国際結婚した娘が離婚前提に別居中。相談を受けた母親は離婚を止めさせたいと思っている。婚姻約15年、留学先で21、2で結婚した娘、そのまま外国で10年ほど暮らし、5年ほど日本で暮らしている。あまり日本語が上手くない夫なので日本人とコミュニケーションが上手くとれない。日本に馴染めない夫と喧嘩が絶えなくなり、夫は家を出ていく。夫婦喧嘩の原因は些細な事。どちらかと言えば、娘が夫に協力的でないと母親、できれば離婚してほしくないのだが、車の免許もなく、子供の送り迎えも家の事も全部娘がやっており、外国人の夫はお荷物になってしまった。夫として役に立たなくなったので離婚を考え出したのでは。どうすれば離婚を止めさせることができるか。
テレフォン人生相談2016年1月30日(土)
パーソナリティ:今井通子
回答者:伊藤恵子(弁護士)
相談者:66歳女性 夫66歳 息子40歳 娘37歳(外国人の夫37歳 長男6歳 次男4歳)
テレフォン人生相談の読み方・歩き方
放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
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読むテレフォン人生相談
今井通子:
もしもし
相談者:
はい
今井通子:
テレフォン人生相談です
相談者:
はい
今井通子:
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
えっと 娘の家庭の問題なんですが
今井通子:
はい あなたおいくつですか?
相談者:
66歳です
今井通子:
66歳 お子さんは お嬢さん お1人?
相談者:
いえ 息子が1人おります
今井通子:
お歳はおいくつ・づつですかね?
相談者:
40歳です
今井通子:
息子さんは40歳?
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんは?
相談者:
37歳です
今井通子:
37歳 ご主人は?
相談者:
66歳です
今井通子:
66歳 で その 37歳のお嬢さんのお話ですね?
相談者:
はい はい
今井通子:
はい で どういったことでしょう?
相談者:
国際結婚してまして
今井通子:
はい
相談者:
で 子供が6歳と4歳です
今井通子:
6歳の・・あなたにとっては お孫さんね?
相談者:
はい
今井通子:
お孫さんは 男の子・・
相談者:
男の子です
今井通子:
男の子 4歳のお孫さんは?
相談者:
男の子です
今井通子:
あ 男の子お子さん お二人ね
相談者:
はい
今井通子:
はい それで国際結婚されてるお嬢さん どうなさいました?
相談者:
えっと 家庭の不和って言いますか
今井通子:
はい
相談者:
別居してるんですね 今ね
今井通子:
あ 別居されてる?
相談者:
はい
今井通子:
はい う・・
相談者:
このままいったら 結局 離婚の前提としての別居っていうふうに言いますので
今井通子:
お嬢さんが?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で そのまま行ったら もう離婚になるなって思うんですが
今井通子:
はい
相談者:
私の方としては 離婚したくないんで
今井通子:
うん
相談者:
と思うんですよね
今井通子:
うん?ちょっと待って・・お嬢さんは 離婚してもいいわけ? あなたが離婚しても・もらいたくないってこと?
相談者:
そうです
今井通子:
な・なるほど まずその・・お嬢さんの 国際結婚した外国人の ご主人はおいくつ?
相談者:
37歳ですね
今井通子:
37歳 住んでらっしゃるのは日本ですか?
相談者:
そうです
今井通子:
で今は別居してらっしゃるけれども その・・義理の息子さん・は も日本に住んでらっしゃる?
相談者:
はい
今井通子:
なるほど もともとじゃあ 結婚されたのも日本で?
相談者:
いえ 外国で結婚しました
今井通子:
あその・・義理の息子さんの お国で結婚された?
相談者:
はい
今井通子:
ちなみに ご結婚 何年ぐらいですかね?
相談者:
そうですね 15年も経ってますね
今井通子:
15年ぐらい?
相談者:
はい
今井通子:
ってことは お嬢さんが20歳ぐらいの時ってこと?
相談者:
そうですね 21~2でしたね
今井通子:
ああ・・なるほど じゃあ結婚されたのは そちらで
相談者:
はい
今井通子:
結婚された・ばかり(?) っていうことは そのときには 結婚式とかにはいらしたんですか? あなた方も
相談者:
いえいえ 行ってないんです
今井通子:
ああ そうです・・
相談者:
あちらで 結婚しまして
今井通子:
はい
相談者:
こっちで 簡単な お披露目っていいますか それをしました
今井通子:
あ ってことは 結婚してすぐに もう日本にいらっしゃったわけ?
相談者:
いえ その時返ってきただけです
今井通子:
ああ・・
相談者:
あとは息子を・で随分 しばらくは 9年ぐらいは暮らしてました
今井通子:
なるほど 10年ぐらいは 外国で暮らしていて
相談者:
はい
今井通子:
それでその・・5年間ぐらいは 日本にいらっしゃるってこと?
相談者:
そうですね
今井通子:
はい さて それで・・お子さんも いらっしゃるのに 家庭の事情でっていう事なんだけれども どんなことで 離婚らしいんですかね?
相談者:
結局 喧嘩が 増えたんで 家庭の不和ですね
今井通子:
喧嘩が増えた?
相談者:
はい
今井通子:
それは・・例えば あなたから見て 帰ってらした5年前の当初と 今と比べたら増えたっていうこと?
相談者:
そうですね
今井通子:
ふーん
相談者:
前は上手くいってたんで
今井通子:
で この喧嘩の原因は?
相談者:
些細なことが積もり積もってだと思うんですが
今井通子:
はい
相談者:
結局・・日本の・・環境に あんまり馴染めてないのかなぁと思うんですね
今井通子:
ああ・・
相談者:
言葉の問題とか
今井通子:
えぇ・・
相談者:
相手がね
今井通子:
うん
相談者:
そういうストレスも あるのかなって思うんですが
今井通子:
で このことについては お嬢さんから相談されたの?
相談者:
そうです
今井通子:
じゃあお嬢さんはなんておっしゃってました?
相談者:
結局 離婚を前提にして 別居してるっていうふうに言います
今井通子:
それはそうなんですが 喧嘩の理由っていうか 離婚の理由・・
相談者:
やっぱうまくいかないから 子供たちの手前 喧嘩が多くなったんで
今井通子:
うん
相談者:
このままやっていても仕方がないかなって
今井通子:
うん
相談者:
言います
今井通子:
なるほど
相談者:
でも私としては 女の人の問題とか ギャンブルとか 借金とか そういう問題ではないので
今井通子:
うん
相談者:
些細なことが積もり積もってのストレスもあると思うんですよね
今井通子:
はい
相談者:
彼が・・やっぱり日本人とコミュニケーションとれないですし
今井通子:
あ 日本語が喋れないってこと?
相談者:
あんまりね
今井通子:
うん
相談者:
運転免許も持ってないですから
今井通子:
うん
相談者:
娘がほとんど 子供の送り迎えとか
今井通子:
うん
相談者:
車の運転とか 家庭の事 すべてですよね
今井通子:
うん うん
相談者:
あまり協力的でなかったり しますので
今井通子:
はい
相談者:
と思うんですね
今井通子:
なーるほど どっちかって言うと そうすると ご主人が ご主人としての役に立ってないみたいに思われてるのかな
相談者:
もう自分の かえって お荷物みたいになっちゃってる感じなんで
今井通子:
ああ・・なるほど
相談者:
だから もう面倒見切れないからっていうふうな
今井通子:
う・う・うーん
相談者:
さじを投げた感じかと思うんですよね
今井通子:
なるほどなるほど それでお嬢さんの方が離婚をしたいっておっしゃってるの?
相談者:
まだそこまで行かないですけれども
今井通子:
だって・・
相談者:
結局離婚を前提に
今井通子:
うん
相談者:
別居しているっていうふうに言うんですね
今井通子:
で その離婚を前提に別居してるっていうのは お嬢さん方が 主導権を握って そういう形にされたわけね
相談者:
そうですね
今井通子:
なるほど
相談者:
私はその 義理の息子ですよね
今井通子:
うん
相談者:
コミュニケーションとれないですから
今井通子:
うん
相談者:
結局 娘から事情を聴くしかないですよね
今井通子:
う・うーん
相談者:
そして 今家にいないですし
今井通子:
うん
相談者:
出ちゃってる状況なので
今井通子:
義理の息子さんの方が出ちゃってる?
相談者:
はい
今井通子:
で お家はお嬢さん方が お子さんといらっしゃる?
相談者:
そうです
今井通子:
なるほど コレでも 今お話伺うと
相談者:
はい
今井通子:
相手の方の意思は ちょっとわからないみたいだけれども
相談者:
うんうん
今井通子:
お嬢さんの方が率先して離婚したいと思ってるわけでしょう?
相談者:
だと思うんですよね こちらで思うには
今井通子:
でぇ そもそも20歳ぐらいで その外国にお嬢さんいらしたわけでしょ?
相談者:
はい
今井通子:
それは 留学でいらしたの?
相談者:
そうです
今井通子:
じゃあ学校は 向こうの学校なんですか?
相談者:
そうです
今井通子:
ああ なるほど
相談者:
そして 同じ学校にいたんですね 彼
今井通子:
うーん・うん なるほどなるほど それで・・お仕事も そうすると 外国系のお仕事を お嬢さんやってらっしゃるの?
相談者:
はい ITですね
今井通子:
ふーん なるほど
相談者:
でもここで あの再び 働き初めたばっかりなんですね
今井通子:
あの・・
相談者:
それまでは家庭にいたんですが
今井通子:
日本に帰ってらして・は・か・・
相談者:
とにかく はい あの・・
今井通子:
いわゆる専業主婦・・
相談者:
共稼ぎをしてたんですが
今井通子:
うん
相談者:
子供が妊娠しまして
今井通子:
うん
相談者:
仕事は辞めて 家庭に入ってたですね でも またここで ほら うまくいかなくなったんで ローンもあるしっていうので 働き始めましたね
今井通子:
ローンって 家のローン?
相談者:
そうです
今井通子:
っていうことは もともと もう日本で
相談者:
はい
今井通子:
お家も買われたわけね?
相談者:
そうです はい
今井通子:
そうすると 義理の息子さんの意思も含め 日本で生活しようというふうに・は なっていたわけね?
相談者:
そうですはい はい
今井通子:
家も買ったくらいだから
相談者:
はい
今井通子:
にもかかわらず その義理の息子さんがお荷物になっちゃって・・っていう形になったわけね
相談者:
はあ お荷物っていうか うまくいかないっていうのが1番ですよね
今井通子:
うーん
相談者:
結局・・
今井通子:
さぁそうすると あなたとしては これを何とか離婚しないようにするにはどうしたらいいかっていうのがご質問?
相談者:
そうです
今井通子:
わかりました 今日はですね 弁護士の伊藤恵子先生がいらしてますので 伺ってみたいと思います
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願い致します
伊藤恵子アドバイス
伊藤恵子:
はい・・なかなかね その・・お嬢さん自身が 離婚をしたいと 思ってらっしゃる時に それを思い止まらせる何か方法があるかと言われても なかなか難しいと思います
相談者:
はい
伊藤恵子:
結局結婚するか
相談者:
はい
伊藤恵子:
離婚するかって
相談者:
はい
伊藤恵子:
これは当人が決めることですよね
相談者:
そうですね はい
伊藤恵子:
ただまぁ いろいろと お母様の方として
相談者:
はい
伊藤恵子:
言ってあげる・・の・だとすると
相談者:
はい
伊藤恵子:
単に 性格が合わないだけ じゃなくて
相談者:
はい
伊藤恵子:
お子さんもいるし これから どうやって生活していくかとか
相談者:
はい
伊藤恵子:
いうことも よく考えてから離婚しないと やっていけないんじゃないの っていうのは ひとつは アドバイスとしてはできるかもしれませんよね
相談者:
そうですね はい
伊藤恵子:
うーん
相談者:
はい
伊藤恵子:
あの お家なんですけど コレは どなたの名義で買ったのかしら?
相談者:
あ パパ名義だと思います
伊藤恵子:
で そうすると その お家は今 そういう形で ローンもあるしとおっしゃるんだけど お嬢さんがその 夫はまぁ 出てったんだけれど 今の生活・・費だとか
相談者:
はい
伊藤恵子:
そういうものは どういうふうにしてらっしゃるのかしら?
相談者:
多少は あの 旦那さんから出てると思うんですが・・それでないと生活できないので
伊藤恵子:
んーん で その 旦那さんは お勤めしてて やっぱり相当 収入は お有りになるのでしょうかね?
相談者:
詳しくは わからないですけど
伊藤恵子:
ええ もちろんね あの 結婚って すごくその 相手が好きか どうであるか それから信頼感を持てるか とか
相談者:
はい
伊藤恵子:
一緒に生活していくのに これからも 含めてね
相談者:
はい
伊藤恵子:
やっていかれるかどうか
相談者:
はい
伊藤恵子:
それからお子さんを どうやって育てていくか とかいう問題って すごく大事なことで
相談者:
はい
伊藤恵子:
そこの部分でもう どうしようなく一致できなかったり やっていかれないって時には やっぱり考えなくちゃならない問題が1つありますよね
相談者:
はい
伊藤恵子:
だけれど それともう一つは その2人でやっていくと何とかできるけれどっていう部分 生活ですとか
相談者:
はい
伊藤恵子:
子供の面倒をみるのとか
相談者:
はい
伊藤恵子:
それから いろいろ・・の事についてもね
相談者:
はい
伊藤恵子:
で そちらの面と両方 考えていかなくちゃいけない
相談者:
はい
伊藤恵子:
だから、単にこの人ともうやっていかれないっていうだけで 簡単に決められる・・ことなのかなっていうのは お母様としては 言ってあげなくちゃならないお話かもしれないですよね お譲さんにね
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
で 後は生活の問題として 結局 国際結婚でらっしゃるから
相談者:
はい
伊藤恵子:
でもこちらでもし色々な手続きをやるとすると まぁ 国際結婚の時に 結婚についての準拠法は どこかとかね
相談者:
はい
伊藤恵子:
いろんな問題があって
相談者:
はい
伊藤恵子:
離婚についても どういう形でやるかとか 国によってですね
相談者:
はい
伊藤恵子:
その・・どういう形の離婚の方法があるかとか
相談者:
はい
伊藤恵子:
いうのが それぞれ違うわけですよね
相談者:
はあ あの・・
伊藤恵子:
今 日本の準拠法の中で やっていかれるという形であれば 日本の場合だと 離婚しましょうって2人で決めて・も 離婚できるし
相談者:
はい
伊藤恵子:
それから それがまとまらなければ調停とか裁判とか いう形で離婚をすると いう形もありますよね
相談者:
はい
伊藤恵子:
それから お子さんの 親権の問題・・っていう問題もあって
相談者:
はい
伊藤恵子:
これもどうなってくるかとか
相談者:
はい
伊藤恵子:
いう問題が あるんですね
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
で 国際結婚の 今のお母様の様子だけだとちょっと 結婚したのは向こうだし お子さん達も 向こうで生まれた方もあるのかな? どちらかちょっとわからないですけれど
相談者:
はい
伊藤恵子:
色々な意味でそこら辺が どうなってくるかとか いうことについては 国際結婚についてを・・の・・色々な手続き的なものと 含めてですね
相談者:
はい
伊藤恵子:
それについては ちょっと 弁護士に相談してみるとか した方がいいと思いますね
相談者:
あ そうですか
伊藤恵子:
うん
相談者:
はい
伊藤恵子:
ただこれは う・・お母さんが・様がすることではなくて
相談者:
はい
伊藤恵子:
お嬢さんが 考えなくちゃいけない問題 それで
相談者:
はい
伊藤恵子:
また、財産を 分けると
相談者:
はい
伊藤恵子:
いうことについても このお家をどうしましょうと 彼の名義でローンがついてると いうような形の場合に ま 基本的には その財産は 二人でまぁ 得た物だとすればですね
相談者:
はい
伊藤恵子:
それを どのようにするかとか
相談者:
はい
伊藤恵子:
オーバーローンの状況だったら またどうするかとか
相談者:
はい
伊藤恵子:
結構 それも大変なことだと思いますね
相談者:
はい
伊藤恵子:
だから・・生活っていうことも 含めて
相談者:
ええ
伊藤恵子:
よく考えないとならない
相談者:
はい そうですね
伊藤恵子:
たぶん お嬢さんも 考えてらっしゃるから 今お仕事も始められたんじゃないかなぁと思うんですけれど
相談者:
はい
伊藤恵子:
その辺はよく考えてねっていう言い方は するしかないんじゃないかなぁと
相談者:
はい
伊藤恵子:
思うんですね
相談者:
はい
伊藤恵子:
でも最終的には 彼と あなたのお嬢さんと
相談者:
はい
伊藤恵子:
2人の問題だと思うんですね で 今 家を出てちゃってるお婿さんは
相談者:
はい
伊藤恵子:
お子さんは・・可愛がってくれてるの?
相談者:
うん かわいいみたいですね
伊藤恵子:
で 今も 家は出てるけれども お子さんに会いに来たりとか いろいろは してらっしゃるのかしら?
相談者:
はい そうですね
伊藤恵子:
だから その辺も含めてを よく考えないと そう簡単にね いく問題ではないっていう事で
相談者:
はい
伊藤恵子:
お母様に・・ご相談になったのは
相談者:
はい
伊藤恵子:
どんなアドバイスをもらいたいってことで お嬢さんは 相談されたのかしら?
相談者:
やっぱり自分の気持ちをわかってもらいたと思ったんだと
伊藤恵子:
うーん
相談者:
思うんですよね
伊藤恵子:
うーーん だからもうちょっとお嬢さんの気持ちに 沿いながらで 単に離婚をよくないということおっしゃるじゃなくて 将来を含めても どうなのかっていうのをよくお聞きになって いく・・ことによって 本当に・・やっぱり難しいのか 難しくないのか っていう事は お嬢さん自身によく考えてもらえるきっかけになるんじゃないでしょうかね
相談者:
はい
伊藤恵子:
お嬢さんが 自分の気持ちをこう 整理するためにも
相談者:
ええ
伊藤恵子:
お母様とよく お話しするってとても 大事なような気もするんですね
相談者:
そうですね はい
伊藤恵子:
で その時に じゃあ、どうやってやっていこうと思ってるの将来を
相談者:
はい
伊藤恵子:
とか お子さんのこともあるしね
相談者:
はい
伊藤恵子:
彼とどういう関係をもっていくのか 父親であること変わりないわけですからね そういうのをどうやってやっていこうかと思っているのかとか いうことも含めてね 少し冷静によーく考えてもらった方がイイかと だから今 別居っていうのは ひとつ その 距離を置くために
相談者:
はい
伊藤恵子:
そういう形で やっていく形がいいかなって事で ひとつやっているのかもしれないですけど
相談者:
はい
伊藤恵子:
少し距離を置いた形で 夫婦で行った方がいい場合もあるし
相談者:
ええ
伊藤恵子:
そんな中途半端なことしてるよりは離婚の方がいい場合もあるし
相談者:
はい
伊藤恵子:
これは 一概にはちょっと言えない 色々な 要素が多分中に入っているだと思うんですよね
相談者:
はい
伊藤恵子:
お母様が うん 離婚するわけじゃないし
相談者:
はい
伊藤恵子:
この問題はお嬢さんの問題だから
相談者:
はい
伊藤恵子:
だからお嬢さんが もっといろいろ 考える時の いろんなアドバイスになるなり
相談者:
はい
伊藤恵子:
お嬢さんが考える 1つの手立てみたいなものに
相談者:
はい
伊藤恵子:
なれる・・ことをいろいろと アドバイスして差し上げたり
相談者:
はい
伊藤恵子:
相談に乗ってあげたり
相談者:
はい
伊藤恵子:
ってことが 大切ような気がいたしますけれどもね
相談者:
はい わかりました どうもありがとうございます
今井通子:
おわかりいただけましたか
相談者:
はい わかりました
今井通子:
はい
相談者:
ありがとうございます
今井通子:
はい じゃあ失礼いたしまーす
相談者:
はい 失礼します
管理人のちょっとひと言
以前にも書いたのですが、伊藤先生の回答は、優しい口調ながら、言うべきことは、はっきり言ってますし、それでいて、相談者の意向に沿いながら、同意しやすいように話をされています。
今回も、離婚するかどうか、決めるのは娘夫婦であって、母親がどうこうすることではないと言っていますが、きちんと、母親の意向を踏まえながら、どう娘に接していけばいいのかを諭す・・・諭すでいいと思うのですが、してますね。
なので、結果的に自分の考えている事と違っていても、受け入れてしまってます。
それほど、長い時間を相談にかけているわけではないようですので、本当に同意しているかどうかは、はっきりとはわかりませんが、こういう話しの組み立て方を、真似したいと思ってしまいます。
中川先生のような、バシっと言うのもいいですけれど、個人的には、こういう受け入れやすい話し方がいいですね。
相談者が言ってますが、娘がどうして母親に相談してきたのか?
それは、自分の気持ちをわかって欲しいから。
つまり、娘は離婚に対する不安を持ってるってことです。
だから、母親の後ろ盾が欲しかった。
遠回しの援助かもしれないし、離婚への後押しかもしれません。
でも、母親としては、世間体なのか、それともシングルマザーとしての厳しさを、娘に選んで欲しくないと思ったのか。
そういうことですよね。
留学して、その国で結婚して、そのまま生活するぐらいの娘さんですから、自分で決められないって事はないはずです。
その娘が、相談するぐらですから、それなりに不安と葛藤があるはず。
でも、離婚する意思は絶対に固いはずなので、それを真正面から反対すれば、あまりいい結果は生まれません。
別れたいという思いが、先行すると、いろんな事を見落としがち。
母娘、おそらく性格似てそうですから、少なくとも母親が、冷静にアドバイスを送ってあげるというのがいいんだと思います。
あらら、結局そうなると、伊藤先生のアドバイスを、なぞっていくような言い回しになっちゃいますね。
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