テレフォン人生相談 2020年1月16日(木)
パーソナリティ:柴田理恵
回答者:大原敬子(幼児教育)
55歳女性から、2ヶ月くらい前に義母が他界、その1週間くらい前から大人しくて人見知りの夫が豹変、暴言を吐くようになる。49日を前に「家を出ていけ」と言うようになり、1週間ほど前に家を出て親戚の家に身を寄せている。
目次
義母の死を境に暴言を吐くようになった夫
相談者は55歳女性、夫は61歳、夫婦で農業を営んでいる。娘二人(長女29歳・次女27歳)は家を出ている。2ヶ月ほど前に義母(姑)が他界。
柴田理:もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:あっ・・
柴田理:こんにちは。
相談者:こんにちは、よろしくお願いします。
柴田理:はい・・今日はどんなご相談ですか?
相談者:あ、あのぅ、夫のことなんですけれども。
柴田理:はい、え、あなたおいくつですか、今?
相談者:わたしは55歳です。
柴田理:はい、旦那さんは?
相談者:61歳です。
柴田理:はい・・お子さんいらっしゃいますか?
相談者:はい、おります、二人おります。
柴田理:はい。
相談者:えーっと、長女が29。
柴田理:はい。
相談者:はい、次女が、え・・27。
柴田理:27歳・・
相談者:えーっとみな、家を離れてます。
柴田理:あっ、そうですか、はい。
相談者:はい。
柴田理:旦那さんのことってなんでしょうかねぇ?
相談者:あっ、あのぅ・・ですね。
柴田理:はい。
相談者:え、二ヶ月・・ぐらい前に。
柴田理:うん。
相談者:主人の、お、母が亡くなりましてぇ。
柴田理:はい。
相談者:そのぅ・・前から、なんか主人が・・
相談者:普通に会話して、わたしと会話していても。
柴田理:うん。
相談者:急に、言葉尻を掴んで。
柴田理:うん。
相談者:あの、暴言吐くように・・なったんです。
柴田理:旦那さんが。
相談者:はい。
柴田理:ぅ、ご自分のお母さんが亡くなられてから急にですか?
相談者:亡くなる・・
相談者:一週間ぐらい前から・・
柴田理:うん。
相談者:なんかそんな感じ・・情緒不安定かな?・・っては、思ってたんですけども。
柴田理:うん、うん。
柴田理:うーん、うん。
相談者:そのぅ・・亡くなってから、そして特に、あのぅ・・
相談者:そういう・・暴言っていうか・・ええ。
柴田理:えっ?暴言って具体的にどんな感じですか?
柴田理:例えば?
相談者:う・・「今のはなんだ?」って。
相談者:「何を言っているんだ?!」みたいな感じで。
相談者:あのぅ・・
柴田理:お二人で話ししてる最中に?
相談者:すごく、目つきもキツクなり。
柴田理:うん。
柴田理:うん。
相談者:「お前に何が分かる?」
相談者:そして後、昔のですね、こと、例えば10年くらい前・・のこととか。
柴田理:うん。
相談者:え、20年くらい前のことを持ち出して。
柴田理:うん。
相談者:そのことを・・いろいろわたしに責めてくるんです。
(わん、わん)
柴田理:これまではそんな・・
相談者:あっ、あのぅ・・
柴田理:不仲ではなかったんでしょう?
相談者:まぁあのぅ・・喧嘩、することはよく・・
柴田理:うん。
相談者:わたし達は、の、農家ですから。
柴田理:はいはい。
相談者:二人で、やっ・・まずやってるんですけども。
柴田理:はいはい。
相談者:具体的に疲れたりして・・いると・・
柴田理:うん・・うん。
相談者:やはりあのぅ・・ちょっとした、ことでぇ・・
柴田理:うん・・
相談者:そのぅ・・言い争いとかはあったんですけども。
柴田理:うんうん。
相談者:今のような・・1週間とか10日、口利かなかったりぃ。
柴田理:うん。
相談者:例えばあのぅ・・「出て行け!」って言う事も・・言われまして、わたし。
柴田理:うんうん。
相談者:でぇ、あのぅ・・義理の、母が・・
柴田理:うん。
相談者:亡くな・・って・・2週間くらい経ったときに。
柴田理:うん。
相談者:え、「お前はもう出て行け」って言われましてぇ。
柴田理:突然?
相談者:ええ、それの、理由も・・
相談者:わたしもちょっと・・わからない・・
相談者:かったし。
柴田理:うん。
相談者:それでぇ、まず・・その義理の母の四十九日が過ぎるまで、わたしは絶対あのぅ・・
相談者:この、母の、義理の母のために。
柴田理:うん。
相談者:供養し・・
相談者:すると思って。
柴田理:うん。
相談者:まず、我慢してた・・
相談者:んですね。
柴田理:うん・・うん、ふん。
相談者:ところが、その四十九日前にも・・
柴田理:うん。
相談者:急に普通の会話をしててぇ。
柴田理:うん。
相談者:あのまた、言い争いっていうか、その・・
相談者:今のことはなん・・なんなんだ?っていう言葉が・・
柴田理:うん。
相談者:ホントに、「わたし今、何を言った?」って・・
柴田理:うーん・・
相談者:あのぅ、問い返しても。
柴田理:うん・・
相談者:何が気に入らなかったんだか?もう・・今度は、「四十九日過ぎたら出て行け」って。
柴田理:あ、あーん・・
相談者:ただ・・言われましてぇ。
柴田理:うーん・・
相談者:でぇ、だんだんわたしも・・母が亡くなって、二人っきりになってしまったのでぇ。
柴田理:うん・・
相談者:なんか・・
相談者:夫の顔を見るのも・・
柴田理:うん、うん・・
相談者:やはり怖いような・・
柴田理:うん・・
相談者:ええ。
柴田理:それまでは、あの・・義理のお母さん・・と、一緒に暮らしてらっしゃったんですか?
相談者:はいそうです。
柴田理:ああ・・じゃあ、一緒に義理のお母さんと・・あのぅ・・あなた達ご夫婦で・・
相談者:はい。
柴田理:その、なんかやってらっしゃったんですねぇ?
相談者:そうですねぇ、ええ。
柴田理:じゃあ、その義理のお母さん、あなたは・・じゃあ、仲良かったですね?
相談者:あのぅ・・すごく、仲が・・いいっていう・・
相談者:わけ・・わけではないって言ったらおかしいですけども。
柴田理:うん、なる・・うん、う、うん。
相談者:でも病院連れて行ったりとか。
柴田理:うーん・・
相談者:あの、食事の面とか・・
柴田理:うん。
相談者:まぁホントに、あのぅ、一応、気を使ってぇ。
柴田理:ねえ。
相談者:自分ではあのぅ・・ちゃんと・・あの、面倒は・・看た・・つもりではいるんですけども。
柴田理:うん・・
相談者:夫にしたら、それもちょっと、不満だったようで。
柴田理:お、おお・・
相談者:ええ。
柴田理:これあの・・
・・
柴田理:旦那さん・・がね。
相談者:はい。
柴田理:急にこのぅ・・
柴田理:「お前に何がわかる」みたいに、言うようになったっていうのは。
相談者:はい。
柴田理:あの、娘さんたちには、ちょっと・・お話なさいました?
相談者:あっ、ええっと、子供達にもこの状況は・・
柴田理:うん。
相談者:ええ、話してます。
柴田理:言ったら、なん・・て言ってます?
相談者:そして実際あの・・
相談者:娘たちも帰ってきたのでぇ。
柴田理:うん。
相談者:その時に、夫と、娘たち・・三人で。
柴田理:うん。
相談者:話をしたようなんですけども。
柴田理:うん・・うん。
相談者:あの、やっぱり娘たちの話は・・聞かなかったっていうか・・
相談者:まぁ、「何がわかるんだ?」みたいな感じだと思うんですけども。
柴田理:聞き・・ああ・・じゃあ全然娘さんたちのことは聞き入れてくれない?
相談者:ええ。
柴田理:うーん・・
相談者:ですからあのぅ・・今は、あの、親戚の家に、おります。
柴田理:あっ、ああ、ああ・・じゃあお母さんだけもう、出て来ちゃったんだ。
相談者:はい。
柴田理:それは、いつのことですか?
柴田理:いつから出てきた・・
相談者:1週間くらい前です。
柴田理:1週間前?でぇもう・・
相談者:そしてですねぇ、あと・・
柴田理:うん・・
相談者:ちょうど・・母が、義理の母が亡くなった時に・・
柴田理:うん。
相談者:あのぅ・・姉の・・
柴田理:うん。
相談者:夫から・・
柴田理:うん、姉の夫っていうのは?
相談者:義理の兄ですね。
相談者:義理の兄から・・
柴田理:うん。
相談者:今まであの、農業で苦労してきたのでぇ。
柴田理:うん。
相談者:欲しい物とかあったら・・
柴田理:うん。
相談者:あのぅ・・投資するから、それを買いなさいって言われたんですよ。
相談者:それでぇ、あのぅ・・400万・・する・・あの重機を買ったんですね。
柴田理:あっ、はぁいはぁいはぁい。
相談者:はい。
柴田理:はい。
相談者:そしたら・・そっからもう・・なんか、夫の・・気分がすごく高まって・・この仕事をして、アレもして・・こっちもして、あっちもしてみたいな感じでぇ。
柴田理:うん。
相談者:「そんなに一回に出来ないよ」って、周りが言っても。
柴田理:うん。
相談者:全然聞き入れずに。
柴田理:うん。
相談者:ええ。
相談者:あの、逆に・・「なんで俺の気持ちがわからないんだぁ?」みたいな感じでぇ。
柴田理:うーーん・・
相談者:ええ、興奮してきてぇ。
柴田理:うん・・
相談者:でぇ、泣きだしたり・・あと、机叩いたり・・みたいな。
相談者:今までは、全然本当に大人しく・・あの、どっちかっていうと人見知りもするタイプですし。
柴田理:あ、あーん・・
相談者:大人しく真面目に、ホント、仕事だけしてきた人なんでぇ。
柴田理:うん。
相談者:ええ・・親戚の・・人も。
柴田理:うん。
相談者:あのぅ、夫と会って話して。
柴田理:うん。
相談者:今までとは違うから、ちょっと・・病気・・じゃないか?ってことでぇ。
柴田理:うん。
相談者:精神科の先生に・・
柴田理:うん。
相談者:相談してみたんです。
柴田理:はい・・はいはい。
相談者:ええ、そしたら・・実際、診察はしてないからわからないんですけど。
柴田理:うん・・
相談者:聞いた限りでは・・
相談者:躁鬱病・・
相談者:なんか、今は躁鬱病とは言わないみたいなんですけども。
柴田理:うん、うん・・
相談者:それに近いんじゃないかっていうことで。
柴田理:うん・・
相談者:出来るだけ早く、あのぅ・・
相談者:精神科・・の方を・・受診するように・・ってことは・・
相談者:ええ、言われてきました。
柴田理:あ、ああ・・
柴田理:じゃあちょっと・・先生に聞いてみましょうかね。
柴田理:今日の回答者の先生は、幼児教育研究の大原敬子先生です。
相談者:はい。
柴田理:先生よろしくお願いします。
コメント一覧
この相談者の夫って、情けない野郎だなあ。
自分の気持ちくらい素直に言えばいいじゃん。
その努力を怠っていていきなり「出ていけ!」は無いだろ。
人としていかがなものか?
こういうタイプの人って、自然を相手の仕事だから何とか務まるけど、人とかかわる仕事には向かないだろうな。
奥さんに出ていかれて一番困るのは自分自身だろうに。
回答者も言ってたように、この相談者にとっての救いは、周りに理解してくれる人々がいてくれることだね。
コメントする