姑への怒りと憎しみの記憶

テレフォン人生相談
親子関係

テレフォン人生相談2015年1月17日は、62歳の女性からの相談。息子32歳が、30歳嫁の母親と自分達夫婦の両方の面倒を看ると、3年前に我が家を3階建てに建替える。1階は自分達夫婦で、2階に息子夫婦、3階は嫁の母親と妹。建物内で行き来できるようになっているが、2階3階は鍵をかけていけないようになっており、1階は鍵をかけていないので出入り自由、息子は嫁側に立ち位置、それを指摘しても、その為の二世帯住宅と言う。3交代制で家にあまり居ない息子、1階の寝室の上が2階のリビングで、息子がいないと嫁と嫁母や妹は息子の悪口。嫁姑の関係は二世帯で住む以上仕方ないという森田浩一郎、相談者自身も40年間、姑に仕えていたので、嫁には同じ思いをさせたくないと言うが、加藤諦三は、姑への怒りと憎しみが嫁へのイライラにトランスフォームしていると指摘。

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テレフォン人生相談2015年1月17日(土)

パーソナリティ:加藤諦三
回答者:森田浩一郎(医学博士)
相談者:62歳女性 夫70歳 長女40歳 長男32歳同居 嫁30歳 孫1歳 嫁の母 妹25歳

加藤諦三氏の〆の言葉『言いたいことを言うためには自立すること』

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送される相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
その為、情報不足になり捉え方によっては、他者と違う感想になることもありますが、それらはリスナーの環境や体験談が代わって補うためと思ってってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になる場合があります。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

嫁にイライラ

1階の寝室の上が、2階のリビング、息子が居ないと、嫁と嫁母、妹は息子の悪口。それを知らない息子は、両方の親を看ると言いながら、嫁の親の面倒を看る。毎日が面白くないと相談者。

息子夫婦との接し方

62歳女性からの相談。
今、32歳の長男夫婦と3世帯で暮らしており、嫁、孫、嫁の母親と妹との生活。
相談は、3年前に家を新築して、3階建てで息子が両方の親の面倒を看るということで、嫁の親と妹と一緒に住むようにと、呼んだ。

自分と主人は1階を使って生活しており、2階と3階を、息子世帯と嫁の母・妹が使っている。
初めは両方の親を看るという約束で入ったのだが、どうしても向こうの親ばかりを看るので、これからどうやって接していけばいいのかな、と思い相談した。

息子というより、息子のお嫁さんが、近いから、2階と3階で行き来し、注意もそちらに向く。
息子自身も、自分たちの方に向かない。
食事は、当然別で、息子は三交代の仕事をしており、ほとんど家に居ない。

その為、息子よりも、お嫁さんの方が2階3階の中心になっている。
あなたとしては、それが気に入らない?と加藤諦三。
そう、ははははは、と笑う相談者。

鍵を閉める

3階を建てるとき、家を建てる時、建物の名義とかは、どうなっていたんですか?と加藤諦三。
建てた名義は息子です、と相談者。
家そのものは、息子の名義になっている・・・と加藤諦三。

土地は主人の名義です、と相談者。
だから、私達が住んでいた所を壊して、そこに家を建てた。
そうすると、3階全部が、あなた達の家ではなくて、人の出入りもなきゃ、2階3階の方が多くなってきますね、と加藤諦三。

ご主人70歳で、そろそろ地域社会との繋がり、ないんですか?と加藤諦三。
親戚のアレは来ます、人の出入りはある、と相談者。
1階から3階まで、社会との接触はあるわけですよね、と加藤諦三。
でも、2階と3階は出入りできないようになっているんです、私達が行かれないように、鍵を閉めてしまう、と相談者。

鍵閉めるって、あるの?と加藤諦三が驚く。
でも、私達が2階に上がれないようになっていても、上の人達は、下に来ることはできる、と相談者。
つまり、両方から鍵はかけられるけど、あなた達の方は、かけないでいるということですね、と加藤諦三。

そのこと自身が話題になった事はないんですか?と加藤諦三。
私達が話題にしたら、息子に言いましたら、その為の二世帯だって言われました、と相談者。
あなたとしては、その息子の態度が面白くないわけですね?と加藤諦三。
はい、と相談者。

面白くないが我慢

あなたのご主人は、どうなってるんですか?と加藤諦三。
言っても仕方ないと、諦めてます、と相談者。
そうすると、主に不満なのはあなたの方ですね、と加藤諦三。

そうそうそうそう、と相談者。
でもね、私が下で寝てると、寝室の上が二階のリビングなんですよ、そうすると、話し声がほとんど聞こえちゃうんですよね、と相談者。
話題でも、気に入らない事を話している事がある?と加藤諦三。

そうそうそうそう、だから、居ない時にはほとんど、息子の悪口を言ってる、と相談者。
そうすると、あなたとしては、二階のリビングに行って、「そんなことないわよ!」って、と加藤諦三。
言いたいんですけど、と相談者。

それで、あなたとしては、毎日が面白くないんだよね、と加藤諦三。
そういうことです、と相談者。
お嫁さん自身には、なかなか言いづらい?と加藤諦三。

言えません、だから嫁とはじゃあ、うまくいってるような感じで、と相談者。
結構、辛いね、と加藤諦三。
そうそう、と相談者。

まあ、非常にイイ顔しながら?と加藤諦三。
そう、あははは、と相談者。
この野郎と思ってるわけ、と加藤諦三。

そう、はいはい、と相談者。
でも偉いね、なんかいろいろあるけど、一応、上手くはやってる、ただ気持ちがおさまらない、それがだんだん、強くなってきたってことだ、と加藤諦三。
そうですよね、はい、と加藤諦三。

気持ちを外に向けろ

2階3階に、鍵をかけて行けないというのは、異常であり、こんな酷い話しはないが、息子に対して言えないのなら、我慢するしかない、気持ちは外に向けろ。

いつの世も嫁姑問題は難しい

あなた62、旦那も70と若い、まだこれから、あなたがたの人生は、と森田浩一郎。
たまたま息子に嫁が来て、なんか家を乗っ取られちゃったみたいなんでしょう?
はい、そうです、と相談者。

二世帯、三世帯住宅というのは、傍から見ればいいようだけど、結局、なかなか上手くいかない方が多い、と森田浩一郎。
あなたの話しを聞いていると、嫁と姑の問題、世の中に嫁と姑の話しはいくらでもある、難しいんですよ。

ええ、私も経験してきましたから、と相談者。
あなたも経験したの?と森田浩一郎。
今までは、嫁の立場で経験したのが、今度はお義母さんの立場でしょう、ましてやあなたの場合は、自分の(家が)あった土地を壊して、新しく息子さんが建てたんでしょ。

居候みたい

なにか今、どっちが居候してるか、わかんないみたいになって、余計、イライラするんだろ?と森田浩一郎。
はいそうです、はいはい、と相談者。

そう言ったって、自分の息子でしょ、これはもう、しょうがないよ、ただ一つ、おかしいのは、二階と三階、鍵をかけて行けないっていうのはちょっと、異常だよな、と森田浩一郎。

私もそう思ったんですけどね、と相談者。
なかなか、これはね、しょうがない、がまんするしかないんじゃないの、と森田浩一郎。
そうですね、はい、と相談者。

息子がしっかりすれば

でも、本当は、お宅の坊ちゃんが、もうちょっとしっかりして、コントロールしてくれればいいんだろうけどね、と森田浩一郎。
あなたもそれ、言えない?
はい、と相談者。
言えないんだったら、我慢するしかない、二世帯って難しいよ、と森田浩一郎。

私も40年ね、やってきたもんですから、と相談者。
あなたも40年、やってきたの?と森田浩一郎。
主人の母と、と相談者。

人生ってのは、我慢のし比べだ。
この相手に対して、怒りをぶつけてもダメです、と森田浩一郎。
はい、わかりました、はい、とキレのいい返事の相談者。

どっか外に向けなさい、と森田浩一郎。
あなたの喋りは、しっかりしてるんだから、わかった?
はい、わかりました、と相談者。

姑への怒りと憎しみがトランスフォーム

嫁へのイライラは、40年間仕えてきた、姑への怒りや憎しみがトランスフォームしていると指摘される相談者。それが解決しないとイライラは収まらない。

姑への恨みつらみ

あなた40年、我慢してたって言いましたね、と加藤諦三。
ええ、お姑に仕えて、はい、と相談者。
その時の問題っていうのは、あなたの心でまだ、解決してない、と加藤諦三。
少しあります、と相談者。
だから、嫁さんには同じことをさせたくないと思って・・・

それ本心ですか、それは?と加藤諦三。
だから、二世帯住宅にしたんです、と相談者。
それが本心だと、心が違ってくるんだと思うんだけど、むしろあなた、その40年間の、恨みつらみが、心の中で解決してないんじゃないの?と加藤諦三。

ああ、それあると思います、と相談者。
解決してないですよね、と加藤諦三。
はい、はい、と相談者。

解決してないのに、そんな思いを嫁にさせたくないと言うのは、本当ではないでしょ?と加藤諦三。
そうですか?と相談者。
そこらへんが、本当の、この問題の核心じゃないの?と加藤諦三。

本心は逆

そうですか、はい、わかりました、と相談者。
いや、わかりましたって、分かってないと思うんだけど、僕、と加藤諦三。
なに言ってるか、分かる?

はい分かる、はい、と相談者。
このお嫁さんに対する、あなたの憎しみが、どこから来てるかってことを、僕は今、言おうとしてるんだけど、と加藤諦三。
あ、そうですか、はい、と相談者。

あなたは、嫁にこういう思いをさせたくないっていう、それは嘘ですよね、と加藤諦三。
ああ、はい、はい、と相談者。
本心じゃないよね、と加藤諦三。

本心じゃないですよね、はい、と相談者。
本心は、まったく逆じゃないですか?と加藤諦三。
ああ・・・と相談者。

本当に憎んでいるのは、この30歳のお嫁さんにではなくて、かつて、あなたが仕えた、お義母さんの方じゃないのあ?と加藤諦三。
ああ・・・そういえばまだ、心の中に残ってますよね、と相談者。

いや、心のどこかに残っている・・いやその通り、かなりあなたの、意識、無意識を含めて、非常に大きな位置を占めているのは、お義母さんの方であって、この30歳のお嫁さんの方じゃないですよね、と加藤諦三。

ああ・・はい、はい、はい、と相談者。
何等かの形で、その憎しみを表現しないと、駄目でしょうね、と加藤諦三。
今、なにが一番、忘れられない?正直なところ・・・

忘れられない怒りと憎しみの転換

正直言って?と相談者。
えーっと、私はね、子供産んだ時に、実家に帰してくれなかった事です、と相談者。
あっ、それで憎しみとして、ずーっと残ってるわけだね、と加藤諦三。

それは許せないね、と加藤諦三。
ふ・・ふっ、でも帰りたいと言ったら、こっちでもらった身だから、こっちで面倒みますって言われたんですよ、と相談者。

だけどもね、それがあなたに、どうしても忘れられない、怒り、憎しみとなって残ってるわけですよね、と加藤諦三。
ところが、今度逆に、今お嫁さんは、息子さんと一緒に住んで、今、子供さんが居ますよね、孫がいて、当然ここに、昔の怒りが、転移しますよ、と加藤諦三。

こういうの、トランスフォームって言ってね、あなた今のお嫁さんとの、関係と思ってるでしょ?と加藤諦三。
はい、と相談者。
違いますよ、と加藤諦三。

昔の関係ですか?と相談者。
昔の関係を、今の関係に、置き換えている、トランスフォームしてるんです。だから、今の関係が問題じゃないんですよ、昔の関係を整理しない限り、今の関係にいつも、振り回されている、と加藤諦三。

あ、そういうことですか?と相談者。
正面から、その、今一つしか拾いませんでしたけどね、たくさんあるんだろうと思います、と加藤諦三。
はい、あります、はい、あははは、と相談者。

それを一つ一つ、ちゃんと、自分の前に意識下してください。全部それを、書くんでもなんでもいいんです。
書いてそれを燃やすんでもいいんです。
とにかく、それを自分の中で、解決するという事が、先決で、二階の話し声が、リビングの話し声が聞こえて、イライラした時にね、あの話に、イライラしてるんじゃないってことを、はっきりさす、昔の屈辱や怒りが、刺激されてんだって、思ってください。

姑への怒りを整理

それで、早く、昔の怒りを処理しようと・・・言ってること、分かります?と加藤諦三。
それは、鍵かけられたら、頭きますよ、でも、そのもの凄い頭にくることも、もし、昔のことが解決できれば、それほど、凄い頭にくることでは、なくなるわけですよ、と加藤諦三。

そうですか、はい、と相談者。
でも、おそらくその昔の怒りがね、2階と3階にも、伝わるんですよ、そうすると、向こうも面白くないから、と加藤諦三。

なんでお母さん、心の底でイライラしてるんだって、付き合いたくないって、なっちゃうわけです。ですから、昔の関係から、自立すること、そうしたら、鍵かけるなんて、さみしいわって言えるようになるはずです、と加藤諦三。

はい、わかりました、はい、と相談者。
昔の怒りを、処理しない限り、面と向かっては、何も言えません、と加藤諦三。

あ、はい・・・あっ、それとね、この前嫁が言ったんですよ、私に、あの・・息子がね、家のことは何もしてくれないって言うんですよ・・・と相談者。
ええ、それも頭にくるね、と加藤諦三。
あはははははっは、と笑う相談者。

それだから、私はね、お父さんに言ったら・・主人がね、「えっと、それは男っていうものは、頼まれればやる」って、「頼まれなければ、あんまりやらないよ」って言ってたんですけどね、と相談者。

ですからね、いろんな事が、いちいちイライラするけれど、昔の怒りに火がついちゃったと、みんなマッチだと思ってください。自分の心の中に、今怒りがあるんです。だから、昔の関係から、自立すれば、言いたいことが言えるようになります、と加藤諦三。

はい、わかりました、と相談者。

管理人のちょっとひと言

加藤先生の言うことは、確かなんだろうけど、実はその先に、夫への不信感と、息子への裏切られ感がある思う。
どちらにしろ、がっかりだよって事。
姑から助けてくれずに、傍観者と化した夫に、立ち位置を嫁側にした息子。

息子に夫を重ねてしまった、その喪失感みたいなものがあると思う。
味方だと思っていたのに、ってことだろう。
同居して、両方の親の面倒を看るってところまでは、喜んだんだろうけど。

その後が、いけなかったよね。

まあ、息子っていうのは、立ち位置が難しいもんだけど、この息子の立ち位置は、けして悪くはないと思う。
ただ、森田先生も言ってるけれど、鍵を閉めるのは異常だな。
だったら、完全に別世帯として暮らす状況にすべき。

内部で行き来なんか、できなくても良かったのに。
まあ、介護が必要になるようだと、そうも言ってられないけど。
そこまで見越して作ってるだろうから。

最後はなんか、加藤先生、時間切れか何かで、端折ってしまって、夫の言葉を流してしまったのが残念かな。
あの夫の言葉が全てじゃないかい?
頼まれなければやらない、ってことは、相談者が助けてくれって言わなかったから、嫁姑問題で、一切助けなかったってこと。

せめて夫が、息子に言うだけで、かなりイライラの解消になると思うけど。
これは、個人的な見解。
それにしても、夫も息子も、だらしねえなぁ。

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