夫の借金離婚

テレフォン人生相談
夫婦関係

2年前に夫の借金が発覚した。妻にが内緒で足らない生活費を夫の身内に借りに行ったことが耳に入る。それを聞いた妻が、身内に相談すると離婚しないと付き合いをやめると言ってきた。理由は相続財産を狙われるかもしれないからとの事。夫のことが好きなので離婚したくないと決断する妻、結婚して35年間、家計は全部夫が管理していて夫の給料や退職金のことなどもまったく知らない。生活費は一切貰っていないと独白する妻。食事の献立は夫が考え、買い物も夫、食事を作るのもほとんど夫で、妻はたまに手伝う程度。十数年前のリーマンショックで倒産した会社に投資していた夫、その時に数千万の借金をしたようだ。夫は公務員だったが今は退職し嘱託で働いてる。年金もあり生活はどうにか出来ている。これから先の身の振り方に悩んでいる妻。

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テレフォン人生相談2016年3月3日(木)

パーソナリティ:柴田理恵
回答者:坂井眞(弁護士)
相談者:54歳女性 夫66歳 婚姻35年 妻19歳、夫31歳で結婚

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送される相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
その為、情報不足になり捉え方によっては、他者と違う感想になることもありますが、それらはリスナーの環境や体験談が代わって補うためと思ってってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になる場合があります。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

投資失敗で借金、離婚を迫られる

十数年前のリーマンショックの頃に投資失敗し数千万の借金を作った夫、妻には一切内緒にしていた。生活費に困り、夫の身内にお金を借りに行ったことで発覚。その事を妻が身内に相談したところ、離婚を迫られ、夫は妻の財産狙いだと決めつけて、離婚しないのなら縁を切ると言われる。

夫の借金発覚

2年前に主人の借金が発覚、家計の一切を主人が握っているので、給料や退職金がいくらなのか聞かされていない。
家計のやりくり全部を主人が行っていた中で、借金まで作っていた。

定年退職して、今は嘱託として働いている夫、借金の金額は定かではない。
十数年前に投資に手を出して、リーマンショックの時期に投資先が倒産し、かなりの借金を背負う事になった。
借金の金額は、数千万、何千万とあるらしい。

主人は公務員で、階級もそこそこ、勤続年数も長かったので、退職金は3000万円はあったと思われるが、相談者(以下妻という)は、退職金はおろか給料も教えてもらってないので、さっぱりわからない状態、夫はその退職金を全て使っても、未だに借金を払っているらしい。

家計の一切を夫が管理

退職金も無くなり、退職もして、今は何でその借金を返しているのか?と問う柴田理恵。
嘱託と、年金でなんとか食べさせてもらっている。
家計は主人が全部やっているので、その状況さえ分からない。

2年前まで、妻もパートに出ていた。
生活費を夫から渡されて、生活のやりくりをしていたわけではない。
生活費は一切もらっていない。夫がお買い物から全部をやっている。

味噌を買う、野菜を買うなど、一切合切夫がやっていて、妻には10円たりとて渡していない。
結婚して35年、夕飯の献立は夫が考えて、買い物は全部夫が買いに行き、食事を作るのはもっぱら夫で、妻はたまに作るぐらい。

妻は何もしなくてよかった。
すごく気楽に、歳の差もあり甘やかされて、それに胡坐をかいていた部分もあり、自分も責任を感じている。

離婚を迫る妻の身内

借金発覚は、2年前に主人の身内から、うちにお金を借りに来たというのが耳に入り分かる。
いっぱいいっぱいの生活の中、生活費が必要だったようで、妻に内緒で身内の方にお金を借りに行き、それで初めて借金があることを知った。

その事を自分の身内に相談したところ、それは夫婦ではないから、別れるべきじゃないかと言われる。身内というのは、自分の親兄弟。
そんな扱いをされているのは夫婦ではない。それはあり得ない、散々甘えてきたのだから、自立しなきゃ駄目だと、離婚をする方へ考えなさいと言われた。

縁を切る

2年前に発覚してから、離婚がどうのこうのと、半年ぐらい揉めたが、夫の事が嫌いではなかったので、決断がつかず、もう少し夫とやってみるという決断を下す。
これが1年半ぐらい前の話しで、身内にとっては、少なからず妻の実家側には、昔からの財産があるということで、それを狙われているのではないかと、言われている。
だから、離婚しないと、妻との付き合いも断つと言われる。

妻の身の振り方

1年半前に、もう一度やり直したいとなった時、これまで黙っていたお金のことを、悪かったからと、これからは打ち明けて、なんとか二人でやって行こうという話しにはならなかったのか?と柴田理恵。

それがならなかったと妻、申し訳なかったとは言うが、今まで自分で頑張って返してきたのだから、これからも自分でなんとかやっていけるようにするからという感じ。
では、私は何の為にいるの?と夫に伝えると、今まで通りだったら、これからも何とかやっていける、の一点張りの夫。

今日の相談は、借金のあることを、どうしたいのか?それとも夫婦関係の事なのか?と柴田理恵。
自分の身の振り方が分からなくなったと妻。

納得できる答えを整理して考える

投資失敗が招いた夫婦の危機だが、借金は返すしかないし、離婚するかしないか決めるのも夫婦。第三者に自分の資産の使い方をとやかく言われる覚えもない。事象を整理することで、自分が納得できる答えを導きだす。

借金は返すしかない

いろんなことがありそうでいて、いくつかに整理することができる。
①借金が出来てしまっているらしい。
間違いではないと妻、できたものは仕方ないと坂井眞。
中身がわからないのは問題、夫自体も、自分の現状が分かっていないようだと妻。
借金があるのは楽しい話ではない。借金は無い方がいいが、出来たことは仕方ないので、返済するしかない。と考えるしかない。
悩みの種だが、失くすことはできない、あるのだから仕方ない、返すしかないと心の整理をつける。

夫婦生活のこれから

②長い結婚生活の中で、家庭の経済的なことは全部お任せ。
借金ができたことで、甘え過ぎたかなと仰っていたが、ある意味、他人任せ。
安心できるのはいいことだが、逆に危機の時は、夫婦で話さなければならないのに、夫の方が歳の差のせいか、自分で全部やるんだと、借金作っても相談しないで、退職金を全部それに充ててしまい、まだ返している。
これは夫婦の在り方として、あまり望ましくない。
こういう夫婦の在り方を、妻が変えるのか、変えないのか、決めなければならない。

離婚を決めるのは夫婦

③離婚の話しがでたが、妻から言い出した事ではなく、最初は身内の方から言われた。
身内に借金が出来たことを相談したら、それはダメだ、自立しろというのは筋の通っていない話し。
離婚するかどうかは、妻と夫が決める事、妻の身内が口を出すことではない。
妻が、自分のこれまでの生き方に問題があったと、こんな借金があって、全然相談してくれない夫婦関係は問題があるから、自立してやっていこうと思うと、相談したのならいいが、あなたは自立しなければならないから離婚しろ、自立と離婚は別の話し。
自立して、これからは夫と一緒に家計の問題を相談してやっていくんだと、これを夫に言ったら、俺は嫌だ、俺が全部やるんだと言えば、離婚の話しにまで発展するかもしれない。

ここまでの簡単まとめ
①借金ができたのは仕方ない
②35年間の夫婦生活はこれで良かったのだろうか、これからどうしよう
③離婚の話しは夫婦が決めることで、周りの人がああしろ、こうしろと言う話しじゃない。

資産の使い道は自分が決める事

④身内の悪口を言うわけではないが、誰の為にそれを言ったのか。
妻が相続した財産を、夫が狙っているのではないか?と。
別れないと、妻とも付き合わないぞ、というのは誰の為にアドバイスをしているのか?という話し。
助けてくれるのか、追い詰められるのか、分からなくなったと妻。
そういう処も別の話しだと、アドバイスの中身も、全然違った観念から言っている。
仮に、資産があって妻が相続したとして、その資産をどう使おうが、それは妻の勝手。
どう相続するかは、身内にも関係する話しだが、相続した物を、大好きな夫の為に使いますというのは、それはそれで妻の勝手。
これを言われて、大好きな夫と別れるというのは、変な話し。
後から、お金のことでなくて、後悔しそうだと妻。
妻が、夫が好きだからと、離婚しなかったのは正解だと思う。自分の気持ちで、自分たちの事を決めているから。

自分で納得できる生き方を

⑤借金作ったことも話してくれなくて、これから、好きな夫とやり直そうと思うけれど、ちゃんと考えて欲しいと言ったら、夫がこれからも自分がやっていくと言われたら、自分のこれからの生き方は、どうしようという事になってくる。
こちらが、考え方を変えるのに、夫が考え方を変えてくれないのなら、③の問題で、この人と一緒に居ていいんだろうか?という話しになる。
好きなんだから一緒にいよう、優しい処もあり、頼りがいがあるけれど、いつまでも子供扱いしないでください。ということ。
19歳と31歳で結婚し、子供と大人とまではいかないが、社会経験の差は大きい。しかし35年の間に、社会にも出て、人生経験を踏んで、いつまでも19歳のままではない。
これを分かってもらえないと、ありがたいと思うこともたくさんあるが、こういう苦しい状況の中で、一緒にやっていけないという事もあるかもしれない。
そこで悩んでいると妻。

果たして自分は、この夫と、こう言われてやっていけるのか?と。
兄弟が財産を狙っているとかとは、違う話し。

こうやって分けて、これからどうしていけばいいのか、考えていくべきだと思う、と坂井眞。
これで、いくら話をしても、夫が妻のことを、いつまでも子供扱いし続けるのだったら、妻として、とてもやっていけないと思うかもしれない。

この答えは、一つではないと思う、と坂井眞。
あなたは、どうしたいのか、良く考える。
それでも、そういう処は不満だけれども、自分にとってかけがえのない人だと思えば一緒に居ればいい。

どちらの答えもあると思う。
自分で、納得できるかどうか、整理して考えて下さい。

現実を見る

坂井先生の仰ったように、整理して、きちんと現実を見つめて、と連呼する柴田理恵。
現実をしっかりと見ないといけないと、妻。

管理人のちょっとひと言

坂井先生が整理してくれた事に沿って、自分の気持ちをまとめるだけ。
何も難しくはない、答えまで準備してあります。
どちらを選ぶかは、決まってるでしょうけど。

公務員で、階級、頭が堅い、ってくれば、なんとなく職業も察しがつきます。
31歳で19歳の奥さんですものね、手放したくなかったんですかね。
それとも歳の差に、引け目を感じていたのかな。

何もしなくてもいいから、傍にいてくれってことで。
だから、何千万もの借金を作りながら、生活のレベルは落としていない。
落とせば、奥さんに愛想を尽かされるとでも思ったのか、必死だったんでしょう。

で、変な責任感の強さが、妻には絶対に迷惑をかけたくない。
だから、妻が寄り添ってきても、自分の気持ちは変えなかった。
良し悪しは別として、居ますよね、こういう人。

妻も妻で、夫に寄り添おうとしてます。
身内からね、付き合いを止めるとまで言われて、旦那、まだ借金抱えてますから。
それなのに、旦那を選択したって、いい奥さんじゃないですか。

まあ、それだけ可愛がってもらっていたんでしょう、
逃げ出したって、誰も咎めないのに。
でも、旦那の気持ちが、変わらないから、こんな私は必要なの?ってなりますよ。

要するに、旦那は妻が、傍に居てくれさえすればいい。
妻は、あなたの役に立ちたいの。
という、お話です。

借金なければ、ただののろけ話。

旦那が、自分だけで頑張るっていうのなら、勝手に仕事探して、お金貯めて。
まとまったお金ができたら、旦那に突き付けて。
受取ってくれなかったら、離婚します。って言えばいい。

頑張って、借金返してね。

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