年老いた親との付き合い方

テレフォン人生相談
老いた親

テレフォン人生相談2016年3月30日は、母親との人間関係が不安という相談。実家は徒歩5分、毎日家に遊びに来る母。休みの日には、他人の悪口や芸能人のゴシップなどを話すが、口数の少ない相談者が黙って聞いていると、何を怒っているのか、無視をするとかと言って急に怒りだす。妻は飲食店を営んでいるが、そこにお客さんが居るのも構わず入ってきて、近所の人の言わなくてもいいことをペラペラと喋る。妻は上手にあしらっているが、子供達は、友達の誰それは連れてきてはいけないとか言われるので、寄り付かない。母親は専業主婦だったが嫁姑問題で苦労し酒癖の悪い夫にも悩まされた。自分が正しいと思っているから改める気もない年老いた母親と、どう付き合っていけばいいのか。

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テレフォン人生相談2016年3月30日(水)

パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
相談者:42歳男性(会社員) 妻(年齢不明・飲食店経営) 長男11歳 次男9歳 徒歩5分に住む母73歳 兄44歳(独身)と二人暮らし 父親は11年前に他界

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送される相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
その為、情報不足になり捉え方によっては、他者と違う感想になることもありますが、それらはリスナーの環境や体験談が代わって補うためと思ってってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になる場合があります。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

他人の悪口

自分が正しいと思っているので、他人の悪口を言う事に、何の抵抗もない母。休みの度に、母親の悪口を聞かされて黙っていると、怒っているとか無視するとか言って怒る母。周りも困っているのだが。

人の噂が好きな母

私の実の母との人間関係が不安で、相談させてもらいたいと思い、お電話しました。
私の住んでる歩いて5分先に、兄と2人ですんでいる母、毎日のように家に遊びに来る。

口数の多くない相談者、黙って話を聞いていたりすると母親は、怒ってるんじゃないかとか、無視しているんじゃないかという勝手な解釈で、急に怒り出す。

毎日のように42歳相談者の家に遊びに来る母親73歳、前からそうだったのか、最近のことなのか?とドリアン助川。

基本母親は、自分のことよりも、他人のことばかり、たとえば近所の人がどうのこうのとか、例えばテレビで芸能人がどうのこうのとか、人の話ばかりなんですね、と相談者。
私はあの人がどうのこうのとかいう話は好きではない。人の噂とか。
だから、ただ聞いているだけなので、それに対して何も返事がないとか、ということで怒っちゃうんですね、昔からそういうことはありました。

孫も寄らない

今に始まったことじゃなくて、お母さんとそういう部分で昔から衝突があったということですね?とドリアン助川。
それはいつごろからですか?

小学校の時からですね、と相談者。
一緒に住んでいた時は、そういうもんだな、という部分もありましたけれど、結婚してから離れて暮らしてますので、そういった部分が、さらに自分としても気になっている部分があるとは思うんですけれども。

あなたとぶつかるけれども、毎日いらっしゃるということは、お母さんがいらっしゃる目的の1つは、お孫さんに会いに来ることじゃないんですか?とドリアン助川。
それもあります、と相談者。

お孫さん2人は、お婆ちゃんになついているんですか?とドリアン助川。
なついてはいますけれども、結局孫の方にも、例えば友達を連れてくると、その子は連れてきちゃダメだとか、そういったことを言いますので、孫のほうも友達を連れて、遊びに行くことはしないですし、あまり寄るような事はないですね、と相談者。

困る妻

あなたの奥さんはなんておっしゃっているのですか?とドリアン助川。
うちの妻は仲がいいものですから、妻にも会いには来るんですけれども、うちの妻はお店をやっているものですから、なかなか相手は出来ないって言う部分もあるんですね、と相談者。

お店も飲食店をやっていますので、仕事している間にも入ってきて、お客さん構わず入ってくるもんですから、非常にそういう対応としては困っている部分もあります、と相談者。
あなた自身がお店やってらっしゃる?とドリアン助川。
私は会社員で外出てますので、と相談者。

他には、どんなことがありますか、お母さんで困っていることで?とドリアン助川。
あとまあ、お店をやっていることもあって、近所の人の方にも、言わなくていいこともぺらぺら喋ってしまうんですね、と相談者。
そういったものも、止めて欲しいという話はしているんですけれども、どうしても自分なりの考えがありますので、そこの部分ではイガミあったりするんですけれども・・・

他人の悪口を一方的に話す母

結構、他人の悪口を言ってしまう人なんですねお母さん、とドリアン助川。
自分が正しいと思っちゃってますので、言うと専業主婦で外で働いた経験もないものですから、自分が一方的に話すという形なので、正直、人付き合いは上手な方じゃないと思っています、と相談者。

お母さん、お友達がいらっしゃらないですか?とドリアン助川。
いつもそういった形でトラブルがあったりして、正直いないんじゃないかなと思います、と相談者。
で、あなた様としては、どうしたですか?とドリアン助川。

僕もね、上手にやればいいんでしょうけど、すぐ怒って、何ともならないという状況が非常にもう、嫌で、そこの部分を上手にやれれば、いいのかなと思いますけど、結局周りもそう言う状況で困っているので、どう対応すればいいのか、というのが正直、困っている状況なので、そこをアドバイスいただければなという、と相談者。

年老いた親と付き合う

人恋しく、他人の悪口を言うことでしか、自分を表現できない母親。芸能人のゴシップより、自分が傷ついた話を聞いて欲しいはずだが、できない。年老いた母親とどう付き合っていくか、嘘でない心からのスキンシップ。

人恋しい

日常よくあるような話にも感じるんだけれども、一度確かに困ってるなという状況になっちゃったら、確かにあれだよね、それにしても毎日よく来るよね、懲りずに、とマドモアゼル愛。

多分人恋しいという部分が、非常にあるのかなと思っています、と相談者。
そこの部分は、うちの妻の方も感じてて、上手に対応はしてくれてはいるんですけれども。

こういう人って結構いるんですよ、そいで、でも残念だけど、みんな孤独になっていくよね。やっぱり、とマドモアゼル愛。
そうなんです、子供から言うと、親なんで、親のプライドっていう部分もあったりするので、あんまりは言わないようにはしているんですけれども、相談者。

そうね、言ったところでわかることじゃないからね、とマドモアゼル愛。
でも、どっかで自分が、本当には受け入れてもらってないということを、わかっているから、常々そうやって確認しようとするんだよね。
だから、本当に孤独なんですよ、実は、とマドモアゼル愛。

自分を表現する方法

かといって、他に自分を表現する方法を持っていないのよね、そいで昔あの、死んでいく人を、最期を看取ることが多かった人がですね、お医者さんで、生涯にいったいどういう悔いを残して死んでいく人が多いのかということを、語った本があって、その中で1番後悔が多かったのが、何にも挑戦しないで、死んでいく人だったって言うんですよね。

おそらく今、あなたがおっしゃったように、一度もこの方、仕事・・社会に出ないのが悪いとは言わないし、出れないで済んだ状況だから、それはそれで、幸福だったとは思うけれども、そういう自分を鍛えなくていけない、自分をここは押さえなくちゃいけない、自分は今、これを期待されているから、やらなくちゃいけない、というような意識が1度も磨かれずに来た人なんだよね、とマドモアゼル愛。

まぁ正直、うちの母も家庭内ですごく苦労してるんですね。
嫁姑の問題もあり、うちの父の正直、お酒飲むと暴れる人だったんで、と相談者。
苦労はした人だったんだ、とマドモアゼル愛。
ですから、そこでやっとね、やっとということはないですけれども、そういうしがらみから、離れたのに、もうトラブルを起こすことはないでしょうという事はね、言ってるんですけど、と相談者。

でも、お母さんは、そういうことを通して苦労もしたし、傷ついているんだよね、深くね、とマドモアゼル愛。
本当はそこら辺の話を、本当は聞いてあげるのが1番早いよね。

そうなんです、と相談者。
ですので、過去の話になったときは、そう言う話もできるんですけれども、基本近所の人がどうのこうのという話になっちゃうと・・・

違ったアプローチを試みる

お母さんが1番聞いてほしいのは、芸能人がどうだ、こうだではなくて、自分が本当に辛くて、どんなに傷ついたかっていうそのことだよね、とマドモアゼル愛。
その代弁が、あくまでも芸能人の話になっていたり、ゴシップになっているという、ことだと思うのね、だからそこら辺をちゃんと1回、深く聞いてあげる姿勢っていうのが、あれば、納得してくれるのかなって、気がしなくもないよね。

でも実際にそういうことが、機会もなければ、またチャンスもなければ、難しいけれども、そういう目でお母さんを見ることによって、何か伝わるものが出てくるかなって気はする、例えば、黙って聞いていくにしても、「お母さん、じゃあ、俺用があるから」と言って、ちょっと優しく、背中に手を置けば、ハッと気付くものが人間ってあるもんなんですよ。

そういう違ったアプローチ、そういうアプローチを試みていないんだと思うんだよね、そこら辺があると、魂が落ち着くっていうか、納得してくる、そうすると違った展開が開けてくる。

それから、今やったら、かえってトラブルが起きるのでダメだけれども、あと何か役に立っているということが、やっぱり大事なんですよ73歳くらいの・・アレだとね。
そいでそこら辺、ハッと気づいて、心落ち着くものがあったら、例えば、ただ遊びに行くのではなくて、「遊びに行くと、お母さん仕事の邪魔になるから、それだったら、得意料理、何か必ず毎日1個作ってよ」とか、店に出すからとか、今の段階でやると、それがまた自己主張になっちゃうから、トラブル必ず生みますけど、そういう感性が、伝わった後は、次は生きがいを与えることだよね。

嘘でない心からのスキンシップ

だから僕は、やっぱり寂しい人なんだから、ボディータッチっていうか何て言うの、スキンシップがね、嘘でない心からのスキンシップで、かなり変わると思うよ。
ハッと何かが目覚めると思うよ。
だって、そういう対応してくれる人がいないんだもん。とマドモアゼル愛。

そうですね、考えるといないですね、と相談者。
結局人間なんて最後求めているものは、そんなもんじゃない、とマドモアゼル愛。

はい、そうですね、今まで自分の考えっていうか、ちょっと違うんだなっていうのが、この電話でねちょっと、わかってきました。
今まで、歳をとればとるほど、苦労したら苦労したほど、なんか人間的に成長してないといけないんじゃないか、っていうのはあって、その部分を逆に僕が、甘えていたのかなと思います、と相談者。

もうちょっと、凛として欲しかった部分、親として、しっかりして欲しかったっていう部分が・・・
あるだろうね、あなたとしてはね、とマドモアゼル愛。

だからあなた自身も、その部分で未成長が部分が、あるわけよ。

はい、わかりました、はい、と相談者。

役に立っている

新宿のあるバーなんですけれども、そこのバーのママさんのお母さんっていうのが、青森県で一人暮らしのお母さんでね、80過ぎてるんです。
でも、そのバーのつまみ、酒の肴ですね、でも全部青森の母さんがひとりで作られて、2日に1回、3日に1回、宅配便で送ってくるんですよ。

娘のバーのために、つまみを作ってる毎日っていうことで、元気いっぱいでいらっしゃるんですね。
やっぱりだからいくつになっても、何かに参加できるとか、少し役に立ってるっていうことが、その人の精神衛生上すごく大事なことかもしれないって、今思ったんですが。

だから、ひょっとしたらお母さんにも、マドモアゼル愛先生もおっしゃってますけど、何か逆にお願いするとか、そういう形で、そういうことも求めていらっしゃるかもしれませんね、とドリアン助川。

管理人のちょっとひと言

これは、直接自分に関係なくても、似たような経験、目の前で見たとか、聞いたとか、あるんじゃないでしょうか。
自分の親だとか、配偶者の親だとか、危ないな、怪しいな、みたいな。
他人の悪口ってパターンでなければ、愚痴だったり、自分はダメを繰り返したりとか。

微妙に個人差がありそうなので、一概に同じだとは言えないでしょうが、どう付き合っていくか、ってのは問題ですよね。
今回の相談者は、できた奥さんと、本人も理解してるので、自分の考えを整理するだけだったみたいですけどね。

あっ、1点だけ。
お気づきの方も多いでしょうけど、ドリアンさんの最後のアドバイスは、愛先生が、今はやっちゃいかんと言ってた事ですな。
自己主張になっちゃうってこと。

そもそも、他人の話を聞き入れない状態で、手伝わせたら、自分勝手に暴走しますって。
お店にも顔を出すぐらいですからね、勝手にやってきて、アレコレし始めて、収拾がつかなくなります。
その新宿のバーのママさんのお母さんは、青森ですから、やってきませんし、こういう言い方もなんですが、駄目なら廃棄しても、わかんないです。

でも、相談者の母親は、歩いて5分、お店までどの位か分かりませんが、お客さん居るのも構わず入ってくるぐらいなので、歩いて行ける距離なんでしょう。
手伝わせたら、毎日やってきて、店の物を勝手にいじくって、勝手に飾って、頼んでもいないもの作って・・・文字通り暴走ですね。
制御不可、言わなくていいことペラペラ喋るのに、やらなくていいことやるに決まっています。

親の生きがいも大事かもしれませんが、受けて側が、しっかり対応できる状況でないと、難しいでしょう。
老いた親とどう付き合うか、他人の悪口に限らずですけど、止めさせる事は、難しいです。
むしろ、どんどん酷くなりますもんね。

とりあえず自分は、毎日されて気にならない事、困らない事を数個、お願いしてます。
それが何かは、個人で見つけてもらうしかないですけど、してもらって「ありがとう」と言える事でしょうか。
これからは、こういう相談、多くなりそうですね。

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