うつ病で夫婦仲悪化

テレフォン人生相談
心の病気

6年ぐらい前に病院で鬱病と診断、長期休養を薦められる。兆候としては10年ほど前から、会社に行かずに1日外で過ごしてさぼるようになっていた。それまで仕事は順調だったが、自身は昇進試験に落ち下の者が受かり昇進。その躓きから調子が悪くなる。通院し薬の飲んでおり、これまでに3回の長期休養(休職)をしている。うつ病に無理解の妻との夫婦仲が悪くなる。口喧嘩が多々あり妻からは「いつまで休んでいるの?」「どうするの?」とか言われ離婚を考え妻に告げるもパート収入だけでは生活に困ると言われる。先行きを悩み自殺しようと思い富士の樹海、青木ヶ原樹海に入り睡眠剤で自殺未遂をするも二晩して戻って出れてしまい警察に保護される。夫婦喧嘩で一晩くらい家を出ることがちょくちょくあったので妻は驚かない。離婚すべきかどうか背中を押してもらいたいと相談電話。

スポンサーリンク

テレフォン人生相談2016年2月23日(火)

パーソナリティ:今井通子
回答者: 三石由起子(作家・翻訳家)
相談者:49歳男性(会社員 鬱病で3回目の休職中) 妻48歳(パート) 長男22歳 長女18歳

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

うつ病で夫婦仲悪化

10年前の昇進での躓きが原因でうつ病を発症。6年前に病院で診断され以降、通院して薬を貰っている。3度の長期休養期間中、うつ病に対する妻の無理解から夫婦仲が悪くなる。離婚を考え告げるも困ると拒まれそのまま。これからの先行きを思い悩み自殺未遂をする。

昇進の躓きで鬱病に

うつ病で通院していて、それに関して色々相談したくて電話した。
6年ぐらい前から病院に行っている。
10年ぐらい前から兆候はあり、会社をさぼる、1日外で過ごしていたりして会社に行かなかったのは、うつ状態ではなかったか。医者に行ったのが6年ぐらい前のこと。

それまでは、仕事も順調だったが、ちょうど10年ぐらい前に昇進の事で躓いてしまった。
10年ぐらい前に、会社をさぼるようになった原因があったのね?と今井通子。
その原因は、自分より下の者が先に昇進、自分も昇進試験を受けたが落ちてしまった。

それから、ちょこちょこと有休を使って休んだりして、6年前にどうしても我慢できずに、長期で休みたいという話しで病院へ行ったら、鬱なので長期で休んだ方がいいと言われた。
それで6年前から、鬱で通院して、薬も飲んでいる。
今の調子はどう?と今井通子。

夫婦仲悪化の原因・妻の無理解

今の状態としては、会社の事も多々あるが、それと共に10年位前から夫婦仲も悪くなっていて、口喧嘩もするようになる。
今回の長期休業(休職)は、3回目。1回目、2回目の時は、「いつまで休んでるの?」「この先、どうするの?」という話しも出てきて、そういうのも嫌だった。
今回は、仕事の事もそうだし、家の事も理由としてあると、妻に言うと「私に原因があるなんて、初めて知った」みたいな事だった。

妻にそういう事を伝えて、このままだといけないから、先の事をどうするか?話したいと言い、離婚の事も視野に入れているみたいな所までは、話しをした。
その時に妻は、今離婚すると、パート代だけでは生活できないし、子供の事もあるので、離婚できないね、みたいな話でその時は終わっている。

この先の悩み・折れるしかないか

今、会社を休みだして3ヵ月目になる。
このまま、ずっと休んでいるわけにもいかない。
先の事を考えるにあたって、この先、どうしたらいいのかな?という事を相談したい。

今、あなた自身としては、職場に行きたいと思っているか、それとも往きたくない?と問う今井通子。
今は、正直言って、行きたくないと相談者。
家の事で、クリアになっていないので、仕事していても、そればっかり考えてしまうだろうから、仕事にならないと思うので。

これに対しては、解決法はない?という今井通子の問いに。
自分が折れるしかないのか、と思うが・・・
折れるというのは、今の状況を受け入れて、離婚せずに、このまま過ごしていくしかないのかなというふうに思う。

背中を押してもらいたい

受け入れるしかないというふうに、思えるようにはなってきたのねと今井通子。(まとめのポイント)
3ヵ月前は、それも思えなくて、死にたいと、この世から消えて亡くなりたい衝動に駆られてしまった。

子供達は、どう思ってるかしら?と問われ、どう思っているか聞いた事がないので、わからないと相談者。
あんまり、喋らない。
あえて、触れないようにしているのかもしれない。

今日の相談は、この先、本当に離婚するのがベストなのか、このままの状態を維持していくのがいいのか、自分の中でわからない。
相談というか、ちょっと背中を押してもらいたい。どちらの方向かを、導きだせればいいと思う。

妻の無理解に悪意無し

青木ヶ原樹海で自殺未遂をした相談者。消えて亡くなりたい。そう思ったが、戻って来てしまったと言う。警察に保護され、迎えに来てくれと言われても、あまり驚かなかった妻。妻は鬱病を分かっていないと三石由起子。悪意はないのだから、きちんと説明する必要がある。

青木ヶ原樹海

追加で聞きたいと、三石由起子。
死にたいと仰った時に、どの辺りまで、真剣にそれを考えられた?
もう消えて亡くなっちゃいたいと思って、今、病院に通っており、夜寝れないということで、睡眠剤を貰っているのだが、それを持って、富士の樹海、青木ヶ原樹海の方へ足を踏み入れて、その中で睡眠剤を飲んで、そのまま死ねるのかと思って行動した。

青木ヶ原樹海で二晩過ごしたが、運が良かったのか悪かったのか分からないが、戻って出てきてしまった。
それは運が良かったと三石由起子に、笑う相談者。

警察からの連絡に驚かない妻

二晩まるまる行方不明だったんですかね?と三石由起子。
先ほど話さなかったが、喧嘩になると、プイっと家から飛び出して、一晩家に帰らずにという行動を、たまにやっていたので、後から妻に聞いたところ、また、いつものようにプイっと出て行っちゃったわ、またすぐ戻ってくるわってぐらいにしか思ってなかったと言っていたと相談者。
警察に保護されたので、警察の方から、保護してるので迎えに来てくれと連絡が行ったら、「えっ?どういういことだったの?」と嫁。

それ凄く驚かれたでしょう、奥さん?と三石由起子。
意外と驚いてなかったと相談者。
一晩が二晩になった、と思っただけかも、あまり大事に思ってなかった。

うつ病を分からない妻

あなたが奇しくもさっきね、妻は分かってないって仰ったけれども、私本当に分かってないんだと思うんですよと三石由起子。
たぶん奥さんは明るい方、一度も死ぬこととか考えた事もなく、鬱ってものを知らない人は、いくら一緒に住んでいる人が鬱であったり、目の当たりに死というものを見つめて生活していても、気が付けない。

それはけして、悪意ではない。
悪意ではないが、本当に分からない。
だから、そこを奥さんに求めるのは気の毒と三石由起子。

病院に通っている事は知っているが、医者から話をしてもらった方がいい。
医者に頼んで、奥さんに一度話してもらいたいと、申し入れをすれば、ピンと来てくれるかもしれない。
それと、奥さんには、長くかかってもちゃんと説明した方がいい。

妻にきちんと説明をする

結婚する時に、生い立ちから何から話す。男女はわけの分からない事を、親戚の恥の事まで話す。
あの位の、丁寧な気持で喋る。
結婚する時は、そういうふうに自分を話すが、結婚したからといって、油断したら駄目。

いきなり病気になる人はいるが、いきなり病気の人を家族に抱えた人が、同じようにそれをわかるかというと無理。
あなたが病気だが、そこで甘えたら駄目。
医者に話してもらって、一度奥さんと話しをすれば、生活は変わる。

心のひだに分け入る

相談者の抱えてる物とか、辛さとかっていうものは、離婚だけしても根本的なことは変わらない。
それよりも、今暮らしている人の心のひだに分け入っていくみたいなことをしないと、あなたの病気も治らない。
49歳、1日1日をしのいで、60、70になるのは、それほど難しいことではない。

薬飲んでも死ねなかったのは、生きなきゃいけなかったと思う。
そういう目に見えないものがある、それを、あなたは無視してはいけない。

鬱病の特徴を理解

お分かりいただけましたか。
確かに三石先生が仰る通りなのと、話しを聞いていて、結構、薬が当たっている。
死を考えるような処から、自分の生活を改善しようという方向に、自身がなってきているので、いい治療をされている。

あなたが納得できるようになったら、病院の方へ、仕事に出てもいいかと相談しても大丈夫だと思う。
自分だけで、頭の中で先行きの事だけ一生懸命考えて、それもマイナス方向で考えるのが鬱病の特徴。
そう考えると、離婚しなきゃといけないとか、先行きのことを考えてしまうが、違う方法もあるんだなっていう事がわかったわけなので、今はまだ病気だから、先の事を暗く考えてしまうということも覚えて欲しい。

今の事を、粛々淡々と進めていけばいいと思う。

管理人のちょっとひと言

さすがに、うつ病で自殺未遂と聞けば、言葉を選ばざるを得ない。
今井、三石コンビが言葉を選びながら、これほど丁寧に話すというのは、そうそう聞けるものじゃないかもしれない。
それだけに、ちゃんと伝わったんじゃないかな、と思う。

鬱病っていうのは、何がきっかけになるかなんか、わからない。
後から、たぶんあれだったんじゃないかなっていうぐらい。
だったら止めれば良かったのに、と後でならなんとでも言えるけれど、本人が気付くというのは難しいよね。

なってしまうと、どう付き合っていくのか。
個人個人によって、違う印象なので、こうだっていうのもないのかもしれない。
実際、家族の可能な限りのフォローがあってさえも、自死された方もいるし、社会復帰された方もいる。

どう違うんだって言われても、正直よくわからない。
ただ、離婚とか会社を辞めるとか、ギリギリの状態まで、待った方がいいというのはわかる。
会社のイジメとか、配偶者からのDVとかが原因の場合を除いてだけど。

少なくとも、個人を知っている方が、近くに居た方が良いだろうとは思う。
それが、引き留める事に少しでも繋がるのなら、そうあるべき。
ただ無理解だけは・・・

これだけ、うつ病、うつ病と世間で言われてても、理解できない方は理解できない。
どう説明しても、駄目だったりする。
この奥さんは、そっちじゃないかと思うんだけど。

「いつまで休んでるの?」
「この先、どうするの?」
こんなの、言っちゃいけない言葉の最たるもんじゃないかな。

もっと酷いのは、今離婚すると、私一人で、パート代だけでは生活できない。
うーん、旦那に寄生しているだけで、用が無くなれば、捨てて違う所へ行ってしまいかねない。
自分が、なんとかしようという気は、微塵も感じないんですけどね。

旦那が6年も通院していて、3度も長期休養して、そう言えるって、ある意味凄いです。
正直、話して理解してもらえるものなのか?
もしかしたら、自分から離婚の準備するんじゃないかな?って思ったり。

話してみなければ、わからない事だけどね。

うーん、だめだ、普通は「鬱」「うつ」とかって、ググらない?
本屋にいったら、それ系の本だったりマンガだったり、たくさんあるのに。
どうせ、スマホもってるんだろうから、調べるのなんて簡単なのに。

いかん、こちらがマイナス思考になってしまいそうだ。

スポンサーリンク

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。

Comments links could be nofollow free.