テレフォン人生相談 2020年2月26日(水)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:回答者:田中ウルヴェ京(メンタルトレーナー)
43歳女性から、子供を怒り過ぎてしまう。怒り出すと止まらない。ヒステリー、パニックのようになってしまうのをどうにか止めたい。頭ではわかっているけれど、自分の機嫌、夫の機嫌などで度合いが違ってくる。
加藤諦三氏の〆の言葉『あなたが目を逸らしたがっていることは何ですか?』
目次
子供を怒りだすと止まらない
相談者は43歳女性、夫は33歳、子供は三人、長女9歳(小学4年生)、長男4歳、次男2歳。
加藤諦三:もしもし?
相談者:はい。
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:こんにちは。
加藤諦三:こんにちは、最初に、年齢を教えてください。
相談者:はい、43歳です。
加藤諦三:43歳・・
相談者:はい。
加藤諦三:結婚してます?
相談者:はい、しています。
加藤諦三:え・・ご主人何歳ですか?
相談者:33歳です。
加藤諦三:33歳・・
相談者:はい。
加藤諦三:お子さんは?
相談者:9歳、小学校4年生、女、4歳、男。
加藤諦三:はい。
相談者:2歳、男です、はい。
加藤諦三:でぇ、え・・どんな相談ですか?
相談者:子供を。
相談者:怒り過ぎてしまう。
加藤諦三:ぐたい・・具体的に言うと、こんなことでカァーっとなって・・
相談者:あっ・・はい。
加藤諦三:ぶっちゃう?うん。
相談者:些細なことで怒り過ぎてしまってぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:でぇ、怒りだしたら、止まらなくなってしまうんです。
加藤諦三:止まらないねぇ、はい、はい、はい。
相談者:はい。
相談者:ヒステリーとかパニックみたいな感じで。
加藤諦三:はい。
相談者:自分でもほんっとに嫌になってしまうんですけども。
加藤諦三:はい。
相談者:これを、どうにか、止めたいんです。
加藤諦三:でぇ、良くない事だともう・・わかってるわけですよね?
相談者:わかってます。
加藤諦三:はい。
相談者:頭では。
加藤諦三:叱ってしまうっていうのは・・どの程度?
相談者:その時の。
加藤諦三:うん。
相談者:それも問題だと思うんですけど。
加藤諦三:うん。
相談者:その時のわたしの機嫌とか。
加藤諦三:うん。
相談者:あとは、夫の機嫌の悪いときとか・・
加藤諦三:うん。
相談者:日によって・・
相談者:その度合いがまた違ってくるんですね。
加藤諦三:ああ、そりゃ、そりゃそうでしょうね。
相談者:はい、そうです。
加藤諦三:要するに問題は別に、子供がなんかしたか・・ってことが原因じゃないからね。
相談者:あっ・・ああ、はい。
加藤諦三:こっち側の感情が問題だからね。
相談者:あ、はっ、そうです、はい。
加藤諦三:はい、はい。
相談者:そう思います。
相談者:はい。
加藤諦三:んでぇ・・
加藤諦三:この9歳4歳2歳・・全員・・の・・
相談者:はい。
加藤諦三:子供に対してそうですか?
相談者:特に・・
加藤諦三:特に?
相談者:長女・・
加藤諦三:長女?これ9歳?
相談者:長女・・9歳、女の子で。
加藤諦三:ええ。
相談者:特に、自分の、小さい頃、見てる、よう・・な感じ、自分と被ってしまって、余計イライラしてしまう・・
加藤諦三:あ、ああ・・
相談者:のと・・
加藤諦三:自分の小さい頃と・・
相談者:はい。
加藤諦三:あのぅ、似ているっていうのは、どういうことですか?
相談者:ん、似ているというか、わたしはよく親に・・「だらしない」とか言われてて。
加藤諦三:うん。
相談者:育ってきてぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:やっぱり。
相談者:それは子供であるから今かん・・なんて言う、普通・・
加藤諦三:うん。
相談者:例えば、洗濯を・・たたまないでぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:あのぅ・・
相談者:な、そこに、脱ぎっぱなしにしてるとか。
加藤諦三:うん。
相談者:宿題をやらないでダラダラしてるっていうのが、普通のことだと思うんですけど。
加藤諦三:うん。
相談者:それを目にすると、とっても、怒ってしまうとか。
加藤諦三:うん。
相談者:「あなたはだらしないのよ!」って怒ってしまったりとか。
相談者:あの、習い事をしているのですが・・
加藤諦三:うん。
相談者:習い事の練習を毎日しないといけないんですけど。
加藤諦三:うん。
相談者:それをやっぱり、さぼったりとかすると。
加藤諦三:うん。
相談者:「あなたはそうだから・・」
相談者:その・・
相談者:「コンクールで、上に行けないのよ」とか・・
加藤諦三:うん。
相談者:「だから落ちる・・試験に落ちるのよ」とか。
加藤諦三:うん。
相談者:どうしても、そういう傷つく言葉を言ってしまうんですね。
加藤諦三:傷つくような・・でぇ・・
相談者:はい。
加藤諦三:たとえ・・なんかあの・・褒められるような、立派なことをしたとしても。
相談者:はい。
加藤諦三:それはぜ・・あの、あなた***・・き、気が付かないっていう場合も多いでしょう・・が、ほとんどで・・
相談者:あっ、そうです、はい、多いです。
加藤諦三:多いですよねぇ?
相談者:はい。
加藤諦三:でぇ、だいたい、わかって褒め・・は、しないですよね。
相談者:あっ・・
相談者:そうなんです、褒めないでぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:その、小さい・・裏にある小さい・・そんなところはいいけれど、もっと、別の嫌なところ、嫌なところ、出来てないところを突いてしまいます。
加藤諦三:を・・見つけて言うんですね。
相談者:はぁい。
加藤諦三:それで、こんな・・ことしちゃダメだと。
相談者:はい。
加藤諦三:思って止めようと思っても、止められないんですよね。
相談者:そうなんです、止められないんです。
相談者:はい。
加藤諦三:なんで、でも、止められないんだと思います?
相談者:わたし自身の解釈としては・・
加藤諦三:うん。
相談者:な、こういう怒り方になったのは・・
加藤諦三:うん。
相談者:わたしの親がこうだったから、親のせいにしたいとか。
加藤諦三:う・・
相談者:なんか自分のせいって認めたくないっていうか・・
加藤諦三:認めたくないね、うん。
相談者:自分のな・・はい。
相談者:自分の中に問題があると・・認めたくない。
相談者:あとは、認めてしまってぇ・・
加藤諦三:うん。
相談者:普通に、普通にな、なってしまうと。
相談者:ああ・・怒ることにたぶん、快感みたいのを覚えてしまっているのかもしれないです。
加藤諦三:快感という・・
相談者:快感と言うか、それで、は、は、はい。
加藤諦三:**か、す、救いですよね?
相談者:ああ・・そうかもしれないです。
加藤諦三:怒ることに救いがあって、認めてしまったら、ホントに世界がもう、崩壊するような感じだもんね。
相談者:ああ・・
相談者:そうかもしれないです。
加藤諦三:うん・・
相談者:自分じゃなくなるみたいな感じが***・・
加藤諦三:そうそうそうそう、自分じゃなくなる。
相談者:はい。
加藤諦三:その前にちょっと、考え・・伺いたいの、夫との関係は?
相談者:は(わ)・・
相談者:表面上、いいのかもしれないですけれども。
加藤諦三:うん。
相談者:っていうか、今は落ち着いたって言ったほうが・・
・・
相談者:せい・・正しいのかもしれないです、け・・
加藤諦三:表面上は・・
加藤諦三:た、な・・
相談者:はい。
加藤諦三:うまくいっている?
相談者:はたから見たら・・まぁ、普通の夫というか、表面上はっていうか、はい。
加藤諦三:はい。
加藤諦三:お母さんと、あなたと、あなたのお母さんとの関係っていうのは、どうだったの?
相談者:は(わ)・・
相談者:良くないと思います。
加藤諦三:良くなかった?
相談者:はい。
加藤諦三:良くなかったっていうのは・・
相談者:はい。
加藤諦三:ど、ど、どういうことか?あなた、あのぅ・・
相談者:はい。
加藤諦三:喧嘩は出来ないで、黙らされたほう?
相談者:いや、わたしはもう、とってもはっ・・なんて言うんでしょう?そこでも・・大声上げて。
加藤諦三:うん。
相談者:お母さんに抵抗・・抵抗してっていうか、「うるさい!糞ババア!」とか・・
相談者:もう激しい・・子だったと思います。
加藤諦三:うん・・
加藤諦三:すっと、お父さんとの関係は?
相談者:ああ・・はい、もう、最悪・・で・・
加藤諦三:うん。
相談者:それこそち・・父はもう・・
相談者:じ、自営業とは名ばかりでぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:もう、お酒を飲んで給料も入れないでぇ・・
加藤諦三:はい。
相談者:でぇ、酒乱でぇ・・母に暴力ばっかふってぇ。
加藤諦三:はい。
相談者:その、小さい頃から(泣)・・こんなしゃ・・
加藤諦三:うん・・あのぅ・・
相談者:*****・・
加藤諦三:アルコール依存症みたいなもんか?
相談者:あっ・・そうです、そうです。
加藤諦三:そうですねぇ。
相談者:はい。
加藤諦三:はい、わかりました、まぁ、そういう環境の中で育って・・今・・
加藤諦三:こういうことで悩んでる。
相談者:はい。
加藤諦三:でぇ、こ、この自分では・・
加藤諦三:悪いとわかりながら・・
加藤諦三:止められないんだけれども・・
相談者:はい。
加藤諦三:どうしたらいいですか?っていう相談ですね?
相談者:そうです。
加藤諦三:はいわかりました。今日はあの、シンクロの銅メダリストでメンタルトレーナーの、田中ウルヴェ京先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
相談者:はい。
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