認知症の姑に家族はどう対応するか

テレフォン人生相談
認知症

テレフォン人生相談2016年4月5日、長男である主人は家を出て、次男夫婦が家を継いで舅姑と同居している。その姑が認知症になってしまい要介護3の状態。舅は最期まで家で介護をして看てやりたいと考えているようだが、主人を始めとする子供達は、各々の生活もあるので、ある程度の段階まっできたら、専門家に任せたいと、あらかじめ施設を探しておこうと言っている。弟夫婦が姑の世話をする時、言葉がきついと舅は言い、これまでは、姑が頑固な舅と弟夫婦の仲をとりもっていたのだが、できなくなり、今はコミュニケーションが取れていない。姑を抱え込んでしまって、世話をさせない舅、何か問題があると近所に住む妹の家に行ってしまう。板挟み状態で妹も困っている。何も言わない主人、どうすれば、舅姑を包み込んで、弟夫婦の手助けをできるだろうか。

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テレフォン人生相談2016年4月5日(火)

パーソナリティ:柴田理恵
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
相談者:49歳女性 夫50歳 離れて暮らす 舅78歳 姑74歳(認知症・要介護3) 同居の義弟47歳 嫁45歳 子供3人 近くに嫁いだ義妹44歳

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

柴田理恵聞き取り「認知症の介護、家族の対応」

姑が認知症になり、舅は家族みんなで介護するのが当たり前と思っているが、子供達は、ある段階まできたら施設へと考えている。頑なな舅への対応と、家族はどう手助けすればいいのか。

認知症の姑の介護

主人の父と母なんですけれども、母の方が認知症になってまして、その介護について親戚というか兄弟の間で困っているんです.

主人は長男なんですが、家は出ておりまして,家は弟夫婦が継いでおります。
それで弟夫婦が、父と母と結婚した時からずっと同居して、今も一緒に暮らしてくれているんですけれども、母の方が認知症になって、弟夫婦と父とで介護してくれているんですけれども、父と弟夫婦の間でコミニケーションがあまりうまくいっていなくて、父が最後までずっと家で看てやりたいということを考えているようなんですけれども、主人をはじめ子供たちは、それぞれ生活もあるし、やはりある程度の段階ができたら、専門家にお任せできるように、あらかじめそういう施設も探しておかなければいけないと言うんですけれども・・・と相談者。

両親は次男のところで同居していて、どういう問題なんですか?と柴田理恵。
舅はあまり人の言うことを、受け入れられない感じで、と相談者。
頑固なんですね、と柴田理恵。

認知症になった姑が家を回していた

頑固なんですかね、自分が代々家を継いでやってきたという気概もあるもんですから、自分が間違ってるっていうことを、一切、認めない感じなんです。
今までは、お母さんが弟夫婦と、お父さんの間に入って、すごく家を回してくれてたと思うんですね、それが、お母さんという存在が、その役目が果たせなくなっている。
それでも、お父さんと弟夫婦が、直接やらなければならない状態、と相談者。

私も離れて住んでいるもんですから、今までよく知らなかったんですけれども、これまでに色々・・・一緒に生活しているといろいろありますよね、感情的にも、許せない事とか、いろいろあって、それが積もり積もったうえで、今、この大事な時になって、お父さんが、お母さんを抱え込んじゃうというか、と相談者。

手だし口出しできない弟夫婦

ど、どうしたいと言うんですか?その、認知症の・・・と柴田理恵。.
弟夫婦は、言葉がきついって、お父さんは言うそうなんです。
もっと優しく言ってやってくれとか言うらしいんですけど、でも、弟嫁と私もよく電話で話したりするんですけど、弟嫁としても、お婆ちゃん、お姑さんが、いいような、生活できるようにしていこうと思って言ってることを、お父さんは、まるで虐めているかのように、厳しい事を言ってるかのように、受け取ってしまって、で、何にもしてくれるなって言うそうなんですね、と相談者。

だんだん、弟嫁も、手出し、口出しが出来なくって、それで、ちょっと突き放して離れて接するような、感じらしいんです、と相談者。

えっ?でも、お婆ちゃんの介護って、認知の要介護は、どれくらい?と柴田理恵。
えっと、3って言ってたと思うんですけど、と相談者。

3だとでも・・しものお世話とか・・・と柴田理恵。
まだ、そこまでは行ってない。お風呂も、あまり入りたがらないそうですけど、一人で入って出てくるそうなんですね。
着る物や何かは、用意しておいてあげないといけないけども、トイレは、まだ全然大丈夫、と相談者。

そうしたら、徘徊とか、そういう問題とかは?と柴田理恵。
気に入らないと、プイと出ていってしまうそうなので、お爺ちゃんが後をついていくそうなんですけども、と相談者。

家族みんなで世話が当然

今のところは、お舅さんだけでも、面倒みていられる感じなんですか?と柴田理恵。
うん、でもお爺ちゃん、最近、フラフラなんですけどね、と相談者。
うん、まあね、だって、お歳がお歳ですもんね、と柴田理恵。

お爺ちゃん、つまりお舅さんとしては、お姑さんを自分で、介護したいなと、思ってらっしゃる?と柴田理恵。
というか、今までお婆ちゃんが、一生懸命盛り立ててきた家なので、家族みんなで、世話をしてやるのが、当然だと思っているんですよね。
それはそうだな、と私も思うんです。

でもやはり、認知症の場合は、限界はあるかな、と私は思うんです、と相談者。
確かにね、なるほどね、と柴田理恵。

何か手助けできないか

妹が近くに嫁いでるもんですから、お爺ちゃんは、なんかあると妹の所へ行っちゃうんですね、と相談者。
それでまあ、お嫁さんとしたら、たぶん、お爺ちゃんと娘の間で、いろいろ言っとるんやろうって、あまりいい気分ではないようなんですよね。

妹さんは、どういうふうに仰ってるんですか?と柴田理恵。
妹は、板挟みになって、すごい苦しんでます、と相談者。
お爺ちゃんも、長年連れ添ってきた自分の家内が、そういう認知症にかかって、今までのような、もの凄い気働きのできるお母さんだったので、そういう事が嘘みたいになっちゃって、「毎日、ショックの連続だ」ってお爺ちゃん言うんです、と相談者。

まあ、そうだろうな、と思う、お爺ちゃんの人柄も、難しいのは難しいんですね、だから、一番気心のしれるっていうか、そうよねって言い合えるのは弟嫁なので、弟嫁に何かこう、手助けっていうか、助けになるような事が、してあげられないかな、とそれで悩んでいるんです、と相談者。

どう折り合いをつけていけばいいのかって、それを長男のお嫁さんであるあなたが、心配してみてらっしゃるってことですよね、と柴田理恵。
なんかいいアドバイスないかと。

マドモアゼル愛アドバイス「客観的に介護の現状を考える」

このままの状態だと、お爺ちゃんも倒れてしまうと、マドモアゼル愛。二人の世話をすることになり、影響は皆に及ぶ。客観的に介護の現状をみて、どうするかみんなで考えるべき。

何ができるか

はっきり言って、私はここまでの具体的な事はできるとか、いう事を、みんな持ち寄った形で、今後の事を話し合わない限り、あんまり意味がないと思う、とマドモアゼル愛。

私一人が、ああだ、こうだ・・・と相談者。
ううん、長男の嫁も、私は週に3回はお昼作りに行くとか、何等かの貢献できる具体的なものを持って話し合わない限り、絵は作れないと思う、とマドモアゼル愛。

はい・・・フッーっと、大きな溜息をつく相談者。
そうすれば妹も、もしかしたら以外と違ったことを言い出すかもしれない。
「あ、それじゃあお爺ちゃん可哀想だ、私はじゃあこうする」だとか、とマドモアゼル愛。

もう、お爺ちゃん78で、先長くないから、別にイイ思いさせてあげる事ができないまでも、自分の家を残して、そいで跡を継がせて、そんな中で、お婆ちゃんの面倒も看て、そして、そこの中で絶望感と、なんか冷たい視線の中で生きていく人生で終わらせたら可哀想だと思うよ、とマドモアゼル愛。

それはやっぱり、長男、次男が共に、中心になって、働かなくちゃいけない、そのための何かアドバイスなりを、あなたの方から言ってあげるとかっていう事が大事だろうね、とマドモアゼル愛。

お爺ちゃんが倒れちゃう

そうするとその、実の子である、うちの主人と弟と、相談するっていうか、と相談者。
やっぱ、必要だと思う、それ、とマドモアゼル愛。
後ろで、「うん、うん」同意する、柴田理恵。

このままじゃあこうなっていく、お爺ちゃんもいつかこのままじゃ、倒れちゃう。
そうしたら、二人倒れたら、次男夫婦だって、看なくちゃいけないんだよ、そうしたら、とマドモアゼル愛。

その時、話せないよ、そうしたら、あなた方夫婦もそうなると思うよ、やっぱり。
だからここは、嘘でない垣根ない、共有の問題として、考えていくということで、乗り切る以外ないと思うのね、とマドモアゼル愛。
「うん、うん」同意する柴田理恵。

その時、何も自分はマイナス要素もなにも出す必要のない形の人が、あなたの事、けして悪く言ってるんじゃなくてね、そういう立場で、ああだこうだ、こうした方がいい、ああした方がいい、って言ったって、あの人が可哀想だって言ったって、それはちょっと違うんじゃないかなって気がするの、とマドモアゼル愛。

うーん、そうですよね、と相談者。
進まないと思うんだよね、とマドモアゼル愛。

妹を動かす

私もあの、差し出た事を自分はしている・・・と相談者。
いや、差し出ては・・いかに素直な思いとして言ってるの、分かるので、それはそれでいいんですよ、その次のプロセスだよね、とマドモアゼル愛。

そうすると、私が出来る事って、主人を動かす事ですか?と相談者。
そうです、僕は説き伏せて、これはあなたの問題だし、お爺ちゃん可哀想だし、私から見ると、弟の嫁も可哀想なんだよ。
お爺ちゃん、このままだと倒れちゃう可能性あるよと、マドモアゼル愛。

そうですよね、ちょっと客観的に、今の事態を、考えなきゃいけないなって思うんですけど、と相談者。
そうね、それから具体的に妹さんとかに電話とかをして、お爺ちゃんを助ける、ちょっとニュアンスとした立場で、このままじゃ倒れちゃうよと、いう事で、妹からお爺ちゃんを動かすってことが、できると思うよね、とマドモアゼル愛。

妹っていうのは、主人の妹?と相談者。
44歳の妹、とマドモアゼル愛。

44歳の妹はやっぱり、一番、お爺ちゃんの事、心配しているに決まってるじゃない、だって、とマドモアゼル愛。
ああ、なるほど、妹からお爺ちゃんの方に、アプローチしてもらう、ああ、なるほど、と相談者。
うん、このままじゃ、お爺ちゃん倒れちゃうよと、いう形で、アプローチしていくのがいいんじゃないかな、とマドモアゼル愛。

そうですね、と相談者。
長男の嫁として、よく気付いてくれたと思うのね、やっぱりね、とマドモアゼル愛。

父と母が凄く好き

いやあ・・・、私、あの、主人の父と母がすごく好きで、この父と母の、子供にしてもらえるっていう思いで、主人と結婚したのがすごく嬉しかったんです、と相談者。
なので、もうあの・・・本当に、あと何年一緒に・・・と相談者。

何年やれるか、わかんないよね、とマドモアゼル愛。
この世に、いらっしゃるか分からないんですけど、なんかいい形で・・と相談者。
そうだね、終えたいよね、とマドモアゼル愛。
というのがあるので、なんかできないのかと思うんですけど、なかなかその、なんて言うんですか、男の子と父親の関係っていうんですか、が、凄く頑なで、黙り込んでしまう、動こうとしないんですよね、と相談者。

突破口は、妹さんかもしれないね、とマドモアゼル愛。
ああ、そうですね、と相談者。

柴田理恵まとめ「みんなで包んであげる」

弟さんのお嫁さんとかがね、自由がなくなるって言うのはかわいそうだから、そういう時には、こうした方がいいんじゃないとか、その時に兄弟3人で、相談し合うというか、あなたの旦那さんと、弟さんとお嫁さんと、妹さんと妹さんの旦那さんと、これだけでみんなで、まず話してみるのが、一番いいんじゃないかな、と柴田理恵。

そうですね、と相談者。
お爺ちゃん、守ってあげようよ、と柴田理恵。
それは、お婆ちゃん守ることと、一緒ですわ、きっと。

私、諦めかけてたんですよね、主人は黙っちゃうし、なんか私は、離れて住んでいるもんですから、そう毎日毎日は行けないし、と思って、と相談者。
このまま、なるに任せるしかないのかなぁとか、残念だなぁ、で終わっちゃうかなと思って、ちょっと諦めかけてたんですけど、と相談者。

そんなことない、と柴田理恵。
でも、そうですよね、うん、あの、みんなでやっぱり、お爺いちゃん、お婆ちゃんを、こう、包んであげないといけないと思う。と相談者。

そうですね、ホント、そう思いますわ、と柴田理恵。
頑張ります、と相談者。
はい、頑張ってくださいね、と柴田理恵。

管理人のちょっとひと言

他人事だから、弟嫁を気遣うことができるのか、それとも、本当に気遣っているのか?
こんな書き方すると、ズルイって言われるかもしれないけれど、その両方なんだろうと思う。
心の余裕がないと、言えないんじゃないかと思うけど、時にはいるので、本人は心の底から言っているのかもしれない。

なんなら、うちで面倒看ましょうかって言えれば、本物なんだろう。
絶対に言わないだろうけどね。
この、私は関係ない場所に居るっていう安心感と、一番、負担の少ない立場っていうのがね。

3兄弟、3家族の中でも、旦那は長男だし、弟夫婦は、言わずもがな、妹夫婦は、近所ってことで、舅が来るわけだから、気を遣うよな。
何もないな、この人・・・
でも、その分、一番冷静でいられるのかもしれない。

実質、老々介護をしようと舅は言ってるわけだけど、
これがまた、認知症の種類によるけど、無理じゃないってところがポイントかもしれない。
大変だけどね、それこそ、かなりの負担は間違いない。

徘徊しそうだし、そうなると舅が面倒看るって言っても、ご近所迷惑なんだよね、誰も何も言わなくてもさ。
おそらく、ケアマネとかが姿を現したら、早く施設に入れた方がいいって、近所から言われるだろう。
勝手にそんなこと、できないから、弟夫婦も、肩身が狭くなってしまうかもね。

そうなる前に、マドモアゼル愛先生が言うように、3兄弟でまず話し合っておくべき。
それほど、打てる手があるわけじゃない。
選択は、在宅介護か、施設に入れるか、二択しかないんだから。

お金の絡んだ、家族の問題だから、そこんとこだよね。

ところで、もう一つ、離れて住んでいるから、毎日毎日は行けないって言ってるけど、その前に行動しないの?
旦那か、妹に言ってもらって、週に1回とか、月に数回とか、行ってないのかな?
長男の嫁とは言っても、他人だから、そこは下手な口出しできないだろうけどさ。

家庭毎に、家族って問題を抱えている。
当事者でなければ、分からないことなんか、たくさんある。
それだけに、兄弟姉妹が居るのなら、親を絡めて、話し合っておくべきだよね。

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