テレフォン人生相談 2020年2月8日(土)
パーソナリティ:今井通子
回答者:野島梨恵(弁護士)
59歳男性から、相談者はトラック運転手、駐車中のトラックにぶつかり自損事故、会社から修理代を請求すると言われたが払わなければいけないのか?パワハラのひどい会社で辞めたいが・・
目次
同僚のトラック巻き込み自損事故
相談者は59歳男性、妻は55歳、子供四人は独立。7年前からトラック運転手に、元は大手企業のサラリーマン。
今井通子:もしもし・・テレフォン人生相談です。
相談者:あっ、こんにちは。
今井通子:こんにちは。
今井通子:今日はどういったご相談ですか?
相談者:えーっと、わたくしあのぅ・・トラックドライバーをしておりましてですね。
今井通子:はい。
相談者:先だって・・車を・・
相談者:自損事故であててしまいまして。
今井通子:あらぁ・・
相談者:ええ、それにともなって、会社から・・請求・・が・・来るであろうと、いうようなことを、そこの会社の、え・・番頭さんに言われて、して・・それでぇ・・
相談者:現在、それが責任で。
相談者:えーっと、だいたい二週間の停職ってことで言われておるんですけれども。
今井通子:はい。
相談者:自宅待機で、今、おる状態なんですわ、はい。
今井通子:はい。
相談者:はい、それと・・あのぅ、会社入ってからすぐにですね、もう、パワハラがスゴイところでぇ。
今井通子:はい。
相談者:なかなかそれも・・精神的にも・・キツイなと思って・・
相談者:辞めたいなぁ・・とは考えておるんですけども。
今井通子:はい。
相談者:その、お金のこともあって。
今井通子:はい。
相談者:ええ、どうしたらいいのかな?と・・思って、あの、ご相談に・・お電話させていただいたんですけど。
今井通子:うん?・・その、どうしたらいいな?っていうのは?お金は、要するに・・
相談者:はい。
今井通子:あなたが払わなきゃならないってことね?
相談者:ええ。
相談者:それが・・払う必要があるのかどうか?
今井通子:あっ!
相談者:っていうのと・・
今井通子:うん。
相談者:ええ。
相談者:あのぅ・・一応・・車の・・保険は入っておるということで。
相談者:聞いておって、保険で全部、修理代の方は賄っておる、らしいんですけども。
今井通子:はい。
相談者:ええ、ほいでぇ、その・・番頭さん曰く・・
相談者:え・・2、300万の請求が、うちの会社から行くぞ・・っていうようなことを・・言われとるもんでぇ。
相談者:ホントにそれがあった時に、払わないかんのかなと?保険・・がきいとるにも関わらず、払う必要があるんかな?と。
今井通子:はい。
相談者:はい・・それがちょっと今、一番心配なとこなんですけども。
相談者:ええ。
今井通子:でぇ、今、二週間は・・
相談者:はい。
今井通子:会社にはじゃあ、行ってないわけですか?
相談者:ええ、あのぅ・・しゅ、出社停止になってますね。
相談者:はい。
今井通子:なるほど。
相談者:はい。
今井通子:え・・まずちょっと、お歳はおいくつですか?
相談者:はい、59歳です。
今井通子:59歳。
相談者:はい。
今井通子:奥さま、いらっしゃる?
相談者:はい、おります。
今井通子:おいくつ?
相談者:え、50・・
・・
相談者:5(55歳)ですね、はい。
今井通子:55歳・・
相談者:はい。
今井通子:あのぅ・・お子さんは?
相談者:え、四人いますけど、皆、独り立ちしてぇ・・
相談者:はい。
今井通子:じゃああの、ご自宅にはあなたと奥さまとしかいらっしゃらない?
相談者:そうです、その通りです、はい。
今井通子:なるほど。
・・
・・
今井通子:でぇ・・トラックの運転手さんは・・何年ぐらいやってらっしゃるんですか?
相談者:ええっと・・53からしてますから、約7年目に入ってくるねぇ、はい。
今井通子:その前はなにをやってらしたの?
相談者:その前はあのぅ・・
相談者:普通の・・
相談者:大手企業の方に・・
相談者:いてました。
今井通子:ああっ・・なるほど、あの・・
相談者:はい。
今井通子:ドライバーをしてらしたわけじゃない?
相談者:じゃないですね、まったく・・違うとこですねぇ、はい。
今井通子:ふん、ふん、ふん、ふんふん。
相談者:はい・・普通の、サラリーマンを・・
今井通子:はい。
相談者:やってました、はい。
・・
・・
今井通子:これ・・
今井通子:事故は・・初めて?
・・
相談者:ええ、初めてですね、はい。
今井通子:自損事故っておっしゃいましたよねぇ?
相談者:そうですねぇ、はい。
今井通子:なんか塀にぶつかったみたいな?
相談者:駐車場を・・
今井通子:はい。
相談者:会社の駐車場を出て。
今井通子:はい。
相談者:え・・道路に出る時に。
今井通子:はい。
相談者:一緒のように・・その会社の・・車が・・縦列駐車で停まっておるんですけども、そのぅ、場所の助手席側の、車に向いて・・あのぅ、こすってしまったと。
相談者:ええ、ハンドルを切るのが早かったんですね、たぶん、ええ。
今井通子:ふぅーん・・あっ!
今井通子:じゃあ、大した事故じゃないのね?
相談者:じゃないけども、トラックはけっこう・・はい。
今井通子:うん。
相談者:金額が・・かかるもんですね、そのぅ・・あの、修理屋さんに聞いたら、僕の、車の・・修理代だけでまず200万ぐらい。
・・
・・
相談者:はい。
今井通子:ああ、そんなにかかるんですか?
相談者:ええ、あのぅ・・まぁ、あのぅ・・
今井通子:だって、こすっただけでしょう?
相談者:じゅ・・10トンの、あのぅ・・あの、横開け式のね。
相談者:よく道路走っとる・・あの、大型のトラックなんですけども。
今井通子:はい。
相談者:その、あの、羽根の部分って、僕ら、よく言うんですけども。
相談者:そこは一枚、ごっそり替えると、だいたい・・部品だけで140、50万・・
今井通子:うんうんうんうん。
相談者:大きいのですと、200万って・・言われてますねぇ、はい。
今井通子:ふぅーん・・
相談者:はい、ほいでぇまぁその、あててしまった会社の同僚の車は・・だいたい5、60万かかるだろうと。
今井通子:うん・・
相談者:はぁい。
今井通子:と、全部で250、60万?
相談者:そうですねぇ、はい。
今井通子:でぇ、まぁ、だけど・・保険があるん・・ですよね?
相談者:ええ。
相談者:保険を、使うということで、そこの修理屋さんには・・聞いてます、保険会社がもう既に確認・・に来たと。
今井通子:うん。
相談者:いうことで聞いとるんですけども。
今井通子:なるほど。
相談者:はい・・はい。
今井通子:でぇ、結局、そうすると、あなたとしては・・
相談者:はい。
今井通子:あの、一番心配なのは、その、実際に自分が出さなければならないお金はいくらか?っていうのと。
相談者:はい。
今井通子:そのお金を出す必要があるか?っていうことなんですか?
相談者:そうですねぇ、それと、あのぅ・・退職を、したいと。
今井通子:うん。
相談者:ええ、あのぅ、パワハラも・・
相談者:受けてますもんでぇ。
今井通子:はい。
相談者:ええ、もうなかなか、おれるようなとこじゃないなぁ・・って、いうので、精神的にもずいぶん・・今・・うん、追い込まれとるっちゅうか・・うん。
相談者:そんな形ですねぇ、はい。
相談者:はい。
今井通子:いや、そのぅ(苦笑)・・退職をしたいっていうのは、車ぶつけて・・た、ためっていうこと?そうじゃなくて?
今井通子:もうだって・・
相談者:それも・・
今井通子:7年もいらしたわけでしょう?
相談者:いや、あのぅ・・そこへ来るまでに。
相談者:トラックドライバーとして、三か所ぐらいおったんですわ。
・・
今井通子:じゃあ、じゃあ・・
相談者:違うところに。
今井通子:ここには7年、いらしたわけじゃないんだ?
相談者:違うですね、はい。
今井通子:え、このぅ・・会社には何年目?
相談者:え・・一ヶ月ですね、一ヶ月、経ったとこですね。
今井通子:あっ・・そういうことなんですね(苦笑)。
相談者:はぁい。
今井通子:はい・・まだ一ヶ月。
相談者:はい。
今井通子:ということなんですね。
相談者:そうですね、はい。
今井通子:うん・・
今井通子:なるほど。
今井通子:でぇ、その前は、あ、じゃあ、どっかの・・他の会社で・・やってらしたの?
相談者:そうです、ええ、はい。
今井通子:でも、そうすると、他の会社で、やってらして、そこを辞めたのはなぜ?
相談者:あのぅ・・給料が・・
今井通子:うん。
相談者:思ったより、あの・・安かって。
今井通子:うん。
相談者:ほいでぇあのぅ・・以前・・
相談者:おった、運送屋の知り合いの方が。
今井通子:はい。
相談者:ここの会社は、こうこうこうで、給料がいいよと。
今井通子:うん。
相談者:「どうや?一度、行ってみいひんか?」っていうその・・知り合いの紹介で、行かしていただいたのが、今の会社ですわ、はい。
今井通子:ああ、じゃあその前は、ずっとそのぅ・・給料が安い会社にいらしたの?
相談者:そうですね、はい。
・・
今井通子:ああ・・でぇ・・ちょっと会社を移ってみたら・・
今井通子:パワハラが、ひどいってことになっちゃった?
相談者:あっ、そうですねぇ、ええ、もう、初日からびっくりしました・・ええ。
今井通子:それどういうふうに?
相談者:あのぅ、例えばですねぇ、あのぅ・・その事業の方で、事務の・・総括の女の方・・なんですけども。
今井通子:はい。
相談者:え、わたしの・・
相談者:履歴書の写真を見て。
今井通子:はい。
相談者:「この人やったら間違いないっていうことで、わたしが一応保証させていただいのにもかかわらず・・あなたはペテン師ですねぇ」ということ言われましたね、はい。
今井通子:え?ちょっと待って。
今井通子:最初に・・
相談者:はい。
今井通子:事務方の・・
相談者:はい。
今井通子:ま、一番偉い人?
相談者:そうですね、はい。
今井通子:うん、が、偉い女性のかた?
相談者:ええ、はい、はい。
今井通子:から・・
相談者:はい・・最初に見とるかぎりでは、あのぅ・・なにも問題なさそうな人やったのに。
今井通子:うん。
相談者:うちのシステムに、の、連絡もなかなかしてけぇへんし。
今井通子:うん。
相談者:ええ、あのぅ・・いろいろ目に余ることが。
今井通子:うん。
相談者:あの、あなたには、発生しとるもんで、あなたには騙されたと。
今井通子:うん。
相談者:ほいでぇ・・あなたみたいな人は、ホントにペテン師やっていうようなことを、みんなの前で言われましたねぇ、はぁい。
・・
・・
今井通子:今の話ってぇ。
相談者:はい。
今井通子:事実無根なですか?
・・
・・
・・
相談者:事実無根って思いますよ、全然、ほんなん僕、あの、嘘、嘘ついてしたこともないし・・ええ。
今井通子:いやいや・・
相談者:ぜんぜん・・
今井通子:連絡が・・ちゃんとして・・
・・
・・
今井通子:連絡してこなかったとか。
相談者:あのねぇ・・
相談者:あのねぇ、ええっと・・
相談者:い・・いろんな事がある毎に、タイミングで、電話をするようになっとる会社なんですわ。
今井通子:はい。
相談者:ええ、それが・・あのぅ・・一回、二回と、あの連絡が・・遅れた・・
相談者:時に・・
相談者:そういうふうなことを、会社に戻ってきて・・
相談者:言われたんですねぇ・・ええ、ほんでぇ、あのぅ・・
今井通子:あ、じゃあ、事実があるのね?
相談者:あります。
今井通子:はい。
相談者:あります・・ええ。
今井通子:なるほど。
相談者:はい。
今井通子:でぇ・・そうすると、今までのお話の中から・・もう一度伺いますけれど。
相談者:はいどうぞ。
今井通子:今日の・・
今井通子:この、ご質問はなんですか?
相談者:はい、正直もう、この会社を辞めたい。
今井通子:はい。
相談者:ほんでぇ、え・・辞める時にたいして、その車の修理代等なんかの請求があった時には・・
相談者:それは、払わなくてはいけないのかと。
相談者:いうのが・・
相談者:あって、それの相談です・・はい。
今井通子:わかりました。
今井通子:今日はですねぇ。
相談者:はい。
今井通子:弁護士の、野島梨恵先生がいらしてますので・・
相談者:はい・・はい。
今井通子:伺ってみたいと思います。
相談者:はい・・
今井通子:先生、よろしくお願い致します。
相談者:お願いします・・すいません。
コメント一覧
先ずは労働基準監督署に相談に行くことです。
たいていはそこで解決できるはず。
それでもらちが明かなかったら、野島先生のアドバイスのように弁護士に頼るという順序でしょうね。
会社の番頭さんが言ってることは裁判になったら通りません。
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