小学生の問題行動に悩む

テレフォン人生相談
問題行動

テレフォン人生相談2016年5月10日は、加藤諦三&大原敬子。79歳の父が経営する塾を手伝っている相談者。父が高学年クラスを担当し自分は低学年クラスを担当しているが、高学年に問題児がいて、その子に対する対処の仕方、方針が違っていると悩んでいる。大声で叫んだり、大声で歌ったり、他の子供を叩いたり、いじめたり、意地悪をする。今の子供は、昔と間違いなく違っていると大原敬子、加藤諦三は、家庭に問題があると指摘。行動でなく、動機を見ろとアドバイス。

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テレフォン人生相談2016年5月10日(火)

パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育研究)
相談者:48歳男性 妻43歳 娘8歳 3人暮らし 塾経営の父79歳

加藤諦三氏の〆の言葉『同じ一つの行動には、たくさんの違った動機があります』

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

読むテレフォン人生相談

48歳の男性から、塾経営をしている79歳の父、自分が手伝う形でやっているが、小学校高学年に問題児がいる、その子に対する対処の仕方、方針が父と違っていて悩んでいる。

問題行動

あなたが言っている小学校高学年の問題児っていうのは、例えばどんな行動をするんですか?(加藤諦三)
例えば教室内で他の子供を叩いたり、いじめたりですね、あとは授業が始まる前後なんかを含めてですけど、大声で叫ぶとか、大声で歌うとか・・(相談者)
で、まぁ、他の子供達が勉強してる横で、音をたてたり、騒いだりするということなんですけども・・(相談者)

それで、まあ、あの・・僕、一応その前、教室っていうのが、最初の低学年クラスと、高学年クラスということで、2つに分かれてるんですけれども、その最初の低学年、僕が担当してまして、その後に続く高学年を父が主に担当ということで、それでやってるんですけど・・(相談者)

その、この問題のある児童がですね、高学年であるんですけど、低学年の時間にも、教室に入ってきたりってなことで、ようありましてですね、それで僕なりに、あんまりきつくないような感じで軽く注意していたんですけれども、その後の様子とか見てましても、あんまり改まってないということで・・(相談者)

それで最初の低学年クラス、僕が担当して、それ終わった後にですね、教室の2階・・まぁ事務所みたいになってるんですけれども、そこでちょっとまあデスクワークみたいにして、独りでおりましたら、下で、1階の教室で父は高学年クラスを担当して、そこにその問題がある子供がいるんですけれども、僕が2階にいても、1階のその問題児の叫ぶ声がですね、まだ、全然変わってないなって感じで、騒いでるのが聞こえてくるんですよね。(相談者)

指導方針

それでまあ、そうした中で、ちょっと僕としましては、このままちょっとほっといてもいいのかっていうことで、父に相談してみましたら・・(相談者)
父の方は昔は、きつく叱ったこともあったんだと・・そうであったんだけれども、でもあの・・こういう小学校高学年の子供っていうのは大体、騒いだり、ああいうこともやるもんだから、まあこんなもんでいいんだよって感じで、あまりもう深く父の方は、考えてないって言うんですか、まあ厳しくやらなくてもいいみたいな・・ことでやってまして・・(相談者)

お父さんは、いわゆるベテランの先生ということですよね。(加藤諦三)
そうですね、この塾の指導者としては、えー、そうですね、60年近く・・(相談者)
もうひとつは、その、あの、あなたが言ってる問題児、クラスで叫んだり、いじめたり、友達叩いたりっていう、この子は・・家で、どんな子かは分かんないですよね?(加藤諦三)

えーっと、あんまり分からないんですけれども、まあ、そんな大きな問題ないように思えるんですけれども。(相談者)
いや、むしろこの可能性っていうのは、無いんですか・・(加藤諦三)

非常に塾では、問題児なんだけれども、家では逆に良い子・・(加藤諦三)
もっと言うと、家で良い子のストレスを塾で発散してるかっていう・・かどうかなんですけどね。(加藤諦三)
つまりこの子が、なんでそんなに友達叩いたり、大きな声・・2階の事務所に居ても分かるような、大声叫ぶかっていう・・(加藤諦三)

この原因がハッキリつかめないと、対処の仕方は違ってきますよね。(加藤諦三)
つまり、なぜこの子がこういう行動するのかっていう事が、しっかり突き止めれば、こういう対処の仕方がいいだろうっていうか、それはこれから、幼児教育の先生に伺いますけどね。(加藤諦三)

動機は何か

その時に、なぜ問題児なのかっていうところなんですけどね。(加藤諦三)
これ問題児の場合は、時々あるんです、すべての問題児じゃないですけれども、家では驚くほど良い子・・(加藤諦三)

学校に来ると・・ここは塾で、話ですけど、小学校に来ると、手のつけられないほど酷い子になるっていうのは、それは家での、ストレスを全部、外の学校で発散してるわけですよ。(加藤諦三)

だから全部そういう例ってわけじゃないんですけど、なんでこの子が、こうなってるのかなぁと・・(加藤諦三)
家でも問題児って子がありますからね。(加藤諦三)

例えば今のように家でも、本当に驚くほど良い子で、外でどうしようもないって子は、行動は違いますけども、両方とも注目が欲しいって事は、同じ動機ですよね、良い子にしてると、家で褒められる・・塾に来た時に、みんなから注目が欲しいから、けど、注目してくれないから、ワァーっとやって、注目を求めるとかね・・(加藤諦三)

ここら辺のところがちょっと、ハッキリつかめないと、まぁ後ほどの幼児教育の先生の・・まぁアドバイスしにくいと思うけれども、今は、家庭でどうだかは分からないというふうに、考えていいんでしょうかね。(加藤諦三)
そうですね。(相談者)

はい、分かりました、要するに、あなたの今日の相談というのは、この問題児について、お父さんとあなたの、対処の仕方の意見が違うと。(加藤諦三)
お父さんの場合には、まぁまぁ子供はあんなもんだよっていう・・(加藤諦三)
で、あなたの場合には、それなりに厳しい対処や・・した方がいいんじゃないかと思ってるという・・(加藤諦三)

はい、自分と言うのはなんか、他人に対して厳しすぎるのかなって事で、まあ、迷ってるという事です。(相談者)

はい、わかりました、今日はスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。(加藤諦三)

大原敬子アドバイス

あの・・頭の中でまとめたのは、父親に対して、畏敬の念を持ってるんだな・・畏敬っていうのは恐れです。(大原敬子)
はい。(相談者)
そして、だけれども、そろそろ・・世代交代してもいいんじゃないかなと、僕もやっぱり、もう男だよっていうあなたの感情・・があったと思ったんですね。(大原敬子)

世代交代

ここはあなたが、自分自身がですね、そろそろ交代しも、いいんじゃないかっていう・・交代するならば、48歳の、新しい理論と理念持ってないと・・(大原敬子)
はい。(相談者)
それも、難しいことではなくって、このお子さんの場合はこうだと、だからこれは問題が起きたときには、こうなるんだ、だから僕はこうしたいんだっていう、その理詰めがないんですね。(大原敬子)
・・そうですね・・(相談者)
いかがですか?(大原敬子)

うーん、仰る通りです。(相談者)
今、教育っていうのがどんどん変わってきてますから、時間とともに。(大原敬子)
あなたが、これからの世代を、お子さんたちを伸ばしていくわけでしょ。(大原敬子)
だから、今日が一歩と思って、今あなたが1番問題視した、そのお子さん・・(大原敬子)

今と昔の教育は違う

自分なりに、観察して、情報を集めてっていう、新しいシステムをですね、あなた自身が、草案を練る事が、大事なんじゃないでしょうかね
。(大原敬子)
・・はい。(相談者)

今は、騒いでる云々で、父親を責めてるんです。(大原敬子)
うーん・・(相談者)
そうすると父親は、「まだ若い」ってなるんですよね。(大原敬子)
ええ・・(相談者)
そんなことで、これから先、教室の運営ができるかどうかってなりますよね。(大原敬子)

私も瞬間ですね、うーん?と思いましたけども、いや、4~5年っていうのは、子供暴れるし、だけどそれは当然で、あなたが仰ってるのが正論なんです。(大原敬子)

やっぱり、お父さんの年代の79歳っていうのは、教育とは絶対今、違ってますし、子供は違ってるんです、確かに。(大原敬子)
確かにね・・そしてそれは、教室内の問題ではないです。(大原敬子)
加藤先生がおっしゃるように、家の問題です、これは。(大原敬子)

家庭に問題あり

はあ・・(相談者)
間違いなく、100%家です、これは。(大原敬子)
家で、イイ子でいるから、騒ぐ場所が無いんです。(大原敬子)
はい・・(相談者)
ですから、家でも、親は、結構、過干渉か無関心、どっちかです。(大原敬子)
は・・(相談者)

だから、心が触れてないです。(大原敬子)
で、子供も、両親との関係では、恐れて言う事をきいているか・・(大原敬子)
あ、もう、父親と話しても仕方がない、母親とも話してもしょうがないって関係です、これは。(大原敬子)

ですから、そこをあなたがですね、お父様とね、見比べたときに、刹那的にですね、これを直せ云々ってやって、お父様のしん○▽♯いちは、ガタガタになってしまうし、あなたも自分の感じでぶつけても、これは、氷山の一角・・ほんの少しのものですよ、これは。(大原敬子)

教育の改革

そしたら今日の、私があなたに伝えたいことは、これはきっかけとして、自分もあと5年10年の計画で、世代交代を持っていこうと、それは父親が安心して、あなたにですね、全権を委ねる息子になろう、っていうと、雑談で、2階に・・入った時に、今日も騒いだねって、あれ、今の教育は随分違ってくるんだって・・ってことで、お父さんの恥をかかせない程度に、お父さんの技術は、あなたが真似るのね。(大原敬子)

でも新しい教育の改革は、あなたが学んで、お父様にさりげなく、伝えることが、今あなたが、世代交代のまず第一段階だと思うんですよ。(大原敬子)

今日は、たぶん・・感情でしょう、やっぱり。(大原敬子)
そうですね。(相談者)
今、父親に持ってくものが、一つもないでしょ。(大原敬子)
ええ、そうですね。(相談者)

実はですね、これは加藤先生がもん・・あの・・なってましたね、あの、テーマなんですけれども・・(大原敬子)
はい。(相談者)
あなたが、その子の何かを見たんですよ・・(大原敬子)
はあ・・(相談者)

その子を助ける云々でなく・・加藤先生が、これたぶん、お話してくださると思いますけれども、私はそれが原因だと思っています。(大原敬子)
はあ・・(相談者)
加藤先生・・よろしくお願いします。(大原敬子)

加藤諦三まとめ

あの・・今、大原先生が仰った、その家庭ですけどね。(加藤諦三)
はい。(相談者)
ですから先に言ったように、この問題児の子が・・の行動にばっかり注意がいってるんですよね。(加藤諦三)
うん、そうですよね。(相談者)

得意分野

なぜこの子はこういう行動するのかっていう動機の方に、関心が行ってないんですよ。(加藤諦三)
ええ、そうです。(相談者)
これからそっちがあなたの、得意分野にしていかないといけないんじゃないですかね。(加藤諦三)

同じ1つの行動にはたくさんの違った動機がありますからね。(加藤諦三)
まず、家のストレスってことが考えられますよ。(加藤諦三)
それからもう一つは、本当に躾けの全くできていないっていう、家のストレスとかなんて関係なくって、とにかく躾ができてないっていう、こともありますよね。(加藤諦三)
はい、ありますね。(相談者)

それから、正常な範囲っていうのかね、この年齢の子は、この位のことは、誰でもやるよっていう、正常な範囲っていうのもあるんですよ。(加藤諦三)

行動ではなく動機

だからあなたと、お父さんとの違いはねぇ、どこが違ったかというと、お父さんはおそらく今3番目に言った、正常な行動の範囲というふうに説明しようとしたんでしょうね。(加藤諦三)
はあ・・そうですか・・(相談者)

だから、これが正常な範囲なのかどうかっていうのは、それは実際に見なきゃわからないんですけれども、家庭に問題があるんだろうなっていう、大原先生と同じ意見なんです。(加藤諦三)

これからは、行動ではなくて、動機を見るっていう、その姿勢で塾の新しい経営方法で、話してみてもらったらどうでしょうか。(加藤諦三)
わかりました。(相談者)

よろしいですか?(加藤諦三)
要するに、行動特性と性格特性は違うってことです。(加藤諦三)
はい、わかりました。(相談者)
どうしても行動は見えるけれども、正確は見えないんで、行動で判断しちゃうんですよ。(加藤諦三)

『同じ一つの行動には、たくさんの違った動機があります』

管理人のちょっとひと言

これは、加藤先生か、大原先生の、教育に関する願望かな?
個々の子供に視点を置いた、教育というより子育て。
あなたの得意分野にして欲しいっていう位だから、そういう塾経営をして欲しいのか。

それにしても、一体、どんな塾なんだろう?
対象は、小学生。
まず、進学塾ではないようだね。

進学塾なら、こんな問題行動起こす子供がいたら、クレームの嵐。
それがないんだから、そういう問題児も、個性として受け入れているのかも。
来る者は拒まずっていうのが、お父さんの教育方針なのかもしれない。

対して息子は、それでも限度ってあるだろうってことなのか。
だから、自分は厳し過ぎるんだろうか?って聞いてるのかも。
まあ、一般的な塾とは、違っているんだろう。

加藤先生が言う、お父さんが伝えようとしている正常な範囲って、ここまではあり得るっていう、個性という捉え方ね。
でも、そうじゃなくて、これからは、どうして子供がそんな行動をするのか、動機を考えてみてってことか。
確かに、そうだよね、子供の行動には意味がある。

小学2年生の時、書道教室を2週目にして、二度と来ないでくださいと言われ。
結果、抑圧はますます酷くなるんだな。
分かるわ、今思い出しても、胸が苦しくなる。

そういうのも、人前で褒めてもらえたりすることで、ちょっとずつ落ち着くけど。
今なら、なんて巡り合わせなんだろうって、思えるけどね。
まあ、動機まで考えてってことでは、ないんだろう。

だから、加藤先生が言ってること、わかるけど、かなり小さな1歩ですな。
それも、相談者の方針が、同調すればなんですけど。
それでも、居ないよりは、居てくれると、助かる子供が増えるかもしれない。

理解してくれる人が居るというのは、それだけでも、救いにはなる。

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