婚約者が進行性の難病

テレフォン人生相談
男女関係

結婚式を3ヶ月後に控えて、婚約者の彼女に進行性の呼吸器系の難病指定された病気があることが発覚。学生の時から付き合って10年、仕事の事や転職の相談にのってもらったりして、やっと仕事に就いて一緒になろうとした矢先の事。今は、寝込んでいるという事はないが、どのように変化して、重くなっていくかわからない。母親としては縁がなかったものとして結婚を諦めて欲しい様子。本人も、介護することになったら、やっていけないと悩んでいる。綺麗ごとで話してしては駄目な事と坂井眞。

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テレフォン人生相談2016年3月7日(月)

パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:坂井眞(弁護士)
相談者:女性(年齢不詳) 婚姻期間40年近く 長男29歳 交際期間10年で3ヶ月後に挙式予定の彼女31歳

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送される相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
その為、情報不足になり捉え方によっては、他者と違う感想になることもありますが、それらはリスナーの環境や体験談が代わって補うためと思ってってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になる場合があります。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

婚約者が難病になったら

3ヶ月後の挙式を控え、体調の悪くなった彼女に下されたのは呼吸器系の難病指定された進行性の病気。2歳年上で31歳の彼女とは10年の付き合い。仕事の悩みを相談し、転職、やっと仕事に就いて結婚を考えた矢先のこと。

婚約者が進行性の難病

長男の結婚の事で相談。
長い間、付き合ってきて、結婚を間近に控えて、相手の女性が病気という事で、結婚をどうしようかという事を、本人はもとより、家族みんな考えている。

呼吸器系の難病で進行性の病気と病院で言われた。
将来的に普通の結婚生活ができるのか?という事もあり、母親としては心配。

長男は29歳、婚約者は31歳、2歳年上で10年ぐらい前、学生の頃からの付き合い。
病気が分かったのは最近、不調を感じて、たまたま行った病院の医師から紹介されて行った先の病院で、病気かなという事を診断された。
呼吸器系の病気で、何年か前に難病指定された病気。

治療法が、まだ確立されていない、重くなっていく傾向にあるが、今は寝込むという事はないが、この先、どのように進行していくのか、分からない。このまま結婚して、結婚生活ができるのかどうか?と母親。

3ヶ月後の結婚を迷う息子

今は、一緒に暮しているわけでなく、息子は親と一緒に暮している。
10年付き合ってきた方と、結婚に踏み切ったのは、転職する時、彼女に相談にのってもらったりしており、なかなか定まらなかったので、仕事が決まり、待たせられないということで、結婚が決まったのだが、その矢先に病気がわかった。

こういう病気がわかって、息子に、俺が傍にいてやらなきゃ駄目だという気持ちが芽生えたのではないか?と問うドリアン助川。
ちょっとまだ、迷っているようだと、あやふやな返答をする母親。

これ以上進行していって、四十・・・歳をいった時に、やっていけるかどうか?と息子は迷っている不安だ、と母親。
母親としては、子供が苦労しないでもらいたい。
相手が苦しんでいるからこそ、一緒に居てやりたいというのも人間の気持ちだということで、迷われているんですね?とドリアン助川。

縁がなかったとか・・・と母親、10年付き合ってきたんですから、縁が無かったわけではない、とドリアン助川。
3ヵ月先に結婚式を挙げることが決まっている。

ドリアン助川まとめ
息子さん29歳が、2歳年上の彼女と10年間付き合いをしてきた。でもその彼女に、進行性の呼吸器系の難病があるということが、分かってしまった。で、3ヵ月先に結婚の予定があるのだが、このままでいいのかどうか、息子さん共々迷われている。

難病をマイナスと捉えない

普通の結婚生活をしたつもりでも、いろんな事がある。病気だからと言って、必ずしも充実した夫婦生活を送れないということもない。難病の中身を知ることで、一緒にやっていこうと充実した生活を送れるかもしれない。

難病の中身を知る

3ヵ月先まで結婚の予定が立っているということは、結婚式場も押さえてあるということ?と坂井眞。
そうですと、肯定する母親。
ゲストのリストも、招待状も済んでいる。(発送済みという意味かな)

難病と言われただけで、驚いてしまって、それで考えが止まってしまっているような気がする、と坂井眞。
学生時代から、10年ぐらいの付き合いで、本当に長い付き合いだと思う。
10年続いたこと自体、本当にご縁があって、二人の関係が、上手くできてきたから、そういう関係は人生で何度もあるわけではない。

その大切さが分かっていて、何かのタイミングで結婚することになった。
それは重みのある話しだが、片一方で難病という話しが出てきた。
そこで、どうしよう?というのは、よく分かるが、その時にどうしようという時に、その難病が、どう進行するのかとか、相手の女性の健康がどういうふうになっていくのかとか、何年ぐらい経つと、どんな事が想像できてとか、ちゃんと調べないと、ただ、これは大変だ、難病だって言っているだけでは、なかなか決断できないと思う。

結論は、どちらもあると思う。
まず、病気のことを調べて、それでもこの縁を大切にして、そういう時だからこそ、結婚して一緒にやっていこう、という選択もあるわけだし、ただ単に、マイナスだけ捉えるというのは、正しくないと思うし、その判断するには、中身を知っておく必要があると思う。

普通の結婚生活などあり得ない

ある意味、マイナス面が出てきたのかもしれないが、自分に照らして考えてみていただければ、結婚40年近くの母親でさえ、その間にいろいろあったでしょう?と坂井眞。
言葉としては、よく分かる。息子に普通の結婚生活をさせたい。苦労しないで、生活させたいという気持ちはよくわかるが、そんな事はあり得ないと思えないか?と更に問う坂井眞。

そうですね、先の事は分からないと母親。
人間、病気するかもわからないし、経済的な大変さがあるかもわからない。運が良ければ、どちらもないかもわからないが、どうせ色んなことが起きる。
それが、たまたま結婚しようという時に、難病という事がわかったので、悩む気持ちはわかるが、そこだけで、たじろぐのではなく、その難病の中身をよく聞いて、結婚生活が始まる前に、本人が、とてもやっていけないと、思うのなら、結婚するのは逆にお互いにマイナス。

だけれども、やっぱり10年過ごしてきた人と一緒に居たいと思うのなら、結婚前に病気になろうが、結婚してから病気になろうが、同じ事。
この人と一緒になりたいのなら、すればいい。単純にマイナスだから、この結婚やめておいて、次の結婚は、完全無欠な相手が出てくるかといったら、そんなことはない。

息子の気持ち

息子本人は、相手の女性とどうしたいと思っているのか聞きたい、と坂井眞。
病気の事は、結婚についてマイナスだと思っているかもしれないが、10年付き合ってきて、どうしたいと思っているのか、すごく大切。
そこのところは、どうなんだろう?と。

母親も、どうなの?って聞いたが、今元気だけれども、10年ないし、この先になった時に、やっていけるか自信もない、みたいな事を言うのだが・・・と。

やっぱり俺は無理だよ、僕は無理だよって思うのであれば、結婚しては駄目。始める前から、そう思っているのならできっこない。
大変だろうけど、この人と一緒に居たいというのなら、それじゃあ頑張れよって話になる。
そういう事を言うのは、ズルイとかで判断するのではなく、本当にどうしたいのか?という事を、よく考えるべき。

綺麗ごとではない

病気が発覚してから間もないので、無理はないが、形式的な話しや、綺麗ごとで話しては駄目なこと。
生活していく中で思っていく、重い事だから。
当人二人の、お互いの本音をきっちり確認しないといけないと思う。

心が決まらないのなら、結婚式の日取りが決まっているから、それまでに決めなきゃいけないというのは、本末転倒。
病気を抱えながら、共にやっていって、充実した夫婦の生活ができるかもしれない、ということはある。
お互い健康でお金に不自由しないから、みんな幸せな夫婦生活ができるかといえば、そんなことはない。

難病と言っても、人によっていろいろな病状、程度があると思う。
その辺りを、きちんと確認して、結論を出していくってことじゃないかと思う。

後悔しない結論

精神的な面だけでなく、介護というか、そうなった場合、できるか?という事もある、と母親。
障害や病気を抱えて、自立した方、世の中に一杯いるから、難病になったから、とにかくマイナスだという、型にはまった考え方をするのは、辞めた方がいい。

10年間続けてきた、付き合いの重さを、本人の気持ちを、よく考えていただいた方がいいと思う。
後悔するかもしれない、私の人生の相手は、やっぱりあの人だったって。
息子は、そう言っている。この結婚を逃したら、もう結婚はできないかもしれないと、言っていた、と母親。

結婚する前に、たまたま病気が分かったが、結婚式挙げた後、一カ月後にわかったら、こういう話しではなかった。
そうしたら、それで頑張っていこうと、普通は思う。
難病というだけで、たじろがないで、本当にみんなが考えていくのが、必要だと思う、情報を沢山集めて。

二人で乗り越えていく課題

皆さんが、驚かれていて、戸惑われているというのは、よく分かる。
難病が、今後どういう展開をしていくのか、調べた上で、医学の進歩もある。

自分の知り合いの奥さんが、難病を抱えていて、学校へも通えなかった人が、結婚した。
新郎新婦、泣きながらの結婚式になったのだが、何故泣いたかと言えば、悲しみの涙ではなく、病気があっても、互いに乗り越えていくという、決意を二人がしたこと、一緒に生きていくんだ、と決意をしたことの涙だと思う。

坂井先生が仰ったように、病気があるということが、マイナスなのではなくて、二人で乗り越えていくという課題だったと、考えることができると思うので、見守ってあげて欲しい。

管理人のちょっとひと言

これは、あくまでも推測ですけど、気になる点だけ、チェックしておきます。
おそらく長男は、10年後、彼女が40歳になる頃に、介護が必要な状態になるかもしれないということを前提にして、結婚を迷っています。
この母親も知っていて、言わないのか、言ったのに無視されたかの、どちらかです。

進行性の病気で、10年後を目途に、介護が必要な状態にまで、婚約者の症状が悪化する。
それを知っているからこそ、迷っているんだと思います。
そもそも、そうでないと、この話しが成り立たないと思いますけど。

もしも、婚約者の症状を何も知らずに、迷っているんだとしたら、そんな男と結婚しない方がいい。
彼女にとっても、縁がなかったということで、お別れした方がいいですね。
自分が、本当に介護の必要な状態になった時に、逃げだすかもしれない人と、一緒にならない方がいいでしょう。

だから、失礼ですけど、ドリアンさんも、坂井先生も、ちょっとズレてしまっています。
まあ、この母親、結婚を諦める方向でのアドバイスを欲しがっていますから、故意に勘違いするように、話してるかもしれませんけど。
おそらくですが、本当に相談したいのなら、こうです。

婚約者は、10年後に介護しなければ生きていけない状態になってしまいます。
婚約者の事を、大事にしたいし、一緒にいたいですが、そうなってしまっては、生活の面からも綺麗ごとでなく、支えていけそうにもありません。
それでも、一緒になるべきでしょうか?

こう相談されたら、ドリアンさんや坂井先生のような回答やアドバイスが適切かどうか、という事じゃないかと。
だから、家族のみんなは、消極的だし、長男ということは、他にも兄弟姉妹がいるはずなので、援助という面からも、厳しいということでしょう。
そんなに、外れてるとは、思わないですけどね。

相談者が当時者でない場合、自分に不利な点は、語らないし、主観でもってしか相談してきませんからね。
そんな時こそ、アドバイスする側が・・・

まともに相談すれば、こうなるでしょう。
長男の意思を尊重し、お父さん、お母さんは、息子さんを後ろから支えてあげてください。
そのまんま、そうなるかどうかわかりませんが、母親が欲しい回答とは、180度違うことは確かだと思います。

この推測が、当たっているかどうかは別にして、個人的には、決めるのは息子と彼女だということ。
家族は、あくまでもサポートに徹する。
逆に彼女はどう思っているんでしょうね?

大切に思っている人に苦労をかけさせることを良しとするか、それとも、それでもいいので一緒に居たいのか。
他人が口を挟むことは、余計なお世話以外の何ものでもない。
背負う人が、自分たちの意思で決めるべきこと。

外野はただ、出来ることだけを、伝えてあげることですね。
できないのなら、できない、それは判断材料の一つに、なるんだろうと思います。
当時者以外に背負えない問題に第三者のアドバイスは不要、ただできることだけ伝えてあげる。

冷たいかもしれないけど、順番からいけば、両親は先に他界するし、兄弟姉妹は別の家庭をもつだろうし。
全面的な協力は、どう考えてもできない。
それをきちんと伝えてあげないと、頼られ過ぎても、できないものはできない、これもまた現実。

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コメント

  1. 二人で将来を考えることが一番なんですが、
    招待状も出し、会場もおさえてあるという点などが結論を急がせてしまうと思いました。
    もし、私が彼女の立場になったら、彼に新しい彼女を見つけてもらい結婚して家庭をもってほしいと願うと思いました。

    私は、もし…と想像するだけですが、
    彼女は10年のお付き合いの彼とやっと結婚できることになり、招待状も出して、どんなドレスを着ようか、
    など考えて一番幸せな時間を過ごしていたんだと思います。
    彼女は今、いろいろな不安を抱えてると思うと辛くなってしまいますね(*_*)

    • いつもありがとうございます。
      そうなんですよね、一番辛いのは、彼女なんです。
      彼女の今の気持ちを、推し量ることなんか、自分にはできそうもないです。

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