テレフォン人生相談


テレフォン人生相談 2015年1月23日 金曜日は、加藤諦三&大迫恵美子。精神的な病気を患っていた姉が他界。働けない姉の為に母が積み立てた預金800万から1000万円を、30年ぶりに会う裁判で元夫が勝って引き取られた娘と再婚した夫、母が揉める。預金の3分の1づつ相続しようと娘と旦那は言っているが、母は納得せず。妹である相談者、姉の娘と縁を切りたいと言うが。

加藤諦三氏の〆の言葉『何かあげた時に隠された要求があるとトラブルの元になります。』

目次

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2015年1月23日の人生相談

姉が58歳で去年他界、最初の結婚の時の娘31歳、再婚した相手が60歳、今、相続で揉めている。

預金は姉の名義になっているが、お金は83歳の母親のものになっている。
預金は800万から1000万ぐらいある。

揉めているのは3人、母親と娘、再婚した夫。
母親は、姉の名義になっているが、これは元々自分のお金だと言っている。

再婚相手は3分の1にしてくれと言っている。
母親は、気持ちだけしかあげたくないと言っている。
それで、ずっと揉めている。
31歳の娘も、3分の1なら納得すると言っている。




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大迫恵美子アドバイス

大迫恵美子:預金がお母さんのものというのは、どういう事情?

相談者:姉、長年精神的な病気だった。
(母親が)心配で自分が亡くなった時に、使えるように積んでいった。
姉は一度も働いたことがない。

大迫恵美子:要するに、収入がなかったのだから、預金を作る力はなかったはずなので、これはお姉さんのものでないことはわかる・・というの母親の主張。

大迫恵美子:ご主人は、確かに母親が積んでくれたのかもしれないが、妻名義の預金の中には、自分が働いた分も入っているのではないか?と言っている。

大迫恵美子:母親が、姉の為に積んであげたものが、どう考えるべきかというのが問題。

大迫恵美子:普通、民法で考えると、贈与と考えるんじゃないか。
贈与というのは、姉にあげたという意味。
母親なので、自分の娘に使ってもらおうと思ったと思うが、一旦あげてしまうと、お姉さんが亡くなったので返してくれという権利があるのかどうかは、非常に難しい話。

大迫恵美子:母親の主張は、亡くなったお姉さんの為に積んだだけで、病気でもなんでもないお婿さんとか、孫にまであげるつもりはなかったというつもりだと思うが・・

大迫恵美子:そうは言っても、一旦、亡くなったお姉さんにあげてしまったものは、亡くなったからといって、取り戻せるってことは法的には考えられない。

大迫恵美子:あなたのお母さんの主張の方が、難しいような気がする。
それでもやっぱり納得されないんでしょうかね?

相談者:お互いに裁判をしたくないと言い張って。

大迫恵美子:裁判すると多分、お母さんの方が分が悪いと思いますよ。
そうだとすると、3分の1という話が出ているそうですが、お姉さんの相続人であるご主人とか、娘さん、そちらからすると譲歩してることになる。

大迫恵美子:お母さんの方は、裁判すると全然もらえないってことになりそうな気がする。

大迫恵美子:その辺りを、お母さんに説得してあげないといけないと思う。
3分の1返してくれるといういのは、お母さんの気持ち、亡くなったお姉さんの為だけに使いたかったって気持ちを、ある意味、理解してくれてるってことじゃないかと思う。

大迫恵美子:31歳の娘さんというのは、再婚されて一緒に住んでらしたんですか?

相談者:最初の旦那さんが裁判で勝って、引き取った。
1歳ぐらいの時の話。
30年ぶりに会った。

大迫恵美子:そういう相続人、あなた方親族からすると、かなり縁が薄くなっている印象だと思うが、そういう方の方が権利主張されることが多い。

大迫恵美子:相続は一つの家庭ごとに事情があっても、一律に適用される法律なので、極めて機械的に数字で割り切って考えるようになっている。

大迫恵美子:当事者にしてみれば不平等な関係なのに、子供というだけであれだけ持っていくんだ?とか、配偶者というだけで、あれだけ持っていくんだ?というわだかまりが残ったりする。

大迫恵美子:それはある意味、やむを得ない法律。

相談者:母親も納得いかない。
娘の産んだ子を、裁判で向こうに・・

大迫恵美子:むしろ、31歳の娘さんの方が、すごく割り切りやすい気持ちだと思う。
お母さんとのしがらみないし、お母さんの親族に対して、そんなに思い入れもないし、配偶者の方に対してもなんの遠慮もない。

大迫恵美子:そういう立場で、自分の権利主張をする。
その方を説得するのは相当難しい。
それを、その方が、3分の1でいいと言っているならば、それはむしろお母さんとしては、ラッキーだと考えないといけない。

大迫恵美子:そこは、あなたの方が、お母さんを説得しないといけない。
説得の方法としては、法律的な権利の問題としてもそうだというのが最終的にはあるのだが、気持ちのもちようとしては、亡くなられたお姉さんは病気もしたりして、お子さんの面倒を看ないまま離婚してしまっている。

大迫恵美子:そういう産んだ子供への母親の思いというのは、ずっとあったはず。
それを思うと、そのお子さんに、自分が稼いだお金じゃないにしろ、そういうものを自分の子供に残してあげることが出来るというのは、お姉さんにとって、とても幸せなことじゃないか。

大迫恵美子:亡くなられたお姉さんの、気持ちということを考えれば、むしろおばあちゃんのおかげで、お姉さんは、やっと母親らしいことを、娘にしてあげることができてよかったね、ってことなんじゃないかと思います。

相談者:もう一つ聞きたいんですけど、よろしいでしょうか?
縁を切るとかっていうことは出来るんでしょうか?

相談者:後々、母親が亡くなってから、また揉めることがあると思う。

大迫恵美子:そのお孫さんに行かないようにしたいってことですか?

相談者:はい。

大迫恵美子:それはね、難しいでしょうね。
例えば、なにか侮辱したとか、一番端的なのは、お孫さんが亡くなったお婆さんを殺しちゃったとか、これは相続人から排除する方法はありますが、可能性としてあり得るのは、せいぜい、遺言書で誰にいくらあげると分けておくこと。

大迫恵美子:それでもこれは、お子さんのお子さんなので、お子さんについては、遺留分があるので、まったくゼロにしてしまうことは難しい。

大迫恵美子:今回のことで非常に揉めて、憎らしいと思っているのかもしれないけれど、あまり情がわかないのは、お姉さんがお子さんを・・

相談者:お互いなんですよね。
相手も・・

大迫恵美子:で、お子さんを育てることが出来なかったから、それはお子さんのせいでもないので、そこはやっぱり、お姉さんの気持ちが残っているんだというふうに、おばあちゃんを説得してあげる方が、それはおばあちゃんにとって、幸せだと思いますよ。




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加藤諦三・管理人

加藤諦三:先ほど縁を切りたいということをおっしゃってましたけど、この31歳のお嬢さんとの縁を切りたいということですよね?

加藤諦三:なんか聞いていて、なんでこうなるのかな?と。
なにかね、表面に現れてる行動は、みんな立派なんですよ。
お母さんの行動も。
この再婚相手の60歳の人も。

加藤諦三:それで、31歳のお嬢さんもね、早く別れても、問題を起さない。
するとみんな立派な人なのに、なんでこんなことが起きるのかな?って気がする。

加藤諦三:「いやもう、わたしはいいですよ」っていうようなことで、ぼんぼん、ぼんぼん、解決・・

相談者:普通はしますよね。

加藤諦三:普通しますよね、こんだけ立派な人だったら。
最初から、「俺の物は俺の物」「人の物は俺の物」っていうような人が集まってるなら別ですよ。

加藤諦三:だけどあなたの話を聞くと、そういう人じゃない。
ですから自然な形で大迫先生がおっしゃったようなふうに解決しているはずなのに、なんでその、3人でないあなたがね・・

加藤諦三:揉めてるのは3人でしょう?

相談者:そうなんですが、母親が、何も行動を起こさないじゃないけど、放っておくみたいな状態なので、それで見かねて、わたしが・・

加藤諦三:あなたとしては、法的には権利はないとしても、当然、母親が少しもらってもいいと思っているわけ?

加藤諦三:そうするとあなたは、純粋な3人の仲裁者というわけでなく、むしろ母親の応援団?

相談者:そうですね。

加藤諦三:だけどそうなると、今、大迫先生のおっしゃったね、お話の通りだと僕も思うんですけど、母親説得するって難しいですよね。
だってあなたは母親の応援だんだから。

加藤諦三:あのね、やっぱりね、第三者から見たことなんですけどね、あなた自身が、この問題を解決しようっていうのではなくて、31歳のこの人が憎らしいとかね、なにか感情があって仲裁に入ると、これは無理ですよね。

相談者:だから、娘と結構、喧嘩しましたね。

加藤諦三:31歳のね。

相談者:はぁい。

加藤諦三:だからあなもかなり感情的に絡んでるんだよね。

相談者:そうですね。

加藤諦三:3人で解決してくれって言うけど、実は4人なんだよね。
あなたの感情は、再婚相手も、お嬢さんも、憎らしいと。

相談者:そうですね。

加藤諦三:そうですよね。
それでお母さんに、だから味方したいと。

加藤諦三:あの、あんま関わらない方がいいんじゃないからしら。
ご主人の方に、もっと関わってくださいよ。

相談者:はい、うちは別に上手くいってますので。(笑)

加藤諦三:だからご主人の方に関わって、こっちにはあんまり関わらないっていう・・方が、僕は正解だと思うな。

管理人のちょっとひと言

申し訳ないけど、相談者と母親には同情できない

娘の為に準備したお金ということ
その裏付けが、「姉は働いたことがない」

明らかに贈与です
母親が先に亡くなった時用の対策を講じています

贈与であることが明らかなのに、「姉は働いたことがない」
母親が準備したお金であるから、姉亡き後は母親に帰属すべき預金である
そう言いたいと伝わってくる

そうでなければ、敢えて姉が働いていないということを言及する必要などない

つまり妹である相談者も、この相談で
姉名義の預金は母親に帰属すると言って欲しかったと思われます

大迫恵美子弁護士は、分が悪いという表現をして
贈与と認められ、母親に相続の権利がない
そう言っています

そもそも、姉の子と喧嘩までした相談者
何を言ったのか、想像つきますが
まったく相続の権利もない人間が、何を言うのかってこと

加藤諦三氏も甘い
みんなの行動が立派と言っている

私からすれば、母親は駄々をこねているだけだし
相談者は、筋の通らない怒りを、姉の子に向けている
大馬鹿者です

むしろ、姉の子が裁判を良しとせず
3分の1を母親(祖母)と分けると言っているなんて
きっと父親の育て方が良かったのでしょう

相談者は、放棄して当たり前と思っていますが

父親に親権が行くということは、1歳の時点で既に母(姉)は心の病だったのでしょう
とすれば、そんな状態で面会交流なんてさせられません

だからこその30年振りに会うということになったのでしょう

「縁を切りたい」とは、代襲相続として姉の子が
母親が亡くなった時の相続人になってしまうから
それを排除したいという思いが、ビンビン伝わってきます

遺言書を書いても
遺留分があります

問題の原因は、母親が贈与したことから始まります
その時、リスクがあることを無視した結果が今の状態
何もかも、自分たちの都合の良いようにはならないのです

それを、喧嘩するなど
大きな間違いです!

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