借金滞納

テレフォン人生相談
借金問題

夫の親をみる(老後の)という条件で子連れで再婚し夫の実家で夫が建てた二所帯住宅に住んでいる相談者。2、3ヶ月前に義兄60才が勝手に住民票を移してきたので夫と相談し(舅も当初は賛同)役所で住民票の取り消しをした。唯一義母である姑が反対、のちに義父も心変わり。義兄は住宅ローンを滞納し、家を差し押さえられて妻と離婚し、1年半ほど住所不定で居所を教えてくれなかった。たびたび夫にお金を借りては返さない。借金の取り立てに巻き込まれるのは困ると相談者。結果、義兄を庇う姑と諍いになり、夫に離婚はしないが娘と一緒に家を出ると提案するも夫は拒絶。回答者の大迫恵美子は、家を出ると夫との関係も悪くなると危惧する。最後はあなたが勝つのだからと、遠回しに暫く我慢することをアドバイス。

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テレフォン人生相談2016年2月10日(水)

パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:大迫恵美子(弁護士)
相談者:48歳女性(再婚) 夫56歳 娘(相談者の連れ子) 夫の両親と同居 夫の兄60歳

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

借金滞納で住所不定になった義兄を巡る問題

借金滞納で、家を差押えられ住所不定になった義兄を巡る問題で、家の中がぐちゃぐちゃになってしまっており、今後の道の取り方も分からなくなってしまっている。

嫁姑問題が勃発

主人の実家に住んでいる相談者(義父母と同居)、2、3ヵ月前に主人の兄(義兄)が住所を持ってきた。
義兄とは連絡が取れなかったので、それは困ると、主人と相談し(義父も困るということだった)、市役所に相談し、住民票の取り消し手続きをしてもらった。
ところが、それをやろうとした時から、義母(姑)が反対をし始める。

それでも手続きをした結果、義母(姑)は、相談者がやったんだということで、口を利かなくなってしまった。
義父(舅)ともその後、義母(姑)が荒れたことで、「一度話をしよう」と言ったが、義父(舅)の方も「もうこれ以上、言うことはない」と言われてしまった。
一緒に住んでいるので、今後どうしたらいいのか、居辛いので、家を出ようかと悩んでいる相談者。

借金滞納し住宅差押え

これまで、一緒に居なかった義兄が、住所を移してきた理由は何?とドリアン助川。
他県に住んでいた義兄、奥さんとも上手くいかず、借金をしたり色々して、住宅ローンを滞納、住宅が差し押えになってしまった。
その後、奥さんと離婚し一人になる。

住宅を差押えられて、家を出たので住所がなくなった義兄。
1年半ぐらいは、住所不定だった。
その後、何かにつけて家に来ては、主人からお金を借りて返してくれない。

この家は、主人がお金を出して建てた家なので、お金を返してくれない義兄が入ってくるのを、主人は納得がいかなかった。
当初、主人も反対しており、一緒に住民票の取り消しをやった。相談者だけが反対をしたわけではない。
義父(舅)も最初は、なんとか家を守りたいと言っていた。

嫁姑問題に発展

ドリアン助川は、あの人と居ると、良い子も色々あったというふうな人であれば、住民票を入れることは、問題なかったのか、住民票が問題なのか、義兄その人が近づいてくるというのが問題なのかと問う。
近づいて来るというより、義兄が住民票を持ってきたことによって、家族の仲がぐちゃぐちゃになってしまった。
再婚で子連れの相談者は、主人から両親を看て欲しいということで、一緒に住んでいるのだからと返答。

嫁姑問題になったのは、義母(姑)が住民票をどかす時に、「子連れで来たあなたになんて、何も分からないくせに」と言われてしまい、その一言が突き刺さってしまった。
主人が建てた家は二世帯住宅になっており、「上は(相談者世帯)、関係ないのに、何で口を出してくるんだ」とまで言われた。

そういう事を言われて、精神的に参ってしまった相談者。

もともと嫁姑の仲は良好だった

その時、主人は一緒に反応してくれなかったのか?とドリアン助川。
主人は一応、相談者の方に肩を持ってくれたが、耐えらえれなかった相談者が、「私もう無理だから」「家を出ます」と言ってしまった。
主人は義父母の息子だし、離婚するとかではなく、相談者と娘(連れ子)が出て、別居という形を提案。

別々に生活して、夫婦やっていてもいいよと相談者が言ったが、主人は「いや、その3人でいるのが家族だから」と言ってくれた。
この義兄の問題が起きるまでは、義母(姑)との仲も良好だった。
義母(姑)にしてみれば、義兄も息子は息子、そういう見方をしてしまうと思うとドリアン助川。

嫁姑の関係改善は絶対に無理

借金を滞納し、家を差押えられ住所不定になった義兄、野垂れ死ぬかもしれないのに、家族手を差し伸べない事への恨みを、姑が忘れることはない。

借金取り立ての巻き添えが心配

住民票とは公のもので、実際にそこに人が住んでいますよっていうことで、役所が届け出させて管理していると大迫恵美子。
役所としては、実際に住んでないと分かった時点で、住民票は抹消しなければいけない。
そういうい意味では、相談者に落ち度はなく、一体何が問題になるのか。

義兄からすれば、実際の住所を教えない理由、1つ考えられるのは、借金があるということ。
借金の取り立てを心配しているのではないかと思うと大迫恵美子。
それが、すごく心配、借金取りとかに来られて、巻き添えを来るのが心配と相談者。

義兄の居場所と住民票は関係ない

義兄が家に入るか入らないかは、住民票の有り無しとは関係のないこと。
住民票が無くても、実家を頼って行って、入り込んでしまうとか、住民票があるからといって、必ずそこに訪ねてくるかということも、分からない。
実際に、義兄が、ここへ来るか来ないかということと、住民票は、分けて考えてもいいのではないかと思うと大迫恵美子。

義兄を助けられない姑の怒りや憎しみ

今、問題なのは嫁姑の関係、もしくは舅との関係、これをどう修復したらいいか?という事だとすると、非情に難しい話し。
住民票を移す移さないという問題は、法律的には色々意味のある問題。
義兄の立場からすれば、住民票がないというのは、かなり大きな不利益を被る。

実母(義母)の立場からすれば、息子が困っている時に、実家がその位の事も、手伝ってあげられないのか。
冷たく、住所不定にしてしまったという事に対して、相当の怒りというか、怒っているという言葉では表せない、黒い気持ち、要するに憎んでいるというか、気持ちを呼び覚ましてしまった。
この気持ちを、言葉だとか、口先だけで解消するのは、相当難しいと思う。

家を出ると家族が壊れる可能性が高い

だから、ここを(夫の実家)を出ようかと思っていると相談者。
相談者からすれば、今後どうするかの要になるのはご主人だと言う大迫恵美子。
口ぶりからは、ご主人は味方なので、自分が家を出ても、ご主人の気持ちは、ちゃんと自分と一緒に出てくるので、家族が壊れることはないんじゃないかなという期待は、弁護士としての経験から、トラブルばかりを見てきたので、楽観視できない。

相談者がこの家を出ると、ご主人との間も駄目になってしまう可能性を、相当程度、秘めていると心配している。

姑が嫁を恨む図式

義母(姑)からすれば、他所に出ている義兄だって子供。家族の一員だと思っている。
相談者は義母(姑)から「私しか、兄のその一番上の息子の気持ちは判らない」と言われた。
絶対、母親だからそう思っていると大迫恵美子。

そのことを咎めることもできないし、100%肯定することもできない話しだが、母親であれば、そう言うと思うと大迫恵美子。
恐らく、相談者の考えている事と、義母(姑)が考えていることは、まったく次元の違う話し。
要するに、今外で、野垂れ死ぬかもしれない家族がいる時に、家族は手を差し伸べないのかと、恨む気持ちで考えている。

周りの人は、自業自得だと言っているけれど、義母(姑)はその時、みんなのことを恨んでいる。
その中でも、気持ちが一番遠くにある、後から来た相談者ってことになるという図式。
直せるとしたならば、相談者が義母(姑)とべったりになるしかないが、それは相談者には無理だという大迫恵美子。

女の人は、何年経っても忘れない

相談者が、納得できないから、べったりできないわけだと大迫恵美子。
それを、すんなり肯定する相談者。

義母(姑)の気持ちを変えようとしても無理、表面的に挨拶するようになっても、義母(姑)の気持ちは、心の中ではそう思っている。
この大前提があって、女の人だから、何年経っても忘れない。
この先、相談者が我慢して家に残って、介護して、下の世話をして、亡くなる時にも、義母(姑)は、「あの時あなた、長男を追い出したね」って言うかもしれない。

こんな状態の中では、相談者の顔の立つような、全然みんなが相談者の事を恨まないとか、良く思うとか、そういう場面を作り直そうと思っても、絶対無理と大迫恵美子。
みんながそう思っていると分かった上で、相談者がどうやって生きていくかという問題。

『でもね、最後はね、あなたが勝つんです』
『なぜなら、あなたが若いから』
わかっているでしょと大迫恵美子。

家族を大切に

義母(姑)が義兄を思う意気持ちは、息子さんですから、あると思う。
ご主人も、もう一人に息子さん。
今は、嵐が来ている状況で、道が見えなくなっている所もあるかと思う。

まず、ご主人とお嬢さんを大切にすることを生活の柱にして、ずっとご主人を大切にしていれば、義母(姑)もある時、「ああ」と、弟の方が大事にしてくれてると、気付く時あると思う。
山道で、嵐が来た時は「動くな」というのが鉄則としてある。
相談者にとって、今は大切な家族のことだけ考えていれば、あとは、風景というふうに思えますとドリアン助川。

管理人のちょっとひと言

義兄が60歳だから、姑は80歳過ぎと思われる。
その80歳オーバーの姑を、モンスターにしてしまった、60歳の息子ってどうなんだ?

歳を重ねれば、柔軟な思考はできなくなり、本能のままに行動する。
姑にしてみれば、歳相応の行動。
ただただ、子供を守らなきゃいけないとしか思っていない。

そこには、常識や守るべきルールなんてない。
だから、大迫先生も、「まったく次元の違う話し」って言ってる。

ちなみに義兄の住民票を移した行動は、犯罪です。

刑法第157条(公正証書原本不実記載等)
①公務員に対し虚偽の申立てをして、登記簿、戸籍簿その他の権利若しくは義務に関する公正証書の原本に不実の記載をさせ、又は権利若しくは義務に関する公正証書の原本として用いられる電磁的記録に不実の記録をさせた者は、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

ある意味、義兄を犯罪行為から、守ってあげたって事で、逆に感謝してもらうべき事なんですけど。
モンスター化した姑には、わずかですら、理解できないでしょう。

だから本来、勝負にすらなっていないんだけど、大迫先生の言った言葉は強烈だった。
『でもね、最後はね、あなたが勝つんです』
『なぜなら、あなたが若いから』

嫁姑問題に、社会のルールは適用されないという上での発言だな。(裁判で争うという事でなく)

ちなみに、大迫先生の生き方?が垣間見える発言がコレ。
『お義兄の立場からすると、住民票がないっていうことはね、かなり大きな不利益だと』
自業自得の義兄すら、救おうとする大迫先生ですな。

居所も明かさず、連絡も取れず、借金の取り立てから逃げ回っているであろう義兄。
家族すらも、それに巻き込んでしまうかもしれないという思いに至らず、自分可愛さで、住民票を移した義兄。
そもそもは、いろんな所からお金を借りて返せなくなった事に端を発しているのに。

今回の肝は、やはり大迫先生が弁護士生活の経験から導き出したアドバイスだろう。
家を出ようと考えている相談者に、ご主人との間が駄目になってしまう可能性を秘めていると心配したとこですね。
逃げるという表現が、正しいのかどうか、わからないけど、それでは夫婦関係にすらヒビを入れてしまう。

それを理解した上で、どう生きていくか。
それを誤ると、何もかも、失ってしまうかもしれないね。

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