就職内定を断り悔いる大学生

テレフォン人生相談
生き方

テレフォン人生相談2015年1月15日、加藤諦三&大原敬子、22歳の大学4年生の男性からの相談。これまでの人生に悔いがあり、就職内定を断ってしまう。しかし、これからの人生をどうしていいか迷っているという相談者。八方美人でイイ顔をして、人付き合いを避けてきた。ゼミの飲み会、懇親会や合宿なども断ってきた。自尊心を傷つけられるのが怖くて、否定されるのが嫌で恥をかきたくない気持ちが先立ってしまう。高校も中退、高認定(高等学校卒業程度認定)を取って大学に進学、自分は特別というプライドがある。大原敬子から馬鹿な行動、生き方と厳しく非難。

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テレフォン人生相談2015年1月15日(木)

パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育)
相談者:22歳大学生 下宿生活 姉と妹

加藤諦三氏の〆の言葉『私は特別という誇大な自己イメージを持っている人は、心の底では、孤独と恐怖です』

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

読むテレフォン人生相談

大学4年生で下宿をしている22歳の男性から。
就職を前にして、これまでの人生に悔いがあって、どうしても前向きになれず、就職を断ってしまい、これからの人生を、どうしようかと思って、という相談。

人付き合いから逃げてきた

断ろうかどうか考えているんじゃなくて、もう断ったんですか?と加藤諦三。
そうですね、思いつめてしまって、断ってしまって、と相談者。
もう既に決まった就職を、断った理由というのが、この22年間の自分の人生を振り返って、悔いがあったということですね、と加藤諦三。

悔いというか、自信がなくなって、自分がどうしても、つまらない人間に感じてしまって、という形ですね、と相談者。

そうすると、その悔いがあってというのを、もうちょっと具体的な内容を教えてくれない?と加藤諦三。
そうですね、人付き合いから逃げ続けてきたということですね、と相談者。

人付き合いから逃げ続けてきた・・要するに、人付き合いであんまり、八方美人で、イイ顔をしてきて、自分というものを見失って、社会的には見事に適応したけど、「俺の人生、何だったんだろう?」ってんではなくて、むしろ、人との付き合いを・・・加藤諦三。

そうですね、完璧に、もう、断ってきたという形でしたね、と相談者。

んーん、完璧に断ってきたって・・・加藤諦三。
完璧にじゃないですけど、表面的な関わり以外は、全部、逃げてきた、そういう形でした、と相談者。

そうすると、例えば表面的な生き方というのは、今、大学って言いましたね、すると大学で、まあクラスがありますよね、そうすると懇親会があるとか、例えば、ゼミがあると、ゼミの合宿があるとか、ゼミの飲み会があるとか、そういうのは、形式的には、みんな付き合ってきた?と加藤諦三。

いえ、そういう形式的な付き合いすら、避けてきた。
形式的な、付き合いがあるところを、もう・・集団に属さないことを、してきたって形ですね、と相談者。

否定されるのが嫌

そうすると、例えば、ゼミのコンパ゚なんかは、出ない?参加しない?と加藤諦三。
そうでですね・・参加したことも、ありましたね、と相談者。

でももう、1回限界で、もう行かなくなるという・・・
そういうような、本当に希薄な人間関係しか作ってこなかったっていう、と相談者。

例えば、ゼミの合宿なんかにも、行かなかった?と加藤諦三。
そうですね、と相談者。
そうすると、大学わかりましたけど、高等学校の時、例えばクラブなんかに入っていない?と加藤諦三。

クラブには入っていたんですけども、もう、高校1回、中退しまして・・それで、高認定を取って、また大学に入りなおしたという形でしたね、と相談者。

高校中退したのはなに?やっぱり人付き合いが嫌だったから?と加藤諦三。
そうですね、そこにもやっぱり今の、後ろ向きな考えの原型というものがあるんですけど。
先輩との関係で、どうしても折り合いがつかなくて、やっぱり自分のは我儘でしかないと思うんですけども、と相談者。

先輩との関係、今までの先輩だけじゃないんですけど、いろんな関係でアレですか?人と近く思えることが怖い?・・いや・・近い関係が嫌?と加藤諦三。

そうですね、何ていうか、自尊心を傷つけられるのが、酷く怖いというのが、自分の今の状態なのかなと思っているんですけど。
本当に、否定されるのが嫌だとか、恥をかきたくないという気持ちが先立ってしまいますね、と相談者。

うーん・・恥をかきたくない?と加藤諦三。
そうですね、後は自分はつまらない人間だなって感じてしまうんで、どうしても踏み込めないっていうのがありますね、と相談者。

誇大な自我イメージ

それはあなたのですね、心の底で、無意識でつまらないと思っているんですが、あなたの意識では、あたしはすごい人間だと逆に思ってることはないんですか?と加藤諦三。

それはありますね。
自分はちょっと特別でっていうのは・・どっかにプライドはあるから、と相談者。
プライドっていうか、誇大な自我イメージっていうか・・自分はすごいんだっていうね・・イメージがあって・・要するにそれが人と付き合った時に壊されるのが怖いんでしょ?と加藤諦三。

はい、と相談者。
それは人から、アレですよね、人と付き合うのは避けますよね、と加藤諦三。
だけど、何か不安でしょ?

そうですね、と相談者。
何か不安ですね、と加藤諦三。

で、それで今就職を断って・・ 1人でこれからどうしたら生きていこうかってことですね、と加藤諦三。

大原敬子アドバイス

あのね、今あなたの話を聞いていて、もしかしたら私の言葉もね・・ちょうど弓だったら・・弓が飛んでくるでしょ、自分の目の前に・・
それを払いのける行動を、あなたがするかもしれないんですけど・・
あえて、私はあなたを的にして、弓をどんどん放っていきますので・・聞いてください、と大原敬子。

自己主張が強い

まず言えるならば、あなたの馬鹿さ加減は、ありますけどね。
なんでこんなね、わざわざ馬鹿な生き方をしてるんだろうと、私は思います。

・・・はい、と相談者。

なぜ、それを自分が人間関係が悪いとか、僕はくだらない人間って・・なぜやってしまうのって・・私が、あなたに、お答え返すのは、馬鹿ですねってことです。

要するに、何が馬鹿かっていうと・・すごい、いいものを持っていながら、「どうか皆さん、僕を凄い凄いと言ってください」「すると僕は頑張れますよ」っていう、あなたです。

でも私はあなたの実績を見ると・・自己主張が強いがゆえに、茨の道を歩いてきて、今日まできましたよね。
就職を断るまでの、そのものが自信で、企業はとったんですあなたを。

わかりますか?と大原敬子。

・・・いえ・・・そこはちょっと否定したんですけど、と相談者。

うん・・・なに?と大原敬子。

自己主張は・・強くないですよ、と相談者。
十分ですよ、と大原敬子。

あなたは自己主張とは、言葉と思っているでしょ・・・自己主張は行動ですよ、と大原敬子。
その、一人でいる行動自体が・・・相談者。
行動は、あなたの特徴が、瘤のように、松の瘤のように出てますよ、と被せるように大原敬子。

・・この、お話の中でも・・分かると?と相談者。
お話の中と、それからあなたの生き様・・瘤のようですよ・・松ヤニがついていて、だから企業は、あなたを取ったと思いますよ。

読みが狂う

で、今日の相談は・・その馬鹿さ加減のあなたが・・どうにもこうにも、道がそこで塞がったことで、電話きたんでしょ、違いますか?と大原敬子。
そうです、と相談者。

それは、両親に対する言い訳?と大原敬子。
いえ、と相談者。
なんですか?と大原敬子。

両親ですか、世間体ですか、それとも、自分の読みですか?と大原敬子。
・・自分ですね、と相談者。
自分の読みが狂ったの?と大原敬子。

読みというか、世間体もありますね、と相談者。
じゃあ、読みが狂ったんじゃない、と大原敬子。
・・はい、と相談者。

じゃあ、就職を断った時に、あなたの青写真は何だったんですか?そのあとの考えは?と大原敬子。
そこはさっぱり、見つからなくて、就職を断ったってのもある・・相談者。

違いますね、被せながら大原敬子。
・・・だって、就職決まった時に、すぐに断ったの?・・通知来て。
いえ、2週間ぐらい考えましたね、と相談者。

人事部長からの電話

内定が来て、それから全く、音信不通だったんでしょ、と大原敬子。
いえ、メールのやり取りはありましたね、と相談者。
メールのやり取り・・それで?会いましょうとかなかったわけ?と大原敬子。

人事部長の方と・・お話をしようということになったんですけど・・その前に、ちょっと考えさせてくださいって・・お断りしました、と相談者。
その人事部長がお話しようって、直に人事部長の電話ですか?と大原敬子。

・・そうですね、と相談者。
電話は?と大原敬子。
はい、と相談者。

それであなたは、その電話出たんですよね、と大原敬子。
はい、と相談者。
もうこれ、人事部長の電話って、分かってますよね?と大原敬子。
はい、と相談者。

なぜ、出たんですか?と大原敬子。
・・・それ、1点。
もう一つは、人事部長が会う時に、会社でしたか?
その、近くのどっかでしたか?と大原敬子。

それは、会社の外でしたね、と相談者。
それでもう既に、すいません、行きませんって、その場で言ったんですか?と大原敬子。
いえ・・会う事自体を、考えさせてくださいと、と相談者。

そしたら?と大原敬子。
そしたらまあ、後日、っていうことになりましたね、と相談者。
そんで後日、電話来ました?と大原敬子。

はい、と相談者。
自分で、しましたけど。
自分・・向こうから来ましたか?と大原敬子。

いえ、自分の方から、お断りの電話を入れました、と相談者。
いいえ、報告しますって、お伝えしますって言って、何日目、それから?
もちろん、電話の最後から、と大原敬子。

1週間、ないぐらいですね、と相談者。

認められ嬉しかったが

ここですよ、あなた。
今まで、イライラして、思うかもしれないけど、お母さんと思って聞いてね、今後、わかりますか?

なぜ人事部長の電話が来て、なぜ1週間、あなたは焦らしたの?と大原敬子。
・・・焦らした?と相談者。
焦らしたでしょう、だって、人事部長、わざわざ電話来たんですよ・・
そして1週間、放っておいたんでしょ、あなたは、と大原敬子。

そうですね、と相談者。
そこであなたは、短気かどうか知りませんけど、向こうから来るの、待ったんじゃないかって、私は言ったんです、と大原敬子。

ああ・・と相談者。
来なかったから、あなたは電話で断ったんですよ。
その後悔が、つまらない人間になったんです、あなたも、違いますか?と大原敬子。

・・ああ、それでえ、人の評価で勝手に・・と相談者。
そうです、と大原敬子。
なるほど、と相談者。

あなたは、嬉しかったんです、内定来たときに。
部長からも、嬉しかったんです、と大原敬子。
他人から、認められたこと・・相談者。

どっかで会おうっていうのは、あなた相当な優秀な成績ですよ、それは。
そして、一回、間を置いた時に、人事部長の方でも、じゃあ改めてって仰った。
もう一回、僕は普通の社員よりも、どのくらい力があるだろうと見た時に、1週間、待ったんですあなたは。

そこが今後、直さなければいけない、素直な性格じゃないことなんですよ。
それが今、ずーっと引きずってるの。
何でもないことを、なぜこういう遠回りしたの?ってことです。
・・・わかりますか?と大原敬子。

心の余裕

どんなに優秀でも、会社がね、嫌だったならば、あなたに優しさがあったら、すぐに断るべきだったんです。
一週間っていうのは、あなたは様子を見た、これしかないんです。

そして向こうから来て、断るならば、いや、断りにくいとは思いますけど、あなたが自ら、電話してるってことは、あなたが行動してしまったんです。
あなたが痺れを切らしたんです。

もっと言うと、あなたの中に、心の余裕がなくなったんです。
そして、一週間目に電話した。
向こうは、ああ、じゃあ置いておこうっていいう、向こうは、余裕ですね。

あなたが自分で自分を追い込んだんです。
ね、そして、自分から電話した以上は、今一言、今あなたがすっごく後悔してるのは、一週間待つ、その前に、会いましょうって会えば良かった、第一段階です。

次にあなたが、頭に浮かぶことは、一週間目に、僕、生意気言って・・申しわけありません。一生懸命考えました、お会いしたいですって言えば良かった。
この2つが今あなたは、心の中に、じくじたるものがあるんだと思います。

これをあなたが、しっかりと現実を受け止めてくれれば、あんたみたいな人は、自分がこの松ヤニを、いい方に活かそうとしたら、まだ22歳でしょ・・就職は、十分ですよ。

そして、いろんな資格の勉強も、なんでもあります。行政書士もなんでも。
あなたはホント、賢いと思いますので、これは神様があなたに、もう同じ、自分の自己主張の、こんな遠回りする、自己主張してしまったら、可哀想だと思って・・なんて言うのかしらね、神様か仏様か知りませんけど、大きなやけどであなたに、現実を教えたんでしょうね。

あなたの器はいいですよ、すごく。
ただ、あまりにも、人から請われて、三顧の礼をもって、僕を招き入れて欲しいという心だけを、今は横に置いておいて、謙虚になるってことと。

まだ先があるし、あなたには相当な力がありますし、自分で、ある程度ほどほどの妥協の企業ではなくって、もう一度、頑張って欲しいなと思いますけど、と大原敬子。

加藤諦三まとめ

今、大原先生にそこまで褒められてるんだから、力ありますよって。
もうこれで、その、就職内定断っちゃって、八方ふさがりに思うけれども、社会的に、八方ふさがりのように感じるかもしれないけれども。

はるかにこれは、長い人生でみれば、多くのものを得ました、と加藤諦三。
そうですね、と相談者。
そうですね、と加藤諦三。

これから・・・相談者。
これから?と加藤諦三。
そう・・ですね・・・と相談者。

素直になりましょう、と加藤諦三。
はい、と相談者。

突っ張らない。
頑なにならない、と加藤諦三。

はい、と相談者。
よろしいでしょうか、と加藤諦三。
はい・・思い込みを、やめます、と相談者。

『私は特別という誇大な自己イメージを持っている人は、心の底では、孤独と恐怖です』

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