通行権が発生するわけではないです  

相談者:はい  

中川潤:ましていわんや 車両通行権まで発生するわけじゃないですよ  

相談者:はい  

中川潤:そういう真にややこしい話し  

相談者:ややこしい  

中川潤:とってもややこしい話しではあるんですよ   

相談者:ええ  

中川潤:だから結論だけ言うと あのこのままの状態で 積極的に車両の通行権が発生すると いうことは起きませんけれど   

相談者:はい  

中川潤:だけど ま車両だから当然に そうなるかどうかは 単なる出入りの あの歩いて出入りの場合とは違って   

相談者:はい  

中川潤:あのー 違うけれども 場合によってはそれを長年 認めることによって   

相談者:ええ  

中川潤:妨害したことが ね  

相談者:権利濫用  

中川潤:権利濫用嫌だと  

相談者:はい  

中川潤:実績を背景にしてね   

相談者:はい  

中川潤:というふうに言われる余地は リスクは出てくるはず   

相談者:はい  

中川潤:それで負けちゃうかかどうか までは わからないけど 少なくとも そういう訴えを起こされるとか   

相談者:はい  

中川潤:いう可能性はリスクは あのぅ だんだん膨らんでイキます  

相談者:はい  

中川潤:という状態です   

相談者:はい わかりました  

中川潤:そういうことなのよ   

相談者:はい  

中川潤:うーん よくちょっと 弟さんと相談してさ   

相談者:はい  

中川潤: もうあなた達の代なんだから  

相談者:はい  

中川潤: 親父さん うんと 俺達はこうするよと  

相談者:ええ  

中川潤: いう事で はっきりさせたほうがいいと思いますよ   

相談者:はい  

中川潤: あのぅー 穏やかにしたいって気持ちはわかるんだけども  

相談者:はい  

中川潤: あのー それは話し合いを穏やかに ね  

相談者:はい  

中川潤: 理を尽くしてお話しになれば   

相談者:ええ  

中川潤: いい事で あんまりなぁなぁでほっとくっていうのもよくないですよ   

相談者:ああ はい   

中川潤: 早目にお向かいと 話しされたらどうです  

相談者:はい はい  

中川潤: と思います   

相談者:わかりました はい   

中川潤: よろしいですか  

相談者:はい すいません ありがとうございます

加藤諦三氏のまとめ

加藤諦三:はい どうも失礼します

相談者:失礼いたします

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