お墓の相続

テレフォン人生相談
お墓相続

テレフォン人生相談2016年3月18日は、お墓の件に関しての相談。半年前に母が他界し、父75歳は去年、脳梗塞で倒れて半身麻痺があるが一人暮らし。遡ること二十数年前、自営業をしていた父が倒産し、それまで檀家としてお寺に払っていたお金が払えなくなる。父の姉である伯母に代わってお寺さんに払ってもらっていた。町中にあるお墓は祖母が祖父の為に建てたものだが、伯母の連れ合いが亡くなった時、父と兄に連絡があり、口頭で町中のお墓に入れたいというのを了承。1年後に伯母が亡くなると驚くことに町中のお墓に埋葬される。母が亡くなりお墓にいれようとすると従姉は拒否、お寺さんが300万払わないと入れないと言っていると言われ、お寺さんに確認するも、お金の事は一切言ってないとのこと。父親は体も調子悪くお金の事もあるので強い事も言えず母のお骨もそのまま。どうすればいいのか。

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テレフォン人生相談2016年3月18日(金)

パーソナリティ:今井通子
回答者:大迫恵美子(弁護士)
相談者:48歳女性 夫49歳 長女24歳 長男22歳 次女18歳

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送される相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
その為、情報不足になり捉え方によっては、他者と違う感想になることもありますが、それらはリスナーの環境や体験談が代わって補うためと思ってってください。
何度も繰り返し聞いてみたり、時を隔てて聴きなおしてみると、聞き漏らした言葉や自身の環境の変化や体験談が加わり、最初に聴いた時と異なる感想になる場合があります。
異なる感想を述べる方の背景を考えてみるという楽しみ方もありますし、編集者の意図を探るという聞き方も面白いので、色んな楽しみ方を探してみてください。

お墓に入れない

祖母が祖父の為に建てたお墓、23年前に祖母が亡くなる時には、父は倒産間近で檀家費を払えないようになっていた。替わって檀家費をお寺さんに払っていた嫁いだ伯母、連れ合いをお墓に入れたいと父と兄に頼み、お金の件もあり渋々父は了承。1年後に伯母が亡くなりお墓に入る。半年前に亡くなった母を入れようとすると、お墓に入る権利はないと従姉から拒否され、入りたいなら300万払えと言われる。

お墓に入るなら金を払え

48歳の女性から、両親のお墓の件に関して、分からないことがいっぱいあるので、ご相談にのっていただきたい。

相談者の両親のお墓の事で、母が半年前に亡くなり、父75歳が去年、脳梗塞で倒れてしまい、半分麻痺があるが、今は一人暮らし。
町中に父の親、相談者からしたら祖父母が眠っているお墓がある。
半年前に母が亡くなったので、お墓に入る手続きをしようと思った。

二十数年前に遡り経緯を語り出す相談者。
二十数年前、自営業をしていた父、事業に失敗し倒産。
それまで父が払っていた檀家費等を払えなくなり、父の姉、伯母にお寺さんの方へお金を払っていただくようになった。

今回、母が亡くなった事で、お墓に入れたいという事になった。
その前、伯母の連れ合い、伯父が、うちの近隣にお墓を建てていたのだが、伯父が亡くなった時、近隣のお墓に入るかと思ったら、伯母から父と兄に連絡がはいり、どうしても近隣のお墓ではなく、町中の祖母が眠っているお墓に入りたいと言ってきた。

口頭ではあったが、父も経済的にも何もできなくて、今までの経緯もあり、伯母がお墓を守っていたので、仕方ないということで、父も兄も渋々了承した。
その1年後に、伯母が亡くなると。をの伯母も、祖父母のお墓に入った。

母が亡くなり、お墓に入る手続きをしようと思ったら、もう、うちはお墓に入る権利はないと伯母の娘に言われた。
入るのであれば、300万払ってくれれば、お寺さんは入れてくれるという話しだったq。

強く言えない

それで、自分も不思議に思ったので、お寺さんに確認をしようとお尋ねしたところ、「うちの方では、金額的なことは一切申してません」というような話しだったと相談者。

今、父は体の調子が悪くて、あまり強い事、やっぱりお金の件に関しては言えなくて、お墓も入れない状態で、母の遺骨は自宅にずっと置きっぱなしになっている。

できれば1日も早く、お墓に入れてあげたいのだが、まだ、祖父母の位牌も仏壇も、父親が守っている。
その辺り、どうしたらいいのか、自分達素人では判断がつかないので、相談にのっていただきたい、と相談者。

嫁いだ伯母

従姉は嫁いだのか、養子を貰ったのか?と今井通子。
嫁いでいる、と相談者。
伯母さんはどうなの?と今井通子。
伯母さんも嫁いでました、と相談者。

ということは、本来あなたの家系のお墓なわけですよね?と今井通子。
本来はそうです、と相談者。
その伯父さんが買った、郊外の方のお墓っていうのは(近隣では?)、今、誰が・・・と今井通子。

伯父さんの親、1人だけしか入ってないんですよ、と相談者。
伯父さんの、お父さん?お母さん?と今井通子。
お母さんですね、と相談者。

そっちの方は、伯母さんが同じように管理・・・
今井通子の問いを遮るように
全然、永久・・今、なんとかってありますよね、と相談者。
永久供養でしたっけ?(永代供養ね)と今井通子。

お墓は誰のもの

あっ、そ、それにしちゃったんで、一切ノータッチって言ってました、と相談者。
結局はそうすると、名義っていうのは変だけど、持ち物としての町中にあるお墓、まだご存命のお父様が、一応はお墓の持っている人っていう形になるわけ?それともそのお姉さん・・・伯母さんが払うようになってから、伯母さんがもってる人に変わっちゃったわけ?と今井通子。

人に変わ・・知らない間に変わってて、で、今度知らない間に、従姉の名前に変わってたんですよ、まったくそんな事しらなくて、と相談者。
今は、娘さんの名前になっているわけね、と今井通子。
そうですね、はい、と相談者。

今日は、ご相談としては、どういう事でしょうか?と今井通子。
できれば母を、そのお墓に入れてあげたいんだけれども、これからどういう行動をとれば良いのか、私には全然わからないので、そこら辺をちょっと(教えて欲しい)、と相談者。

お墓は特殊な財産

普通の相続ならば、兄弟に平等に分けるような遺産も、お墓や仏壇・位牌といった祭祀用財産は誰がみていくかで決めれば、平等でなくなったとしても別扱いになる。

お墓は祭祀財産

お墓の問題は、法律的には財産の一つなので、財産について、相続や売買によって買えば、契約の対象物として、普通の財産と同じように、と弁護士は考えているが、これは祭祀用財産と言って、財産としては特殊な、先祖をお祀りしたり、宗教的なものなので、法律上はちょっと違う取り決めがある、と大迫恵美子。

伺っていると、お墓そのものは、あなたのお爺さん、お婆さんが作った、建てたという物ですね?と大迫恵美子。
そこに最初に入ったのは、お爺さんを入れるお墓として作ったということなんですね?
それじゃあ、(お墓を)作ったのは、お婆さんということですね?と大迫恵美子。

そうですね、お婆ちゃんですね、と相談者。
父から聞くと、お爺ちゃんが亡くなったのが16~7歳の頃だったので、最初は祖母がお金を払っていた。

お婆さんが亡くなったのは、いつ頃なんですか?と大迫恵美子。
23年前、と相談者。
その頃は、お父さんが倒産するとかは?と大迫恵美子。

お墓の相続

傾いてましたね、と相談者。
そうすると、誰が相続したかってことなんです、と大迫恵美子。
あなたのお父さんが相続したのか、それとも替わって、お父さんのお姉さんですか?その人が相続したのか、どっちなんでしょうね?

その辺は、詳しくは分からない、多分、伯母かもしれないですね、と相談者。

普通は、相続財産は子供が何人かいると、平等に分けられていくものなんですけど、その時に、祭祀用財産は別っていうふうに民法では決まっていて、兄弟で平等にじゃなくて、誰かがみていきますよ、ということを決めれば、その人の所に相続されると、みんなで分けるお金が平等でなくなったとしても、お墓のような祭祀用財産については、別扱いですよというのが民法の考え方なんです、と大迫恵美子。

だから、誰が相続したかが、とても大きな問題。
あんたの伯母さんが、相続してるんだとすると、伯母さんの物になっているのかも、しれないですよね。
そうですね、と相談者。

そうすると、従姉が言うように、伯母さんが相続しているので、そこに伯母さんの連れ合いを入れたり、あるいは従姉の人が引き継いで入っていくと、いうようなふうに流れていったとしても、それは不思議ではない、と大迫恵美子。

じゃあ、そうだったのかもしれないですね、と相談者。

父は檀家費払えず

相続の段階で、お婆さんが亡くなった時に、まだあなたのお父さんが相続するという考えだったとすれば、そうだとすると、あなたのお父さんが一旦は相続してるはずですから、それからお父さんが倒産したりして、お墓の事は、お姉さんにやってもらう事になったいう意味が、単に自分のお墓の費用をお姉さんに援助してもらったと考えるべきなのか、その段階で、お姉さんに祭祀用財産を引き取ってもらったと考えるべきなのか、それは、どういう話し合いがあったのか、両当事者が、どういうつもりで、そういうこと(お寺さんへの支払い)をしていたのか、という事が問題になるのですが、と大迫恵美子。

今のあなたの話しだと、既にお婆さんが亡くなる相続の段階で、お父さんのお姉さんが、相続している可能性が高いってことなんですね。
そうすると、あなたの方も、なかなか入れてくれと言う根拠が難しいかもしれませんよね、と大迫恵美子。

家制度と民法

お墓の話しというのは、昔から古い考え方、長男から長男へ受け継いでいかなきゃいけないという考え方とか、嫁に行った女の子は苗字が違うから、入らないとか、そういう昔の考え方、家制度の時にみんなが守っていたルールと、今の民法との考え方が、非常に混ざってしまっていて、いろんなことを言われている。

今の民法の考え方に立ったとしても、お墓を作ったお婆さんから、誰が受け継いでいるのか、そこの処が肝心なんだろうと思います、と大迫恵美子。

こんな事で、従姉と喧嘩する機会はないと思うが、と大迫恵美子。
ちょっと連絡とり辛くて、お墓にも行き辛くなってしまった。でも祖父母の仏壇と位牌は、父が管理しているので、この位牌とかもどうしたらいいのかな?と思って、と相談者。

仏壇・位牌も祭祀用財産

仏壇、位牌も祭祀用財産。
普通は祭祀を主宰する人が、受け継ぐのが本来だと思うが、この場合は、必ず一致していなければいけないという事もないでしょうから、仏壇や位牌は、あなたの方で管理して、それはだって、血の繋がった親戚なんですから、供養しなくちゃいけないと思いますし、お墓は向こうが受け継いでみていくというのなら、それは仕方ない、と大迫恵美子。

そこのところはお寺さんと話しをする以外ないので、従姉の人と話し合って分けるようなことかどうかは分かりませんので、従姉がもし、仏壇も位牌も引き取りたいというような事まで考えているのなら、それはお寺さんと通じて話をすると、スムーズかもしれません。

でも、おそらく、仏壇引き取りたいとか、位牌を引き取りたいとか、考えてないんじゃないかと思いますよ、と大迫恵美子。
まったくないと思います、と相談者。
ですよね、と大迫恵美子。

伯母のしか、みる気はないと思います、と相談者。
でしょうね、だとしたら、これまであなたのお家でみてきたのであれば、そのまま、あなたの方でみてあげたら先祖の為には、いいのではないでしょうかね、と大迫恵美子。

じゃあ、そうさせていただきます、と相談者。

おわかりいただけましたかでしょうか、と今井通子。

はい、わかりました、ありがとうございました、と相談者。

管理人のちょっとひと言

お墓の値段とか、わからなかったので、ちょっと調べてみたら
永代使用料+墓石価格の平均で200万前後、地区にもよるでしょうが、300万とは・・・
ぼったくりましたな、この従姉!

こんな金額ふっかけるぐらいだから、交渉なんかしなくてもいいですよ
そんなお金あったら、新たに購入した方が、よさそうです。
祖父母が、お墓には入ってますけどね、仕方ないです、諦めましょう。

伯母さんは、どちらかと言えば、お父さんやお兄さんに連れ合いを入れることの了承をもらってるぐらいですから
どちらかと言えば、昔の家制度に多少なりとも、こだわりがあったんだと思いますけど
従姉は、そんな気ないみたい

「あなたには権利がない」、と言うくらいですからね
お墓の事で、伯母さんから愚痴でも聞かされていたかな
立場が変われば、そうなるかもしれません

お金だけ、払わせておいて、入れて欲しいって言われても
従姉からすれば、面白くもなんともない
苗字が云々ってことでなくね

二十数年の、檀家費の累計でも300万はないでしょうけど
今後、何十年分も込みかな

他人事のようで、他人事でない「お墓」
生まれ育った所にお墓があっても、お守できないですね
代々、同じお墓に入るって考え方が、もう時代遅れっぽいです

結果的に、従姉が管理してくれているっていうのは
ある意味、良かったんじゃないですか。

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