テレフォン人生相談 2020年2月28日(金)
パーソナリティ:今井通子
回答者:高橋龍太郎(精神科医)
53歳女性から、高校二年生になる一人娘は、中高一貫校で進学校に通っているが、ネットで知り合った友達と一緒にアイドルを追っかけて、成績がビリから数番。一度娘は辞める決心をしたのだが、それを母親が止めた。止めずに辞めさせた方がよかったのか?
目次
成績が下がりっぱなしの娘
相談者は53歳女性(正社員)、夫は56歳、中高一貫校に通う高校二年生の一人娘。
今井通子:もしもし・・テレフォン人生相談です。
相談者:もしもし?
今井通子:はい。
相談者:あ、宜しくお願い致します。
今井通子:はぁい、こちらこそ・・今日はどういったご相談ですか?
相談者:えーっと、高校二年生になる娘との、関係です。
今井通子:はい。
・・
相談者:中高一貫校の・・
今井通子:はい。
相談者:えーっと、進学校に通わせてるんですけども。
今井通子:はい。
相談者:え・・
相談者:まぁ、ずーっと成績が下がりっぱなしの中で、大揉めに揉めましてぇ。
今井通子:ええ。
相談者:今ですねぇ・・え・・わたしとはあまり関りたくないと。
・・
・・
今井通子:はい?
相談者:いう状況で、ま、食事も、まっ一緒にはとってはいません。
今井通子:あ、ああ・・ん、あっ、まず、あなたおいくつ?
相談者:はい、53です。
今井通子:53歳。
相談者:はい。
今井通子:ご主人は?
相談者:50・・6ですね。
今井通子:56歳・・
相談者:はい。
今井通子:お子さまは、この・・
相談者:一人です。
今井通子:一人?
相談者:はい。
今井通子:でぇ・・
相談者:でぇ、そのぅ・・
・・
相談者:わたしが怒ってることというのが。
今井通子:はい。
相談者:成績が、まぁ、非常に悪いんですね。
・・
今井通子:はい。
相談者:学年でぇ・・
相談者:ビリから5%です。
今井通子:はい。
相談者:から3%くらいです、もう・・
相談者:後ろから数えたら、なん・・数番目です。
今井通子:はい。
相談者:でぇ・・それではやっぱり、いけないということなのでぇ。
今井通子:はい。
相談者:勉強しっかりするように・・ってことでぇ・・
今井通子:はい。
相談者:ええっと・・
相談者:ずーっと、言い続けてきたんですけども。
今井通子:はい。
相談者:ところが・・遊びに行く。
今井通子:はい。
相談者:でぇ、帰って来るのは11時。
今井通子:はい。
相談者:その友達を遊びにいくのにぃ
相談者:自分の・・
相談者:貯金だということで、そこからお金を出して。
今井通子:はい。
相談者:三万円のハンドバックを・・買ってぇ。
今井通子:はい。
相談者:それを持っていきました。
今井通子:はい。
相談者:でぇ・・その事で大喧嘩になったのが、まぁ・・この、大揉めに揉める・・
・・
・・
相談者:一番の・・**かもしれないです。
今井通子:最初?
相談者:はい。
今井通子:はい。
相談者:でぇ、その後もその遊びっていうのは、止むことはなくてぇ。
今井通子:はい。
相談者:成績も下がりっぱなし。
今井通子:はい。
相談者:でぇ・・遊びに行けば・・補導されない時間っていう意味で、11時に帰ってきます。
今井通子:ああ・・
相談者:11時までに帰ればいいというふうに、なってるようです。
今井通子:なるほど。
・・
相談者:でぇ・・毎回・・
相談者:アイドルを追いかけ・・る関係で。
今井通子:はい。
相談者:洋服を毎回、お揃いにするために、買ってぇ。
今井通子:はい。
・・
相談者:遊びに行きます。
今井通子:はい。
今井通子:これってアレですかねぇ?あの、級友の方?
相談者:はい。
今井通子:と、一緒?
・・
今井通子:それとも一人?
・・
相談者:学校のお友達でぇ・・
今井通子:ふん。
相談者:このような遊び方をする子はいないのでぇ。
今井通子:うん。
相談者:全て、ネットで知り合ったお友達です。
今井通子:あ、ああ・・なるほどねぇ。
相談者:はい。
今井通子:じゃあ、一人で行くわけじゃあ、ないのね?
相談者:ないです。
・・
今井通子:これ・・中高一貫校って言うから・・
今井通子:結構・・
今井通子:進学校だったり・・
今井通子:しますねぇ?
相談者:そうです、進学校です、ホントあの、就職する子はいません。
今井通子:うん。
相談者:でぇ、専門学校に行く子もいません。
今井通子:うん。
相談者:でぇ、本人に・・今の成績だと・・
今井通子:うん。
相談者:「就職する気?」って聞いたら・・
相談者:「しない」と。
今井通子:うん。
相談者:「じゃあ、専門に行くの?」って言ったら・・「大変だから行かない」と。
今井通子:うん。
相談者:「えっ?じゃあどうするの?」「一応、大学行く」と。
・・
・・
今井通子:うん。
相談者:でも・・
・・
・・
相談者:行ける大学は、まぁ、あるんでしょうけど。
・・
・・
相談者:本人は・・
相談者:「一度しかない17歳だから楽しみたい」と。
・・
・・
今井通子:うん。
相談者:勉強していい学校に入ろうとも思わないし。
・・
相談者:「いい就職したいとも、思ってない」って。
相談者:「楽しく生きられればいい」と、言っております。
今井通子:なるほど。
・・
今井通子:あのぅ・・
・・
今井通子:まぁ・・ご自身で言い難いでしょうが、かなり裕福な・・お宅なのね?
相談者:違います。
今井通子:えっ?
相談者:まったく違います。
相談者:そのぅ・・
・・
相談者:中高一貫校に入れるにあったた時も。
今井通子:はい。
相談者:えーっと、実はそのぅ・・
相談者:中学の入学の時には、主人は失業してましてぇ。
今井通子:ええ。
相談者:ええ、わたしは震えてました(涙声)。
今井通子:は・・い・・
相談者:怖くて(涙声)。
今井通子:うん。
相談者:(息を吸う)
相談者:必死に働いてぇ(泣)・・
今井通子:うん。
相談者:今、正社員になってぇ(泣)。
今井通子:ええ。
相談者:支えてます(涙声)。
・・
相談者:主人は・・
今井通子:はい。
相談者:10年前に勤めてたところ、転職してから。
今井通子:はい。
相談者:もう・・
相談者:この10年間で、8回ぐらいですかねぇ。
今井通子:はい。
相談者:仕事、変わってます。
今井通子:あっ、そう・・なんですか?
相談者:はい。
相談者:ズッ・・なのでぇ(涙声)・・
相談者:わたしが・・
相談者:8年ぐらい前に入った会社でぇ。
相談者:必死になってやってぇ、今、正社員でぇ・・ズッ・・
・・
・・
相談者:主人より稼いでます(涙声)。
今井通子:うん・・
・・
・・
・・
今井通子:でぇ、そういう・・
相談者:まったく、はい?
今井通子:そういう・・家庭の状況を・・
相談者:はい。
今井通子:お嬢さんは、いつ頃知ったの?
相談者:えーっともう、中学入る時には知っていました。
今井通子:うん。
相談者:だから他所の、その、同じ学校の子達は、本当に裕福な子なんですね。
今井通子:でしょうねぇ。
今井通子:中高一貫校でねぇ。
相談者:はい・・はぁい、だからその子達と、比べ・・た時に、自分がとても・・ってことは・・
相談者:言ってました。
・・
今井通子:あ、もう中学の時ねぇ。
相談者:はい。
今井通子:はい。
相談者:まっ、そりゃそうだと思います。
今井通子:うん。
相談者:でも、そうではあったとしても、わたしは、別にあの子に、そのぅ・・引け目を感じさせるようなお弁当を持たせたり。
今井通子:ええ。
相談者:文房具を買い与えないとか、そんなことはしませんでしたし。
今井通子:うん。
相談者:「遊びに行く」と言えば、お金も出していました。
今井通子:はぁい。
・・
相談者:でも・・足りないみたいです。
・・
相談者:その、端々の言葉は非常にキツイ子です。
相談者:わたしに対しても・・
相談者:わたし・・ちょっと、難病があるんですけども。
今井通子:はい。
相談者:それにかかった・・っていう話をしたときも。
今井通子:うん。
相談者:「面倒臭い病気になりやがって」って言いました。
今井通子:ああ、ほう、なるほどなるほど。
相談者:「チッ」ってやりましてねぇ。
今井通子:おお・・
相談者:はい。
・・
・・
相談者:そんな感じですね。
・・
・・
・・
今井通子:そうすると・・あなた自身は、その難病もあり。
相談者:はい。
今井通子:でぇ、お子さんが、そのぅ・・
今井通子:中学の、え・・頃から、勉強が、身に付かなくなっちゃった?
・・
相談者:はい。
今井通子:高校は・・でも・・落第はしてなんでしょう?
相談者:はい。
今井通子:だから・・ちょ・・
相談者:ギリギリです。
今井通子:あっ、ギリギリ・・でも・・まぁ、い、一応、公立になり・・
相談者:はい、高二になり。
今井通子:高二になり。
相談者:はい。
今井通子:うん・・
今井通子:要するに、ご、ご本人が・・
相談者:はい。
今井通子:え・・その事は、意識してないのかな?
今井通子:それとももう・・諦めちゃってるのかな?
相談者:本人は、落第さえしなきゃあ・・
相談者:楽して・・
今井通子:ああ、なるそう・・
相談者:暮らしたいという・・
今井通子:なるほど、低空飛行でいいと。
相談者:ぜんぜん・・それを恥ずかしいとか、悔しいとか・・
今井通子:うん。
相談者:向上心とか・・
今井通子:うん。
相談者:そんなもの、欠片もないです。
今井通子:うーん・・
今井通子:そうすると、今日のご相談はなんですかねぇ?
・・
相談者:正直もう・・
・・
相談者:え・・
相談者:どうしたらいいかわからないです、学校・・なのでぇ・・あのぅ・・
相談者:もう・・
相談者:大揉めに揉めて。
相談者:「だったら学校、辞めればいいじゃない」という話になって。
今井通子:**・・
相談者:本人、学校辞める決心をしたんですね。
今井通子:はい。
相談者:でぇ・・「わたしは通信制に行く」と。
今井通子:はい。
相談者:でぇ・・
相談者:まぁ、わたし、なんとか最後は止めました。
相談者:学校・・「行きなさい」ということで。
今井通子:ええ。
相談者:ええ、そうしたら・・今度は・・
・・
・・
相談者:「わたしは決心してたのに・・」
今井通子:うん。
相談者:「止めたのはママでしょう」
今井通子:うん。
相談者:「行ってあげてる」
・・
今井通子:うん。
・・
・・
今井通子:なるほど。
相談者:なのでぇ・・
・・
相談者:わたしが・・
・・
相談者:悪いのか?
今井通子:うん。
・・
相談者:ええ、もう高校辞めさせてもいいのか?
・・
・・
相談者:もう、どうしたらいいのかわからないってことですね。
・・
・・
今井通子:それがご相談?
相談者:はい。
今井通子:わかりました今日はですねぇ、精神科医の、高橋龍太郎先生がいらしてますので、伺ってみたいと思います、先生、よろしくお願い致します。
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