テレフォン人生相談 2019年12月19日(木)
パーソナリティ:柴田理恵
回答者:塩谷崇之(弁護士)
57歳男性から、10年ほど前に父が他界、母が3ヶ月ほど前に他界し、自身は独身で一人になってしまった。結婚する気もないので、今後の人生設計についてお伺いしたい。
目次
孤独な57歳男性、後顧の措置を憂う
相談者は57歳男性(独身・会社員)父は10年ほど前に他界、母は3ヶ月ほど前に他界。再婚の父は前妻との間に娘(姉と思われる)がいるが、遠方で疎遠。
柴田理:もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:あっ、もしもし?
柴田理:こんにちは。
相談者:こんにちは。
柴田理:今日はどんなご相談ですか?
相談者:え・・わたくしの。
相談者:え・・今後の人生設計・・ということで・・
柴田理:あ、あ・・
相談者:お伺いしたいんですが。
柴田理:はい、えっとあなた今、おいくつですか?
相談者:57歳です。
柴田理:57・・えっと、ご結婚なさってますか?
相談者:え・・独身です。
柴田理:独身・・はい。
柴田理:えっと、じゃあ、ご両親はいらっしゃるんですか?
相談者:父はですねぇ。
柴田理:はい。
相談者:約、10年ほど前に亡くなりました。
柴田理:あ、ああ、そうですか。
相談者:ええ。
柴田理:お母さまは?
相談者:母は・・
柴田理:はい。
相談者:3ヶ月ほど前ですかね。
柴田理:ああ・・
相談者:亡くなったんですよ。
柴田理:そうですか。
相談者:ええ。
柴田理:あらじゃあ・・お寂しいですねぇ。
相談者:そうですねぇ。
柴田理:うん・・ご兄弟は?
相談者:ええ、わたくし・・一人だけなんですよ。
柴田理:あ、じゃあ今・・
柴田理:お一人だけ・・に、なられたんですねぇ。
相談者:そうです。
柴田理:はい、はい。
相談者:はい。
柴田理:お仕事は?
相談者:えっと、会社員です。
柴田理:会社員・・はいはい。
相談者:はい。
柴田理:でぇ、人生設計というのは、どういうことでしょうか?
相談者:えーっと、具体的に言いますと。
柴田理:はい。
相談者:今、現在もう、身体・・丈夫なんですけども。
柴田理:はい。
相談者:えーっと、一応わたくし・・
柴田理:はい。
相談者:え・・約・・60歳で・・定年を迎えるんですよ。
柴田理:はい。
柴田理:はい。
相談者:それで、迎えた後。
柴田理:はい。
相談者:まぁ、両親はもう、亡くなったんですけども。
柴田理:はい。
相談者:まぁ、亡くなる・・生前から、「後のことは頼むよ」ってことで。
柴田理:はい。
相談者:母・・や、わたくしが・・
柴田理:はい。
相談者:まぁあのぅ・・後片付けをして。
相談者:それでぇまぁ、過ごしてきたわけなんですが。
柴田理:はい。
相談者:えーっと、その母も亡くなって。
柴田理:はい。
相談者:わたくしがあのぅ・・亡くなった時に。
柴田理:うん。
相談者:じゃあ、僕のことあと頼むよ・・っていう・・人が周りに居ないんですね。
柴田理:はぁい。
相談者:いわゆるあのぅ・・まぁ、お通夜、葬儀はやるかどうかは別として。
柴田理:うん。
・・
相談者:わたくしがじゃあ、病院で亡くなったとすれば。
柴田理:うん。
相談者:わたくしの遺体を運んで。
相談者:少なくとも火葬にしなくちゃならないじゃないですか。
柴田理:はい。
相談者:そういうことをやって・・いただけると言う方が・・
相談者:心当たりがないんですよ、頼む方が。
柴田理:ご親戚とかは・・
相談者:えーっとですねぇ。
柴田理:どなたかいらっしゃるんですか?
相談者:あの、父はあのぅ・・再婚でして。
柴田理:はい。
相談者:えーっと、前妻さんとの間に・・
相談者:娘さん、一人居るんですよ。
柴田理:ああ、ああ・・はい。
相談者:でぇ・・
相談者:それでまぁ、遠方に住んでおられるんですけど。
柴田理:うーーん・・
柴田理:です・・
相談者:ま、そのぅ・・方とはもう、父の相続・・のこと、片付けなければいけないということで。
柴田理:はい。
相談者:えーっと一度・・お会いして。
柴田理:はい。
相談者:それは、無事終了したんですけども。
柴田理:あ、ああ・・はい。
相談者:まぁ、その方・・
・・
相談者:とも会ってからもう、一切、連絡もとってませんし。
柴田理:はぁぁ・・はい。
相談者:よく・・遠くの親戚よりも、近くの他人って・・ねぇ。
柴田理:うん・・・
相談者:言うもんですからねぇ。
柴田理:はい。
相談者:まぁあのぅ・・僕が亡くなった時にいろいろ・・
相談者:頼むっていうのも、なにかなぁ・・っていうこともあるんですよ。
(スタジオ内で小声で何か話している)
柴田理:まあ、ねぇ・・
・・
柴田理:でぇあのぅ・・じゃあ、例えば・・
柴田理:おじさんとか、おばさんとか、そういう方は?
相談者:あっ、あのぅ、父の・・兄弟?
柴田理:いとことか・・うん、はい。
相談者:妹・・
・・
相談者:なんかはいるんですけども。
柴田理:うん。
相談者:その***とも、仲が悪くて。
柴田理:あっ、ああ・・
相談者:普段から疎遠なんですよ。
柴田理:じゃあ、あんまり、親戚・・とも、そんなに・・仲良くな・・仲良くしてないっていうかね、やっぱり・・ちょっと・・
相談者:そう・・そうですね。
柴田理:疎遠にしてらっしゃるんですね。
相談者:でぇ僕が亡くなるときは、当然その、おじさん、おばさんも、もう当然ね。
柴田理:うん。
相談者:失礼ながら、亡くなっていると思うもんですから。
柴田理:ああ、そうですね、いとこもね。
相談者:ええ、そうすっと、その子供や孫っていうことになりますよね。
柴田理:うん。
相談者:その人達とも・・あんまり会いたくないものですから。
柴田理:はあああ・・
相談者:頼んでね。
柴田理:ああ、そっか・・
相談者:そいでぇ・・僕の・・後を頼むよ・・っていう・・こともね。
柴田理:うん。
相談者:そういうこともアレですし、母の方も・・
柴田理:うん。
相談者:親戚が・・遠方に居るもんですから。
柴田理:あ、ああ・・
相談者:もう、頼めるような状況じゃないんですよ。
柴田理:なるほど。
相談者:ええ、母の・・兄弟とは比較的、良好なんですけれど。
柴田理:はい。
相談者:如何せん、遠くに居るものですから。
柴田理:ああ、なるほど。
相談者:ええ。
柴田理:っていうか・・もう、その、57歳で。
相談者:ええ。
柴田理:ご自分が亡くなられたこと心配してらっしゃるんですけれど。
相談者:あっ、あ、そのねぇ。
相談者:それぇ・・そういうふうに思われてるかもしれないんですけれど。
柴田理:はい。
相談者:いずれはそういう時、来るんですよね。
柴田理:いずれはね。
相談者:ええ、それねぇ・・
柴田理:うん、そうなんですけれど。
相談者:ええ。
柴田理:57歳だったら。
柴田理:これから結婚・・ってことも、考えられるんじゃないですか?
相談者:うん、まぁね、そういうふうに思われるかと思うんですけれど。
柴田理:はい。
相談者:まぁ、僕はもう・・このまま一人で、いいっていうふうに。
相談者:決めつけてるわけじゃないんですけど。
柴田理:はぁい。
相談者:性格上、そういうタイプなもんですから。
柴田理:ああ、なるほど。
相談者:そういう生き方なんだなっていうふうに・・
柴田理:あっ・・
相談者:僕自身が思ってるもんですから。
柴田理:ああ、わかりました。
相談者:ええ。
柴田理:結婚を、なさる気は、ないわけですね。
相談者:ええ・・まったくありません。
柴田理:ああ・・なる、なるほど。
相談者:はい。
柴田理:そしたら・・
相談者:ええ。
・・
柴田理:例えばねぇ。
相談者:ええ。
柴田理:遺言とかでぇ。
相談者:ええ、ええ。
柴田理:散・・骨とか、いろいろあるじゃないですか、自分のこの・・
柴田理:終い方のね。
相談者:そうですね。
柴田理:選択。
相談者:ええ。
柴田理:そういうことを・・なさるとかっていう方法もあるけど、まだわたしねぇ、ん、ん・・
柴田理:亡くなる時のこと、考えんの早いような気がするんですけど、違いますかねぇ?
相談者:ええ、そうですね。
柴田理:うん・・
相談者:それでぇ、まぁ・・
相談者:先だって、ちょっと、うちの・・両親の・・墓のあるご住職に。
柴田理:はぁい・・その、うん。
相談者:え・・ちょっと、お話・・したんですよ。
柴田理:はい。
柴田理:はい。
相談者:お話だけでもね。
柴田理:うん。
相談者:聞いてもらうと助かるということで。
柴田理:うん。
相談者:聞いてもらいました。
柴田理:はい、はい。
相談者:ええ。
相談者:でぇ、それ以外にね。
相談者:あのぅ・・誰か・・
相談者:最期に・・あのぅ・・看取ってやってくれる方が・・ね、例えば行政でもあるのかなぁ?とかね。
柴田理:うん。
相談者:知識がないものですから。
柴田理:うん・・
相談者:ちなみに。
柴田理:はい。
相談者:それらのことを、すべてやって・・
相談者:くれる・・方が。
柴田理:うん。
相談者:まぁ、身内なのか、他人なのかわかんないんですけど。
相談者:そういうこと・・が、やってくれる方がおられるんだったら。
柴田理:うん。
相談者:その方に全て、相続してもらいたいな・・っていう気持ちなんですよ。
柴田理:ほうう・・
柴田理:あ、いろいろ・・相続なさる・・なさってなっしゃるいろいろなものが・・お有りなんですか?土地とか・・そういうものとか・・
相談者:あっ、えーっとねぇ・・
相談者:土地・・と、まぁ、預金だけですね、あとは、何もないです。
柴田理:うん・・ああ・・なるほど。
相談者:ええ。
・・
柴田理:うん・・
相談者:まっ、とにかく・・
・・
相談者:いろいろ最期、看取ってもらって。
柴田理:うーん・・
相談者:それでじゃあ、亡くなったって連絡が入ったなら。
相談者:ちょっと引き取ってね。
相談者:それでお通夜、葬儀・・まぁ、そういうのをやってもらうかどうかわかんないけども、とにかく火葬してもらってねぇ。
柴田理:ああ。
相談者:そういう・・ことで、後始末してくれるっていう方がね、それが・・
相談者:身内・・かもしれないし、身内じゃないと思うんですけども。
柴田理:うん。
相談者:他人、あるいは行政かもしれないんですけど。
柴田理:うん。
相談者:どういうルートがね、あるのかなぁと思ってまして。
柴田理:はあ・・
・・
柴田理:じゃあ、今日のご相談は、そういういろんなルートを・・
柴田理:知りたいってことですか?
相談者:ま、そういうことですね。
柴田理:はああ・・
相談者:ええ。
柴田理:はい。
柴田理:わかりました。
相談者:はい。
柴田理:え、今日の回答者の先生は、弁護士の塩谷崇之先生です。
柴田理:先生、お願いします。
コメント一覧
コメントする