まず挨拶から始める

テレフォン人生相談
関係修復

テレフォン人生相談2016年5月11日は、柴田理恵&三石由起子。不安症で人を信用できないという相談者。家族関係も悪く、修復の仕方を教えて欲しいという相談。派遣社員でいることが不安で、最近は無気力に、柴田理恵は病院へ行くことを薦める。3年ほど前に病院に行った時、鬱病だと診断され、その時と同じ状態だと相談者、十数年、家族と口をきいてないという。小さい頃、毎日のように夫婦喧嘩をする両親。父は酒を飲んで母親に手を出し、家の物を壊したり、暴れたり。それで父親を嫌いになり、それでも一緒にいる母親も嫌うようになる。しかし、父親が癌になり、亡くなる前に仲直りして、後悔したくないと言う。

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テレフォン人生相談2016年5月11日(水)

パーソナリティ:柴田理恵
回答者: 三石由起子(作家・翻訳家)
相談者:29歳男性 独身 父54歳 母54歳 弟23歳 4人暮らし

テレフォン人生相談の読み方・歩き方

放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。

読むテレフォン人生相談

29歳の独身男性から、自分の不安症だったり、人を信用できない性格と、あとは家族関係がちょっと悪いので、それの修復の仕方を教えていただきたいなと思いまして。

実家で、父母54歳、弟が23歳の4人で暮らしている。仕事は、派遣社員として働いている。

人を疑う

不安症っていうのは、どういう・・アレなんでしょうか?(柴田理恵)
やっぱり仕事もそうですけど、派遣というだけで、ちょっと仕事してても、ちょっと正社員ではないので、常に不安ですし、やっぱり・・(相談者)
あとは何をやるにしても、無気力な状態が最近続いちゃってるんで・・(相談者)

もしご病気だったらば、お医者さんに行かれた方がいいかなって思うんですけども・・お医者さんには行ってらっしゃいますか?(柴田理恵)
あ、過去に行きました。(相談者)

はい、その時はどういう治療というか病名というか・・(柴田理恵)
一種のうつ病で、一応薬で治療したんですけれども・・その時はなんとなく自分の中で治った感じがしたんで・・まぁ、3ヶ月ぐらい通院して、それからは行ってないんですけれども。(相談者)

あのぅ、それっておいくつぐらいの時なんですか?(柴田理恵)
えー3年ぐらい前ですかね。(相談者)
そうか、それじゃあ、その時のうつの症状と、今似てる感じですか?(柴田理恵)
そうですね、はい。(相談者)

お医者さんにはかかられました?(柴田理恵)
いえ、行ってません。(相談者)
行ってない・・はい、はい・・(柴田理恵)
あとどうしても人を疑っちゃうんで、なかなかこう、裏の裏を読んで、信用できないんですよね。(相談者)

家族と口をきかない理由

えっと、先ほどあの・・家族関係がちょっと良くないっておっしゃってたのは、どういうことなんでしょうか?具体的に・・(柴田理恵)
ま、十数年口をきいてなくて・・(相談者)
だ、誰と?(柴田理恵)
僕とみんながです。(相談者)

ああ、十数年とは長いですね。じゃあ・・(柴田理恵)
ええ、他のみんなは、仲良くやってるんですけども、僕だけ・・ちょっと・・(相談者)
えっと、他のみんなってことは、弟さんもまだ、ご実家にいらっしゃるということなんですね。(柴田理恵)
そうです、はい。(相談者)

十数年って・・つまり、高校生ぐらいの時からですか?(柴田理恵)
そうですね。(相談者)
何があったんですか?(柴田理恵)

・・・ちょっと僕が、幼稚園ぐらいの時に、ちょっと両親の喧嘩が酷くて、まあ父親がちょっと、お酒飲んで、母親に手を出したり・・(相談者)
まあ、家の物を壊したり、暴れたり、するのが、毎日のようにあって・・(相談者)
まあ、それがちょっと、当時まだ、小さかったので・・うん、ちょっと毎日のように、怯えてたんですけども・・(相談者)

まあ、それがちょっと、未だに忘れられなくて・・ちょっと正直、父親のこともまだ・・うーん、恨んでるというか、好きになれないですよね。(相談者)
お母さんは、だって・・お母さんの味方になるんじゃないですか?(柴田理恵)

最初はそうだったんですけども、まあ、自分も大きくなるにつれ、母親もどうして、こんな人といつまでも一緒にいるんだろうって、母親も今度、嫌いになってきちゃったんですよ。(相談者)

はあ・・弟さんとも喋らないんですか?(柴田理恵)
はい。(相談者)
弟さんは、なんで?だって・・別にその、トラウマではないですよね。(柴田理恵)
タイミングがちょっとなかなか、わからなくて、どういうふうに家族の・・間に自分が、入って行くか・・とか・・(相談者)

後悔したくない

ま、きっかけもちょっと・・まあ、言う前にそれに父親が、病気に、癌になったんですけども・・(相談者)
まあ、それがきっかけで、自分の中でも、何か変わるかな、と思ったんですけども、やっぱりそれでもちょっと、変わらなかったんで・・(相談者)

あの、例えばね、家族の人あなたが喋らなくても、その、みんなから話しかけてくると思うんですよ。(柴田理恵)
そういうふうには・・(柴田理恵)
最初は・・はい、最初は話しかけて・・来てくれました。(相談者)

ただ、やっぱり自分が、そこで嫌な顔をしちゃうんで・・(相談者)
まあ、あとは家族・・気を使ってたぶん、そっとしておいてくれてると思うんでですけど・・(相談者)

あなたは、全然喋らなくて平気なんですか?(柴田理恵)
・・・いや、やっぱり、もう親も歳なんで、心の中では、もう・・父親も病気になっちゃったんで・・親孝行したいっていう気持ちはあるんですけども・・(相談者)
あ、あるんですか。(柴田理恵)

はい、あのたぶん、このままだとほんと、父親が亡くなった後に後悔しそうな感じなんで・・(相談者)
うん、うん、うん。(柴田理恵)
生きてる間に、ちゃんと修復して・・ええ、ただその勇気が、なくてですね、僕に。(相談者)

食事は独り

お食事とかは、どういうふうにしてらっしゃるんですか?(柴田理恵)
食事はまぁ、みんな仕事してるんで、揃って食事することが、まあ週にあっても1~2回で、あとはもうみんな時間が違うんで・・(相談者)
一人一人、食べてる感じですね。(相談者)

じゃあその週に揃って1~2回の時に・・は、一緒にご飯は食べるんですか?(柴田理恵)
いや、そこには僕は参加者してないです。(相談者)
参加してないのか・・(柴田理恵)

そこから始めれば、いいのに。(柴田理恵)
はい。(相談者)
黙ってでも。(柴田理恵)
はい。(相談者)
黙っててでも、一緒にご飯食べるって言うだけで、変わってくるんじゃないんですか。(柴田理恵)

勇気なかなか最初っから急にね・・仲良くできないけど、そんな気持ちがあれば・・行けるんじゃないのかなぁなんて思いますけども。(柴田理恵)

じゃあちょっと回答の先生に聞いてみますかね。(柴田理恵)
お願い致します。(相談者)
はい、今日の先生は、三菱メソッド主宰、作家で翻訳家の三石由起子先生です。お願いします。(柴田理恵)

三石由起子アドバイス

あのね、今柴田理恵さんがね、「急にはなかなか難しいよね」って仰ったけど・・(三石由起子)
私本当に現実的なアドバイスするけど、急でなかったら変えられない。(三石由起子)

家族の優しさ

あのね、1番簡単なのはね、難しいけど簡単なのはね、明日の朝さ、起きてね、「今日から僕は変わります」って、ひとこと言うの。(三石由起子)
・・・みんなにですか?(相談者)
みんなに。(三石由起子)

あのね、「君子は豹変す」という言葉があるでしょ。(三石由起子)
・・はい?(相談者)
「君子は豹変す」というのはね、あの、今悪い言葉で使うことも多いんだけれども、もともとはね、凡人というのはねぇなかなかね、きっかけを探したり、どうすればいいのかと、ぐずぐず悩んだりしてね、悪かったなぁと思うことを、即座に手のひらを返すように、こう改めることはできないんだと・・(三石由起子)

でもね、本当に立派な男というのはね自分が悪かったなぁと思ったら、もうコロッとね、昨日までは何だったかというぐらい、コロッと態度を豹変することができる、これが立派な男というものだという意味なんですよ。(三石由起子)

それでね、出来るからそんなこと。(三石由起子)
うん、それはね、ちょっと恥ずかしいとか、照れくさいとかって思うのはね、やっぱ小物で・・小物っていうのは、子供ってことですよ。(三石由起子)

で、私はあなたのお話を聞いてて思ったのはね、家族が話をしてくれないのは、自分に気を遣ってのことだろうって、そんなことまで分かってるじゃない。(三石由起子)
なかなかねぇ、そこまで分かってる人、居ないのよ。(三石由起子)

あの、やっぱり、口をきかないようにするっていうのは、喧嘩になるのが嫌だとか、この人が不愉快になるのが怖いとかっていう、家族なりの優しさなんですよ。(三石由起子)

最後の手段として、どうしようもないから黙る。(三石由起子)
黙ればね現状維持ができるから、そういうわけで黙ってる、それをあなたは分かってるじゃない。(三石由起子)

おはようございます

で、そのくらい、分かれるんだから、あなたもひとつしなきゃいけないのは「今日から変わるからね」(三石由起子)
それでいいと思うんだよね(三石由起子)

それで、派遣で不安だっておっしゃったけれども、派遣で不安だという立場でね、他の人たちは、どんなに安心なんだろう、正社員の人達はみたいに思ったり、するのかもしれないけれども、それは大間違いでね、それぞれが不安っていうのは、どこかにあるんで・・(三石由起子)

うん、だから心配したり、不安があったりすることがね、なんか、あたかも一生懸命、自分が真面目に人生をね、生きていることだみたいな錯覚をしちゃうのね。(三石由起子)

ああ・・(相談者)

真面目に生きようとすればするほどね・・(三石由起子)
だからそれって無駄なんですよ。(三石由起子)
はい。(相談者)
うん、だってそれは絶対に、そうじゃないから。(三石由起子)
それは錯覚です。(三石由起子)

だから、素直で、お気楽な自分っていうものを、あなたは忘れちゃってるんだけども、あなたの中には絶対、そういう部分があるはずなのね。(三石由起子)
だから何を見て、綺麗だと思うか、何を見て、おいしいと思ったか、何を見て楽しかったかっていうようなことをね、毎日2つでも3つでも日記に書いてさ・・(三石由起子)

今日はこれとこれが楽しかった、今日はこれとこれとこれが楽しかった、じゃあ大きな声で「おはようございます」なんて、言っちゃったもんねみたいな事を、毎日決めて、5つやってみるぞみたいに・・(三石由起子)

だから、今日から変わるからね、悪かったねって朝言ったら、その時にまず、なんか、お父さんのお顔を見たら、「おはようございます」と言ってみるとか・・それで1でいいから・・(三石由起子)

挨拶から始める

だって本当にさ、生活をコロっと変えるっていうのは、ディテールを積み重ねていくしかないのよ。(三石由起子)
ディテールを積み重ねるっていうのは相手の心に響くディテールだからさ、まず挨拶でいいと思うんだよね。(三石由起子)

「ただいま」でいいと思うんだよ、帰ってきた時にね、大きな声で「ただいま」って、「おお帰ってきたのか」っていう。(三石由起子)
そうしたら必ず生活って変わってくるから、だんだんなんかね、凡人には変えられないよ。(三石由起子)

だから「君子は豹変す」って言うけど、凡人こそさ、豹変しないと、きっかけなんか絶対にみつからないから。(三石由起子)
うん、できるよ。(三石由起子)
やろうと思えば。(三石由起子)

はい、わかりました。(相談者)
うん、なんとかなると思う、私。(三石由起子)
家族だもん。(三石由起子)
みんな待ってるから。(三石由起子)

はい。(相談者)
うん、できるよ。(三石由起子)
はい、わかりました。(相談者)
よし、ガンバレ。(三石由起子)

柴田理恵まとめ

あの、私ひとつ思うんですけど・・(柴田理恵)
あの、物事は捉え方ひとつだと思うんです。(柴田理恵)
その人がやってきて、なんかこう・・自分の意に添わない反応をした・・(柴田理恵)
これはね、ああ、あんなふうに思ってる、こんなふうに思ってるって、嫌なふうに思わないで・・(柴田理恵)
ああ、あの人、優しいから言いづらかったんだなぁ、それ違うよって言えないから、ああいう顔して、わかってもらおうと思ったんだな、悪かった、悪かった、ごめんね、みたいに、違うふうにこう、捉えていくと、物事っていうのは随分、オセロがひっくり返るみたいに、白、白、白、白、みたいになっていくから・・(柴田理恵)
そういうふうにしてみたらどうかなって思うんです。(柴田理恵)

自分が変われば周りも変わる

ああ、はい、わかりました。(相談者)
さっき、先生が仰ったみたく、挨拶とか、それから笑顔とか・・(柴田理恵)
こう、笑ってるふうに周りの人、思ってくれなくてもいい・・あなたが思うだけの笑顔でいいから・・(柴田理恵)
はい。(相談者)

こう・・笑顔から始めてみると、きっと変わると思います。(柴田理恵)
わかりました。(相談者)

最初はさ、フリだけでもいいよ。(三石由起子)
そうそう。(柴田理恵)
本当に心で思ってなくていい。(三石由起子)
はい。(相談者)

うん、それができるのが挨拶だからね。(三石由起子)
自分さえ変われば、必ず周りが変わる。(柴田理恵)
はい、わかりました。(相談者)
自分が変わらなかったら、周りに変わらないです。(柴田理恵)
ああ・・・はい、ありがとうございます。(相談者)
だから、頑張ってね、絶対に変わりますよ。(柴田理恵)

はい、ありがとうございました。(相談者)
はーい、失礼しまーす。(柴田理恵)
ガンバレ、ガンバレ。(三石由起子)
はい、頑張ってね。(柴田理恵)
はい、どうも、ありがとうございます。(相談者)

管理人のちょっとひと言

相談者は人生の約半分を、家族と口をきいてないことになります。
こうなると、硬直化してしまっていて、時間をかけたら何もできないでしょうね。
なので、バシ!っと背中を押して、すぐに出来る事を提案するあたり、三石先生らしいですな。

そうでないと、絶対にできない。
柴田さんの「急にはなかなか難しいよね」って話しを、うまく利用したもんです。
これで、しっかり刷り込みました。

途中から、難しそうだと思ったら、挨拶だけにポイントを絞る辺りもなかなか。
まあ、これでできなきゃ、何もできないでしょう。
挨拶っていうのは、最高のコミュニケーションツールなんですから。

まあ、余程、嫌いな相手でもない限り、挨拶されて、嫌な思いはしません。
それに、挨拶で相手のご機嫌も伺えますしね。
言われた父親の驚く顔・・想像できるようです。

家族が自分を気遣ってくれているとか、父親が亡くなってしまっては、後悔するだろうとか。
結構前から、話しかけたかったんですね、素地はしっかりできてます。
あとは、きっかけと、どうするかってことだけ。

それにしても、まあ、素直でなかった時間、長かったですな。
余程、愛に飢えてたんでしょうね。
飲んで暴れる父親もですけど、そんな父親にしがみついてる母親を嫌いになるなんて、完全に愛情の裏返し。

こんなに僕は、お母さんの事が好きなのに、何で親父がいいんだ、もっと僕の方を向いてくれよ!
って、なかなか、父親を捨ててくれないもんだから、拗ねちゃったんでしょう。
派遣社員だけど、働いてるわけですから、家を出ることも可能だったのに、家にしがみついてますもん。

そりゃあ、この状態で、お父さんが亡くなったら、後悔するなんてもんじゃないでしょう。
それを素直に言えるんだから、本当に、きっかけだけ。
挨拶は、きっかけにしかならないけど、まずはそこから。

と、これは相談者側なんだけど・・・

ところでこれ、両親は、受け入れてくれるんかい?
気を遣って、話しかけなくなったのは、何年前のこと?
つまり、それ以来、無い者として、扱われてるんじゃないのか?

暴れるわけでもなく、黙って、おとなしくしてるわけだから。

一緒に食事はしなくても、準備をしてくれてたなら、員数外ではないかな。
まだ相談者は、お子ちゃまのままみたいなので、そうでないと、厳しいことになるかも。
鬱もなんとかしないと、せっかく挨拶できても、しばらくして落ちたら、何にもならんぜ。

並行して、病院も行っておこうぜ。

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