加藤諦三&大原敬子のテレフォン人生相談2015年8月31日(月)は、なりたい職業があるので、平日はスクールに行き、週末だけ派遣社員として働いている相談者、これまで劣悪な家庭環境で育ち、弟や妹も社会生活を送れていない。まずは自分私自身が自立をして人並みに幸せな生活を送っていきたいのだが。周りの人が恵まれており、自分ほど不幸な人はいない。そのためネガティブな気持ちになりがちなので、できるだけネガティブな気持ちを持たないで、自立して普通に暮らしていけるアドバイスが欲しい。父親は小学生の時、宗教活動にのめり込み、仕事にいかなくなりリストラ、鬱病になり今も無職。母とは5年前に離婚している。私自身も中3の時不登校になり、高校時代は荒れ、自殺未遂をしたり、母親に刃物で斬りつけたり、家の中では暴れた。母は子どもの手続きや締め切りを守るなど形式的なことは出来るが、人の心がわからないという感じ。以前は普通の仕事をしていたが、今は食べていくために風俗で働いている。大原敬子が回答者。強さを学んでいると意識すれば落ち込むことはないとアドバイス。加藤諦三は不幸自慢をしていない相談者を、自立していると評す。
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育研究)
相談者:21歳女性 風俗で働いている母と弟妹の4人暮らし 父は宗教活動でリストラにあい鬱病 5年前に離婚
加藤諦三氏の〆の言葉「不幸を武器にしない、それが自立です」
テレフォン人生相談の読み方・歩き方
放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
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目次
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読むテレフォ人生相談
加藤諦三:
もしもし
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい テレフォン人生相談です
相談者:
よろしくお願いします
加藤諦三:
はい 最初に年齢教えてください
相談者:
はい 21歳です
加藤諦三:
21歳
相談者:
はい
加藤諦三:
えー今 独身ですか?
相談者:
独身です
加藤諦三:
で お父さんとお母さんと暮らしているの? それとも1人?
相談者:
えっと 母と兄弟三人で暮らしています
加藤諦三:
そうですか
相談者:
はい
加藤諦三:
で えーと今 働いているんですか 学生ですか?
相談者:
あっ えーと今 働いてるんですけど
加藤諦三:
はい
相談者:
えっと 正社員ではなくて
加藤諦三:
はい
相談者:
派遣社員として
加藤諦三:
はい
相談者:
あの週末だけ働いています
加藤諦三:
あ 週末だけ
相談者:
はい
加藤諦三:
はい わかりました
相談者:
はい
加藤諦三:
それでどんな相談ですか?
相談者:
えっと 私自身 劣悪な家庭環境で育ちまして
加藤諦三:
はい
相談者:
兄弟もちょっと 社会生活が うまく送れていなくて
加藤諦三:
はい
相談者:
で 私自身もまだ自立ができていないんですけど
加藤諦三:
はい
相談者:
まずは私が ちゃんと自立して
加藤諦三:
はい
相談者:
こう・・人並みに幸せな生活をを送って行きたいんですけど
加藤諦三:
はい
相談者:
その時に ちょっと・・あの・・周りの
加藤諦三:
はい
相談者:
友人とかも含めて 周りの人たちと こう・・比べてしまって
加藤諦三:
はい
相談者:
私ほど 不幸な人が周りにいないので
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと・・比べて ネガティブな気持ちになってしまうことが今までも多かったんですけど
加藤諦三:
うん・・うん
相談者:
これからも そういう気持ちを ちょっと もってしまいそうだなあって
加藤諦三:
うん
相談者:
感じがあるので
加藤諦三:
はい
相談者:
どうすれば
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうネガティブな気持ちを なるべく持たないで
加藤諦三:
うん
相談者:
あの自立して 普通に暮らしていけるかなっていうとアドバイスをいただきたくて 電話しました
加藤諦三:
はい わかりました
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは その劣悪な環境で成長したって言いますけど
相談者:
はい
加藤諦三:
具体的に言うと どういう環境だったんですか?
相談者:
うーん たくさんあったんですけど
加藤諦三:
はい
相談者:
私が小学生ぐらいの時に
加藤諦三:
はい
相談者:
父親が 宗教活動にのめり込んでしまって
加藤諦三:
はい はい
相談者:
仕事・・に あまり行かなくなってしまった時期があって
加藤諦三:
はい
相談者:
リストラになってしまったんですね
加藤諦三:
はい
相談者:
で そこから こううまく・・あの・・立て直すことができなくて
加藤諦三:
はい
相談者:
こう うつ病になってしまって
加藤諦三:
あの・・おと・・
相談者:
あの・・ずーっと・・はい
加藤諦三:
お父さんが 鬱になったということ?
相談者:
あ そうなんです
加藤諦三:
はい
相談者:
お父さんが鬱病になってしまって
加藤諦三:
はい
相談者:
そのまんま 今もまだ無職なんですけど
加藤諦三:
はい でさっき そのお母さんと3人の兄弟と と言いましたけども
相談者:
はい
加藤諦三:
で離婚は したんですか?
相談者:
あっ えっと離婚は えっと私が 高校1年生のとき 5年前に
加藤諦三:
はい
相談者:
離婚していまして
加藤諦三:
はい 三人の兄弟も上手く社会的に 適応できないっていう 三人の兄弟っていうのは お兄さんとか あの妹とか?
相談者:
あっ えっと 私が長女で
加藤諦三:
はい
相談者:
次が弟で
加藤諦三:
はい
相談者:
次が妹なんですけど
加藤諦三:
ああそうですか
相談者:
はい えっと 特に妹が
加藤諦三:
うん
相談者:
あの・・・私もでも ちょっと不登校だったりとかしたんですけど
加藤諦三:
はい
相談者:
はい 妹もちょっと今 不登校でして
加藤諦三:
はい
相談者:
はい で弟も・・弟は割と こう普通に学校も通ってたんですけど
加藤諦三:
ああ そうですか はいはい
相談者:
はぁい 最近ちょっとつまずいてしまって
加藤諦三:
うん
相談者:
転校したんですけど
加藤諦三:
うん うん うん
相談者:
はい
加藤諦三:
小学校の頃にね
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう体験をしてですね
相談者:
はい
加藤諦三:
で 周りに色んな その恵まれた人がいた時に
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の世界に閉じこもってしまったっておかしくないわけですよ
相談者:
あ はい
加藤諦三:
或いは すっごい攻撃的になってね
相談者:
はい
加藤諦三:
非行に走ったっておかしくないわけですよ
相談者:
ああ そういう時期もあって
加藤諦三:
うん
相談者:
あの本当に 中学3年生で不登校になって
加藤諦三:
うん
相談者:
で高校生・・時代 普通の高校生時代を ホントに荒れに荒れて あのぅ・・・
加藤諦三:
うん どんな風に荒れてたの?
相談者:
家に居ることが 凄く苦しかったので
加藤諦三:
うん
相談者:
自殺行為なども・・
加藤諦三:
うん
相談者:
自殺行為というか・・あの・・・まぁ・・
加藤諦三:
自殺未遂までしてる
相談者:
あの そうですね 自殺未遂みたいな行為を何度かしたりとか
加藤諦三:
うん・・うん
相談者:
あとお母さんに対してちょっと 本当にひどかった時期は 刃物を斬りつけたりとか
加藤諦三:
うーん
相談者:
傷つけたりとか・・そうですね
加藤諦三:
うん
相談者:
家の中で暴れたりとか
加藤諦三:
うん
相談者:
した時期も 本当にあったんですけど
加藤諦三:
うん
相談者:
そこから・・徐々に・・こう 立ち直っていったって感じですね
加藤諦三:
うん 立ち直っているんだよね
相談者:
はぁーい
加藤諦三:
で お母さんはどういう・・お母さんだったんですか?
相談者:
母は
加藤諦三:
うん
相談者:
形式的な事はできるんですよ 仕事とか
加藤諦三:
ああ そうですか
相談者:
あの・・
加藤諦三:
仕事はどんな仕事をしてたの?
相談者:
今までは普通に仕事をしてたんですけど ちょっと 今は ちょっと言いにくいんですけど
加藤諦三:
うん
相談者:
食べていくことが普通の仕事ではできないので
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと風俗関係で働いてるんですけど
加藤諦三:
ああそうですか はい
相談者:
はい でも・・過去 普通の仕事についていましたし
加藤諦三:
うーん
相談者:
そういう子供のなんて言うんですかね 形式的な手続きとかは本当に こう締め切りは必ず守るし できるんですけど
加藤諦三:
うん
相談者:
何と言うんですかね 人の心が
加藤諦三:
う・・うん
相談者:
あんまりわからないというか
加藤諦三:
うん わかりました よくそのお母さんが そういうことで お父さんが そういうことで
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは そういう環境の中で 成長したと
相談者:
はい
加藤諦三:
それだけどですね
相談者:
はい
加藤諦三:
ここは あなたの すごいところで
相談者:
あ はい
加藤諦三:
それにもかかわらず 周りとの人間関係をきちんとやっているわけです
相談者:
ああ
加藤諦三:
普通 人間関係はもう メタメタになってって おかしくないです
相談者:
ああ
加藤諦三:
それでね
相談者:
はい
加藤諦三:
今日は あなたはね
相談者:
はい
加藤諦三:
本当に人生でね
相談者:
はい
加藤諦三:
素晴らしい人との出会いが・・になると思います
相談者:
ああ はい
加藤諦三:
それは 今日はスタジオにですね
相談者:
はい
加藤諦三:
幼児教育研究の大原敬子先生が
相談者:
あっ はい
加藤諦三:
いらしてますので
相談者:
はい
加藤諦三:
話しをうかがって下さい
相談者:
あ はい ありがとうございます
大原敬子アドバイス
大原敬子:
こんにちは
相談者:
あ こんにちは
大原敬子:
あのー 私は今日あなたの話しを聞いていて
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは常に・・人に 好感をいだく
相談者:
はい
大原敬子:
好意をいだかれる
相談者:
はい
大原敬子:
好かれるって 意識の
相談者:
はい
大原敬子:
ものが あなたの頭にあって
相談者:
はい
大原敬子:
今も無理して
相談者:
はい
大原敬子:
話しているんではないかと私は思っているんですね
相談者:
ああー
大原敬子:
非常に頭のいいお嬢さんなんです
相談者:
あ はい
大原敬子:
ですから まぁある方には 淡々と話すことが もう慣れているというふうに私は受けたんですね
相談者:
あ はい
大原敬子:
私は こういう生き方よって形で
相談者:
はい・・あ はい
大原敬子:
それぐらいにまとまっていたって事が 私には
相談者:
はい
大原敬子:
こうして しゃべりたくないものも
相談者:
はい
大原敬子:
表に出して あからさまにして
相談者:
はい
大原敬子:
ひどいっていう とんでもない状況を
相談者:
はい
大原敬子:
せめても光らせる
相談者:
ああ
大原敬子:
そういうことに 私は 見えたんですね
相談者:
あ はい
大原敬子:
もう1つの面です
相談者:
はい
大原敬子:
それは 恵まれたお友達が多いって言いましたね
相談者:
はい
大原敬子:
・・きて あなたにとって 恵まれてるっていう状況は何ですか?
相談者:
家庭で・・あの・・経済力のある親がいて
大原敬子:
はい・・はい
相談者:
まあ そこまで完璧ではなくても 最低限の愛情をも・・親が持っていて
大原敬子:
はい
相談者:
・・うーん・・っていうことですかねぇ
大原敬子:
ね 具体的には 出ないでしょ
相談者:
ああ はい
大原敬子:
そうなんです 自分が不幸だと思うときには 恵まれたというんですけども
相談者:
はぁい
大原敬子:
果たして あなたにとって一番求めている 恵まれた環境は 何かしらって言ったときに 賢いあなたは
相談者:
はい
大原敬子:
その瞬間 うんと考えているはずなんです
相談者:
はい
大原敬子:
恵まれるっていうのは観念論であって
相談者:
はい
大原敬子:
どんなものでもね
相談者:
はい
大原敬子:
どんなことでも 人が不幸ねって言っても 楽しいと思えば 楽しいでしょ
相談者:
あ はい
大原敬子:
今 アナタのこの明るさは 自ら自分で鼓舞してるんですね
相談者:
ああ・・・
大原敬子:
それ もう1つあなたのここに アラっておかしい もう一つの面です
相談者:
はい
大原敬子:
私は先ほど 自立をしたいって言ってるんですけどもね あなたが
相談者:
はい
大原敬子:
お母さまは働いているんですよね今
相談者:
働いています
大原敬子:
うん でも あなた 週末だけの
相談者:
はい
大原敬子:
派遣・・ってことは あとの日は何をしてるの?
相談者:
あっ えっと
大原敬子:
うん
相談者:
今は
大原敬子:
はい
相談者:
ちょっと目標がありまして
大原敬子:
はい
相談者:
それに向けて 準備をしてるんですけど
大原敬子:
うん
相談者:
ちょっとある業界への就職を目指していて
大原敬子:
はい
相談者:
あのぅ・・そのスクールに通い始めるんですけど かたわらに始めるアルバイトを探しています
大原敬子:
ね それを考えられる環境があるんですよ
相談者:
ああ・・
大原敬子:
あのね 本当に崩れてないの
相談者:
はい
大原敬子:
となると
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんの関係が
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんは必死ですよね
相談者:
ああ・・はい
大原敬子:
お母さんも
相談者:
はい
大原敬子:
土日だけは週末や・・派遣をしておいて まぁ勉強をするんでしょうと
相談者:
はい
大原敬子:
だから どっか それと並行してね 月謝を出すためにも アルバイト 探すっていう その5日間の余裕をあなたに与えている お母さんがいるんですね
相談者:
ああ はい
大原敬子:
非常に どうしようもないお母さんかもしれませんけども
相談者:
はい
大原敬子:
子供たちが親を求めてるんです これ
相談者:
あー あるかもしれないです
大原敬子:
これは弟さんにもそれが言えるんですね
相談者:
ああ・・はい
大原敬子:
それが 今あなたたち 今日を生きてるんです
相談者:
ああ・・・
大原敬子:
そうなると あたしが先ほど・・自立って何ですかっておっしゃいましたね
相談者:
はい
大原敬子:
私はね 自立っていうのは 沼地は沼地
相談者:
はい
大原敬子:
砂漠は砂漠
相談者:
はい
大原敬子:
雑木林は雑木林
相談者:
はい
大原敬子:
荒れた畑は畑
相談者:
はい
大原敬子:
粘土質・・それぞれの環境がありますよね
相談者:
あっはい
大原敬子:
それぞれの環境を あっ自分は沼地にいるって気づいた人は
相談者:
はい
大原敬子:
沼地の中から 逃れることを知ってるんですね
相談者:
あっはい
大原敬子:
自立っていうのは
相談者:
はい
大原敬子:
自分がどの位置にいるかわからずに
相談者:
はい
大原敬子:
いいな あそこで花が咲いたとかね
相談者:
はい
大原敬子:
なんで 私のとこ花が咲かないのとか
相談者:
あっ
大原敬子:
他人を見るってそういうことなんですね
相談者:
はい
大原敬子:
自分の場所がどんな場所であるか 今あなたの場所は
相談者:
はい
大原敬子:
まず 親子の絆は切れてないですね
相談者:
あっ はい
大原敬子:
ね そして あなたは常に
相談者:
はい
大原敬子:
明るさはあるんですけど
相談者:
はい
大原敬子:
もう今 明るさじゃなくって
相談者:
はい
大原敬子:
ふてくされる時も
相談者:
はい
大原敬子:
立派な言葉もいらずに
相談者:
はい
大原敬子:
もう泣きたいときは泣く
相談者:
はい
大原敬子:
こんなのしたくないって したくないっていう
相談者:
はい
大原敬子:
ことを感情に出すこと
相談者:
ああ・・はい
大原敬子:
出すことによって お母さんが あなたを見るはずなんです 今 家族の形態は どうしようもない形で・・ま 確かにそうなんです
相談者:
はい
大原敬子:
で今 これからどうしたらいいでしょうかっていうのは
相談者:
はい
大原敬子:
まず私は お母さんが好きだということは認めた方がいいですね
相談者:
ああ・・・
大原敬子:
そして弟も妹も
相談者:
はい
大原敬子:
ああ 私と同じようにお母さんを好きなんだなって
相談者:
うーん
大原敬子:
でもお母さん 今 必死で生きている
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんは そんな性格悪いと思えないのは あなたがこれだけ しっかりしてるということです
相談者:
ああ・・・
大原敬子:
ということは 後ろ姿を見てるはずなんですよ
相談者:
はい
大原敬子:
で 是非ね 今の明るさを 真の明るさに持って行って
相談者:
はい
大原敬子:
そして今自分が過去の話をしてましたね
相談者:
はい
大原敬子:
頭で・・しゃべればしゃべるほど
相談者:
はい
大原敬子:
自分が憐れみになっちゃうんです ホントは違うんですよ あなた
相談者:
あ・・
大原敬子:
友達の中で対等に付き合う
相談者:
はい
大原敬子:
道具を出しているんですけども
相談者:
はい
大原敬子:
しゃべる・・し落ち込んでしまうんです
相談者:
ああ
大原敬子:
これからは
相談者:
はい
大原敬子:
しゃべる時に こうして私は
相談者:
はい
大原敬子:
みんなとは 違って生き方の中の
相談者:
はい
大原敬子:
強さを学んでいるんだってことを意識しながら喋れば
相談者:
あっ はい
大原敬子:
落ち込むことはないと思いますけど
相談者:
あ はい わかりました
大原敬子:
わかります?
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ 全部加藤先生に ちょっと託しますからね 先生 お願いします
相談者:
あ はい よろしくお願いします
加藤諦三まとめ
加藤諦三:
さすがに
相談者:
はい
加藤諦三:
大原先生の洞察力です
相談者:
はい
加藤諦三:
あのね あなた その自分がこんなに不幸だと強調した後 どんな気持ちになる?
相談者:
悲しくなりますね
加藤諦三:
悲しくなる?
相談者:
昔は あの・・確かに・・あの・・ちょっと誇らしい気持ちとかもあったんですけど
加藤諦三:
うん
相談者:
最近は あまりそういう気持ちも少なくなってしまって
加藤諦三:
ああ 成長したんだ
相談者:
ああ そうなんですね
加藤諦三:
うん 成長した
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
だからそれは大原先生の 言われたとおりなんです
相談者:
はぁい
加藤諦三:
だけど 最初は誇らしい気持ちになったって言いいますね
相談者:
はい
加藤諦三:
それは不幸を強調する事で
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは自分の攻撃性を表現してたんです
相談者:
あー・・ なるほど
加藤諦三:
私はこんなに不幸だ っていうことは
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の敵意とか憎しみとか 攻撃性を間接的に表現してたんですよ
相談者:
あー
加藤諦三:
だから不幸を強調した後っていうのは 気持ちがすっきりするんです
相談者:
うーん
加藤諦三:
だから誇らしい気持ちになるっていうのは そうなんですね
相談者:
うーん
加藤諦三:
ところが
相談者:
はい
加藤諦三:
今はそれが変わったって言いましたね
相談者:
そうなんです はい
加藤諦三:
あなた自立したんですよ
相談者:
あっ・・はい
加藤諦三:
あなたは 不幸を武器にして生きちゃいけないんです
相談者:
ああー・・・はい
加藤諦三:
で 今その不幸を
相談者:
はい
加藤諦三:
武器にしないように
相談者:
はい
加藤諦三:
なってきてるんです
相談者:
ああ・・はい・・そうだと思います
加藤諦三:
もう自立です
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
ですから これからは
相談者:
はい
加藤諦三:
胸をはって
相談者:
はい
加藤諦三:
今の場所で
相談者:
はい
加藤諦三:
しっかり生きてください
相談者:
あっ はい わかりました
加藤諦三:
よろしいですか
相談者:
はい ありがとうございます
加藤諦三:
はい どうも失礼します
相談者:
はい ありがとうございます 失礼いたします
管理人のちょっとひと言
しっかりとした娘さんですね
自分の言葉で喋ってますし
話しがまとまっていて、わかりやすかったです
世の中には、不幸自慢?をする人って、
何歳になってもいます
いい大人が、
わしはこんなに苦労してきたんじゃ
こんな、辛い目にあってきたんじゃ
こういうのは、現実から目を背けたいから
言わせてるとこもあるんですよね
それさえなければ、こんな自分じゃなかったという
自己否定みたいな
今の自分は、そういったことがあるから
足りてないんだ、みたいな
結局は、乗り越えることを止めてしまったから
なにもかもそれに責任転嫁してしまって
言わせてるところも多く
そういった意味から
彼女は、受け入れて乗り越えようとしてます
まだ夢を成し遂げたわけではないので
挫折はあるかもしれませんが
彼女ならきっと、乗り越えられそうです
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