私の悩みは、SMSが気になってしょうがないということです。
私は今、 Instagramをやっていて、フォロワーが3万人以上います。
もともと、おしゃれな写真を撮ったりすることが好きなので、写真をアップすることも、フォロワーが増えることも、楽しんでやっていました。
ところが最近、どこに行くにも、何するにも、自分のInstagramへの反応が、気になって仕方がなく、1日に何度も何度も、病的なぐらいに確認してしまったり、 Instagramへ写真をアップするために、出かけたりする自分がいます。
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認めてもらいたい
誰に頼まれたわけでもないのに、いいねがたくさんつく写真をアップしなくては、と、勝手に焦り、日常のあらゆるものを、 Instagramのネタになるか、ということを基準に見てしまいます。
何度も何度も撮り直したり、編集にかなり時間をかけたりします。
そして、アップした写真に、いいねやコメントが少ないと、とても落ち込んでしまいます。
思えば、こういった傾向は、今に始まったことではなく、 mixiが流行った頃はmixi依存症。
Twitterにハマっていたときはツイッター依存症。
そして今はInstagram依存症です。
単に見なければいいだけの話なんですが、我慢できて2日です。
どうしても、たくさんの人に注目してほしいし、ほめてもらいたいし、認めてもらいたいんです。
SNS依存症
なんだかSMS依存症って、今を生きていない感じがして、とてもイヤだなと思います。
自分も大きく見せたり、見栄をはったり、虚しく感じることも多々あります。
それでも抜け出せない。
楽しくで始めたはずなのに、今はなんだかひとりで勝手に苦しくなっています。
スーさん、私はどうしたら、こんな自分から抜け出せるのでしょうか?
馬鹿馬鹿しい相談ですいません。
でもきっと、今の時代、同じようなことで苦しくなっている人が多いのでは?と思いメールさせていただきました。
相談に乗っていただけると幸いです。
よしくお願いいたします。
2016年9月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月-金 11:00-13:00)にて、作詞家でコラム二スト、人生の酸いも甘いもつまみ食いしてきた、ジェーン・スーが、リスナーから寄せられた、シリアスな悩みから、トホホな相談まで、一緒になって考える『相談は踊る』のコーナー。
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フォロワー3万以上
ジェーン:ここまで整理して、自分の今、置かれている状況、そして感情を書けるっていうのは・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:すごいことだなぁと思うし、これ実際自分で書くとなったらですね・・
結構、きついと思うんですよ。
『大きく見せたり、見栄をはったり、虚しく感じることも多々あります。』
っていうふうに、自分で自分のことを認めるのね。
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:こういうふうに言ってる他人を、揶揄するのは簡単よ。
蓮見アナ:はい。
ジェーン:いるよね、こういう子とか、あ、もう、時代病だな、とかさ・・
こんなのに気にしないで、もっとなんか・・
風の音をみたいなこと、聞いたりするの・・って言って・・
外野から何か言うのは、楽勝。
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:けど、ここまで自分のことを、やっぱり整理整頓して、文章にして、外に出してくれたというところですね、まず、ありがとうございますと。
蓮見アナ:はい。
ジェーン:思いますが・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:えー、『フォロワー3万人以上います。』
おっしゃってましたね?
蓮見アナ:はい。
まるでプロ
ジェーン:ちなみに、『生活は踊る』・・ Instagram、実はやってるんですよ。
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:細々と・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:えー、まだ、1132人です。
蓮見アナ:クオゥ・・
ジェーン:あとですね・・
蓮見アナ:でも、これでも、増えてきたんですね。
ジェーン:そう、増えてきた、増えてきた・・
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:えー、林 みなほアナ・・のInstagram。
蓮見アナ:はい。
ジェーン:例に出して、申し訳ございませんが・・
蓮見アナ:いや、ね・・
ジェーン:約2万人。
蓮見アナ:おお、凄いなぁ・・
ジェーン:吉田明世アナが、3万8千・・
蓮見アナ:ええええ・・
ジェーン:笹川友里アナが、4万1千・・
蓮見アナ:あ!そうですか!
ジェーン:こういうふうになんか、こう、なんなの、この・・ねえ・・
蓮見アナ:すごいなぁ・・
ジェーン:Instagram格差みたいな、ありますけども・・
蓮見アナ:ええ・・
ジェーン:つまり・・
ま、ただ・・この人達、テレビに出て、ラジオに出て、雑誌に出て・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:いわゆる・・プロの社会人ですよ。
蓮見アナ:まあ、出役・・見られる側の・・
ジェーン:そうそう、出役・・おっしゃる通りです。
この方、アップルパイさん・・
一般の方じゃないですか・・
蓮見アナ:そうですよねぇ。
ジェーン:ちなみにですね・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:えー、4万人ぐらい、やっぱ、フォロワーがいたりする人だと・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:いろいろ・・えー、サイトとか、雑誌とかで、こう・・
あの、何々さん、みたいな感じで、取り上げられたりするので・・
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:もし、ここに書いてあることが、それこそ、フォロワー数さえ、盛っていなければ・・
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:へへへ・・そこさえ、そこも盛ってる可能性、ありますけどね、盛ってないと信じよう。
蓮見アナ:はい。
ジェーン:と、すればですね、本当にたぶん・・かなり・・ファンの多い・・
蓮見アナ:むーん・・
ジェーン:アカウントだと思うんですよ。
蓮見アナ:プロですよね。
ジェーン:プロ。
蓮見アナ:凄いっすよね。
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舞台に上がれ
ジェーン:そう、だから、あのぅ・・
あらゆるもの、インスタのネタになるかで、考えちゃって、何度も外、出たり、いいねがつかないと落ち込んだりっていうのはたぶん・・
身に覚えのある人、たくさんいると思うんですけど・・
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:ただ・・せいぜい、千人ですよ。
蓮見アナ:はああ・・
ジェーン:フォロワーが、そういうことがあったとしても、千人、2千人と思います。
蓮見アナ:はい。
ジェーン:3万人いるんだったら・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:いいですか、先に、わたし答えちゃって・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:これ、あなた、センスいいから。
蓮見アナ:ええ!
ジェーン: mixiとか、ツイッターがどうだったかわかんないですけど・・
ツイッターはやっぱり、文字列、言葉に発情し、欲情するタイプの人達が・・依存するタイプの・・SNSだと思うんですね。
蓮見アナ:なるほど・・
ジェーン:ただ、 Instagramは、写真がベースなので・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:写真とあと、ちょっとしたポエムみたいなのさ・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:あの、理詰めではなく、もっと、感覚的なところのものだと思うのですが・・
そこで今、3万人フォロワー作れたってことが、本当ならば・・
あのぅ・・これは一種の才能だと思うんで・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:貴様、その顕示欲で、プロの土俵に上がってこいやっていう・・
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:感じかな。
まあ、あがってこいやって、わたし、あがってないんだけど、そこに・・あがってみなよ・・っていう。
蓮見アナ:そのまま、要は、継続・・
より・・やったらいいじゃないかっていう・・
ジェーン:そうよ。
蓮見アナ:背中を押す・・感じですかね?
ジェーン:だって、キム・カーダシアンさん・・
これね、説明してると、番組あと、3時間必要になっちゃうんで・・皆さん・・
「キム・カーダシアン」
自分で調べてください。
蓮見アナ:「キム・カーダシアン」さん。
ジェーン:アメリカの、お騒がせセレブと言われている方ですいけど・・
この方、もともと一般人。
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:えー、只今、 Instagramのフォロワー数、8135万人です。
蓮見アナ:えっ?!
・・・
8千万・・
ジェーン:はい、8135万人。
蓮見アナ:えええええ!
・・・
ジェーン:で、ございますよ。
あとはですね、えー、YouTubeの、わたしの大好きな、メイクアップチュートリアルの、ミシェル・ファンさん・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:えー、動画合計・・再生回数・・
4億。
蓮見アナ:ええっ!!?
ジェーン:4億。
蓮見アナ:4お・く?
ジェーン:4億いいね、集めてみろよ。
蓮見アナ:はっ・・はははははは・・
ジェーン:おい、アップルパイ、お前、4億いいね、集めてから言ってこいよ。
蓮見アナ:4億って・・
ジェーン:はい、えー・・
蓮見アナ:すごいな・・世の中・・
ジェーン:ま、ご存知、ヒカキンさんとかね。
蓮見アナ:はい。
ジェーン:いろいろ、いるわけじゃないですか。
蓮見アナ:はい。
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イラっと
ジェーン:ね、とある女性・・雑誌・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:わたし・・が、すごく仲良くさせていただいて・・すごくっていうと・・アレか・・言い過ぎか・・
仲良くさせていただいてる、女性・・雑誌の、女性雑誌の編集長の方・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:えー、非常に優秀です。
バンバン売れる雑誌を、どんどん立ち上げて、このご時世に・・
って言えば、出版社が、だいたい限定できると思うんですけど・・
そこの編集長の方、言ってました。
えー、女性のInstagramにしても、モデルにしても、読モにしても・・
見たときに、「あ、かわいい」とか、「素敵」だけじゃだめなんだって・・
蓮見アナ:え?そこ、それを見たいんじゃないんですか?
ジェーン:イラっとさせないと、もう1回、戻ってこないんだって。
蓮見アナ:ええっ?
ジェーン:やっぱり・・タレントさんにしろ、なんにしろ、 Instagramとか、自己表現やってる人が、いっぱいいるけれども・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:見た時に、「あ、かわいいな」とか、「素敵だな」じゃなくて・・
どっかで、イラッと・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:させられることが、できるかどうかで・・売れるかどうか、見てるらしいんですよ。
蓮見アナ:え?そういうのって、載せたくない・・
と、思いません?
ジェーン:な、イラっとさせられることに対して、本人が、無自覚なんでしょう・・
イラッと、自分のさせる・・
蓮見アナ:はあああ・・
ジェーン:つもりそれって、自慢であり、いわゆる、俗っぽい、言い方をすれば、マウンティングであり・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:上から・・目線であり・・
ただ、そういうものに・・
執着する・・性質があるんでしょうね。
蓮見アナ:へえ・・
ジェーン:でぇ、アップルパイさん、メール送って、 Instagramやってて・・SNSが気になってしょうがないということですが・・
3行目に、既にね、フォロワーはすでに3万人以上、いますって書いてるんです。
蓮見アナ:ふふふ・・
ジェーン:この時点で、イラッとさせる才能、滅茶苦茶あるから。
蓮見アナ:ははははは・・
ジェーン:ホントに・・
This is 才能
蓮見アナ:はい。
ジェーン:フォロワーが・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:約3万人でも・・
蓮見アナ:はい。
ジェーン:もう、既に3万人になりますでも・・・
3万人以上います・・事実なんだろうな。
たぶん、イラッとはしないんだろう、本人は・・
たぶん、人はこれを、イラッとするんだよ。
蓮見アナ:ふははははは・・
ジェーン:これは、才能だから・・
キム・カーダシアン
ヒカキン
蓮見アナ:ええ。
ジェーン:ミシェル・ファン
蓮見アナ:はい。
ジェーン:あと、ジェン・セルターね、お尻の人。
目指してですね・・
・・・
プロ・・
蓮見アナ:うん。
・・・
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ライバルは
ジェーン:頑張って、目指さなくても・・ってか・・プロになろうと思わなくても・・
あなたのライバルは、この人達です。
3万人フォロワーで・
いいね、がつく、つかない、言ってる場合じゃない。
このへん、見ろっつうのって話しですよ。
・・・
蓮見アナ:ははは・・
・・・
だって・・億単位って言ったら・・
もう、日本国民の・・数、超えてますからね。
ジェーン:そう・・趣味でやってるから、落ち込むんですよ。
人生でやれ。
蓮見アナ:人生・・
ジェーン:人生をかけて、Instagramをやれ。
蓮見アナ:あははははは・・
背中を押されましたよ、アップルパイさん、いかがでしょうか?
ジェーン:長くなっちゃったけど、蓮見さん、どう思う?
蓮見アナ:すごいな・・でも、わたしも、そこまでとは言いませんけど、方向性は、割と似てるかもしれなくて・・
ま、いわゆる・・わたしの場合は、SNS、 Faceboo蓮見アナ:をやったりしますけど・・
自分のことを、披露するというよりは・・
あの、周りの人間の・・知人の、近況を知るという、ツールで使っているので・・
ジェーン:うんうん・・そうですね。
蓮見アナ:ええ、ただでさえ、やっぱり、見られる、聞かれる仕事ですから・・
そこまで・・あの、執着はないんでしょうね。
ジェーン:はい。
蓮見アナ:ただ・・あのぅ、イマイチ、SNSだと・・
何回とか、何万回とか言われても・・
ほんとにね、これ、味わったことないからかもしれないんdねすが・・
実感、ないんですよね。
ジェーン:うんうん。
蓮見アナ:だから、逆にこう・・もう、少人数制の、講座とか、サロンとか、セミナーとか、率先して、アップルパイさんには、開いてもらって・・
ジェーン:なるほど!
蓮見アナ:もう、インスト・・グラム・・
ジェーン:言えてないから。
蓮見アナ:イ、イン、Instagram、講座とか・・
ジェーン:うん。
蓮見アナ:やって、もう、目の前にちゃんと、人がいる状態で、セミナーやったりすると・・
もっとこう、見られてる、注目されてる・・
ジェーン:先生って呼ばれるんっすね・・
蓮見アナ:そう、先生!・・先生。
ジェーン:金もとれるよ。
蓮見アナ:ええ。
もう、それ・・アップルパイ先生。
ジェーン:そう。
蓮見アナ:ええ。
そういうのも、いいんじゃないか・・
ジェーン:それを元に、雑誌に出たりとか・・
いいですか、アップルパイさん。
あなた、相当な自己顕示欲と、承認欲求があります。
手なずけられるもんじゃありませんから・・
これを武器に、世を渡ってってください。
頑張ってね!
蓮見アナ:頑張ってください。
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