知人に120万貸して、新車で購入すれば200万以上はする車を担保として預かった。借用者はあるし、車を担保とし自由に使ってもいいとの書面も取り交わしている。その車を3週間前に別れた彼女に貸していて、所有者の承諾ももらってある。しかし、電話をしても受けてくれず、第三者を介して彼女に返して欲しいと言っても、もらった物だから返さないと言っている。どういう方法で取り戻せばいいか。刑事事件にはならないし、書面を送ったり、内容証明を送って返さないならば、返還請求で民事訴訟を起こすしかない。保管する義務を負う相談者。事故があれば運行供用者として損害賠償の責を負うことになる。
テレフォン人生相談2016年2月2日(火)
パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:塩谷崇之(弁護士)
相談者:36歳男性 独身バツ1 トラック運転手 別れた彼女41歳独身バツ2
テレフォン人生相談の読み方・歩き方
放送された相談と回答は、限られた時間内で録音された内容を、カット・編集されたものです。
相談者の背景や現況がカット・編集されることも多く、どちらかと言えば、回答・アドバイス寄りにカット・編集されている事もあるようです。
音声はありませんが、文字起こしから、曖昧な返事や、相槌、繰り返し話される言葉は、極力カットして、なるべく意味が通じるように編集したものになります。
聞き漏らした方、もう一度、内容を確認したい場合に、ご利用ください。
読むテレフォン人生相談
ドリアン助川:
もしもしテレフォン人生相談です
相談者:
はい
ドリアン助川:
よろしくお願いします
相談者:
よろしくお願いします
ドリアン助川:
今日どんなご相談ですか?
相談者:
以前付き合ってた彼女に 車を貸してたんですけど
ドリアン助川:
はい
相談者:
で・・3週間ぐらい前に別れたんですけど・・で その車を返却して欲しいって 言ってるんですけど 第三者を通じて
ドリアン助川:
はい
相談者:
それに 全然答えてくれなくて
ドリアン助川:
はい
相談者:
どういう方法で取り上げるのが1番いいのかなぁと思って
ドリアン助川:
ほう・・あなた様はおいくつですか?
相談者:
えっと 36です
ドリアン助川:
36歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
独身ですか?
相談者:
はいそうです
ドリアン助川:
はあ 彼女はおいくつでしょう?
相談者:
41です
ドリアン助川:
41?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー 5歳・・年上の方と
相談者:
そうです はい
ドリアン助川:
彼女も独身なんですか?
相談者:
そうですね
ドリアン助川:
はあ
相談者:
はい
ドリアン助川:
結婚の経験もなし?
相談者:
あ結婚の経験は・・た・しか 2度ほど ありますね
ドリアン助川:
2度ほど?
相談者:
はい で自分も・・ 1回は 結婚してるんで
ドリアン助川:
1度?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい まぁ今 お互い独身ということなんですね
相談者:
そうですね はい
ドリアン助川:
で どれぐらいの期間 お付き合いあったんですか?
相談者:
ん 1年ないぐらいですね
ドリアン助川:
1年ないぐらい?
相談者:
はい
ドリアン助川:
で 3週間前に わ・別れたって 仰いましたよね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
なんで別れちゃったんですか?
相談者:
ん・・ん・・価値観の違い なんですかね?
ドリアン助川:
うん
相談者:
仕事上 僕今 トラック乗ってるんですけど
ドリアン助川:
はい
相談者:
彼女の方が自分で その夜 スナックの方やってて
ドリアン助川:
ええ
相談者:
それでちょっと 1番最後に喧嘩した時に
ドリアン助川:
はい
相談者:
そこに入る あの バイトで入る入らんっていう話しになった時に 入るって約束してたんですけど
ドリアン助川:
はい
相談者:
ちょっと仕事で・・時間押しちゃって 入れなくなって それでちょっと揉めて みたいな感じで 別れたんですよ
ドリアン助川:
ほう
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのこの1年間というのは
相談者:
はい
ドリアン助川:
割といい思い出がたくさんあるんですか?それとも・・う・う・う・ぶつかってばかりだった?
相談者:
いやもう ほとんど喧嘩ばっかでしたね
ドリアン助川:
喧嘩ばっかだった
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃあ 別れるべくして別れたって感じですか?
相談者:
かもしれないですね
ドリアン助川:
うん
相談者:
その 喧嘩して戻って 喧嘩して戻っての繰り返しだったんで
ドリアン助川:
うん・・また 戻るんじゃないですか?
相談者:
んん・・ただ 今回はもう 彼女の方から
ドリアン助川:
はい
相談者:
まぁ・・その・・今までは別れようって言葉は出なかったんですよ
ドリアン助川:
はい
相談者:
ちょっと時間おこうって言葉・しか出なかったんですけど
ドリアン助川:
ええ
相談者:
もう今回は彼女の方から きっぱりと ちょっと もう1回別れて
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で また戻るんなら また戻れるだろうし だけど多分今回は もう戻れんと思うけどねみたいな感じで
ドリアン助川:
はあ・・
相談者:
で 話しは終わっているんですよ
ドリアン助川:
なるほど
相談者:
で そっから まぁ 連絡はしてるんですけど
ドリアン助川:
ええ
相談者:
電話のほうは もう全く 受けてくれないみたいな感じですね
ドリアン助川:
はあ・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
この車というのは あなたが運転してた車ですか?
相談者:
いや違うんですよ僕が
ドリアン助川:
ええ
相談者:
とある・・知人に お金を貸してたんですけど
ドリアン助川:
はい
相談者:
その・・相手の 要は 担保みたいな形で 持ってた 車なんですよ
ドリアン助川:
元は知人の車だった?
相談者:
そうですそうです 名義も今も知人の名義なんですよ
ドリアン助川:
あ 知人の名義なんですね
相談者:
そうですそうです ただ
ドリアン助川:
はい
相談者:
お金の返済をするまでは まぁ とりあえずは・・っていう形で
ドリアン助川:
はっはっはっ
相談者:
僕がまぁずーっと・・担保みたいな形で 預かってた車で
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で ちょうど僕・自身も自分の車があって
ドリアン助川:
ええ
相談者:
なおかつその車があったもんで
ドリアン助川:
はい
相談者:
でちょうど 彼女も・・まぁ車を買う買わんってなった時に
ドリアン助川:
ええ
相談者:
じゃあ まあ もったいないもんで
ドリアン助川:
はい
相談者:
で この車 乗っとけばって話しになって
ドリアン助川:
はっはぁ・・
相談者:
で その車を乗らしてたんですよね
ドリアン助川:
はぁ・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃ これ ちなみに 知人には いくら貸したんですか?
相談者:
120です
ドリアン助川:
120万?
相談者:
はい
ドリアン助川:
で えー この車というのは 買うといくらぐらいの車なんですか?
相談者:
新車で買うと・・まぁそこそこいい値段 するんじゃないですかね
ドリアン助川:
200万円以上?
相談者:
200万以上はすると思います
ドリアン助川:
はあ・・それで 知人・・の人は お金返してくれそうな気配はあるんですか?
相談者:
いや まあ ちゃんと月々 返してってもらってるんで
ドリアン助川:
ということは、車 いつか返さなきゃいけないわけですね
相談者:
そうですそうです
ドリアン助川:
それで困ってると
相談者:
で いや
ドリアン助川:
うん
相談者:
もう一個 あって・・
ドリアン助川:
あ ええ
相談者:
あの・・さっき 言ったと思うんですけど 彼女の方が その スナックやってるんですけど
ドリアン助川:
はい
相談者:
今、例えば、じゃあこれで ねぇ 彼女がなんかの拍子で飲酒運転で捕まった時に
ドリアン助川:
はい
相談者:
まぁ 僕んとこに被害が来るのは もうしょうがないとしても その第三者の方にも やっぱ いっちゃうじゃないですか
ドリアン助川:
うん
相談者:
被害が
ドリアン助川:
うん
相談者:
で とりあえず・・そういうことも含めて彼女には説明したんですけど・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
それでもまぁ・・んんっ・・って感じなんで
ドリアン助川:
それはあの・・アレですか えっと・・付き合ってる時に説明したんですか その 別れてから
相談者:
別れる前に第三者・・の・・僕・・の その要は 後輩の子が 仲良くしてて彼女と
ドリアン助川:
ええ
相談者:
その後輩が 1回 説明したことがあって
ドリアン助川:
ええ
相談者:
この車 こういう車だもんでって言って
ドリアン助川:
はい で 彼女からの反応がないわけですね
相談者:
ん・・「なんで返さなあかんの」「私はもらったもんで」みたいな感じで
ドリアン助川:
はあ・・
相談者:
なっちゃってるんですよね
ドリアン助川:
うん もら・・
相談者:
もらった物は 返す必要ないみたいな感じで
ドリアン助川:
その もらったという言い方をするということは あなたは あげるって言ってしまったときあるんですか?
相談者:
いや あげるっという表現も あったかもしれないんですけど・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
だけど 僕的には貸したつもりで ずーっといてたもんでぇ
ドリアン助川:
はい
相談者:
で 一番最初はあの・・じゃあ私が 欲しい車が見つかるまでみたいな感じになってたので
ドリアン助川:
ええ
相談者:
じゃあ それなら それでとは思ってた部分もあって○▽♯・・
ドリアン助川:
そこの車のやりとりに関して彼女と書類を交わしたってことは ないんですね?
相談者:
ないです
ドリアン助川:
はぁはっはっ
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃあ もうホント気軽に 口で
相談者:
そうですね
ドリアン助川:
じゃあ コレ使ったら みたいな感じでもってったと
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん・・わかりました あの・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
その辺の法律の事になると
相談者:
はい
ドリアン助川:
やはり 専門の先生に
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの・・お聞きした方が イイと思いますので
相談者:
はい
ドリアン助川:
では 今日の・・回答者の先生 紹介します
相談者:
はい
ドリアン助川:
弁護士の塩谷崇之先生です
相談者:
はい
ドリアン助川:
よろしくお願いします
塩谷崇之アドバイス
塩谷崇之:
はい こんにちは
相談者:
こんにちは よろしくお願いします
塩谷崇之:
はい えー お話伺いましたけどね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えっと・・まず その 彼女に貸すことについて
相談者:
はい
塩谷崇之:
その元の所有者の・・知人の方というのは
相談者:
はい
塩谷崇之:
それは了承はしてたんですか?
相談者:
あっ了承はしてますね
塩谷崇之:
了承はしてた?
相談者:
はい
塩谷崇之:
ふーん・・無断で貸しちゃったわけではないのね?
相談者:
いや それは違いますね
塩谷崇之:
ふーん・・なるほど
相談者:
はい
塩谷崇之:
で えーと あなた・・が その ま お金の貸し借りにともなってね
相談者:
はい
塩谷崇之:
え 担保で預かってたということなんですけども
相談者:
はい
塩谷崇之:
そこについてね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 何かこう書面とか 書類を
相談者:
ああ借用書は 頂き・ありますね
塩谷崇之:
うん借用書は あるということなんですけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーと その車を担保として預かることについて何か・・
相談者:
あっ
塩谷崇之:
書面は交わしてます?
相談者:
ああ大丈夫です 交わしてます
塩谷崇之:
う・えーと どういう書面を交わしてるんですか?
相談者:
いや あの・・この・借りたお金を返すまで 僕がその・・僕には預けときます みたいな で その間は自由に使ってくださいみたいな感じで
塩谷崇之:
ふーん・・
相談者:
そう書面は 書いてありますね
塩谷崇之:
ふーん・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー・・預けておきますと なってるわけですね
相談者:
はい はい
塩谷崇之:
で えっと あなたの方は じゃ その車を預かって
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー そうすると その知人との関係ではそれはあなた ちゃんと責任を持って
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの保管をしておく
相談者:
はい
塩谷崇之:
義務があるわけですよねぇ
相談者:
はい
塩谷崇之:
ふーん・・で にも関わらず それを 彼女に貸してしまったと
相談者:
はい
塩谷崇之:
で それはまあ・・あ・・その所有者である知人が
相談者:
はい
塩谷崇之:
承諾してるから 構わないだろうと
相談者:
はい・・そうですね
塩谷崇之:
いうことなんですね
相談者:
はい
塩谷崇之:
ふーん・・で その彼女が あ・・車を返してくれない
相談者:
はい
塩谷崇之:
ん その彼女は えっと 電話を掛けても出ないということなんですけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
住所は分かってるんですか?
相談者:
ああ 家とかは全部・・わかってるんですけど
塩谷崇之:
わ分かっている?
相談者:
はい
塩谷崇之:
ふん で えーっと 彼女の・・まあ電話を掛けても出ないということなんですけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーっと 家に・・その 車を返してくれというような そういう手紙を送ったりとか そういうことはしてないですか?
相談者:
は してないですね まだ
塩谷崇之:
してない?ほぅ・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
えっと 彼女の方は えーっと 車を返さないことについて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えっと まず返さないという・う・・意思表示はしてるんですか?彼女は?
相談者:
「もらったもんだもんで 返す必要はないよね」っていう
塩谷崇之:
あっ「もらったもんだ」と言ってるんですね
相談者:
はい
塩谷崇之:
ふん でもあなたは あ・・彼女に「車をあげる」ということは言ってないと
相談者:
いや・あ・まあ・ゆ・そこは・・もう プレゼントっていう意味では渡してないもんで僕自身は
塩谷崇之:
ふーん・・
相談者:
「とりあえず 乗っとけば」っていう形で
塩谷崇之:
ふーん
相談者:
渡してあるやつなもんで
塩谷崇之:
そこは完全に口約束なんですか?
相談者:
そうですね 口約束ですね
塩谷崇之:
ふーん・・「とりあえず乗っとけば」と・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
言って渡した
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん で 鍵も彼女に渡して
相談者:
そうですね
塩谷崇之:
あなたの方は 鍵は持ってないわけですね
相談者:
僕持ってないですね はい
塩谷崇之:
ふーん・・うーん・・で 彼女はそれを お・・、
相談者:
はい
塩谷崇之:
もらったんだというふうに 理解をしてるということですか
相談者:
そうですね
塩谷崇之:
ふぉーん なるほど
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ そうなんであればね
相談者:
はい
塩谷崇之:
まず彼女との関係・・に関しては
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー それは あの 貸したものなのか
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ・・もらった物なのか
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ まあ えーとー あげたもんなのかというね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー という ま じ・どちら が事実として あの・・ま 事実関係がどちらなのかということが
相談者:
はい
塩谷崇之:
一番の問題なので
塩谷崇之:
えー まぁあなたの方は
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ今まで その電話で え・・そういうふうに言ったりね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 口頭で伝えたりしてるだけなんでしょうけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
そこは書面で
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー これは あ・・あなたに貸したものですと
相談者:
はい
塩谷崇之:
だからあなたは あ・・もらったもんではなくて これは か・借りたもんなんだから
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ・・返す必要がありますと
相談者:
はい
塩谷崇之:
で「返してください」と いうことをまず書面でね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー きちんと彼女に 請求した方がイイと思いますね
相談者:
はい・・ああ なるほど
塩谷崇之:
はい
相談者:
内容証明かなんかで ええですか?
塩谷崇之:
そうですね
相談者:
あ わかりました
塩谷崇之:
内容証明で・・えー 出せばイイんでしょう・けれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ その 前にまず 普通の手紙でも構いませんので
相談者:
ああ はい
塩谷崇之:
うん まあ まずは あの きちんと書面でね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー・・これは貸したものだから あ・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
返してくれと
相談者:
はい
塩谷崇之:
いうことを請求することが大事だと思います
相談者:
はい
塩谷崇之:
内容証明で出せれば あの 尚更イイと思いますけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
で それでも返さない場合には
相談者:
はい
塩谷崇之:
やっぱりこの彼女を相手にい
相談者:
はい
塩谷崇之:
い・まあ 訴訟を起こすしかないですよね
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
裁判をね
相談者:
なるほど
塩谷崇之:
うん 彼女が勝手に車を持ってっちゃったんだったら
相談者:
はいはいはいはいはい
塩谷崇之:
警察にね
相談者:
はい
塩谷崇之:
まぁ被害届を出して
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 盗まれたんで何とかしてくださいということはできますけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなた 自分の意思で彼女に渡してるわけですから
相談者:
そうですよね はい
塩谷崇之:
それが返ってこないというだけであると 刑事事件にはならないんですよ
相談者:
はいはいはいはい
塩谷崇之:
ですから あなたは自分自身で
相談者:
はい
塩谷崇之:
返還請求をして
相談者:
はい
塩谷崇之:
で それでも彼女が返還しない場合には
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 民事訴訟を起こすと
相談者:
はい
塩谷崇之:
いう ま そういう流れになってくると思います
相談者:
あ わかりました
塩谷崇之:
はい
相談者:
了解
塩谷崇之:
で えーっと
相談者:
はい
塩谷崇之:
車の・・置き場所・・どこに置いてある・・
相談者:
もうわかってます
塩谷崇之:
わかってるんですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん
相談者:
わかってます
塩谷崇之:
だからまぁ あのホントはね え・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
そうやって裁判をやってる間に
相談者:
ええ
塩谷崇之:
えー その車を また どっかに 他の人に渡しちゃったりとかね
相談者:
はいはいはい
塩谷崇之:
そういうことしないように
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー ま 仮処分というのをやるとね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー ホントは・あの 確実に戻してもらうためにはそういうことをする方が イイんですけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
なかなかね えーこの車のために・・そこまですることは ん・・まあ あの・・自分では難しいと思いますんで
相談者:
はい
塩谷崇之:
まず自分でできることとしては その・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
きちんと書面で 相手に返還請求をする
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 普通の手紙で えー 駄目であれば内容証明で えー 返還請求をする
相談者:
はい・・はい
塩谷崇之:
でその上で えー 返還請求の 裁判を起こすと
相談者:
はい
塩谷崇之:
自分でできることとしては あ・・そのぐらいで
相談者:
ああはい
塩谷崇之:
はい そっから先 確実にこの車を戻してもらうためには
相談者:
はい
塩谷崇之:
まぁ弁護士に相談をしてですね
相談者:
はい
塩谷崇之:
仮処分っていう手続きを
相談者:
はい
塩谷崇之:
お・・取ってもらう必要があるかもしれないですね
相談者:
わかりました
塩谷崇之:
はい
相談者:
了解です
塩谷崇之:
で まあ もう1つは
相談者:
はい
塩谷崇之:
やはり問題なのは
相談者:
はい
塩谷崇之:
その車の所有者との関係で
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの あなたはその 車の お・・元の所有者ね その知人の方
相談者:
はい
塩谷崇之:
との関係では
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ・・きちんと責任を持ってその車を保管しておく義務があったわけですよ
相談者:
はい
塩谷崇之:
で えー それをまあ ゆう・知人・・えー あなたの彼女に貸してしまったと
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ貸したこと自体については
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ・・その知人の承諾を取って いたとはいえね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー それが返ってこない場合には
相談者:
はい
塩谷崇之:
その知人との関係では あなたが責任を負うことになります
相談者:
そうですよね はい
塩谷崇之:
はい ですから 万が一帰ってこない場合
相談者:
はい
塩谷崇之:
には ああ・・ええ・・ま その知人がね
相談者:
はい
塩谷崇之:
え・・借金を完済して
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー「車を返してください」と
相談者:
はい
塩谷崇之:
「担保に出した車を返してください」と言って
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 返せない あの・・その時に車を え・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
戻してあげることができない場合には
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたがその知人に対して 損害賠償の義務を負うことになりますんで
相談者:
ああ わかりました
塩谷崇之:
それは覚悟しておかないといけないですね
相談者:
はい・・わかりました
塩谷崇之:
はい それともう1つ あの・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ・・えーっと今 あ・・その彼女が乗っている
相談者:
はい
塩谷崇之:
う・・車でですね
相談者:
はい
塩谷崇之:
何か事故か何か起こした場合には
相談者:
どうなるんすかね?
塩谷崇之:
うん あのあなたとか
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー ま たぶん知人の男性のところまではいかないとは思いますけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー あなた・の方にね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー その責任がいく場合もありますんで
相談者:
ああ やっぱりか
塩谷崇之:
そこは気を付けた方がイイと思いますよ 運行共用者ということでね
相談者:
ああ わかりました
塩谷崇之:
はい あの・・ま 知人の男性の方は 彼女とは直接の知り合いでもないでしょうし
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 彼女に い・・その知人の男性が
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ 彼女に直接貸したわけではない・でしょうから
相談者:
はいはいはい
塩谷崇之:
えー ま そこまでの 法的な責任を負うことは あ・・あまりないとは思いますけれども
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい ただ あ・・そうは言ってもね 何かもし事故があってね
相談者:
はい
塩谷崇之:
例えばその知人の・・お・・女性が あ・ち・すいません えっと 彼女がね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 事故起こした あ・・彼女が
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 例えばその意識不明になってしまったと
相談者:
はい
塩谷崇之:
いった場合には 当然 その・・元の所有者
相談者:
はい
塩谷崇之:
車の名義人である知人の男性のところにいろいろ お・・連絡がいったりする
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
ま それは当然そうですよね
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい
相談者:
そうですね
塩谷崇之:
だから そういう形で あの・・あなたの お・・まぁお金を貸した知人の方も お・・この事件に巻き込まれる可能性はありますんで
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい で そうなった場合には
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ・・まぁその お・・あなたがね
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー 車を貸した ま 本人として
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー あなたの責任っていうのは生ずると共に その 知人との関係でも あなたが責任を負うことになることも ありますんで
相談者:
ああ わかりました
塩谷崇之:
はい そこはもう覚悟していただくしかないと思います
相談者:
はい わかりました
塩谷崇之:
はい
相談者:
はい すいません ありがとうございます
ドリアン助川:
もしもし
相談者:
はい
ドリアン助川:
よろしいですか?
相談者:
はい すいません ありがとうございますぅ・・
ドリアン助川:
はい 失礼します
相談者:
すいません 失礼します
管理人のちょっとひと言
担保に車を取り上げて・・・で、どうなる?
お金を返してもらえなくても、自分の物にはならないよね。
せめて、譲渡証明書と委任状、印鑑証明書を添付してもらっておかないと(印鑑証明書には有効期限がありますが)
で、車検や自賠責保険とか、どうする?
代わりに払ってあげるのかな?
それに任意保険って、どうなってるんだろう?
悪いけど、そんな車、怖くて乗れない。
ちょっと思ったんだけど、人身事故をやったとして、無保険車だとすると、自腹になるわけで、所有者に責任が行くとして、借用書を出されたら、どうなるんだろう?
現状の、保管義務者は、相談者だと、はっきり明示されちゃってるわけだ。
なんとも杜撰な、管理だこと。
そんなんだから、調子に乗って、貸しちゃった。
あげたつもりはないって言ってるけど、歯切れが悪い。
たぶん、俺の物になるから、お前にやるよ!
みたいな事、言ったんじゃないのかな。
そうは言ってもこの話
事実上の占有してるのは彼女なので、勝手に車を持ち出すと窃盗になるんですよね
だから、今の車の保管場所から勝手に持ち出すと、残念ながら警察が出てきますよ。
これ、民事不介入と勘違いすると、まずいよね。
彼女は、盗んで車を乗っていったわけじゃないんだから。
ま、面倒だけど、塩谷先生の言う通りに手続きしないと駄目ってことだけど。
やる気、なさそう。
彼女の方が、ずる賢そうだから、逆に正当な手段を講じる方が、いいと思うぞ。
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