テレフォン人生相談
ドリアン助川


テレフォン人生相談 2019年10月2日(水)
パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:中川潤(弁護士)
75歳男性から、約50店舗の商店街の監査役をしている相談者、会計担当が先代から集めてきた積立金と、助成金、併せて1140万円のお金を横領、使い込み分を大袈裟にしたくなくて、役員との間で借用書を書いてもらい返済してもらうことに、ただ、滞っているが、監査役としてどうすればいい?

目次

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今日の相談・商店街のお金を横領された

相談者は75歳男性、約50店舗からなる商店街の監査役をしている。

ドリ助:今日はどんなご相談ですか?

相談者:あのぅ、わたしどもの商店街の・・お金を・・横領したっていうか、使い込みを・・されちゃったので、わたくし・・監査役をやってまして、どういうふうに対処していったらいいか?

ドリ助:まだそのぅ・・つまり事件にはなってないわけですか?

相談者:はい。

ドリ助:発覚したという段階ですね?

相談者:はい。

ドリ助:でぇ、ある商店街の監査役をしてらっしゃる、どれぐらいの規模の商店街なんでしょう?

相談者:商店街としては50・・店舗ぐらいな・・はい。

ドリ助:どういう性格のお金ですか?

相談者:昔から、先代の方々から、少しずつ・・貯めてきた・・お金なんですけども。

ドリ助:その商店街の、会員というか、お店やってる皆さんが、払うお金ですね?

相談者:はいそうです。

ドリ助:どれぐらいの額ですか、具体的には?まず1店舗、どれくらい収めなきゃいけないんですか?

相談者:最近はあのぅ・・街灯・・の電気料金とかですね、防犯カメラの、料金とか、商店街のお付き合いのお金とか、5つか6つぐらいの商店街がありまして、その商店街の中のお付き合い、新年会だとか・・そういう会とかで使ってる・・お金なんですけども。

ドリ助:ふぅーん・・

相談者:集めてるお金は大体・・月・・5、6万ぐらいのお金なんですけどね。

ドリ助:全部で・・ってことですね?

相談者:そうです。

ドリ助:はいはい・・あの、1店舗6万ってことじゃないですね?

相談者:あ、違います。

ドリ助:年間、70万円ぐらい?

相談者:そうですね。

ドリ助:うん、それが今まで・・累積して今、どれぐらいのお金になってたんですか?

相談者:え・・今まで、1100・・140万ぐらい・・ですね。

ドリ助:1140万の蓄えがあったわけですね?

相談者:そうです。

ドリ助:はいはい、それが・・

相談者:はい。

ドリ助:誰によって横領され、どれくらい減っちゃったんですか?

相談者:3つ、4つ・・銀行さんに預けていた定期預金がですけども・・それが・・定期預金が全部なくなったってことなんです。

ドリ助:定期預金ってなかなか、個人でやってる定期預金もね、あの引き降ろしにくいんですよ。

ドリ助:しかもこういう組織のお金であると・・これ簡単になくなるっていうの・・は、ちょっと理解できないんですけども。

相談者:最初に・・商店街をLEドリ助:化にするために、600万ぐらい・・必要・・だったもんで、それを、定期を崩して支払って、それから・・あの、助成金っていうの、おりるわけですね。

ドリ助:はい、はい。

相談者:そのぅ・・おりたお金が・・

相談者:あるく日に・・おろされたっていう・・

相談者:貯金に入ったお金ですね。

ドリ助:はぁい、定期預金分と助成金なくなったということですね?

相談者:そうですねぇ・・

ドリ助:これ併せていくらですか?

相談者:え・・ですからそれが1100万ぐらい。

ドリ助:ああ・・じゃあほとんどなくなっちゃったんだ?

相談者:はぁい、あとあの、小さいお金は・・

相談者:普通預金には入っているんですけども。

ドリ助:えーっと、でもまぁ、その中・・から、LEドリ助:は600万でたんですよね?

相談者:はい。

ドリ助:じゃあ、残りの540万ぐらいが・・

相談者:はい、防犯カメラを、つけましてぇ。

ドリ助:ええ。

相談者:防犯カメラもそれで使ったんですけど、おりた瞬間・・次の日におろされたって感じなんです。

ドリ助:でぇ、それは防犯カメラのために使われたんですか?

相談者:使いました。

ドリ助:という事はその、全部がそのおろした人に渡ったわけじゃなくて?

相談者:普通預金に入るわけなんですね・・その・・助成金っていうお金が。

ドリ助:あっ、助成金は普通預金に入るんですね?

相談者:はぁい、それでぇ・・おろされたってわけです。

ドリ助:うーん・・一個人が、つまりおろしてるってことですよね?

相談者:そうなんですよ、あのぅ・・

ドリ助:その人はズバリ誰ですか?

相談者:会計さんです。

ドリ助:で、会計さんが・・商店街のために使うお金の時におろすわけですね?

相談者:はい。

ドリ助:でぇ、え・・かかる費用以外のものを・・着服してるってことですね?

相談者:わたしは、あのぅ・・監査をやってたもんで、その会計さんも凄く親切な方なので・・

ドリ助:ええ・・

相談者:え・・まぁ、ほとんど信用してですねぇ・・まぁ、そこの商店街の会長さんも、信用して、皆さん信用してたんですけども、今回その定期預金・・「なんでもってこなかったんですか?」って言ったら、「なくしたら大変だから・・うちにしまってあるよ」っていうことですねぇ・・監査が出来なかった、確認できなかったんですね。

ドリ助:うーーん・・

相談者:そいでぇ・・ま、今回の相談は、わたし・・の、監査としての立場を、これからどうしたらいいのかっていうことを、ちょっとご相談したいと思うんですけども。

ドリ助:この会計の方は長年・・この会計をやってらした方?

相談者:やってました。

ドリ助:でぇ・・「うちにしまってある」と?

相談者:はい。

ドリ助:うーーん・・でぇ、それ、確認はされなかったんですか?

相談者:あまりにも・・「しまってある」「しまってある」って言うので・・

ドリ助:はい。

相談者:え・・3年ぐらい前に・・

相談者:そこに家に・・見して・・もらおうって言うんで・・2人で、お伺いしました。

ドリ助:はい。

相談者:そんときには・・実は会社の運営が上手くいかなくて借りたっていう・・ところで・・こう、嘘つかれちゃってですねぇ・・

ドリ助:ああ・・

相談者:最終的にはその、な、誰かの・・なんか、保証人かなんかになって、その保証人の人が亡くなっちゃって。

ドリ助:ええ。

相談者:でぇ、どうしても負債を・・やんなくちゃならないってことで・・なんか使ってっていう話を、この前、それはまた、ホントか嘘か、わかんないんですけど。

ドリ助:あ、でも、そういう話はもう出てるんですね?

相談者:はぁい。

ドリ助:本人から?・・うーん・・

相談者:はぁい、まぁ、わたし達に、商店街の人達にはみんな、こう・・出鱈目な嘘を言って・・わたしが立場として言うと、会長がなんで会計さんのハンコは渡さなくちゃなんないの?っていうことは言いました。

ドリ助:ふぅーん・・

ドリ助:まぁ、これしかし、この通りであればもう、事件ですねぇ。

相談者:そうなんです・・それでぇ・・一応まぁ・・内密にっていうことで・・借用書を書きましてぇ・・

ドリ助:はぁい。

相談者:でぇ、月に・・20万ずつは毎月払いますっていう、その拇印とサインをいただいたんですけども。

ドリ助:ええ。

相談者:2ヶ月は・・払っていただいたんですけども、あと2ヶ月は、ご無沙汰しちゃって・・催促したら「今、お金ないから待って」ということで、でぇ、5、5回目の・・時には、15万だけもってきました。

ドリ助:うん・・横領発覚して本人も認めた段階で、警察に行こうという、そういう考えにはならなかったんですか?

相談者:まぁ、あまりにもひどかったら行くよりかないよね・・っていう・・形・・なんですけども、小さい商店街なので・・はぁ(ため息)・・

ドリ助:ええ、あんまりそういうふうにしたくなかった?

相談者:あんまり・・まぁ・・とにかく・・ま、商店街だけじゃなくて町会のほうも貢献してでいただいているので・・あんまり・・大げさにしたくないよねっていうのは・・わたし達の考え方だったんですけど。

ドリ助:じゃあ今、今後、どうすべきか?ということですよね。

相談者:はぁい、そうなんです。

ドリ助:監査役として。

相談者:監査役として。

ドリ助:はい、わかりました、え、今日の回答者、弁護士の中川潤さんです、よろしくお願いします。




中川潤アドバイス

中川潤:お話・・そしては、今、伺ってるとね、監査役の立場でどうすべきかっていうより、もう・・3年前には全てはわかってて。

相談者:はい。

中川潤:大事な事はそのぅ・・商店街のそのぅ・・会費を納めておられるメンバーの方、みなさんはもう、全員ご存知なんですね、これ?

相談者:そうです、はい知ってます。

中川潤:うん、そうすると監査役としてどうするかじゃなくて、商店街としてどう対応するかって、そういう話ではないですか?

相談者:あ・・商店街としてですね、はい。

中川潤:冒頭、監査役としてとおっしゃったんで、あなたがたまたま見つけて、皆さんがまだご存知なくて、どうしよう?って思っておられるのかなと思って聞いてたんだけど、そういうことではないんですね?

相談者:えへへ・・ああ、ああ・・そうですか、はぁい、はぁい。

中川潤:商店街の皆さんも全部、彼が使いこんじゃっってると・・

相談者:あ・・あの商店街の皆さんというか、役員さんだけですね・・ごめんなさい。

中川潤:他のメンバーの方、ご存知ないんですか?

相談者:あのぅ・・徐々に話はしてます。

相談者:休みの日が全然違うので、集まるって事はあんまり・・できないんで・・でぇ・・集まる人だけが役員になって・・まぁ、6人ぐらいなんですけど、お話して、「みんなに発表しないとマズイね」ってことで・・今・・呼びかけてはいるんですけども。

中川潤:もともと1140万ぐらい、あったお金が・・わずかな金を残して、なくなってて、でぇ、そん中で、LED化とか防犯・・カメラの、費用が、あ・・必要だったんで・・

中川潤:その時に定期を取り崩して普通預金に入れた時に、一緒におろして使われたと、そ、そういう流れなんでしょう?

相談者:そうですねぇ・・

中川潤:だ、それは相当前なんでしょう?たぶん?

相談者:はい・・そうですね、あのぅ・・わたしが・・監査になったんで、それから3年ぐらいしてから、LED化・・と・・防犯カメラを、2年ぐらい・・置いてからやり始めたんですけども・・その後から・・

相談者:ってことなんです。

中川潤:そもそもいつ解約されて、いつどうなったかっていうところの、事実関係の確認は?

相談者:あります、貯金通帳コピーしてありますので・・いつおりて・・

相談者:助成金がおりて、いつ・・使ったかっていうか、おろしたかっていうのはわかります。

中川潤:助成金の分だけが使われているんですか?

相談者:うーーん・・

中川潤:さっきあの、定期預金の・・

相談者:ええ。

中川潤:含めてって・・

相談者:そうですね。

中川潤:助成金、全額が出るわけじゃないでしょう?

相談者:そうですね・・はい。

中川潤:一部助成でしょう、ストックの、その定期預金・・それを解約して、普通預金にいったん入金されますよね。

中川潤:でぇ、そっから引き出してるわけでしょう?

相談者:そうですね。

中川潤:そっちのほうも、ぅ・・その時なんですか?

相談者:そん時です。

中川潤:ああ・・

相談者:ほとんど、同じ・・日ですね。

中川潤:じゃあ、そっから推測すれば、あなたが監事に・・就いた時には、おそらくちゃんとあった可能性の方が高い・・

相談者:ああ、最初はそうですよ。

中川潤:でねぇ、そのぅ・・まぁ、Aさんとしましょうかね、会計担当の・・そのAさんが使い込んだことがわかって・・で、その時点でね・・事柄はちょっと、役員だけの問題ではないんだから・・貸した形にして・・月々の返済の約束をしてしまうこと自体が・・

中川潤:ちょっと役員としてはやり過ぎだと思うんですよ。

相談者:ああ、ああ・・そうですか?

中川潤:そのこと自体が・・そんな約束を役員さんだけでやってしまうこと自体が、実は問題だったと思いますよ。

相談者:ああ・・そうですか?

中川潤:そりゃそうでしょう、皆さんのお金だもん、あの役員さんっていうのは、皆さんから信頼されて、お金だけじゃなくて、その諸々の事の決めごとやなんかを・・

中川潤:あのぅ・・お手伝いしてるってそういう立場じゃないですか。

相談者:はい。

中川潤:でぇ、ましてやお金のことになれば・・それが、その会計担当の役員なんでしょう?

相談者:はい。

中川潤:役員の一人の不始末が、わかったらそこで、オープンにしてどうする?っていう話にしないと・・

相談者:ああ・・そうですねぇ・・

中川潤:まずおかしいと思う。

中川潤:これ、はっきり言って犯罪なんですよ。

相談者:はい。

中川潤:だけど、今の時点で、使い込みってことで・・横領だって言って、警察屋さんにもっていったとしてもねぇ・・ねえ?

相談者:はい、はい。

中川潤:数年前に・・あのぅ・・それ、ま、それ、僕は越権だと思うけど・・役員さんが・・ある種の和解類似の、示談類似のね。

相談者:はい。

中川潤:「月々返済すればええよ」・・みたいな、約束事を・・してしまってるっていうことが・・

中川潤:逆に、今問題にして、例えば、警察もっていったって事件性・・について、極めて動きづらくなるというか、という状況に、なって、しまって、いる・・んですよね。

中川潤:でもねぇ・・あのだからって言って、この状態を続けるわけにはいかないから・・やっぱり皆さん全員をお集まりいただいて、事の状況をご説明して、でぇ、あの、お忙しいからそれぞれに、徐々にお話していくってそんな話じゃないですよ、これ。

相談者:なるほど。

中川潤:桁が違うもん、5万、10万の話ならともかく・・ねぇ、役員の間でねぇ・・あのぅ・・補填しようかってね、監督責任もあったからっていうんで、***の話かもしれないけれども・・

相談者:はぁい・・

中川潤:その、1000万全額じゃないにしても、半分だって500万じゃないですか。

相談者:そうですねぇ・・

中川潤:まず、やっぱり、そういう月々の返済の約束にしたこと自体が・・おかしいんで、その約束自体が効力あるかどうか、実はもう、問題なんですよ。

相談者:ああ、そうですか。

中川潤:そんな権限ないもん。借用書っていう形をとること自体も問題なんですよ。

相談者:ああ・・そうですよねぇ。

中川潤:だからそこで詫び状を書かせて、非を認めさせたて、ねぇ、それで・・あのぅ・・願い書かなんかで、月々・・なんぼ・・ずつ、埋め合わせ、あの、払っていきますっていうね、一方的な文書なら、まだ、まだしもなんですよ。

相談者:ああ・・

中川潤:それを・・その商店街との間の借用書みたいな感じになってるんでしょう?

相談者:ええ・・

中川潤:それってすごい、おかしな処理なんですよ。

相談者:ああ、そうなんですか?

中川潤:だから、あの、現状ではすべてをつまびらかにして・・あのぅ・・商店街のみなさん・・で、どうするかと、全員でそこはもう、はっきりさせないとマズイと思いますよ。

相談者:それはあまりにもちょっと金額が大きいんで・・わたし達、素人がどうしたらいいだろうかって・・

中川潤:逆ですよ、金額が大きいから、大きいから役員の中だけで収めてはいけなかったんです。

相談者:そうですねぇ。

中川潤:皆さんのお金なんですから。

相談者:はぁい、そうなんですよね。

中川潤:でぇ、役員っていう立場は、託されてるんだから、信頼されてる立場なんだから。

相談者:そうなんです。

中川潤:その信用を逆に裏切ることになりますよ。

相談者:はい・・そうですねぇ。

中川潤:ねえ。




ドリアン助川まとめ

ドリ助:もしもし?

相談者:はい。

ドリ助:いずれにしましても次のステップに進まれて、今そのモヤモヤしてるお気持ちというのをね。

相談者:はい。

ドリ助:一回、それをそのぅ・・した・・方がいいと思うんですよね。

相談者:はい。

ドリ助:次のステップに進むことでまた、やるべきことも明らかになってきますし。

相談者:ああ、そうですね、はぁい。

ドリ助:ええ、それをされてください。

相談者:ありがとうございます。

ドリ助:はい、失礼します。

相談者:すいません、どうも、ありがとうございました。

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