歩み寄るなら面子を捨てろ

テレフォン人生相談
家族問題

テレフォン人生相談2016年3月23日は、長男との絆を取り戻したい母親からの相談。長男夫婦の仲はうまくいかず長男に相談を受けていたりした母、長男夫婦で孫を連れ泊まりに来てくれていたが夫婦仲が悪いのでぎくしゃくし他の兄弟も気を使うようになる。一昨年、長男夫婦を外して旅行に行ったが、夫が去年、長男夫婦に今年は行くか?と聞いた事で長男夫婦にばれ長男夫婦の怒りを買ってしまった。それからは長男の夫婦仲もよくなったが夫婦で特に母親を罵倒してくるようになりそれに我慢できなくなり、関係を切って1年、音沙汰がない状態になる。大原敬子は歩み寄るなら面子を捨てないと無理だと指摘する。

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テレフォン人生相談2016年3月23日(水)

パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:大原敬子(幼児教育)
相談者:63歳女性 夫66歳 長男37歳 長女39歳 次男35歳 孫7人

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送される相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
その為、情報不足になり捉え方によっては、他者と違う感想になることもありますが、それらはリスナーの環境や体験談が代わって補うためと思ってってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になる場合があります。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

絆を取り戻す

嫁の行動が原因で、長男夫婦を旅行から外すことになる。夫がうっかり話すことでバレて、それがきっかけで音信不通になる。長男とだけでも絆を取り戻したい母親。

長男夫婦を外して旅行

63歳の女性から、子供が3人いるうちの37歳長男との絆を取り戻したいという相談をしたくて電話しました。
子どもたちはそれぞれ家庭を持って独立、孫は全部で7人いる。

長男は3人の子供のうち、 1番最後に結婚した。
問題はお嫁さんとうまくいかなくなったこと、と思うと相談者(以下、母親と言う)。
昨年、主人が、その長男夫婦に対して、一昨年、その長男夫婦を外して旅行に行ったことを、「今年はお前たちも一緒に行こう」と話したことによって、内緒で出かけたことがバレてしまった。

長男夫婦はものすごく怒りを覚え、それから音信不通になって、私としては嫁さんとは何ですが、長男とは、絆を戻したいけれども、それに対してどうしたらいいのか、と母親。
長女と次男は、こちらから絶対に連絡をしてはいけない、向こうから何かを言ってきたときだけに、返事をすれば良い。

絶対にこちらから連絡をしてはいけないと言うので、私としては我慢をしているのですか、どうにか連絡をして、こちらの気持ちを、伝えたいなと思うんですけれども、どうしたらいいのかなと思って、と母親。

長男夫婦の仲が良くなる

一昨年、長男夫婦をを外して旅行したと、これはどうして外したんですか?とドリアン助川。

7年前に結婚したんですが、私の兄弟とか、親戚全部、嫁さんちょっと違うねっていう感じはあって、息子も去年のことがあるまでは、お嫁さんとうまくいってなくて、ずっと私が相談を受けていたんですが、それでこのことが発覚しまして、急に夫婦仲がよくなって、特に私を敵に回して罵倒することがあり、私としてはたまらなくなり、行いくのに耐えられなくなって、切ってから1年ぐらい経ってまして、ずっと毎日気になっている、と母親。

ご長男のお嫁さんとはうまくいってなかったですね、とドリアン助川。
うまくいってなかったのが、今回のことで、お母さんは絆を失ってしまいましたけど、ご長男はこれで奥さんと絆が出来ちゃったわけですね。

多分できてきたのかなと思います、私たちこちらを敵に回すことで、できてるのかなと思います、と母親。

遠ざける嫁

お嫁さんはちょっと違うかな、ってことなんですけれども、具体的にはどんなことがあったんですか、お嫁さんをみんなが、遠ざけてしまう理由っていうのは何かあったんですか?とドリアン助川。

結婚してから、私もたびたび行って孫を抱きたい、嫁の方も私の気持ちを汲んでくれて、こちらのほうに泊まりに来ることをしたんですけど、そのことは無理だったのかなと感じまして、向こうの両親と挟んで、 七五三といったようなことで出入りをしているうちに、嫁さんとギクシャクギクシャクという形はありまして、そのことは盆正月と他の兄弟と出会ったりしても、みんながお嫁さんに気を使っている状態だったんです。

次男の子供と、長男の子ども男の子、同い年の子がいまして、長男のお嫁さんは、次男の子供と遊ばせないというか、一緒に遊ぼうとすると、遠ざけるというようなことがあったり、と母親。

それはお嫁さんが遠ざけるんですか?とドリアン助川。
そうですね、自分のことは違うという風に思っているのかもしれないんですよね、あなた方の子どもとは違うという感じかな、と言う風に、こちら側が勝手に推測しているんですけれども、と母親。

そのお嫁さんの自信というのは、どういうところから来ているんでしょうかね?とドリアン助川。
あなたたちと違うって言うのは?
(嫁は)教師とかしてて、あなたたちとは違うよというのがあるかなって私は思います、と母親。

ドリアン助川、振り返り

長男は元々は奥さんとうまくいってなかったのだけれども、お嫁さんと皆さんはうまくいかないですよね。
結果的には、そのお嫁さん・長男夫婦を外した形で旅をしてしまって、それ以降本当に、音信不通になってしまったと、で、長男とどうしたらもう一回関係取り戻せるかってことですよね。

それのための、行動、電話なりメールなりを、したいのだが、子供を中心に、この歳まで一生懸命がんばってきたので、 3人ともうまくやっていきたいなという思いがありますので、と母親。

歩み寄るなら全部捨てて

長男を軽く扱ってきたと指摘された母、絆を戻すためにお誕生日メールをしようと思っているが、どうだろうと問う。歩み夜なら、面子を捨てられるのかと、大原敬子から突っ込まれる。

長男を軽く扱う

お母様の気持ちはすごく分かるんです、と大原敬子。
ただ、話を聞いていまして、お兄ちゃまはどんな人かなっていうのが、イメージ出てくるんですね。

なぜあなたは、こういうこと(旅行外し)をして絆を、もう一度元に戻したいという事は、あなたの心の中にお兄ちゃんという存在が大きかったんですね、きっと、と大原敬子。

そしてもう1つ言えるのは、兄弟たちもあなたも、あなたのご主人さまも、お兄ちゃんを長男長男と言いながら、どこか軽く扱っても、お兄ちゃんは許すだろうという、安易さがあるということですよね。

うーん(と唸る)、と母親。

だって長男を呼ばないで旅行に行って、つい忘れてお父さんが、じゃあ来年連れて行くからって言うところに、長男の格は無いですよね、と大原敬子。
そうなんです、それを・・・と母親。
遮り話続ける大原敬子。

それでも言えてしまうということは、今までの37年間、日常的のお兄ちゃんとあなたたち家族の関係が、そこに見えませんか?
でも今度、あなたたち連れてくからと言っても、問題はあいつは怒らないだろうというところです。

母親の願い

兄弟というのは、子育ての原点は幼児期は平等という、社会に入っても、愛は平等なんです。
でも幼児期から、子供たちからすれば、私だけのお母さんなんです。
あなたは3分の1ずつだと思い、いや、子供たちは3分の3全部を私にちょうだいというのが子供なんです。

特に母親に対しては。
となると、先ほど言ったように、今メールしましょうか?って問題ありますよね、聞きたいんですけど、今あなたは、この息子さんが、今私と関係が切れていても、息子がずっとね、親子何人かで仲良く暮らしてくれればいいと切に願っているのか?

はい、そう願っています。と母親。
願っています?と大原敬子。
はい、と母親。

そうしたら、しばらくですね、あなたは様子をみることです。
そして何かきっかけはないですか?と大原敬子。
息子さんの誕生日はいつですか?

最愛なる息子へ

それを今、1番相談しようと思ったんですけど、もうじき誕生日なので、いつも誕生日の時にメールするんですけれども、いろんなことは無しに、『誕生日おめでとう。最愛なる息子へ』っていう形で、一言だけメールをしたいなと思うんですけど、それでいいのかどうか、と母親。

今ですね、『最愛なる息子』って書いてありましたよね、最愛って言葉は何でも書けるんです。
息子さんの感情を汲んだものっていうのは考えてないですか?と大原敬子。

ちょっとわからないんです、と母親。
今は一方的に自分が悪かった悪かったって言うことを、相手に伝えたいということでしょうあなたは?と大原敬子。

こういう風になった上には、そこのところだと思うんですけれども、やっぱりそれになるまでの、自分たちの行動も、ちょっと考えてほしいなってところもあるんです、と母親。

そうしたらダメですこれ。と大原敬子。
それではダメですよね、と母親。

なぜかって言うと、人間歩み寄るっていうことは、全部を捨てるっていうことなんですよ。
でもね、あなたも過去にって言うことならば、自分から歩み寄ってきて、説教するのかということになるんですよ。
それはしないですよ、はい、と母親。

今、なにか仰ったでしょ。さっき、と突っ込む大原敬子。
ちょっと言いました、と笑う母親。
ちらっと言いましたでしょ、と大原敬子。

歩み寄る

歩み寄るって言う事は、あなたが全部捨てて、もうお母さんは切ない、とにかくね、 37年間で、あなたとこんな関係になるっていう事を、自分は深く反省しているということをしたいの?と大原敬子。
それだけでもう十分ですか?そこなんです。

この後に、あわよくば、向こうから手紙とか何か来るだろうと思ったら、うまくいかないんです。
それぐらいに、 人の気って通じるものなんですよ。

あのう、誕生日おめでとうっていうことだけ、ではダメですかね?・・・と母親。

なぜあなたはそこで格好をつけるの?と大原敬子。
お母さんに申し訳ないんですけど、よく皆さん都合がいいのはね、自分の心の悪かったという罪悪感さえ取れれば、相手は良いという考えは、歩み寄るっていう言葉を使って、操作してるんじゃない。

面子を捨てる

歩み寄るっていうことは、お母さん全部白旗。
白旗?と母親。
要するに完敗。と大原敬子。

それでも私はあなたを生んだんだ、この母が。
こんな母だけど生んだんだよね、ということ。
極端に言えば、この母を捨てないで欲しいっていう気持ちでしょう?と大原敬子。

そうです、はい、と母親。
その気持ちの面子を捨てない限り、関係はうまくいかないんです。
できます?と大原敬子。
できます、と母親。

でね、それをしばらく考えて、『お誕生日おめでとう』なんてこんな冷たい誕生日はないですよ、と大原敬子。
あ、そうですか、と母親。

そうでしょ、そうしたらね、今日の今日はできませんけれども、時間を考えて、簡単なお誕生日とか云々は抜きです、その手紙の返事は、来ないことがあります。
でも来なくても、母なる気持ちを息子に伝えられたら十分でしょう、と大原敬子。

涙ぐむ母親。

心の橋をつなぐ

必ずや来ます、電話かなんか、私は電話が来ると思いますけどね、と大原敬子。
すぐは来ないと思いますよ、その時にあなたが言う事は、ベラベラ言わないで、声が聞けて嬉しかったってことじゃないの?

そうです、はい、と泣きながら母親。

私は思います。ああ、声が聞こえたらもういいな、と思えたら十分じゃないですか。
その心の準備だけはして、あなたが息子さんと早くですね、全員でなく、お父さんとか兄弟でなく、あなたと息子さんがまず、心の橋をつなげることじゃないでしょうか、と大原敬子。

親っていうのは、息子とか子供に、面子なんていらないじゃないですか。
ねえ、思いません。と大原敬子。

思います、すごく、と母親。

賢く一歩引く

息子さんもご家庭の柱として、今暮らしてらっしゃいますから、もちろん面子もありますし、それから奥さんと絆が戻ったと言うことであれば、奥さんに対する思いもあるでしょうし、こういう言い方が正しいかどうかわかりませんけれども、どこかで賢く一歩引くという立場で、これを勉強だと思うんですけどね。

本当に難しいことだと思いますが、長い時間の中で、見守ってあげてください。とドリアン助川。

管理人のちょっとひと言

長女や次男が、もう連絡するな!と母親に言ったのは、母親が長男夫婦から、罵倒されたからだろうが、事の発端が自分達だと思ってもいないってことからだな。
さて、長男の嫁が、変なやつって言ってるけれど、そうなのかどうか、母親の言い方では、ただの愚痴にしか聞こえない。

そもそも、親族間で、嫁が変な奴って言われているが、嫁側の親族は、母親たちを、変な奴って思うかもしれない。
こういった時、片方からの言い分だけを聞いていると、そちらが、さも正しいように聞こえるけれど、言う方は言う方で、脚色している可能性が大だ。
特に、この母親は、核心部分を隠して話をして、自分に同情を引こうとしている。

まず、特に母親を敵に回して罵倒してくるっていうのは、なんでだろうね?
意味もなく、攻撃対象を母親にするだろうか?
実際、結婚して7年、うち1年は行き来がないわけだから、6年の間で、ギクシャクギクシャクしてるわけ。

何が原因で、どうしてギクシャクしたんだろう?
そこには触れてないよね。
不都合な部分は、明かしてない・・・不都合とは限らないけど。

同い年の子供を遠ざけるって話し、まだ5歳に達してないと思うけど、長男の子供が、大人しくて内気だったら?
次男の子供は、活発で癇癪持ちだったら、どうだろう?
一方的に、やられちゃうかもね、親としては見たくないと思う人もいるだろう。

あ、その位って思ったあなた、嫁にとっては、アウェイなのさ。
次男の嫁にしても、そうだろうけど、やる側だったら、別に何も思わないだろう。
やって、ゴメンナサイかな。

そうであるか、どうかはわからないけど、もしそうだと仮定できるほど、情報不足だよね。
違うって反論さえできない。
母親からしたら、どちらも同じ孫だからな、そこは立場が違う。

もう一つ、母親が、嫁を貶める材料にしているのが、音信不通になるまで、長男が嫁とうまくいってなくて、母親が相談を受けていたってところだ。
これは、かなり確実だろうけど、うまくいってなくて相談ではなく、嫁の愚痴をこぼしていたんだね。
ただ、嫁の愚痴をこぼせる相手が、母親しかいなかっただけ。

例えば、離婚を考えるほど、嫌がっているのであれば、夫婦仲が良くなるはずもない、というか、本当に悪かったのか?
夫婦ってのは、一般的には他人同士が一緒に生活するわけだから、異なる生活習慣を、どう妥協していくかってこと。
子育て一つとっても、結婚して、6年かそこらだったら、それは色々あるだろう。

たまに、まったく言う事なしって、夫婦もいるけど、誰だって、夫や妻の気に入らないところってあるだろう。
当たり前だけど、そんな愚痴は、家族にしか言えないし、むしろ家族だから言える。
例えば、親もしくは兄弟姉妹、自分は悪口を言っても、他人から悪口を言われたら、どう思うのかってことだね。

自分が言う分にはいいけれど、他人から言われたら、腹が立たないか?

この母親、嫁はいいけど、長男とは絆を戻したいって言ってるけど、肝心な部分が抜け落ちてるから、無理だな。
心の奥底で、長男を奪っていった嫁に対する敵対心というか、そんなものが渦巻いている。
たぶん、長男って愛すべき人だったんだろうな。

優しくて、頼りなくて、ちょっと抜けてるような、憎めない人のような気がする。
だから、長女や次男からしても、嫁側についた長男に、裏切られた感があるんだろうね。
母親との関係も、愚痴をこぼす相手だから、何でも話してくれた息子だったんじゃないだろうか。

「今年はお前たちも一緒に行こう」父親が言うわけだ、悪びれもせず。
この言葉は、父親だからじゃなくて、母親も長女や次男も、同じ気持ちなのさ。
上からなんだよね。

たった一つ、見誤っている事がある。
長男は、結婚して、子供が2人いる、父親であり夫なのさ。
つまり

守るべき家族が居るってこと。

大原先生、いいこと言ったよね『面子を捨てろ』
当たり前さ、家族を愚弄されたんだからな
自分だけなら、我慢できても、家族までも愚弄されては、許せるわけなどない。

何をどう言い繕おうと、無駄。
あんたの息子は、古き良き時代の『男』なのさ。

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