都合のいい男

テレフォン人生相談
生き方

1年前から妻とは別居中で一人暮らし、離婚は決まっており、形式的に離婚届を出すのは今から5年後。妻との間では別居にあたり、条件や決め事を書面にしてあり、離婚届を出す時期、生活費の問題(婚姻費用の分担)、慰謝料は払ってある。6年前から付き合っている女性が原因で離婚、その女性とは離婚後に結婚する予定。よりを戻すつもりはないが、妻や子供達に対する自責の念と、子供達の事を思うと寂しさもあ、陰に入って泣いたり、時には大きな声で泣いたりしてしまう。気持ちのコントロールの仕方がわからない。加藤諦三は、今から、自分を裏切らないで、生きてみよう。

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テレフォン人生相談2016年2月22日(月)

パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育研究)
相談者:59歳男性 妻51歳 31歳でお見合い結婚し1年前から別居 離婚届けは5年後 長男25歳 長女22歳 次女17歳 離婚後に再婚する女性41歳

加藤諦三氏の〆の言葉なし、放送で残した言葉『ずるくて社会的成功する人は沢山いる。ずるくてお金持ちになる人も沢山いる。ずるくて権力の立場に就く人も沢山いる。でも、ずるくて幸せになれる人は、一人もいない』

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

テレフォン人生相談を読む

別居中の相談者、離婚することは決まっている。理由は浮気、6年前から付き合っている女性がいて、別居は妻と話し合いをし、離婚届を出す時期、生活費の問題、慰謝料も払い済みを書面にしてある。しかし妻や子供に対する気持ちのコントロールができない。

浮気し別居

1年前から自分一人家を出て別居中、離婚の話しはついているが、形式的な離婚届は、これから5年後に提出する約束になっている。
子供に対して、同時に妻に対して自分の気持ちを、どうコントロールすればいいかわからない。
別居の原因は、自分が6年ほど前から別の女性と付き合っており、いずれ結婚する約束になっている。

別居を始めて以来、自責の念が強い。
自分の方に問題があった、別の女性と付き合って、別居し離婚することになって、尚且つ別の女性とは、いずれ結婚するという話しになっているので、妻と子供に対して、申し訳ない気持ちがもの凄く強い。

家庭内で孤立し鬱状態

家庭の中で、もの凄く孤立感を感じていた。
妻と子供3人が仲良くて、自分一人が孤立してるという気持ちが強かった。

3人の子供の中の長男とは、中学生の頃までは凄く仲が良かった。
出掛けるのも、長男と一緒の事がほとんどだった。
その長男が高校に入った頃から反抗期になり、自分と出掛ける事が少なくなったり、嫌がったり、嫌がるまではいかなくても、一緒に出掛けても、ほとんど口を利かなくなったりという事で、自分がちょっと鬱っぽい状態になってしまった。

それが原因で、妻とも話をあまりしなくなったりした。
妻とは恋愛結婚ではなく、お見合い結婚。
熱く燃えるってことはなかったの?と加藤諦三。

別居・離婚の条件

お見合いをしてから式を挙げるまでの期間は、もの凄く短かった。
その頃の自分は、早く結婚したい、したいという気持ちはもの凄く強かった。
当時31歳、今なら珍しくもないが、どうして早く結婚したい、したいと思ったのか?と加藤諦三。

結婚という事自体に憧れていた。
で今、こういう事になり、妻とは長く話し合っている。
別居するにあたって、いろんな条件、決め事を書面にして、離婚届を出す時期であるとか、生活費の問題(婚姻費用の分担)、慰謝料も払った。

妻子への自責の念

条件を話し合う前の段階、妻とも子供とも会話がなかった時、会話がなかっただけでなく、何となく敵対的な沈黙ではなかったか(黙っているけど、敵対している)?と加藤諦三。
そうだと思うと、相談者。

それにも関わらず、別居してみると、自責の念に駆られるが、元に戻ろうかという気持ちはない。

自責の念をどうしたらいいか、何かにつけて、昔の子供が可愛かった頃の事を思い出して泣いたりとか、街で子供が好きだったキャラクターを見かけたりすると、一人で陰に入ってジーっと泣いたり、時には大声でワーっと泣いたりしてしまう事もある。
妻に対しては、自責の念、申し訳ないという気持ちが大きい。子供に対しても申し訳ないという気持ちの他に、寂しいという気持ち。

だが、離婚の決意は変わっていない。
自分は、どうしたらいいか。

都合のいい男のずるさとは

都合のいい男、相談者を許せないとまで言っている大原敬子。ただ、痛恨の勘違いに、気弱な相談者が反論できないという事態。結論は出ているのに、出ていないと言われ、言いたい事も言えない様子。

都合のいい男

あなたはもの凄く物静かな方で、孤立感がありました。
自責の念に駆られています、寂しい、こう仰っているのですね?
なんてイイ人だろうと思いたいのだが、私はあなたの話しを聞いていて、なんと都合のいい男性なんだろうと思っている。

あなた自身が、自分の感情の危機感とか、袋小路になるとパニックになる。
妻から、恋人から、次から次へと感情の大波が来た時に、あなたは対処できない。
そこで考えたのが悪知恵。

生きやすい言い訳

悪知恵は、保険と言い訳が、そこにあるという相談者の言い訳。
奥さんと別れるのは5年後、女性と結婚するのは5年後。
その5年間の間、大きな感情の波は、避けることも逃げることもできる。

女性の方には、5年後には結婚する。
妻からは、僕は覚悟を決めている、5年後には別れよう。
こんなバカな事はない。あなたに本当に愛があるならば、もう結論は出ているはず。

あなたにとって都合がいい。あなたは、この方式をとっている。
家族の中で孤立しています・・・だから僕は女性を作ってしまいましたという、自分が生きやすい言い訳を作ったと思える。
私からすれば許せない!と大原敬子。

都合の良い事を考えている

非常に女性を軽くみている。あるいは、女性を両方とも愛してなくて、自分だけを愛している。
長男はイイ子でした。高校時代まで一緒に居て(大原敬子の勘違い)、でもそれから冷たくなったのは当たり前。
この頃、女性ができている。(再度、大原敬子の勘違い)何を都合の良い事を考えているのか?女性が出来ていて、長男はいつまでも、お父さん、お父さんとは言わない。

それでも、あなたはそれを言わない。
私は孤立してました。あの寂しい、殺伐とした家に居て、仕方がないと自分に言い聞かせて、女性に走った。
と、大原敬子は思っている。

自分可愛さ

自責の念は、後悔。
この好きな女性に、別居までして5年間待たせるという考え方。
あなたは、どちらかに決断しなければならなかったのにできなかったのは何故か、それは自分が可愛いからできない。

今、二人の恋愛は、うまくいっていない。
上手くいっているのなら、男の人、愛に飢えている人は、自分を大事にしてくれる人の所に飛び込んでいってしまう。
5年間待たせることはしない、ここにあなたのずるさがある。

あなたが私の息子だったら、この先この子はどういうふうに生きていくのだろうか?、どっかの隅で涙して大声を出して泣いた。
あなたいくつですか?あと1歳で60歳よ、こんな子に育って、なんだろうと私泣きますと大原敬子。

あなたはずるい

あなたのずるさは、この3つのどれか?と大原敬子。
困った、どうしよう。
もう妻も愛人もいらない、一人で生きたい。
できたらば、妻の所に戻って、妻が愛人の所へ行って、うまく交渉してくれないかな。

この3つしか浮かばない、しいていうのなら、この3つのどれか?と大原敬子。

困った、どうしようを選ぶ相談者。
何が困ったのか?と問う大原敬子。

生活に向けて、生きていかなきゃいけない時に、未だに子供の事を引きずっているっていうのが、苦しいというか、そういう気持ちでいっぱい・・・
全部を、話させず、言葉を遮る大原敬子。
子供ということに被せてしまうから、答えが出ない。あなたに覚悟がない。決断を早くすること、別れろという事でない、あなの心にと大原敬子。
一歩、足を踏み越えたならば、愛人には感謝する。「申し訳ない、君」と。

感謝の言葉

毎日、愛人に感謝の言葉をすることではないのか、5年計画であるならば。
5年計画の生き方が、困ったどうしようとなるならば、この先、袋小路にならない為にも、愛人に憎しみを抱かせない為にも、今日から感謝を述べて下さい。と大原敬子。
感謝の言葉を、掛けるようにしますと相談者。

5年間を待つのは辛い事、選んだ道なので、選んだ相手に苦労させない事。
別れても親子、親子は切れない、子供は永遠に看るという姿勢で生きていくことが大切。

ずるくて幸せになる人はいない

決断しろと、大原先生が仰った。
好き好んで、人はずるい人間にならない。
しかし、ずるさは、人間の幸せにとって決定的な事。

ずるくて幸せになる人はいない。
ずるくて社会的成功する人は沢山いる。ずるくてお金持ちになる人も沢山いる。ずるくて権力の立場に就く人も沢山いる。でも、ずるくて幸せになれる人は、一人もいない

今から、自分を裏切らないで、生きてみよう。
自分を裏切らないという事は、自分の感情をきちんと認識するという事。
そして、その自分を裏切らない。

あなたは十分、自分を裏切ってきたから。

管理人のちょっとひと言

なんて都合のいい男なんだろう。
自分の浮気が原因で離婚する事になっているんだから、自分の子供、そして妻に対して自責の念に駆られて当然。
むしろ、そういう気持ちをは、コントロールするんじゃなくて、受け止めるべきじゃないか。

捨てられた方、裏切られた方は、どう思っただろう。
そういう気持ちを踏みにじって、浮気をし、別居、相手の女性とは結婚するという。
少しは、罪悪感を持ってもらわないと浮かばれない。妻子に問題などないのだから。

家族の間で孤独を感じた。
それこそ、話し合うべきことであって、浮気をする事ではない。
外に逃げて行ったのは自分、そういった自分の家庭だけが特別なのではない。

一般的に、外で働く父親が、家庭内で孤独を感じる事は少なくない。
母親は、より多く、子供達と接しているから。
長男の反抗期など、自身も通ってきた道であろうから、分かろうというもの。

鬱状態・・・理由は、何も一つではないだろうから、そうなってしまう事を責めるわけにはいかないが、鬱状態=妻との会話が減る。
関係ないんじゃないか、そんな事を言ったら、世の中の大半の男性が、浮気して良い事になってしまう。

自業自得、自分勝手、ご尤も。
そこに、なんの異議もないけれど、よく相談を聴いてみよう。
断っておくけど、彼が自責の念に駆られて当たり前と思っている。

でもあえて、気付いた所、一方的に決め付けている内容は、どうなんだと思う。

簡単に言えば、大原先生と加藤先生のアドバイスに異議あり。

そもそも勘違いが酷い。
相談者は、自分が5年後に離婚届を出すと提案しているなんて、ひと言も言っていない。
長い間、妻と話し合って出した条件だと言っている。

この気の弱い男、何一つ大原先生に、違うと言えなかった。
その根拠、高校生時代まで一緒に居て、それから冷たくなったのは当たり前、この頃、女性ができている。
大きな勘違い、相談者はこう言っている。

中学時代まで仲が良くて、一緒に居て、高校に入った頃から反抗期になった
長男が15歳から16歳頃の話しだ。

浮気は6年前、25歳の長男が、19歳の頃の話しだ。
反抗期になったのと、大原先生の言う冷たくなったのと、何の因果関係もない、まったくの勘違い。
こう決め付けられても、違うと言えなかった相談者。

さて、5年後の離婚届、別居しても一人暮らし、これは相談者が提案したものだろうか?
長い間、夫婦の間では、別居の条件を話し合っており、慰謝料(たぶん不倫の)も払い済み。
尚且つ、生活費についても、話し合いがなされている。いわゆる婚姻費用の分担だね。

これを読んでいただいている方が妻だとして、浮気した夫が、離婚したい、別居したいと言ってきた時、どう返答するか。
はい、別れましょうと言うのか?
次女に至っては、17歳、高校3年生と思われる。

別居が1年前だから、次女16歳、大学へ進学するなら、卒業するまで6年の年月が必要になる。
ここで、相談者の発言を最初に戻って聴いてほしい、なんと言っているか、「形式的な離婚届は、まだ今から5年後に出すことになっています」
期日が「まだ今から」と、はっきりしている。そこまで拘るのは何か?ということ。

51歳の妻が、次女の養育費を貰ったとして、新たに職を探して生計を立てるよりも、夫の収入がそれなりにあった場合、少しでも長く生活費を負担してもらった方がいいのでないか。
もちろん、即離婚と考える人もいるだろうが、この夫婦に限っては、長く話し合っている。
とするならば、考えられることは、妻の生活と、次女の進学について。(長男、長女は成人してしまっていますから除外)
それについての、話し合いしか考えられない。

おそらく住居も妻なんだろうな。
別居中も、一人暮らしする事が条件だったら、どうだろうか?
離婚が成立していない状況で、別居したから、はい浮気した女の一緒に住んでいいわよって言う女性は、少ないはず。

長々と書いたけれど、そう考えたらどうだろう?
逆に、そう考える方が自然じゃないだろうか?

それにね、相談者は、こうも言っているよ、元に戻ろうかって気持ちはないって、確か2度も。
自責の念があるからと言って、妻子の方に戻る気はない。たとえ本心は違ったとしても。
だから、決断するも何も、ないんだよね。

人生相談の傾向は、明らかに回答者寄りに編集されている。
不都合な箇所は、カットされる傾向にある。
それだけに、断定した物言いの時ほど、怪しんだ方がいいと思う。

そこまで真剣に聞く必要もないんだけれど、ちょっと編集に悪意があるような気がしたから、ちょっと書いてみた。
全く違うかもしれないけれど、敢えて触れないように編集されているのは、おかしいよね。

ちなみに、もう一度書いておくけど、自責の念を持って当たり前。
その気持ちのコントロールの仕方もなにも、受け入れるべきだ。
大原先生も言ってるけれど、親子関係は切れないんだから。

いつまでも、忘れちゃいけないと思う。
自分の我儘で、苦しんで来た人のことを。

それと気持ちは、大原先生と一緒。待たせてる彼女に感謝しないといけないな。
不倫してたとはいえ、とりあえず、慰謝料も払われていて、解決済みなんだろうから。
ただ、相談のアドバイスじゃ、なかった気がするけど。

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コメント

  1. 管理人さんの深読みに全面的に賛同いたします。

    しかし、59歳の男を5年待つ41歳の女もたいしたタマだと思います。

    相談者さんは「社会的に成功した、お金持ちで、権力もある、人」なのかな。
    個人的には加藤センセの〆の言葉的な発言にグッと来ました。

    ずるをしないで生きてゆきたいです。

    • コメントありがとうございます。
      深読みすると(笑) そうではないかと思います。
      かなり収入は、多そうですね。
      だから、子供さえ成人してしまえば、財産分与とかで、奥さんも十分に生活できるんじゃないでしょうか。
      「ずるくて社会的成功する人は沢山いる。ずるくてお金持ちになる人も沢山いる。ずるくて権力の立場に就く人も沢山いる。でも、ずるくて幸せになれる人は、一人もいない」
      ですかね、そうあって欲しいという思いも込めて、そうであって欲しいです。

  2. 世間には慰謝料も払えないようなお金持ってない人が浮気することがあると思いますが、
    この夫婦では慰謝料問題はさらっと支払えるような旦那さんで奥さん良かったですね!と思ってしまいました(笑)子供さんがいるのは可哀想なんですが。

    5年待ってもらうというのも理由が知りたい。
    浮気相手もそれなりの年齢で、5年間気持ちが変わることはないんでしょうか…相談者が最終的にひとりぼっちになることもあるんでは?と思いました。

    加藤先生の言葉、ずるい人には幸せはこない…いい言葉ですね。

    • コメントありがとうございます。
      そうそう、さらっと慰謝料を払えるんですから、大したもんですよね。
      5年の理由は、話している可能性かもしれませんが、不都合を理由に編集でカットされてるかもしれませんよ。
      過去の相談者が、いろんな所で発言してたりしますが、往々にして、回答者寄りの編集で、カットされてしまったっていうのが多いです。
      女性の立場として、どうでしょう?41歳で独身、相手は金持ち、新たな恋を探すか、その男一途で行くか・・・待てばほぼ確実に、お金のある老後なら?(笑)

      加藤先生、もしかして〆の言葉を言ったかもしれないけれど、あの言葉の方が良かったから、カットしてしまったとしたら、面白いですね。

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