加藤諦三&坂井眞のテレフォン人生相談2015年10月8日(木)は、今住んでいる家は、60年近く前に父が借地権付建物を購入し改装したもの。父は20年ほど前に他界している。離婚して15年以上経ち、三男で26歳の息子夫婦と一緒に住んでいる。3年程前に地主から『いずれ』立退いて欲しいと言われており、地主が言うには、父がここを出ていく場合は、立退料もいらないし、更地にして返すと約束したとのこと。引っ越すにしろお金がかかるので、地主に話したところ、3年前から地代の支払いを受け取らなくなった。近所の4、5軒も同様。先日、地主の息子が母親(地主)が呼んでいると言い、裁判をかける?と言うので、強制撤去さえるのか?と聞くと「そうだよ」と答えた。隣近所と一緒に地主の家に行って話をしようと思うが、その前に色々と話しを聞いて、本当に裁判で強制撤去までいくものか相談したい。回答者の坂井眞弁護士が、旧借地法と借地借家法について簡潔に説明し、相談者が引っ越すつもりでいることを聞き、立退料や家の取り壊しの費用の交渉のアドバイスをする。
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:坂井眞(弁護士)
相談者:68歳女性 離婚して15年以上 子供4人(42歳 37歳 26歳 24歳) 26歳の息子夫婦と同居中
目次
読むテレフォ人生相談
加藤諦三:
もしもし
相談者:
はい こんにちは
加藤諦三:
はい テレフォン人生相談です
相談者:
はい こんにちは
加藤諦三:
はい こんにちは 最初に年齢を教えて下さい
相談者:
68歳です
加藤諦三:
68歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
結婚して離婚して 子供達はね もぅみんな大きくなって みんなアレしてます 結婚してます
加藤諦三:
あの
相談者:
ええ
加藤諦三:
離婚してから何年位経つんですか?
相談者:
15年以上になりますね
加藤諦三:
あ そうですか
相談者:
ええ ええ
加藤諦三:
それで お子さんは?
相談者:
子供は4人います
加藤諦三:
4人
相談者:
はい
加藤諦三:
えーと何歳ですか?
相談者:
えっと上が42歳
加藤諦三:
はい
相談者:
で 次男が37歳
加藤諦三:
はい
相談者:
で あと ちょっと再婚してできたのが
加藤諦三:
はい
相談者:
26歳と24歳です
加藤諦三:
あ そうですか
相談者:
ええ ええ
加藤諦三:
で 今一緒に暮らしているのは?
相談者:
一緒に暮らしているのは 26歳の息子と暮らしてます
加藤諦三:
あ 26歳の息子さんと一緒に
相談者:
ええ ええ
加藤諦三:
はい わかりました
相談者:
あの夫婦で はい 息子夫婦とです
加藤諦三:
で どんな相談ですか?
相談者:
ですね あの今私が居る所は実家なんですけど
加藤諦三:
はい
相談者:
えー 60年近く・・住んでるんですけどね
加藤諦三:
はい
相談者:
土地を・・借地なんですよ
加藤諦三:
借地・・はい
相談者:
ええ ええ それで 立ち退いて欲しいということ 3年前に・・土地の主さんに言われたんですよね
加藤諦三:
はい
相談者:
はい それで・・そのかわり 親父が生きている時には・・
加藤諦三:
親父・・親父っていうのは誰の?
相談者:
私の父・・私の父です
加藤諦三:
ああ あなたの・・はい
相談者:
はい ええ・・96歳亡くなったんですけどね
加藤諦三:
はい
相談者:
お父さんが この家から出る時は きれいに更地にして
加藤諦三:
ええ
相談者:
返す 立退料もいらない 更地にして返すって うちの父が言ったらしいんですよ
加藤諦三:
はい
相談者:
それで いろんな この金かかるしっていうことで 地主さんに話ししたらですね
加藤諦三:
はい
相談者:
土地代は一応もう 三か年前からとってないんですよ
加藤諦三:
要するに 借地権は・・があるわけですね今
相談者:
ええ ええ そうです はい
加藤諦三:
それで3年前に・・返してくれと言われてて
相談者:
3年前に あの こっちは いずれ立ち退いて欲しいということを言われたんですよ
加藤諦三:
はい・・あ・・
相談者:
ですけど・・はい
加藤諦三:
3年前に いずれ立退いて欲しいという・・
相談者:
ええ ええ
加藤諦三:
ふうに言われた
相談者:
はいはい
加藤諦三:
わかりました
相談者:
それで・・私・・はい
加藤諦三:
それで 今 もう立退いて欲しいと言われているということですか?
相談者:
ええ ええ それでですね
加藤諦三:
はい
相談者:
私だけじゃなくて もう・・この・・あと 3~4軒ぐらいまだあるんですよ こういう件がね
加藤諦三:
あ・・地主さん そこら辺一帯・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
あ つまり地主さんが・・たくさん・・もう・・持ってるわけですね
相談者:
ええ ええ それで
加藤諦三:
で 借地・・はい
相談者:
私だけじゃなくて あと2~3か所の所も・・それでですね
加藤諦三:
はい
相談者:
家主さんの息子が お母さんが
加藤諦三:
うん
相談者:
家においでって言ってるよってこと言ったんですよ そしたら 裁判かける?って・・おっしゃってるらしいんですよ
加藤諦三:
家主さんの息子というのは その土地をもっている
相談者:
むす・・あの・・方の息子さん
加藤諦三:
息子さんが はい
相談者:
ええ ええ
加藤諦三:
お母さんの方が土地の主なんですか?
相談者:
ええ ええ そう土地の主です お母さんが
加藤諦三:
ああ そうですか
相談者:
ええ ええ
加藤諦三:
それで裁判かけるというのは とにかく すぐに出てかなければ という意味ですか?
相談者:
強制撤去させるの?って言ったから そうだよって言ったもんですから
加藤諦三:
はい
相談者:
私はまた・・隣近所 4~5人いるもんですから
加藤諦三:
はい
相談者:
揃って
加藤諦三:
はい
相談者:
その 土地の主さんのお家に行って 話 しようかね と思うんですけども
加藤諦三:
はい
相談者:
ですけど いろんなの 聞いてみないと分かりませんので
加藤諦三:
はい
相談者:
まぁどういう・・した方がいいんかなぁっと思って・・相談ですけど
加藤諦三:
はいわかりました そうすると今 こういうことですね 3年前にいずれ立ち退いて欲しいというふうに言われた
相談者:
はい
加藤諦三:
で今・・あの・・家主に呼ばれて
相談者:
はい
加藤諦三:
という・・ことですね
相談者:
ええ ええ はい はい
加藤諦三:
そして これは借地料を払ってない
相談者:
はい
加藤諦三:
あの裁判かけて 強制撤去させるってことを
相談者:
うん
加藤諦三:
あの・・言ってるそうです 親は
相談者:
はい そうするとその 裁判かけて強制撤去のまで すぐいくもんでしょうかという相談ですね
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
えー今日はスタジオに弁護士の坂井眞先生がいらしてるので
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います
相談者:
はい
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