結婚すべきかどうか
32歳の男性の方です。
今は、結婚に悩んでいます。
先月、僕は、 3年間付き合った彼女と、結納式を済ませました。
その後も、仲良く過ごしていたのですが、結納式の後、僕の家族の悪口と、僕の収入に関して文句を言われ、大喧嘩になりました。
彼女はずいぶん、ひどいことを言いましたし、家族を侮辱し、そのうち、物を投げてきました。
そんな喧嘩をしたこともなく、僕も、ちょっと逆上してしまい、つい顔にビンタをしてしまいました。
すると、打ち所が悪かったらしく、彼女の鼓膜が破れ、大怪我をさせてしまいました。
迷う
今僕は、そんな大怪我をさせてしまった自分自身に驚くとともに、彼女と結婚していいものかどうか、迷いがあります。
彼女は、気持ちは変わらないと言ってくれています。
一方で僕は、結婚するのを迷っています。
先生、結婚は1度でも迷いがある場合は、やめておいたほうがいいんでしょうか?
結納してしまいましたが・・
2017年9月6日放送のSBC信越放送の『らじカン』(毎週月-金 14:05-18:15)の水曜日のコーナー『敬子と佳子の子育て相談』、テレフォン人生相談でお馴染みの、幼児教育研究の大原敬子先生のお悩み相談。
sponsored links
迷った時
大原:まずですね、人生で私たちもそうなんですけどね。
迷いと・・
判断力で、違うんですね。
判断を鈍ると・・場合。
判断できないとか・・
決断できない・・って。
迷い・・って、逡巡するっていいますね。
一応、全部、しんにゅうへんが、ついてるんです。
中澤:ええ・・あ・・ほんとだ。
大原:ぐるぐる、ぐるぐる、迷ってるんです。
結論が出ない事を、迷ってると。
中澤:ええ。
大原:どうするか?・・って。
・・・
時間を、置くってことなんです。
・・・
中澤:時間を、置く?
大原:これは、この、今回は・・結婚の話しになってますけれども。
わたし達は、常に、いやぁ・・って、この、どうしようかな?ああしようかな?
右だか、左だか、わかんない。
ぐるぐる、ぐるぐる、自分が回ってる時は・・
あっ、一番いい答えは・・
・・・
時間を、置こう。
中澤:うん。
大原:時間の中で、こう、答えがでます。
中澤:うん。
大原:もう一つは・・どっちにするの?・・って。
先生、僕、今、右か、左か・・
右か左かは、右に、いい物がある。
でも、半分、悪いことがある。
左は、こちらは、いいことあるけれども。
これで、終わり。
中澤:うん。
大原:要するに、明確に、わかるものなんです。
それは、自分が、どっちを選択するか・・っていう時は・・
判断力ですね、最後は。
それが・・瞬間、思ったと判断・・時間は、置かない。
中澤:はああ・・
sponsored links
浅はか
大原:わたしは、この彼に、心配なのはね、これ、わたしが、彼のお母さんだとしたら・・
ちょっと、あなたねぇ。
・・・
ちょっと、浅はかじゃないか・・って。
中澤:はああ・・
根本:うん。
大原:ちょっと、殴ったら・・
・・・
鼓膜、破れたって、事実なのかしら?
病院、行ったのかしら?
中澤:あああ・・
大原:そういうのは全部、調べた上で、来て欲しかったんですよ。
例えばこれ、病院に行ったらね。
全治、何週間とか、あるはずなんです。
中澤:うん・・はい。
根本:うん。
大原:鼓膜がもし、彼女の・・
・・・
言葉としたらどうだ?
どんどん、どんどん彼女に・・策にはまってるんですよね。
中澤:ああああ・・
大原:結納したら・・
・・・
彼の、家の悪口を言う。
中澤:ええ、ええ、ええ。
大原:酷い事、言う。
中澤:収入までねぇ。
大原:でも、結納したんだから・・
自分の今までの怒り、全部、喋りますよね?
で、彼女、自分の道に、引いてるんです、自分の方に。
中澤:うん・・うん、うん、うん。
・・・
大原:でぇ・・もう一回、また、言った。
根本:はい。
中澤:はい。
大原:で、彼が、殴った。
中澤:うん。
根本:うん。
・・・
大原:で、鼓膜が・・破れたって、言うけれども・・
・・・
ほんとに、行ったかどうかを、あなたは、チェックしましたか・・ってことです。
中澤:はああ・・
根本:はああ・・
大原:それなのに、いいのよ・・許すわっていう彼女に・・怖さを感じないか?ってことです。
・・・
中澤:そうですねぇ・・
大原:そこまで、彼女が・・あなたは、二つとも、チェックしてないんです、全然。
中澤:はああ・・
大原:安易に答えられないってことです、答えは。
中澤:はああ・・
根本:はああ・・
事実をちょっと、明確にしてって・・
大原:こ・・あのね、事実をね、例えば・・
え・・彼女がね・・
こう、鼓膜が破れたって言うけれども・・
僕はすぐに・・時間が経って、マズイので・・
その診断・・診断書を全部、もらいましたと。
・・・
そして、確かに破ったと・・
だったなら、やっぱり、破談はできないですよね。
根本:うん。
中澤:うん・・・
大原:やってしまった以上は。
中澤:はい。
大原:でも、それが・・
・・・
いや・・
・・・
病院へ行ったかどうか、わかりませんと。
彼女の言葉の、言質をとった上で、お捨てになる(?)ならば・・
これは、もってけるかもしれないんですね。
中澤:う、うん・・・
大原:別れたいということは。
・・・
でも、そうじゃなければこれ、できます?
・・・
中澤:ちょっと・・できないでしょうね。
・・・
できないと思います。
大原:できないでしょう?
中澤:できません。
・・・
sponsored links
いい加減
大原:だから、この彼女・・ただ問題はね、結婚しても、大変でしょうね。
・・・
中澤:ま、ここね・・家族の悪口、言われたりするのって、すごく、嫌だと思いますし、収入・・こ、今更こん・・ねぇ・・結婚、そう・・
根本:人の気持ちを、あまり、忖度しない・・彼女なんですよね。
中澤:そうすると・・
大原:と、思うでしょう。
でも、わたしは逆にね。
そこまで、なんで言われたの?この人は?・・ってことなんです。
彼は。
根本:ああ、言わせたかってこと?
大原:そうです。
中澤:ああ・・ん。
大原:そこになにか、事実がないような・・これを原因にしてますけれども・・
他に、あるんじゃないかと、思ってるんですよ。
根本:はあああ・・
大原:あまりも彼が、危機管理能力ない人が・・
・・・
慎重でもないよね・・そうでしょう?
中澤:はぁい。
大原:なかった人が・・
・・・
彼女が、これだけ、ボロ・・結納が、終わった時に、これだけ、ボロクソに・・文句、言われたことに、原因にあげてるんです。
中澤:ふーん・・
大原:で、こんな酷い、彼女ですよ・・っていう・・
表面的な、取り扱いの彼の・・
この言葉を・・
素直に、信じていいかどうかっていうことが、わたしは心配なんです。
中澤:ふーん・・
根本:はああ・・
大原:ですから・・まずねぇ・・あのぅ・・
もう一度、お電話下さいとは、言いませんけれども。
あなたは、この・・鼓膜の件?
・・・
いつ頃で・・もう、半年以上経ったら、もう、意味ないですからね。
中澤:はぁい。
大原:とにかくもう、彼女を・・本気で嫌いになって。
この原因で、別れようと思ってるんじゃないの?
・・・
中澤:はああ・・
大原:表面的に。
こんなことありました、こんなこと・・
ただ、僕はちょっとこれ・・やっちゃいましたけどね・・っていうと。
・・・
と、もっともな事実が、一つもないってことは・・
中澤:ええ。
大原:彼女も・・いい加減だけれども・・
中澤:はい・・彼も・・
大原:彼も・・
・・・
いい加減。
・・・
根本:うん・・
大原:それで、今、答えが一番、なにかって言ったら。
逡巡する・・迷いは・・
・・・
あなたの迷いが、なんであるかは、わかりませんけれども・・
わたしは、迷ってます・・事実は、どこ?
事実が、一つもないので・・
中澤:うん・・
大原:迷ってますけども・・
・・・
じっくりと、時間を置くと、どうなるか?っていうと・・これ・・
次の問題ですねぇ。
中澤:はい。
大原:迷った時は、時間を置きなさいって言ったら・・時間が置くとね。
人間の心が動きだすんです・・感情が。
中澤:はい。
大原:逡巡する、迷うってことは・・
感情が、かき乱してるんです。
・・・
時間が経つと、人間は・・
だんだん、だんだん、不安になるか・・
開き直るか・・
・・・
怒るかです。
中澤:はい。s
大原:どっちかが・・獣じゃないけど、行動しだすんです。
その、行動が、事実です。
中澤:ふーん・・
根本:ふーん・・
大原:その・・この段階になると・・
・・・
どちらかの行動・・出ること・・その行動を、言質にとって・・
答えを出すべきでは、ないんじゃないかなと、思ったんですね。
・・・
中澤:そうですか・・
sponsored links
感情
大原:誰でも・・自分が、迷ったなと思った時には・・
これは、感情が、そうさせてるんだ・・って。
感情は、時間が経てば、経つほど・・例えば。
・・・
佳子さんとかねぇ・・根もっちゃんでも、先ほど話したことと・・
これ、終わった後。
根本:うん。
大原:心、違ってるんですよ、実は。
中澤:はあーん、はあ、はあ、はあ。
根本:はい。
大原:ほーんっとうに、人の心ってね・・
・・・
一時間もしないうちに、変わっちゃうんですねぇ。
すごく疲れたな・・農繁期に疲れたなと思っても。
・・・
梅・・梅干し食べて・・あっ、すっぱい!と思った時に・・
・・・
梅漬けしようかな?・・とかね。
中澤:ああ・・ああ・・
大原:ほんっとうに変わるんです、人間の心って。
そうです・・ですから・・
・・・
迷いの時には、もう全部・・
事を、大事にしよう・・ではなくて・・
迷った感情を、見よう・・ということですねぇ。
いつも、頭に入れるのは、それです。
・・・
そんで、判断しよう・・決断しようっていう時には・・
・・・
佳子さんと、根も子さん・・ふふっ・・どっちにしようかな・・って時に、佳子さんは、美人・・
根本:うん。
中澤:うふふふっ・・
大原:でも、生活力が・・ちょっと、弱い。
中澤:あははは・・はは・・
大原:根も子さんは・・
根本:はい。
中澤:ふふふ・・
大原:不美人だけども・・
中澤:あはは・・
大原:たくましい。
根本:たくましい・・はい。
大原:どっちにしようかなぁ・・と、思った時に、今のわたしの、この、感情が・・
・・・
大原:弱ってる時には・・
根本:ええ。
・・・
大原:根も子さんで、決まったのね。
中澤:あ、根も子さんに、行かれちゃったぁ・・
根本:あああ・・
大原:わかります?
中澤:はい。
・・・
大原:で、自分に、すごいゆとりがあって・・
中澤:うん。
大原:周囲にね、明日、クラス会がある。
ねえ。
佳子さんで・・君の彼女、美人だね・・って、いい・・
中澤:こっち?・・やった・・
大原:とにかく、後悔しないんです。
中澤:はああ・・
根本:判断が、つかずに、瞬時に。
自分の、本能に任せるってことですか?
大原:そうです、判断力はね、欲ですから。
中澤:欲?
根本:ああ・・
大原:逆に言えば。
中澤:あ、そっか・・
大原:こっちは、いいけど、この部分が、駄目。
中澤:うん・・
大原:こっちにも・・どっちにしようかな?って、両方、欲しいと思う・・でしょう?
それは、感情で・・ほんとに今・・自分が、必要と思ったものに・・判断した方が・・自分にとって、後悔はない。
中澤:あああ・・
根本:あああ・・
なるほどねぇ。
中澤:あってる・・あってないじゃなくって、後悔がないっていう・・
大原:要するに、人間はね・・正しい、悪いじゃないんです。
お腹が空いた時に、ラーメン食べて・・
お腹を壊した・・後悔しないです。
中澤:はい。
大原:お腹いっぱい、食べたから。
中澤:うん、そうでしょうねぇ。
大原:自分の本能って、そういうものです。
中澤:そっか、そっか、そっか・・
大原:だから、決断と、判断力は・・その時の・・
・・・
感情。
根本:感情でね。
大原:迷った時は・・そ、その時の感情が・・自分を見えなくさせているから・・
時間を置いて、感情が、スーッと、消えていく時に・・
出てきます。
中澤:はああ・・
根本:はああ・・
大原:うん。
中澤:じゃあ、この方は・・今日は・・
大原:時間。
中澤:一回、時間を置いて・・こう・・
大原:時間を置いて・・
中澤:気が晴れるのを待つ。
大原:本当に、どうかな?・・っと・・そうです。
根本:事実関係を、ちゃんと見て。
大原:そうですね、見る事ですね。
中澤:と、なにかが、見えてくると。
大原:はい。
中澤:いかがでしょうか?
(アドバイスは音声で確認を)
※聴けない方はコチラ⇒YouTubeからお試しください。
sponsored links
関連ページ
- 離婚し実家に戻った姪、居座り続けているので姉が気の毒
- 離婚して卒園したばかりの子供を連れて実家に戻った姪。働いてはいるが、借りたアパートには行かず、実家に居座り続けている。姉が気の毒で仕方ない。
- 孫に会いたいと嘆く姑 産後の世話をした嫁から連絡すらない
- 車で5分の距離に住む息子夫婦。産後の嫁の世話を、あれだけしたのに、孫を連れて来なくなった。ほとんど連絡すらない。孫に会いたいのだが。
- うつ病で静養・通院中の娘 家出してでも彼の元に戻ると言うが
- 仕事場の人間関係が原因で鬱病になり退職。現在、実家で静養、通院中だが、半同棲していた彼のところに戻りたいと一度は家出。渋々、認めているが、反対されても、家出してでも戻ると言い始めた。
- 片付けられない妻 子供達の将来が心配 夫として出来る事は
- 結婚当初から、片付けられない妻。洗濯物は取り込んだまま。布団は敷きっ放しで干さない。箪笥の引き出しは開けっ放し。子供の将来が心配。夫として、手助けできることはないか?
- 強欲な舅姑と同居中 距離を取り、上手く立ち居振る舞う方法は?
- 強欲な舅姑と二世帯住宅を建てて同居中、嫁の分際でと言われることも度々。両親への傲慢な態度など、距離を取りたいが、上手く立ち居振る舞う方法があれば教えて欲しい。
- 夫婦仲良く暮らして欲しい 81歳の父にダメ出しする母と息子
- 81歳の父は脳梗塞で倒れた過去あり。今も仕事をしたいと店で働くも、母親は余生をのんびり過ごして欲しい。全然、言う事を聞かない父。体を第一に、夫婦仲良く暮らして欲しい。
- 母親との添い寝から卒業できない中2と小6の息子 家の主としての父親!
- 小1の娘と一緒に妻と添い寝する小6の次男、その二人の目を盗んで昼間に母親と添い寝する中2の長男、危惧する父親に対して大原敬子が駄目出し。
- 夫の操縦法は新婚時が肝要 夫の不倫が気になり携帯電話を覗きたなる
- 芸能界、政界、連日報道される不倫ニュース。それまで気にしていなかったが、夫の何気ない言葉で不安になる新婚妻。新婚時にしかできない夫の操縦法を伝授。
- 母親の依存 生きる存在を子に求める
- シングルマザーとして2人の子供を育てた母。兄は高校を中退し非行と引きこもり、ゲーム好きで経済力なく母に頼りきり。二十歳で家を出た娘に母は自分だけ幸せになるのかと問う。
- 被害妄想が強い母 父が隣の未亡人と浮気してるとヒステリー
- 隣に未亡人が引っ越してきてから、母の被害妄想が強くなる。父が浮気してるとヒステリー。父は離婚するとまで言い始める。この母にどう対応すればいいのか?
- マウンティング女子に、イライラムカムカ、腹が立つのはなぜ?
- 職場の先輩がいわゆるマウンティング女子で、腹が立つ。繰り広げられる相手を貶めて自分の方が上と示すような会話に、ムカムカ、イライラするのはなぜか?
- 浮気がバレて別居中 溺愛していた子供達の本音に触れ絶望的な気持ち
- 10年以上、冷めきった夫婦関係、妻に浮気がバレ別居中。大好きでいてくれて溺愛していた子供達の本音に触れ絶望的な気持になる。父親の着信名は雑魚。
- 母の行動が理解できない 頑なに理由を言わない母の異質な行動
- 「ありがとうございます」という卒塔婆を建てたり感謝のシールを所かまわず貼る実家の母。異質な行動も頑なに理由は語らず。奇異な行動に夫婦関係も冷え込んでいる。
- 登校前にお腹が痛いと訴える小学生の息子 夏休み明けから登校できなくなる
- 小学生の息子が、朝、登校する前になるとお腹が痛くなる日が続いています。学校に着くと痛みが治まるようでしたが、夏休み明けから登校できなくなってしまいました。