テレフォン人生相談


テレフォン人生相談 2015年3月10日(火)
パーソナリティ:今井通子
回答者:塩谷崇之(弁護士)
妻から離婚を切り出されたが離婚したくないという相談。離婚届に判を押してしまい、養育費、子供の幼稚園代、アパートの家賃代を払うことに合意してしまったとのこと。塩谷崇之弁護士が回答。判を押したから離婚ではない、離婚届の不受理申出を提出することをアドバイス。今井通子は夫婦関係調整調停のススメ。

目次

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離婚したくない相談者

相談者は32歳男性、妻も32歳。子供は3歳の娘が一人の3人暮らし。婚姻期間は4年、
父は62歳で母は59歳、35歳の姉は独身で親と同居。
義父は67歳で義母は57歳、義兄は35歳で2度の離婚歴あり。

相談者:離婚についてなんですけれども。

今井通子:離婚っておっしゃいましたけど、離婚したい?

相談者:妻から離婚・・言われまして。

今井通子:離婚したいと言われた、はい、原因はなんですか?

相談者:夫婦の会話が、あまりにもないと言われました。

今井通子:それは、いつ頃からそういう話?

相談者:そういう話が出たのが、何回かあるんですけど。
こういう離婚っていうのが、本格的になったのが、2ヶ月前とかです。

今井通子:その前は、夫婦の会話がないということは、何回か訴えられていた?

相談者:そうですね、はい。

今井通子:それについて、会話をしようという努力はされた?

相談者:しました。

今井通子:でも、それじゃあ、間に合わなかったわけね。

相談者:そうですね、はい。

今井通子:他には何かある?

相談者:あとは、まだ子供ができる前だったんですけど、パチンコ、全然自分しなかったんですけど、妻が、そういったものしてて、たまたま一緒にして、ちょっとだけパチンコにハマった時期がありまして。

今井通子:そうすると、奥様と一緒に行ったのがきっかけで、あなたの方がハマっちゃったと。

相談者:そうですね、はい。

今井通子:そうすると、家計に影響が出ちゃった?

相談者:家計にと言いますか、自分の給料もわかってるんで、妻が。
全部、自分らの生活費とか、このくらいっていうのを渡していて、 自分の小遣いもあったんですけど、それがなくなって、勝手にお金を使ってしまったっていうのがあって。

相談者:それで、ちょっと嘘ついてて、その時のこともちょっと言われて。

今井通子:それって、いつごろのこと?

相談者:結婚して間もない頃です。

今井通子:その後パチンコはどうなすった?

相談者:その後、は、たまに、してたぐらいで、今は、ほとんどしてないんですけども。

今井通子:奥様はどうなんだろう?

相談者:今、自分、土日とか、休みなんですけども、基本的に土日とかは娘を見るので、妻は、不定休で休みなので、その時妻が休みだったりすると、パチンコに、行ってたり、してますね。

今井通子:そうすると、あなたは、行かなくなったけれども、奥様は相変わらず行っているのね。

相談者:はい、行ってます、たぶん、気晴らしとか・・だと思うんですけども。

今井通子:なるほど。

今井通子:さて、あなたのほうは、まず、お父様、お母様はお元気?

相談者:はい。

今井通子:おいくつぐらいかしら?

相談者:親父が、 62です。

今井通子: 62歳、お母様は?

相談者:59ぐらい。

今井通子:59歳・・ご兄弟いらっしゃる?あなたは?

相談者:姉がいます、3つ上の姉が。

今井通子:お姉様が? 35歳?

相談者:はい。

今井通子:お姉様もう結婚してらっしゃる?

相談者:いえまだ、実家にいます。親が・・

今井通子:独身で、親御さんとご一緒?

相談者:はぁ、そうです。

今井通子:奥様のほうはどうですかね?
お義父さま、お義母さま、お元気?

相談者:はい、元気です。

今井通子:おいくつぐらいかな?

相談者:義父が・・60・・7ぐらいですかね。
義母が、50・・7ぐらい。

今井通子:それで、彼女とのご兄弟は?

相談者:上にお兄ちゃんがいます。

今井通子:お兄ちゃん?お兄さんも・・結婚してらっしゃる?

相談者: 2回ほど・・離婚してるのは、聞いたんですけど。

今井通子:なるほど。

相談者:今もわからないです。

今井通子:お兄さん、おいくつぐらいなんだろ?

相談者:たぶん、うちの姉と一緒ぐらいだと思うんですけれども。

今井通子: 35・・5、6歳。

今井通子:で、ご実家で、過ごされてるわけじゃなくって、実はところに、住まわれて。

相談者:そうですね、はい。

今井通子:なぜこれを、お聞きしたかったっていうとね、奥様の方が離婚したいとおっしゃってるんでしょう?あなたの?

相談者:そうです。

今井通子:じゃあ、離婚するはいいんだけれども、離婚した後、どうなさるんだろう?っていうのが・・

今井通子:例えば、実家に帰ろうと思っても、お兄さんがいるとか・・なっちゃう可能性もあるわけだけど、今のところは、そういう事は、ないわけよね。

相談者:ないですし、あの、実家には、帰れない。

今井通子:実家には帰れない?

相談者:はい、以前もちょっと、自分と妻とのあいだで、険悪なムードで、実家に、帰ったんですね。

相談者:その時に、向こうの両親から、「今度、いろいろあって、もし離婚とかしたら、もうこっちの実家には入れないから」みたいなことを言われてて。

今井通子:ああ・・なるほど。

相談者:その時、自分の実家に同居したんです。

今井通子:あなたの実家のほうに、住んでらしたのね、その時は。

相談者:はい、親父が固い人間なので、同居が最初から嫌で。

今井通子:要するに、あなたのお父様と合わなかったんでしょう?

相談者:たぶん、そうです。

今井通子:そうするとそれは、結婚してすぐは、あなたのご実家にいらしたんだけど、何年ぐらいいたのかな?

相談者:2年・・

今井通子:2年ぐらい。

今井通子:で、出られたわけね。

今井通子:そして、今はだから、あなたと奥様とお子様とで、住んでらっしゃるわけでしょう。

今井通子:要するに、奥様が、あんまりしゃべってくれないからって言って、離婚したいと言われて、離婚したらどうするって話はされてるの?

相談者:はい、今住んでるアパートに娘とこのまま住みたいと言ってまして。

今井通子:この、アパートというのは、賃貸ですか?それとも・・

相談者:賃貸です。

今井通子:アパートに住みたいから、あなた出て行って・・って話ね。

相談者:はい、そうです。

今井通子:なるほど、働いてらっしゃっるから、奥様の給料で、お嬢さんと2人でやっていけるっていうこと?

相談者:いえ、やっていけるっていうかその、離婚の話出た時に、自分が子供の今通ってる幼稚園代ですとか、あと養育費ですか?

相談者:あと、家賃も払うということを、話し合いの中で言ってしまったっていう部分もありまして。

今井通子:払うって言ったのは2か月前に言ってしまったの?

相談者:はいそうです。

今井通子:あなた自身は、何?離婚してもいいと思ったわけ?

相談者:いえ、思ってなかったんですけれども。

今井通子:思ってないのね、それで?今日はそうすると、どう言うご相談になります?

相談者:実は、離婚届とかも、妻がもらってきて、半ば強制的に書かされたというか・・もう、書いてあるんですけれども。

相談者:まだ自分の気持ちがちょっと、決まってなくてですね。

相談者:ホント、離婚はしたくないんですけれども、でも、妻がほんと今、不安定で、自分と話をすると全然前の人じゃないみたいな感じで言うんですね。

相談者:そういうのも聞きたくないところもあって、やっぱりここはもう、妻の好きなようにさせるべきなのかなっていう・・ことも、今現在考え始めたところもあるので。

相談者:どしたでいいか?というご相談です。

今井通子:わかりました、今日はですねぇ、弁護士の塩谷崇之先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
先生よろしくお願い致します。




塩谷崇之アドバイス

塩谷崇之:困りましたね。
あなたは、離婚をしたくないんですね?

相談者:そうですね、はい。

塩谷崇之:したくない、うん、離婚したくないという気持ちは奥さんには伝えたんですか?

相談者:伝え・・ました。

塩谷崇之:それに対する奥さんの回答と言うのは?

相談者:今更何言ってんだ・・ですね。

塩谷崇之:そうですか、あなたとしては、離婚したくないけれども、もうこれ以上結婚生活を続ける事は出来ないだろうというふうに半ば諦めているんですかね?

相談者:そうですね、実は最近、自分とカミさんのお義母さんと、一度話をしたことがあって。

相談者:お義母さんの方からも、再度ちょっと、話し合うようにっていうような話を、してみるからって言われたんですけども、でも、やっぱり、娘の意思が固かったということで、難しいかもしれないということを言われたので。

相談者:ああ、これはやっぱりもう、厳しいなぁ・・と思いました。

塩谷崇之:厳しいとは言ってもね、離婚というのは、両方が離婚をすることに合意をしなければ、離婚は原則としてできないですよね、それはおわかりですよね?

相談者:わかりますけどね、離婚届にも書いて、判も押してしまったんですけど。

塩谷崇之:だからそれをね、判を押してしまったからと言って、諦めるのか、判は押してしまったけれども、自分は離婚したくないんで、離婚が成立しないようにしたいのか、それはどっちなんですか?

相談者:したくないですね。

塩谷崇之:したくない?

相談者:今現在は。

塩谷崇之:であればね、役所に行って、離婚届を持ってきても受理しないでくださいと、わたしの本心ではないので、受理しないでくださいというね、そういう届け出を役所にしておけば・・

塩谷崇之:奥さんが、その離婚届を持って言ってもね、受理されない、つまり離婚することは阻止することができます。

相談者:ああ、そうなんですか、はい。

塩谷崇之:だからね、もし、離婚したくないんだったらね、そういうふうにした上で、改めて奥さんとね、今後、どうしていくのかということについて話し合っていけばいいのであって。

塩谷崇之:離婚届に判を押しちゃったから、もうおしまいですという事ではないのでね。

塩谷崇之:そこはまずね、頭に入れておいてください。

塩谷崇之:そうは言ってもね、もう離婚への流れは、変えられないだろうと、いう事であればね、今度は、奥さんが離婚を求めているわけですから、あなたはその求められた離婚についてね、あなたの方が条件をつけていくっていうこともできます。

塩谷崇之:例えば、養育費はどうだとか、子供と面会はどうするかとかね、そういうことについて、こういう条件を飲んでくれるんだったら、君からの離婚の申し出に応じるよ・・というふうにね、あなたの方で、条件をつけていくこともできないわけではないんですよね。

塩谷崇之:だから、何でもかんでも、奥さんに主導権握られて、奥さんの言うがままにね、決めなくちゃいけないということではなくて、もう少しね、ワガママになってもいいんじゃないかなっていう感じはしますね。

塩谷崇之:会話がないと言うのもたぶん、その辺と関連するのかもしれないけれども、あなたがちゃんと自分の考え方を相手に言わないから、たぶん会話が成立してないだけなんですよね。

相談者:はいそれは、その通りですね、はい。

塩谷崇之:だから、離婚するにしても、しないにしても、僕は離婚したくないよと、いうんであればそれははっきり伝えるべきだし。

塩谷崇之:自分は離婚したくないけれども、君がどうしてもと望むんだったら、応じてもいいよと、その代わりこういうところはこうしてくれと、いうふうにあなたの考えを、奥さんに伝えることだって出来るわけだし。

塩谷崇之:そういうことをしないで、奥さんがなんとなく離婚への流れを作っちゃって、あなたはその流れに流されて、フラフラフラとサインをしてみたり、条件を飲んでみたりっていうようなことをしてたらね・・

塩谷崇之:あなたの意思って言うのは全くないじゃないですか。

相談者:そうですね、はい。

塩谷崇之:もしかするとそういうふうにね、あなたがきちんと前向きになって、話し合いをすることによってね、また何か関係が改善されるかもしれないし・・

塩谷崇之:あるいは、ここで関係が改善されずに離婚になったとしてもね、今後そのお嬢さんのね、父親と言う役割は変わらないわけですよね。

塩谷崇之:離婚をしたからと言って、親子の関係が切れるわけじゃないですから、そういう中でね、きちんと今の段階であなたが自分の意思を表示して、あなたの自分の考えを相手に伝えておく。

塩谷崇之:それがね、将来の、お嬢さんとの関係をね、よくすることにつながるのかもしれない。

相談者:そうですね、はい。

塩谷崇之:だからちょっとね、流されすぎているというかね、そういう感じがするので、離婚するにせよ、離婚しないにせよ、自分の考えはこうだということを、相手に伝えて、相手の考えがあるなら相手の考えをきちんと確認し、相手の気持ちはどうなのかということも、自分の中でももう一回よく考えて、改めて自分の考えを伝えると。

塩谷崇之:こうやって、キャッチボールがなされるのがね、本来の夫婦のあり方であって、たぶんそれを怠ってきたから今の状態になっているんだと思いますけれども。

塩谷崇之:最後ね、これが別れるか別れないかっていう時ぐらい、あなたちゃんと自分の考えを相手に伝えた方がいいと思いますよ。

相談者:そうですね、わかりました。




今井通子・塩谷崇之

今井通子:離婚だけじゃなくって、婚姻を継続するためにも、調停って出来るんですよね?

塩谷崇之:そうですね、夫婦関係の調整の調停っていうのがあってね、離婚に向けて、ということに限らず、第三者に間に入ってもらって、何か問題があるんだったら問題を解消し、もう一回、元の円満な夫婦に戻れるように調整したいとかね。

塩谷崇之:そういう場合に、家庭裁判所に、夫婦関係の調整の調停というのを申し立てて、そこで調整してもらうということは出来ます。

塩谷崇之:だからあなたがね、奥さんと面と向かって話をしようとしても、なかなか自分の考えが伝えられないということであれば、そういう家庭裁判所の制度を使って、調停委員の先生に、自分の考えを告げて、それも奥さんのほうに伝えてもらって・・

塩谷崇之:奥さんの考えを調停委員の先生に聞いてもらって、それを聞かせてもらってというような、そういうやりとりをするようなこともできなくはないですね。

相談者:ああ、そうなんですね。

塩谷崇之:だから、離婚というのは最終的な、結論なんですけれども、その結論に至る前の段階で、できる限りの努力と言うのはしてみても良いかもしれないし、その努力が実るかどうかはわからないですけれど、努力したことにそれなりの価値はあると思いますよ。

相談者:はい、わかりました。

今井通子:何か今のお話を聞いていると、奥様結構わがままっぽいと思うのね。

今井通子:帰ってくるなって言われちゃうほどなんだから。

今井通子:それともう一つは、じゃあ離婚するなら、って言ったときに、あなたが養育費と、幼稚園のお金と、家賃はだしますよ・・って言っちゃったわけじゃない。

相談者:はい。

今井通子:甘えさせすぎなのよ。

相談者:そうですね、はい。

今井通子:だから、あなた1人じゃ、とっても奥様には太刀打ちできないと思うの。

相談者:おっしゃる通りです。

今井通子:ということで、周りのサポートもちょっと難しそうなので、一応、その調停で、第三者の人に、公平な目でどっちがちょっと、譲歩すればこの婚姻は、継続できるのかなぁ・・っていうの、聞いてもらった方がいい。

相談者:そうですね、わかりました・・やってみます。

今井通子:頑張って。

相談者:はい、ありがとうございます。

今井通子:はい、それじゃあ失礼します。

相談者:失礼します。

管理人のちょっとひと言

案外知られていないのが、離婚届の不受理申出
離婚届に判を押したらおしまいだと思っている人が多いようです

塩谷崇之弁護士の回答が全てで
今回の放送は、不受理申出と夫婦関係調整調停の件ですね

一般的に離婚調停と言ってますが
円満な夫婦関係を回復するための話し合いを
第三者を交えて行うこともできます

どうしようもないなんて場合だけに利用するのではなく
円満な夫婦関係の回復のために利用するのも
いいのではないでしょうか

さて、相談の内容に戻りますが

奥さんから浮気臭がプンプン匂ってきてません?
私は、そう受け取ってしまったのです

何より、実家から帰ってくるな!
怪しいです、怪しい
もう、落ち着けって言われてる感じがして

さらに世の中を舐めてますね

養育費に幼稚園代、自分達が住むアパートの家賃代

別れても、自分たちの面倒もみろってことですか

あまりはっきりと放送内では述べられてませんが
生活費は相談者が出していて
自分の働いたお金は家計に入れてませんね

パチンコで消えてるかもしれませんけれど

もしも、この条件で離婚して
養育費減額請求されたら
きっと、逆ギレするでしょうね

どう転んでもいいように
まずは、離婚届不受理申出
そして、夫婦関係調整調停

きっと、調停によって年収から割り出された
養育費を提示されて
離婚を諦めるかもしれません

もっと遊べると思っていたのに
離婚したら、ぜんぜん遊べなくなってしまうって

もしかしたら親権もいらないって言いだすかもしれません

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