貸したお金に金利をつけて回収

テレフォン人生相談
借金問題

テレフォン人生相談2016年3月21日の相談は、72歳の男性から、半年前に亡くなった妻が、生前に友達に貸していた3回に分けて100万円くらいを貸したお金について、借用書の書直しと、貸した時の7年前に遡って金利をつけたいので何%にすればいいのか、それから保証人をつけたいのだが、という相談。真面目に地道に返済している人に対して、相続したからと言って、いきなりお金を返せとか、金利をつけろとか、欲をかくと全てを失うというありがたいアドバイスを聞くことになる。

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テレフォン人生相談2016年3月21日(月)

パーソナリティ:加藤諦三
回答者:塩谷崇之(弁護士)
相談者:72歳男性 半年前に妻他界 一人暮らし 2人の子供は独立

加藤諦三氏の〆の言葉『子供の成績が良いと、もっと良い成績と言って、子供を潰す母親がいます』

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送される相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
その為、情報不足になり捉え方によっては、他者と違う感想になることもありますが、それらはリスナーの環境や体験談が代わって補うためと思ってってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になる場合があります。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

妻の貸したお金に金利を上乗せ

7年前に妻が友達に貸したお金、金額は100万くらい、借用書もあるはずだがない。借りている友達は認めている、と勝手に推測。7年前に遡って、金利をつけて返してもらいたいので、何%が妥当か。

亡き妻が貸したお金

72歳男性からの相談、家内は半年ぐらい前に亡くなり一人暮らしで、子供達2人は独立している。
家内がお金を友達に貸したらしい。全部で100万ぐらいですけど、と相談者。
3回に分けて、貸しているようで、金利とかは、はっきりわからない。

借用書を、家内が生きている2~3ヶ月前に貸しているという事を聞いているので、借用書も書いてもらってるらしいのだが、それが見つからない、と相談者。

今となっては、借用書もないし、本人も亡くなられているという事で・・・と加藤諦三。
話しを遮るように話し始める相談者。
それで、借りた人は、いちおう承諾はしている。

借りたという事を、認めているんですね、と加藤諦三。
はいはいはい、と相談者。
7年ぐらい前からで、少しずつ返済にはなっている。

そうすると、100万円のうちの少しは返してもらってると、と加藤諦三。
半分ちょっと返してもらっている。家内の通帳に振り込みになっておった。と相談者。
そうすると、今は、いくら返してるんですか?と加藤諦三。

あと残りが、46万7千円になりますか、と相談者。
あと46万7千円を借りているという事を、その奥さんの友達・・・加藤諦三。
また、話しを遮るように話し始める相談者。
本人は金額的には、どのくらいと覚えているか、分からないけれど。

借りてるという事を認めてるんで、いくら借りてるということは・・・加藤諦三。
再度、話しを遮るように話し始める相談者。
おそらく記録持っていると思うんですよ、銀行に振込しておったからね。

借りているというのは推測

これだけの借りてるんだけれども、それは認めているというふうに、あなたは推測してる、と加藤諦三。
推測してるんです、と相談者。

それと、借用証がないので、これから、貸主が私で、借主が友達の名前で、借用書を作ることができるか?っていうことをですね、と相談者。

奥さんの友達と、あなたは顔見知りなんですか?と加藤諦三。
顔見知りです、と相談者。
借主とあなたは顔見知りで、連絡は当然、とれるわけですね?と加藤諦三。

とれます、はい、と相談者。
連絡はとれてるっていうことは、当然、あなた返してくれっていうふうに、既に言ってあるってわけですね?と加藤諦三。
まだ、はっきりは言ってないですけれど、借用書作らなきゃいけないかな、と思ってるわけですよ、と相談者。

借用書を書いて金利を上乗せしたい

あなたは実際に、この奥さんが借りてるものを、自分の名前にして、借用書を作ってもらうように、要求できるか、ということですね、と加藤諦三。
そうです、はいはい、それから今まで、7年間の間の金利っていうのが、利息ですね、請求できるかどうか?と相談者。

総額100万円借りて、それは今までは、利子も何にもつかないで、ということですね、と加藤諦三。
今まで、そういう約束になってないようなんですけど、と相談者。
あんたの方としては、100万円の・・・加藤諦三。

また遮り・・100万円に対しての、7年間の間の金利請求できるか?最低金利がいくらとか、法定金利とかって、個人であっても、聞いたことあるんですけど、そういうものが何%であるかというのも、年利にすれば、あるいは日歩にすれば、いくらとか、それも知りたいわけなんですよ、と相談者。

相続人として受け継いだだけ

妻が7年前に貸したお金の詳細が、はっきしりない状況で、少しずつ真面目に返済している妻の友達に対して、条件を勝手に設定しようとする相談者。

貸した条件不明

あなたの奥さんが、7年前に、友人にお金を貸したわけですね?と塩谷崇之。
はい、と相談者。
3回に分けてということですけれど、その時に借主の方とね、どういう約束をしたかってことまでは、分からないんですか?と塩谷崇之。

私は分からない、と相談者。
それは、奥様からも、その話しは聞くことはできなかったんですね?と塩谷崇之。
全然、できなかったんですよ、と相談者。
で、借主さん本人には、それは尋ねてないんですか?と塩谷崇之。
まだ尋ねてないんです、と相談者。

借用書ではなく債務弁済契約書

まず1つは、あなたと、そのご友人との間で、新たに借用書を取り交わしたいと、いうことなんですけれど、借用書というのは、お金を貸した人と、借りた人との間で取り交わすのが、本来の姿なので、あなたと借主との間で、新たに借用書を交わすのは、ちょっと本来の借用証の在り方とは、違うと思うんですね。

それよりもむしろ、法律上は、債務弁済契約書という言い方をすれば、いちばん適切なのかもしれませんけど、いくつかの事について、確認をし、合意をすると、いう内容の書面を取り交わす事になるんじゃないかと思います。

それには、どういう内容を書くかというと、元々のお金の貸し借りをしたのが、いつなのか、という事について、これは、あなたの方では分からないわけですから、借主さんの方から、申告してもらうしかないですけれども・・・

元々、7年前に100万円を相手が借りましたと、その内、いくらいくらは返しました。というこの2つの事実を、お金の貸主、あなた側と、借り主の間で、この2つの事実の確認をする、という事になりますね。

相続人を明確に

あの、借りた事実は、だいたい・・・家内の通帳の名義で、わかるんですよ、と相談者。

あなたの方は、分かるけれども・・・塩谷崇之。
遮るように話す相談者・・・相手の方がね。

いくら貸して、いくら返したかという事によって、あといくら返さなくちゃいけないのか、という事が、はっきりしますよね、と塩谷崇之。
それから、その次に大事な事は、それは元々、あなたの奥さんが、貸したもののわけですよね、その奥さんが、借主に対して、返還請求権を持っていたわけですけれども、それを、あなたが相続したと、いうことの確認が入りますね。

相続は厳密に考えると難しい処で、奥さんの財産というのは、あなたと二人のお子さんに相続権があるわけなんですよ。
だから、なんにも二人のお子さんと、協議してないという事になると、あなたが奥さんの持ってた債権の、請求権の2分の1は相続できるわけですが、残り4分の1ずつは、子供達に請求権がありますんで、と塩谷崇之。

なるほどね、それが発生してくるわけね、と相談者。
だから、その辺りの権利関係が、ややこしくなってくるので、できれば、あなたのお子さんたち・・・塩谷崇之。
話しを遮る相談者・・・あるいは・・すみません、それか子供達が全部私に任せますっていう・・書類関係で作らなきゃなんないわけですかね?

そうですね、本当は一番いいのは、友人に貸していたお金については、全部、亡くなった方からみれば夫である、誰々が取得するっていうことを、相続人3人の中で、きちんと話しあっておくのが、一番いいわけなんですけれども、と塩谷崇之。

家内が亡くなっているから・・(動揺してか、意味不明なので、言ったまま)そっとやもらうことできない・・家族できない・・から・・だったから、子供だけで・・しょうがないでしょうね、と相談者。

そうですね(言ってる事が分かったのか)、2人のお子さんとそこは、相談することになりますけれども、その相談した内容についてね、先ほどの、債務弁済契約書の中に、ひと言入れておかないと、相手から見ると、誰に返せばいいか、わからないわけですよ、と塩谷崇之。

返済方法の明確化

あなたとの間でね、46万7千円を返しますっていって、一生懸命返してたらね、後になって、息子さんがでてきてね、母親の貸したお金を返してくれと、いうふうな事になると、お金借りてた人は、二重払いしなくちゃいけないような事になってしまうので、だから、相手の人との間でもね、あなたの奥さんが、貸したお金については、それに関する権利義務に関しては、全て、夫である私が相続したということを、確認をすると、いうことを書面の中に入れておいた方が、はっきりしていいですよね、と塩谷崇之。

その上で、ここからは相手との話し合いになりますが、これをどういうふうに返しますか?ということについて、確認する。

相手に、伝えなきゃなんないわけですね、と相談者。
相手との間で、そこは協議をして、例えば毎月いくらずつ返すとか、あるいは、何回に分けて、いくらずつ返すとか、そういうことについて、相手との協議がまとまったら、それを書面に入れていくと、と塩谷崇之。

保証人をつける

それに対して、保証人とか、相手方につけていただかなきゃなんないんでしょうね、と相談者。

いや、そんなことはないですね、と否定する塩谷崇之。
もともと、保証人はいなかったわけですから、あなたは奥さんの立場を受け継いでいるだけですから、それを新たに保証人をつけてくれというのは、ちょっと行き過ぎかもしれませんね。

せっかく、相手が払う気になっているわけで、しかもあなたの側は、相手にに支払いを強制的に、求められるだけの証拠がないんですよね、今の段階で、と突っ込む塩谷崇之。

そういう事を考えると、相手が任意に支払おうって気持ちがあるんであれば、相手のその気持ちを、ある程度尊重して、進めた方が、あなたにとってもいいんじゃないかと、思います。

貸したお金に金利

ああ、そうですか、その辺はわかりました、と納得しない相談者。
あと、金利関係というのは、請求するとすると、いくら請求できるか、と今の説明を理解してない相談者が欲をかくところ。
それで、お聞きしたいんですけれど・・・

はい、金利については、お金の貸し借りをした時に、金利を払うという約束をしていれば、その分は、金利として請求できますけれども、そういう約束がない場合には、金利は取れない。

金利の請求ができるのは、最初に貸し借りした時に、金利の支払いについて、約束があるか、もしくは、いついつまでに返しますという約束をしていたにも関わらず、それを約束を破って支払いが遅れていた場合、この2つの場合には、金利の請求ができます。

前者については、わからないわけでしょ、金利がついていたかどうか、と塩谷崇之。
はい、そうです、と相談者。
後者については、いつ返すって約束をしてたかって、分からないわけでしょ?と塩谷崇之。
はい、はいはいはい、と相談者。

考え方としては、もともと、奥さんとの貸し借りの時に、金利の約束をしていたかどうかですよ、と塩谷崇之。
金利の約束を、してない、あるいは誠実に返してきたにも関わらず、相続人である、あなたが出てきてね、これからは金利を払えというのは、筋が違うんじゃないかなって気がしますけれどね、と怒ってますね塩谷先生。

そうですか、私が心配したのは、この約半分の返済も、約7年ぐらいかかっているのに、まだ、残金が7年もかかったんでは、借主が、歳も歳だし、どういうふうになるのかな、というふうに心配なんですよね、正直申しあげると、と相談者。

だから、そこら辺ね、あなたが、奥さんの立場を受け継いでるだけですからね、だから奥さんが持っていた権利以上のものを、あなたが主張するというのは、それは筋が違うんですよ、と塩谷崇之(やっぱり、怒ってますね)

なるほどね、お聞きして良かったです、とちっともよく思っていないが、自分い同情してもらえると思ったのに、逆に怒られた形で、声が震える相談者。

だから奥さんがね、返すのはいつでもいいよって貸してたんであれば、あなたが出てきて、相続したからと言って、今すぐ返せっているのは、筋が違うわけですよね。
でも奥さんが、1年後には、必ず返してよね、という約束をしたのであれば、あなたも1年後には、今から考えると6年前には、もう完済してなくちゃいけないのに、延びちゃってるんだったら、払ってよねってことは言ってもいいです。と塩谷崇之。

欲を出すと全てを失う

今、塩谷先生がね、本当にいいこと仰っていただいて、欲を出すと全てを失う結果になり兼ねないので、穏便に、納めていくのが一番いいんじゃないでしょうかね、と加藤諦三。

ああ、そうですか、聞いて良かったです、助かりました、と相談者。

『子供の成績が良いと、もっと良い成績と言って、子供を潰す母親がいます』

管理人のちょっとひと言

加藤先生の〆の言葉が笑えてしまった。
例えを、母親にするあたり、なんとなく人柄が出ていて、いいですね。
塩谷先生も、激しくではないけれど、土曜日の放送と比較すると、面白いと思いますよ。

借りたお金を返さない隣人 悔しがってた母の香典もなし

同じ貸したお金についてですし、どちらの弁護士の先生も、優しい口調で、アドバイスをくれる先生ですが、相談者の行い?態度?次第ってことです。
伊藤先生は、保証人をつけるように話をしてますが、塩谷先生は、逆です。
状況が違うのもありますけどね、本日の相談については、もっと懲らしめても良かったんじゃないかと、思います。

まず、具体的に借主の亡くなった妻のお友達ですけど、7年経って、100万借りていたとすると、53万程しか返済してません。
仮にです、仮に、すぐに返すという約束をしていたとしても、少しずつ、月あたり6000円~7000円を返してきたことになります。
返せないけど、誠意は見せていることは間違いないです。

高齢のようですが、同年輩だとしても、年金生活。
だとしたら、頑張ってますよね。
借金が止むを得ない事だとしても、土曜日の隣人とも、まったく異なります。

それを、亡くなった妻がどう思っていたか、ということですが、渋々でも承諾していた事は間違いないです。
でね、これを7年間続けてきたわけです。
褒められたことじゃないかもしれませんが、7年続けてるって、なかなかだと思うんですけど。

あと、100万についての根拠って、怪しいですな。
3回に分けて貸したって言ってますけど、正確な金額と、貸した日付ってわからないんじゃないですかね。
とすると、正確な、借金を証明するものって、ないんですな。

亡くなった妻の口座に振り込まれたお金って、実はその方が、奥さんに貸してたお金じゃないんですかね?
なんてこと、言わないと思いますけど、貸したお金を証明できなければ、逆に振り込まれてきた金額のみしか、わからないことになります。
すごく、弱い立場ですね。

どこで、どんな話を聞いたのか知りませんけど、欲をかくと、先方がへそを曲げてしまうかも。
そうなったら、それで終わりですな、金利だ保証人だと、言わなきゃ、もっと建設的なアドバイスもらえたでしょうに。
ご愁傷さまです。

で、気になったのは、子供も相続人で、債権について、4分の1ずつ相続してるってところ
もしかして、子供達と上手くいってないのか、黙って、いろんなことやってません?
子供には内緒で、奥さんの遺産を全部、自分が独り占めしたとか(笑)

まあ、夫婦ですからね、そういうこともあるでしょうが、奥さんが、他人にお金を貸す余裕があったってこと。
奥さんが貸してて、それは俺の金だって、言わないところが味噌ですな。
奥さんが働いていて、案外、養ってもらってたとか。

旦那が貸していたお金の事を知ったのは、亡くなる3月ほど前、それについて、あれは俺の金だって言えないんだから、いろんなこと想像しちゃいます。

棚ぼた、期待してたんでしょうがね、欲をかくから、変に厳しいアドバイスを受けることになってしまいましたな。

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