テレフォン人生相談 2020年2月24日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:中川潤(弁護士)
50歳女性から、10数年前に離婚し子供なく一人暮らしの女性から、20数年来の友人と疎遠になってしまった。お互いに我が強い同士だったが、お互いの家を行き来したり旅行したり仲が良かった。次は本当に心から話せる同性の女性の友達が欲しいのだが。
加藤諦三氏の〆の言葉『心の底を打ち明ける。それが癒しです。』
目次
心から話せる女友達が欲しい
相談者は50歳女性、10数年前に離婚し、子供はいない。一人暮らし。
加藤諦三:もしもし?
相談者:はい、もしもし?
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:はい。
加藤諦三:最初に、年齢を教えてください。
相談者:はい、50歳です。
加藤諦三:50歳・・
相談者:はい。
加藤諦三:結婚してます?
相談者:いや、あのぅ・・一度結婚したんですけれども。
加藤諦三:はい。
相談者:え・・今は一人です。
加藤諦三:えーっと、離婚してからどのくらいですか?
相談者:離婚してもう、10数年経ちます。
加藤諦三:10数年?
相談者:ええ。
加藤諦三:でぇ、お子さんは?
相談者:居ません。
加藤諦三:居ません、はいわかりました。
相談者:ええ、はい。
加藤諦三:でぇ、どんな相談ですか?
相談者:え、あのぅ・・20年来、お付き合いしていた女友達と。
加藤諦三:うん。
相談者:ちょっと疎遠になってしまってぇ。
相談者:ちょっと・・二人で、買い物に行った時に。
加藤諦三:はい。
相談者:え、わたしもちょっと・・自分中心なところがあるのでぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:その態度が、彼女にとっては、気にくわなかったというか。
相談者:「あなたの事、友達だと思ってないから」とか言われてぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:「うちにも来なくていい、電話もしなくていい」
相談者:「もう友達だと思ってないから」って・・言った感じで、こう・・
相談者:繋がりがなくなってしまったというか・・
加藤諦三:疎遠になったというよりも。
相談者:ええ。
加藤諦三:疎遠というよりももう・・要するに・・友達関係が終わったという・・
相談者:うーーーん・・
加藤諦三:ふうに相手から言われたということですね。
相談者:まぁそうなんですけれども。
加藤諦三:うん。
相談者:ま、彼女も結構我の強い性格の方で。
加藤諦三:うん。
相談者:まぁ年下なんですけれども、わたしより歳が。
加藤諦三:うん。
相談者:なのですが、やっぱり女同士って難しいじゃないですか、やっぱりいろいろと。
加藤諦三:うん、まぁ、ただ人間関係・・
相談者:ええ・・人間関係・・
加藤諦三:女同士も男同士も、男と女も、まぁ・・
相談者:うーん・・
加藤諦三:難しいですよねぇ。
相談者:まぁ、男性の方がさっぱりしてると言いますか・・
加藤諦三:うん。
相談者:くだけた感じで、まぁ、お話は出来るんですけど、女性っていうのは、結構、人の悪口言ったりとか影でぇ。
加藤諦三:ええ。
相談者:だからあっちも影で、なんか彼女に言われてぇ、些細なことで言われてるのかな?とか・・
加藤諦三:うん。
相談者:ちょっといろいろ被害妄想的な事を。
相談者:ちょっと考えて・・しまう時もあるんです。
加藤諦三:ん?被害妄想的なことは、あなたが、考えて、しまうことがある?
相談者:そうですね、わたしばかりがなんか酷い思いをしてるんじゃないかとか、マイナスなね、損な役回りっていうか、損な性格してるんじゃないかとか。
加藤諦三:ええ。
相談者:そう思ってしまってぇ。
加藤諦三:ええ。
相談者:なん・・なんて言うんですか?だから・・
相談者:いつも被害者っていうのか・・そういう・・
加藤諦三:うん。
相談者:うん・・
・・
加藤諦三:うん。
相談者:マイナスな負の気持ちが。
加藤諦三:うん。
相談者:なんか芽生えてしまうというか。
加藤諦三:うん・・
相談者:うん、だからもう、人間不信って言うより、もう、とにかく人と付き合うのは面倒?
加藤諦三:うん。
・・
相談者:な、気持ちになってしまう時が・・たびたびあってぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:親にも言われるんですけど、「みんな人間、孤独な生き物なんだから」・・って・・
加藤諦三:うん。
相談者:言うんですけれども。
加藤諦三:うん。
相談者:でも孤独だけどもやっぱり・・いつも孤独じゃつまらないし、やっぱり友達って、大事ですよね?
加藤諦三:そりゃあ、だってぇ・・
相談者:うーーん・・
加藤諦三:やっぱり人との繋がりが・・
加藤諦三:人生だから。
相談者:ええ・・
相談者:だから・・
・・
相談者:うーん・・なんかそれが途絶えてしまうともう・・なんか人間じゃなくなってるような感じがして。
加藤諦三:うん・・
相談者:だからなんて言うんですか?その心の繋がりが彼女と出来てないと言いますか・・
加藤諦三:うん・・うん。
相談者:表面的なことから・・
加藤諦三:うん。
相談者:あのぅ、表情とかでぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:あのぅ、わたしのことをね。
加藤諦三:うん。
相談者:悪く言うんです、例えば仮面を被っているとか。
加藤諦三:うん。
相談者:そういう言葉を浴びせられたこともありましたし。
加藤諦三:うん。
相談者:でぇ結構、わたしなんかその女友達になんて言いますか・・だから影で虐げられてるような・・
加藤諦三:うん。
相談者:うんなんかそういう感じが、気がするんですけれども。
加藤諦三:うん・・
相談者:ホントの友達として向き合ってないんじゃないかって、彼女の事を。
加藤諦三:うん。
相談者:もう・・贅沢・・
加藤諦三:さっきあなたの言葉だと、20年来の女の友達っていうふうな事を・・
相談者:20年続いたんです、友達で、よくうちにも遊びに来ましたし、わたしも彼女の家に・・遊びに行って、訪れたりはしてました。
加藤諦三:ふぅーん・・
相談者:出かけたりとか、一緒に・・車で、ドライブしたりとか。
加藤諦三:うん。
相談者:すごく・・仲良かったんですよ。
加藤諦三:うん・・
相談者:彼女の気持ちを察しながら付き合ってきたつもりなんですけれども。
加藤諦三:うんうん。
相談者:やっぱりお互い・・我が強い・・ところっていうか・・
加藤諦三:うんうん。
相談者:ありましてぇ。
・・
相談者:え・・
加藤諦三:だから・・
相談者:ええ・・
加藤諦三:友達、友達と言うけれども・・
相談者:はぁい。
・・
加藤諦三:本当に心を許した友達ではなかったんではないの?
相談者:うーーん・・
相談者:そう・・ですねぇ、まぁ・・
相談者:なんて言うの?過去の秘密というか・・
加藤諦三:うん・・
相談者:あまり言えないことを・・
加藤諦三:うん・・
相談者:隠したがる・・人だったので。
相談者:だから打ち解けられないっていうかもう・・なんて言うのかなぁ?親友・・っていう感じじゃなかったってことですか?じゃあ、20年来は?
相談者:じゃあ、今までの20年間は何だったでしょうか?
相談者:その理解し難い彼女の性格が謎でぇ・・
相談者:隠し事をしてるんじゃないかっていう、お互いに。
加藤諦三:うんお互いにね。
相談者:ええ・・
加藤諦三:でぇ、今日のあなたの相談っていうのはどういうことなの?
・・
相談者:うん・・だから・・
加藤諦三:その、20・・う・・うん。
相談者:女友達、だからホントに心から話せる女友達が欲しいってことです。
加藤諦三:あっ!その・・自分の気持ちを打ち明けて・・
相談者:はい。
加藤諦三:付き合える友達が欲しいということですね。
相談者:そうです、はい。
加藤諦三:はい、それでは、あの、今日はスタジオに・・
加藤諦三:大変、経験豊富な、弁護士の、中川潤先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
相談者:はい・・はい。
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