涙が出ます
私は10歳で母を亡くして、父と妹と3人で暮らしてきました。
ただいま32歳、女性です。
父は、仕事と家事と私たちの世話と大変だったと思います。
今は、わかるんです。
でも当時からずっと、パチンコや、飲み屋に通ったりで、夜中に内緒で出かけて朝方帰ってきたり、その都度、私は、無事に帰ってきてくれるか不安で眠れませんでした。
お金もギャンブルで使ってしまうので、食べるものがなくて辛い思いもしました。
10年間ほどそういう生活で、ガス、電気、保険料など、滞納することもしばしばでした。
だから、お金の管理は、そのころから私がやっています。
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不安が募る
なんだか面倒な尻拭いを、みんなやってきたような気がします。
母が居なくてもやっていくために、神様は、私にこういう役割を与えたのでしょうか？
頑張って全うしなければならないのかもしれませんが、もう、息切れしてしまいそうです。
父はもう歳です、年金もない、妹は遠くに嫁ぎ、縁遠くなっています。
私は仕事があっても不安定です。
結婚とか好きな人に出会うとか、辛い中でも夢見てきましたが、今になっても、恋愛関係はびっくりするほど何もないです。
そんなことに、自分だけうつつを抜かしていては、罰が当たりそうです。
当たり前のように結婚して、子供が生まれて、そうやって自分の新しい人生を作っていける人が、羨ましいです。
私は違う人種なのでしょうか？
あきらめないでそんなことに執着しているから、不安が募るのでしょうか？
時々生きているのをやめたくなります。
この言葉を使うたび、涙が出ます。
2017年7月12日放送のSBC信越放送の『らじカン』(毎週月-金 14:05-18:15)の水曜日のコーナー『敬子と佳子の子育て相談』、テレフォン人生相談でお馴染みの、幼児教育研究の大原敬子先生のお悩み相談。
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乗り越えてきた
大原：そうですよね、あの･･だから人生は、止められないんですよね。
この彼女の場合ですね･･
台風のような･･そうですね･･三度の台風に、切り抜･･乗り越えてきたんですね。
人間というのはね･･
目の前にいろんなことが起きると･･
そちらのほうにエネルギーを費やすことも、幸せなんです。
黒であるけれどもね、幸せなんですよ。
乗り越えた･･こうして乗り越えた。
で、その時に、今どんな状況かと･･
ほんと、台風一過がすぎて、穏やかな秋晴れの･･
･･･
縁側に立って、ふーっと、立った時に･･やることが何もないように、思っている人がいるんです。
思っているんです。
そうすると、あれ？･･私、コスモス見ながら･･この先どうするの？･･まぁ働くところはあるけれどもね･･って、思っていて･･
なんと私は、不幸だろうと思っているんです。
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必死
中澤：幸せですか？
大原：幸せです。
なぜかというと･･人間は、様々な体験の強さっていうのが、生きていけるんです。
初めて彼女は、自分のなかの内なるものに、戦うことを･･これから学ぶんですね。
今までは外側のものを、塀が壊れた･･塀を直す･･
母屋が倒れた、ガラスが壊れた、もう、自分が全部修復してたんです。
だから、もう、それで夢中だったの。
それはきついけれども･･
そこには、自分の意思と行動がありますよね。
そして、自分の欲ってものが消えてませんか？
人間というのはね、不幸って言う時は、幸せなんです。
自分の貪欲で、不幸がなくなっているから。
それを乗り越えなくちゃいけない、乗り越えなければ、自分は先にないと思うから、夢中で乗り越えているんですよ。
根本：え･･まあ、そうですよね。
大原：それ、必死って言うんですよね。
振り返る･･ってみると･･
ああして、我を忘れて、生きることも幸せの1つ。
でも、それを毎回、毎回、やっていると、その習慣が身についていると、常に不幸が来ることが、生きてる証になってしまうんです。
だから神様は、彼女に、第一回･･あのぅ･･10年ほど、書いてありますね、電気・ガスがなかったと･･
でも、来たじゃないですか。
乗り越えた位置です。(続きは音声で確認を)
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※聴けない方はコチラ⇒YouTubeからお試しください。
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