テレフォン人生相談2015年1月28日(水)
パーソナリティ:勝野洋
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
女癖が悪く暴言を吐く夫とは別れないが今後どのようにして暮らしていけばいいのかという相談。経済的な理由で年金を半分にしては生活していけないし、自分の貯金は絶対に半分渡したくないと言う(財産分与)。マドモアゼル愛は結論ありきでは相談にのれない。行動に出ることが、次の展開を生むんじゃないのかとアドバイス。
目次
女癖の悪い異常な夫
相談者は75歳女性、夫も75歳、二人暮らし。子供は二人、48歳と45歳の息子で結婚し独立。
相談者:あのねぇ、わたし一緒に住んでる人と50年ですけどねぇ。
相談者:異常でねぇ・・そいでぇ、ちょっとわたし・・どういうふうにして考えて生活、これから先したらいいかわからないんです。
勝野洋:えっと・・あなたおいくつですか?
相談者:あ、わたし75歳です。
勝野洋:一緒に住んでる方っていうの、ご主人ですね?
相談者:はいそうです。
勝野洋:が、おいくつですか?
相談者:75です。
勝野洋:あのぅ・・家族構成・・お聞きしてもよろしいですか?
相談者:うん、家族構成は・・息子二人でね。
勝野洋:息子さんが二人?
相談者:はい。
勝野洋:おいくつですか?
相談者:はい、上が48。
勝野洋:はい。
相談者:下が45.
・・
勝野洋:45歳・・それぞれ結婚なさってるんですね?
相談者:はい・・結婚してます。
勝野洋:でぇ今、ご主人と・・お二人で?
相談者:そうです・・そうです。
勝野洋:住んでらっしゃる?
相談者:はい。
・・
・・
相談者:ほいでぇ。
勝野洋:はい。
相談者:女癖・・の悪いのと。
相談者:うん、それも・・その・・わたしの知らない・・他人・・
・・
相談者:も交えて。
・・
相談者:身内の人ともへっちゃらなんですね。
相談者:でぇ・・
相談者:そういうことがあまり酷い、それで・・外面(そとづら)が良くて、内面(うちづら)が・・一切悪い。
・・
相談者:んったらもう・・
相談者:言葉の暴言。
相談者:でぇ、人をこう、馬鹿にしたような、舐めたような・・態度をとるね。
勝野洋:ええ。
相談者:でぇ・・わたしが明らかに知ってるとこで、へっちゃらで・・ご婦人に、棒でタッチしてみたり。
相談者:んっから、あぁ(ため息)・・
相談者:ズズッ・・身内に・・嫌なことしてみたり。
・・
・・
相談者:いろいろ、はぁ(ため息)・・あまり、事が過ぎるので。
勝野洋:はい。
相談者:わ・・たしはもう・・
相談者:苦しくなっちゃったんです。
相談者:50年・・耐えてきまして。
勝野洋:それでぇ、その若い頃からそうなんですか?
相談者:そうですね。
相談者:それがねぇ。
勝野洋:はい。
相談者:何か・・わたしの思うには、原因は、あのぅ・・自分はいい男だと。
相談者:うん、そいで、「てめぇみたいな、あのぅ、女と・・」
相談者:「一緒にならなんだら、俺はもっと幸せな人生おくれた」とか。
相談者:うん。
相談者:んでぇ・・
相談者:「てめぇみたいな者にまとわりつかれたで、俺の人生は不幸だ」とか、なんかそういうこと口にして。
相談者:そして、わたしには、一切、病気になっても病院連れてかない・・
・・
相談者:それも「連れてってくれ」って言っても、暴言吐いて。
相談者:もう、一切連れてってくれない、ほいで大喧嘩して、最後、やっと連れてってくれる。
相談者:そういうような有様、それとそのぅ・・
相談者:わたしが頼んだことは一切、言う事、聞いてくれないけど、他人が頼んだ事は二返事(ふたへんじ)でする。
相談者:んっから、その女癖の悪いのも、わたしにはやってくれないことを・・
・・
相談者:わたしの身内の、ある人と付き合ってもやる。
・・
・・
相談者:一切その・・わたしの目に見える映像が違うんですね。
相談者:ほんで悲しくなっちゃってねぇ、だんだん、でぇそのぅ、若いうちはまだ、男ってこんなもんなんだな・・と思っておりましたけど。
勝野洋:はい。
相談者:だんだんいろんな・・風景を見たり、いろんな時間を共にしてきたら・・あまりにも異常で・・
相談者:そいで不思議に・・思ってきました。
・・
相談者:でぇ、わたくしは、これから・・
相談者:まぁ、離婚はし(しません?)・・できません。
・・
相談者:んでぇ、半分に分けても何しても、少ない年金やらいろいろで、離婚は出来ませんので・・ここにおるしかないんです。
相談者:そんでぇ・・今後わたしは・・こういう酷い人と、どういう生活していいのか・・ちょっとその心積もりっていうか何か、教えていただかないと。
相談者:もう、ホントにもう・・
相談者:耐えられない毎日なんです。
・・
・・
勝野洋:あのぅ・・
勝野洋:息子さん達・・には、ご相談なさいました?
相談者:うん、相談しても・・スズ゙ッ・・何か・・はっきりしたことが、この、男の正体っていうものを、まだ掴んでくれないし、でも、息子も、商売やっておりますので・・
相談者:他人を、に、お世話になって、使っておりますので、そういうおかしなことを起しても・・
・・
相談者:神経使わせて悪いから・・もうわたしは恥を忍んで、ホントにこのお電話に・・助け・・ていただきたいと思います。
・・
勝野洋:そうですか、ほんで、今日のあなたのご相談は・・
相談者:ええ。
勝野洋:この、ご主人・・
相談者:こういう、ええ。
・・
相談者:こういう男とねぇ。
・・
相談者:離婚は出来ないんです。
・・
勝野洋:はい。
相談者:それを前提にして、わたしがどういう思いを持ってる・・生活したらいいか・・もう、ホントに・・苦しいです。
相談者:50年間・・ふふふ(自虐的な笑い)。
勝野洋:最初っからそうだとすると、ずーっとたまってますね、そういうことがねぇ。
相談者:そうですか?
相談者:でも、ちょっと答えが出ませんね。
・・
・・
相談者:うん・・
勝野洋:わかりました。
相談者:でぇ、あの・・女はゲームの如く遊ぶ。
相談者:それからあのぅ、わたしは妻となんて思ったこともないんですって、この男は。
相談者:「あなたを妻と思ったことはないですよ」って、小馬鹿にして・・
相談者:うん。
相談者:常に女がおって、秘密を持ってて。
相談者:すごい人ですって。
・・
相談者:よくこんな人をおったねって・・ふふふ(自虐的な笑い)。
相談者:よくふっさ(?)って、普通におれたねって言われました。
・・
・・
相談者:強いのか馬鹿なのかわかりませんとも言われました。
・・
相談者:はああ(ため息)・・
相談者:だから今後・・こうして生活いかにゃ・・なりませんから。
・・
勝野洋:それが・・ご相談の内容ですね?
相談者:そうです。
・・
勝野洋:わかりました。
相談者:よろしくお願い致します。
勝野洋:ではですねぇ。
相談者:ええ。
勝野洋:今日はこちらに・・心について・・の、エッセイストとしてお馴染み・・
相談者:はい・・ズッ・・お願いします。
勝野洋:の、マドモアゼル・・愛先生いらっしゃいますので。
相談者:はい。
マド愛:はい。
勝野洋:先生・・お話・・どうぞ。
マド愛:ええ・・どうも・・
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