生命保険金の受取人と相続

テレフォン人生相談
相続問題

テレフォン人生相談2016年11月12日は、柴田理恵&坂井眞。半年前に他界した実母の相続の件で、弟と揉めている。生前母が、生命保険金は全額弟にあげると言っていたと弟、しかし実際に受取人は、相談者と弟で50、50になっていて、その通り受け取る。亡き母から、生活費や子供の学費など、合計すると1000万ほど貰っていた相談者。弟は母からその明細を持っていると、生命保険金を全額渡せと言う。夫の土地の上に建つ母名義の建物は2軒。店舗と自宅、その相続のハンコを押さないと弟、一切連絡してくるなと手紙を寄こす。

テレフォン人生相談2016年11月12日(土)
パーソナリティ:柴田理恵
回答者:坂井眞(弁護士)
相談者:54歳女性 夫62歳 長男30歳 長女26歳 次女22歳 半年前に他界した実母 相続で揉めている実弟

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

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読むテレフォン人生相談

54歳の女性から、相続について、お願いします。

あなたは、おいくつですか、今?(柴田理恵)
54です。(相談者)
54歳・・ご結婚、なさってらっしゃいますか?(柴田理恵)
はい。(相談者)

旦那さんは?(柴田理恵)
62になります。(相談者)
62歳・・お子さんは、いらっしゃいますか?(柴田理恵)
はい、長男・・(相談者)
はい・・(柴田理恵)
30歳・・(相談者)
はい・・(柴田理恵)
長女・・(相談者)
はい・・(柴田理恵)
26歳・・(相談者)
はい・・(柴田理恵)
次女、22歳です。(相談者)
はい・・(柴田理恵)

弟と相続トラブル

わかりました、えっと、相続というのは、どなたの相続になるんでしょうかね?(柴田理恵)
はい・・今からだと、半年前に・・(相談者)
はい・・(柴田理恵)

わたくしの実母ですね・・(相談者)
ああ、はい、はい、はい。(柴田理恵)
が、亡くなりました。(相談者)
はい。(柴田理恵)

その・・(相談者)
はい。(柴田理恵)
相続についてなんです。(相談者)
ああ、お父様は、いらっしゃるんですか?(柴田理恵)

父は・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
今からだと、20年前に亡くなりました。(相談者)
ああぁ、そうですか・・(柴田理恵)
はい。(相談者)

じゃあ、ご兄弟は?(柴田理恵)
はい、兄弟は・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
弟と、妹がおります。(相談者)
はい。(柴田理恵)

じゃあ、その、お母様の・・遺産相続となると、弟さんと、妹さんとの関係ってことですかね?(柴田理恵)
はい、そうです。(相談者)
はい、どういった・・(柴田理恵)

え・・妹は・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
あのぅ、相続には・・もう、わた、私は何もいらないっていうことで・・(相談者)
うん。(柴田理恵)

言っとります。(相談者)
はい、はい、じゃあ、弟さん・・(柴田理恵)
それで・・はい・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
弟と、私との間の問題なんです。(相談者)

どういう?(柴田理恵)
土地が・・ありまして・・(相談者)
はい。(柴田理恵)

その土地は・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
私の夫の名義の土地なんです、今、住んでるところが・・(相談者)
はい。(柴田理恵)

そして、その上に、家が2軒建っております。(相談者)
はい。(柴田理恵)
店舗と・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
自宅が・・(相談者)
はい。(柴田理恵)

そこを、建て直して・・(相談者)
はい。(柴田理恵)
母が、生きてた時に、一緒に住もうねって、言ってたんですけれども・・(相談者)
うん。(柴田理恵)

母が亡くなって・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
相続ができてないまま・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
なんです。(相談者)
はい、うん・・(柴田理恵)

それで、この・・相続・・に対して、ハンコを押すっていう約束でしたが・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
弟が、ハンコを押すのを渋ってる。(相談者)

生命保険金を全額渡せ

ああ・・えっ・・(柴田理恵)
それは・・(相談者)
はい。(柴田理恵)
生前・・(相談者)
うん。(柴田理恵)

母が・・わたくしに・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
貸してた・・っていう、お金があるとか・・(相談者)

借りてたんですか、お母さまに?(柴田理恵)
まあ、生活をしてる上で・・(相談者)
ええ・・(柴田理恵)
少し出してもらったとか・・(相談者)
う、うん。(柴田理恵)

子供の学費を、少しもらったとか・・(相談者)
あっ・・はい、はい。(柴田理恵)

・・は、あります。(相談者)
はい、はい、はい。(柴田理恵)

それでそれを、細かく書いたのが・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
弟は、持ってるそうです。(相談者)

それで・・うん、母は・・生命保険に入ってて・・その生命保険の受取人を・・(相談者)
はい。(柴田理恵)

私と弟に半分ずつ・・(相談者)
はい。(柴田理恵)
残してくれたんですが・・(相談者)
はい、はい。(柴田理恵)

母は・・弟に、前に全額あげるっていうこと、言ってたらしいんですね。(相談者)
はあああ・・(柴田理恵)

でも・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
開けてみたら・・(相談者)
はい。(柴田理恵)

50、50になってたっていう、ことなんです。(相談者)
ああ、はい、はい、はい。(柴田理恵)

それで、弟は・・(相談者)
うん。(柴田理恵)

その、50を・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
俺にくれ・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
っていうことなんですね。(相談者)
はい、はい。(柴田理恵)

それをしてくれないと・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
ハンコは、押してやらない。(相談者)
はあ、そうですか。(柴田理恵)

それで、ハンコを押してくれっていうことで・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
わたしが作った、協議書を見せたらば・・(相談者)
うん。(柴田理恵)

納得がいかないっていうことで・・(相談者)
うん、ふん、ふん、ふん。(柴田理恵)

そのまま、帰っちゃったんですね。(相談者)

あなたの・・書いた協議書は・・えっと、生命保険は・・ま、書いてある通りに、半分ずつ欲しいと・・(柴田理恵)
あっ・・(相談者)
いうことですか?(柴田理恵)

もう、生命保険に対しては・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
まず・・お金を、50、50ずつ、分けたんです。(相談者)
はいはいはい・・うん。(柴田理恵)

でも、その50を・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
俺がもらう約束をしてたって・・あの、なんか・・(相談者)

もう、もうでも、それは、支払われたものなんですね?(柴田理恵)
そうなんです・・そうなんです。(相談者)
うん、うん、うん。(柴田理恵)

それでも納得がいかないっていう・・(相談者)
いかない・・(柴田理恵)
ことなんです。(相談者)
はい。(柴田理恵)

母の最期の面倒は

この・・建物・・(柴田理恵)
はい。(相談者)
その、お店とか、自宅っていうものは・・お父さんが・・建てられたものですから、今、名義は・・お母様のものに、なってたわけですね?(柴田理恵)
そうです。(相談者)

はい。(相談者)
ふんふんふん。(柴田理恵)
です、じゃ、その、ホントは・・その、建物も・・お二人で・・折半したりしなきゃいけない物であるってこと・・でしょうか?(柴田理恵)

この・・土地の上に建ってる物だから・・(相談者)
うんうん、うん、うん・・そうですねぇ・・(柴田理恵)

売れるような物でもないんですね。(相談者)
ふん、うんうん、うん、うん。(相談者)

なんで、私がもう、もらうっていうことで・・(相談者)
うん。(柴田理恵)
話しは、ついてたと思ったんですが・・(相談者)
はあ、はあ、お母さんがね、あの、一緒に住もうねって・・(柴田理恵)
はい。(相談者)
おっしゃってたぐらいですからね・・(柴田理恵)
はい、はい。(相談者)

あの、最期、お母さんって・・あの、どなたが面倒、みてらっしゃったんですか?(柴田理恵)
わたしです。(相談者)

はあ、そうですか・・(柴田理恵)
はい。(相談者)

わかりました、じゃあ、先生に聞いてみましょう。(柴田理恵)
はい。(相談者)
では、今日の回答者の先生は、弁護士の坂井眞先生です。(柴田理恵)
先生、よろしくお願いします。(柴田理恵)
よろしく、お願い致します。(相談者)

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坂井眞アドバイス

よろしくお願いします。(坂井眞)

どう分けたい

えーっと、先ほどの話しですと・・相続財産を、あなたと、弟さん二人で、どう分けるかというところが、話しがつかないと、こういう、ご相談ですよね?(坂井眞)
はい、そうです。(相談者)

で、あなたとしては、具体的に、どういう分け方にしたいんですか?(坂井眞)
この家は、私、欲しいです。(相談者)

お店と自宅、これは、2棟あるんですか?(坂井眞)
2棟あるんで・・(相談者)
うん。(坂井眞)

1つは、弟にあげてもいいと思います。(相談者)
おお・・(坂井眞)

それで、今、住んでいる自宅の方を、私が・・欲しいんです。(相談者)
あ、自宅の方を欲しいと・・店の方は・・弟さんが、とってもいいよって言うんだけれども・・(坂井眞)
はい。(相談者)

その場合、弟さんが店を・・の、建物を、手に入れると・・地主さんである、あなたの旦那さんとの間で・・なんらかの内容の・・ぉ・・土地の利用関係を、定めないといけないんだけど、そういうことまで、考えてます?(坂井眞)

はい、それは思っております。(相談者)
それは、かまわないんですね?(坂井眞)
はい。(相談者)

うん・・で、えーっと、自宅の建物と、お店の建物っていうのは・・なんて言うのかな、土地の・・どの部分に、どう建ってるかっていうの、こう分けられるんですかね?(坂井眞)

はい、分けられます。(相談者)

土地は、1筆ですか?(坂井眞)
1筆です。(相談者)
あ、1筆の中の、ちゃんと敷地としては、分かれてるんですかね?(坂井眞)
分かれております。(相談者)

あぁ、そうすると、それは契約は、可能なんですね。(坂井眞)
はい。(相談者)
わかりました。(坂井眞)
はい。(相談者)

生命保険金は相続の話しでない

土地と建物の関係は、だいたいわかりましたけれども・・(坂井眞)
はい。(相談者)
あと、その他に、遺産っていうのは、何がありますか?(坂井眞)

貯金通帳が・・(相談者)
貯金がある?(坂井眞)
はい、あります。(相談者)

これは、結構あるんですか、なか、中身は?(坂井眞)
中身、ないです。(相談者)

すると、分けるというほどの、その、大きな金額は、入ってないという・・意味ですかね?(坂井眞)
そうですね。(相談者)

で、先ほどそのぅ、生命保険の受取人は・・二人の名前が、具体的に書いてあったんですね?(坂井眞)
はい、書いてありました。(相談者)

そうすると、これは、契約に基づく、生命保険金請求権になるので・・(坂井眞)
ええ。(相談者)
これを、相続の中身として、分ける対象には、ならないんですよ。(坂井眞)
はい。(相談者)

で、それを、頭に入れていただくと・・(坂井眞)
ええ。(相談者)
あの単純に・・お母さんは・・お前に全部あげると・・(坂井眞)
はい。(相談者)

言ってたと、弟さんが言ったからといって・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

受取人が二人になっていたんだから・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

それを、今からくれと言われても・・それは、相続の話しじゃ、なくなっちゃいますよね。(坂井眞)
はい。(相談者)

わかりますかね、言ってる意味?(坂井眞)
はい、わかります。(相談者)

分けられない時

でぇ、まあ、あのぅ・・遺産分割を、まあ、あなたと弟さんで、する場合に・・現金で、残ってれば・・単純に、計算で割ればいいんだけれども・・(坂井眞)
はい。(相談者)

割りようのないものって、あるじゃないですか、不動産なんか、その際たるもんですけど・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

遺産として、大きなものは、土地1筆しか、ありませんっていう時には・・まあ、あの、分筆すれば、分けられますけどね、線を引いて・・(坂井眞)
はい。(相談者)

ま、一つしかなければ、じゃあ、これは・・二人いる内の、Aさん、Bさんが、Aさん、Cさんがいるとして・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

Aさんが、もらうとして・・(坂井眞)
はい。

じゃあ、Cさんは、それに見合った、お金を、Aさんから、もらいましょうみたいな・・そういう分割方法も、なくはないんです。(坂井眞)、
ええ。(相談者)
代償金って言うんですけど・・(坂井眞)
はい。(相談者)

だから、そういうものとして・・その、計算に入れてね・・生命保険金の半分を、そのまま渡すっていう、話しではなくて・・(坂井眞)
はい。(相談者)

遺産分割の分け方として、代償金の処理をしていくっていう余地はあると思うんですけれども・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

代償金という考え方

弟さんは、何が欲しいって言ってるんです、全部で?(坂井眞)
生命保険だけです。(相談者)

あ、生命保険だけ、くださいと?(坂井眞)
はい。(相談者)

でぇ、建物は・・別に、いいと・・(坂井眞)
ええ。(相談者)
なるほど。(坂井眞)

そしたら、さっき言った、代償分割の話し・・に、なると思うんですけど・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

あなたとしては・・家が、欲しいんですよね?(坂井眞)

そうですね。(相談者)
で・・ちょっと、貯金通帳の話しは、無視しちゃいます・・そうすると、目ぼしい・・相続財産は、建物が2つと・・(坂井眞)
はい。(相談者)

その建物は、あなたのご主人の土地に建ってますと・・(坂井眞)
はい。(相談者)

で、それを、どう分けるか?っていう話しになるんですよ。(坂井眞)
はい。(相談者)

でぇ、まあ、あの・・2つ建物があるから・・片っ方をあなたがとって、片っ方を、弟さんがとるっていうのも、一つの考え方・・(坂井眞)
はい。(相談者)

になります。(坂井眞)
ええ。(相談者)

もう一つの、考え方としては・・じゃあ、自宅と、店の両方はもらって・・さっき言った、代償金って、言いましたよね?(坂井眞)
はい。(相談者)

えーそれは、建物2つ、もらちゃう代わりに、現金渡すっていう、方法もあるんだけれども・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

それは、考えられない?(坂井眞)

それは別に、そうしなさいと言ってるわけじゃなくて・・(坂井眞)

弟からの手紙

先生、私のね・・(相談者)
うん。(坂井眞)
あ、これは、本当に自分勝手な気持ちかもしれない・・わたしが・・弟からね・・(相談者)
はい。(相談者)

すごい手紙を、突き付けられたんんです。(相談者)
はい。(坂井眞)
うん。(柴田理恵)

もう、うちにも来てくれるな。(相談者)
はい。(坂井眞)
電話もしてくれるな。(相談者)
はい。(坂井眞)

それで、話しをするにもできない。(相談者)
はい。(相談者)

もう、自分の、そういうふうな事を、書いたやつを送ってきたんです。(相談者)
はい。(坂井眞)

わたし、弟がね・・自分の口から、何かを言ったんなら・・(相談者)
うん。(坂井眞)

人間的に考えて、私も、お金で解決できることは、してあげたいなと、思ったんです。(相談者)
はい。(坂井眞)
うん。(柴田理恵)

でも、その手紙を見た時に・・(相談者)
はい。(坂井眞)
もう、わたし、この人には・・何にも、いやだなって、思っちゃったんです。(相談者)
なるほど。(坂井眞)

そういうふうな気持ちがあるんで・・(相談者)
うん。(坂井眞)
だったら、わたし・・弟に、お金を払うぐらいなら・・(相談者)
うん。(坂井眞)

建物2つとも、どうぞ、もっていってくださいって感じです。(相談者)
別に、2つとも持ってってもらわなくてもいいんですよ。(坂井眞)
はい。

後に生じるトラブルを避けるため

で、それが一つ、あるんだけれども・・ただ、弁護士的には・・ま今、そういう関係になっちゃった弟さんが・・(坂井眞)
はい。(相談者)

あなたの、ご主人の土地の上に・・店を持ち続けて・・(坂井眞)
うん。(相談者)
土地の賃貸借関係を作るというのは・・(坂井眞)

っと、後で生じるトラブルの事を考えると、弁護士としては、なんとなく、気持ち悪いんですよ。(坂井眞)

は、はぁ・・(相談者)
だから、両方とっちゃった方が、いいかなぁと思って・・えー、ま、ちょっと、その評価はわからないんで・・(坂井眞)
はい。(相談者)

もらった生命保険にあたるのか、もっと少ないのか、全然わからないですよ・・(坂井眞)
はい。(相談者)

で、それは、生命保険金の50%を、戻しますという話しではなくて・・(坂井眞)
うん。(相談者)

相続、そのものの問題として・・(坂井眞)
はい。(相談者)

えー、不動産、目ぼしい不動産、あぁ、相続財産の全部である、不動産もらう代わりに・・(坂井眞)
はい。(相談者)

その評価の半分は・・現金で、代わりに、代償金って言うんですけど・・(坂井眞)
はい。(相談者)

代わりに、あげますっていう方法も、あるので・・(坂井眞)
はい。(相談者)

ま、弟さんとしても・・お金が少し、戻ってくるならホッとするし、もともと、建物に興味がないんだから・・(坂井眞)
はい。(相談者)

ちょっと、話し合いに乗る余地はあるし・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

これからの、お子さんの代になることとか・・土地の利用関係の問題とかをね・・(坂井眞)
うん。(相談者)

考えると・・そういう譲歩を、する余地もあるのかなと・・(坂井眞)

はい・・わかりました。(相談者)

という気がするので・・(坂井眞)
はい。(相談者)
ちょっと、そんな方法もあります。(坂井眞)
うん。(柴田理恵)

民法903条特別受益

で・・いずれにしても・・これからお話するその・・え、生活費と・・お子さんの学費?(坂井眞)
うん。(柴田理恵)
ええ。(相談者)

ちょっと、援助してもらったことがありますと・・(坂井眞)
はい。(相談者)
ただ、他方で、お母さんの、面倒をみるために、出費もしてましたと、こういうお話でしたよね?(坂井眞)
はい。(相談者)

それは、別に・・ストレートに・・えー、相続財産の問題ではないんです。(坂井眞)

で、それは、だから、相続財産の、先渡しみたいなことで・・(坂井眞)

これはあの、民法に、903条っていうとこに、あるんですけど・・(坂井眞)
ええ。(相談者)
特別受益って言うんですよ。(坂井眞)

こういうふうに、書いてあります。(坂井眞)
はい。(相談者)
共同相続人中に、被相続人・・これ、亡くなる方ですよね・・被相続人から、遺贈を受け・・これ遺言書の中で、これはあげますと・・(坂井眞)
はい。(相談者)
法定相続人・・言われてる場合ですね。(坂井眞)
はい。(相談者)
又は婚姻若しくは養子縁組のため若しくは生計の資本として贈与を受けた者があるときは、相続(被相続人と書かれてる)が相続開始の時において有した財産の価額にその贈与の価額を加えたものを相続財産とすると・・こういうことが、書いてあるんです。(坂井眞)
うーん。(柴田理恵)

さっき読んだ中だけど、生計の資本として・・贈与を受けた者がある時は・・あなたの生活の足しに、少し貸してもらったとか・・(坂井眞)
はい。(相談者)

子供の教育の為に、少し出してもらった・・(坂井眞)
うん。(柴田理恵)
これが、この条文で言う、先渡しにあたるのかっていうのが、あなたのご質問の点なんですよ。(坂井眞)
はい。(相談者)
うんうん。(柴田理恵)

で、一般的には、ちょっと、金額とか中身、聞いてないから、結論だせないんだけど・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

ちょっとその、足りない分を・・孫の教育の為に・・(坂井眞)
うん。(相談者)

一肌抜いてやろうっていうレベルのことや・・(坂井眞)

自分は、娘んとこに、世話になってるんだから、少し、手持ちに金があればね・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

出してあげようってのが、ここでいう、持ち戻しすべき、持ち戻しって言うんですけど・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

その、相続財産に、加えるってこと・・(坂井眞)
うん。(柴田理恵)
はい。(相談者)

持ち戻しすべき財産には、あたらないよって言われる可能性が、結構高いと思います。(坂井眞)
あっ、わかりました。(相談者)
うーん。(柴田理恵)

はははは・・(坂井眞)
はい。(相談者)
これは、私が決めることじゃなくて、審判官や、調停員が、決めることなんだけれど・・ちょっと、援助してもらったとかっていうレベルだったら・・それは計算に入れないよっていう、可能性が高いので・・(坂井眞)
はい。(相談者)

遺産分割調停

ま、それも含めて・・家庭裁判所に、遺産分割の調停を申し立てて・・(坂井眞)

話し合いを、進めるっていうのが・・いいんじゃないかなぁと思います。(坂井眞)

で、あの、さっき・・金額がわからないからと言ったのは・・(坂井眞)
うん。(柴田理恵)
お母さんに借りたお金が、例えば、3000万ぐらい借りてたと・・しますでしょ・・(坂井眞)
うんうん。(柴田理恵)
ええ、はい。(相談者)

そうするとこれ、小さなお金じゃないから・・(坂井眞)
はい。(柴田理恵)
ええ、(相談者)

現金あんまり残ってないのは・・長女に、3000万も援助したからだっていう・・(坂井眞)
うーん。(柴田理恵)
うん。(相談者)

もし、話しだったら・・それは持ち戻し、要するに、遺産に戻して考えましょうっていう・・(坂井眞)
うん。(柴田理恵)
対象になると思います。(坂井眞)

ああ・・(相談者)
だからそこ、中身次第なんですよ。(坂井眞)

正直こう・・どのぐらい・・お借りになったんですか?(柴田理恵)
1000万ぐらいは・・あったかなぁ・・(相談者)
はぁ、1000万?(柴田理恵)
うん。(坂井眞)
そりゃあ、ちょっと、大きいですね・・(柴田理恵)

うん、だからそこはね・・あの、金額だけでいくんじゃなくて・・(坂井眞)
うん。(柴田理恵)
ええ。(相談者)

えー、今伺ってないのは、あなたが、お母さん亡くなるまでに、どんなふうに面倒をみてきて・・(坂井眞)
うん。(柴田理恵)

どんなに骨折ったのかとかね・・そういうことの、バランスじゃないですか。(坂井眞)

だから、その辺を、家庭裁判所が、どう考えるのか?みたいなところでね・・(坂井眞)
ええ。(相談者)

従って、やっていけばいいんじゃないのかな、と思うんです。(坂井眞)
わかりました。(相談者)

だから、どうも、弟さんがそこまで、もう・・心を閉ざしちゃっていると・・無理矢理話ししに行ったって、話し進まないから・・(坂井眞)
ええ。(相談者)
うん。(柴田理恵)

まずは、あの、調停申立てをされるの・・お勧めします。(坂井眞)
はい、わかりました。(相談者)
はぁい。(柴田理恵)
なんか、心のつかえがとれました。(相談者)
あ、良かった・・はぁい。(柴田理恵)
ありがとうございました・・失礼致します。(相談者)
はい、失礼いたします・・はい・・(柴田理恵)

管理人のちょっとひと言

今回のポンイントは、生命保険金と、特別受益に代償金かな。
生命保険金が相続に含まれるかどうかって話し。
説明されているので、まあ、気になる方は調べてみてください。

これに絡んで、被相続人から遺贈を受けていたりすると、特別受益ってことで云々ってことです。
兄弟の中でも、1人だけ留学費用とか、出してもらってたりすると、
特別受益にあたるかもっていう話しは、聞いたりしますね。

この辺り、身に覚えのある方は、兄弟姉妹から指摘されるかもw
それだけ、相続があればなんですけどね。
こういうのは、相続財産があって、揉めそうだなぁと思ったら気にしてください。

で、この相談者。
弟の手紙云々って話しありましたけど、そこまで書かせる何かがあったんじゃないですか?
1000万円って金額も、かなり少なめとかね。

弟から、直接話しが聞けたりすると、弟に同情することになるかもしれません。
ただ、その場合でも、実質的な相続対象は、家が2棟だけ。
敷地が、相談者の旦那の名義だから、まあ、もらってもね・・・

強気で、遺産分割の調停を申立てれば、修復不可能なぐらいの兄弟喧嘩で終わりそうです。
恨まれてますなぁ・・・
最期まで母親の面倒をみてたって言ってましたけど

弟が、母親から聞かされていたのは、相当な悪口だったりして
ま、なんかその要素は、多分に含まれていそうですね。

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