テレフォン人生相談 2020年3月11日(水)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:坂井眞(弁護士)
52歳男性から、妻が6年前から肺がんを患い、ステージ4でうつ病を発症している。3年前から外出も出来ず家事もできない。通信制の高校に通っている長女が家のお金を持ち出し派手な生活、自身もうつ気味で怒ってしまい話にならない状態、どうしたらいいのかわからない。
加藤諦三氏の〆の言葉『悩みは昨日の出来事ではない。』ベランウルフ
目次
妻が癌から鬱病を発症
相談者は52歳男性、妻は53歳で肺がんを患い鬱を発症、長女は通信制高校2年生、次女は中学1年生。
加藤諦三:もしもし?
相談者:あっ、もしもし?
加藤諦三:はいテレフォン人生相談です。
相談者:あっ、お世話なります・・はい。
加藤諦三:最初に、年齢を教えてください。
相談者:えっと52歳です。
加藤諦三:52歳、結婚してます?
相談者:はい、妻が53歳です。
加藤諦三:53歳・・
相談者:はい。
加藤諦三:お子さんは?
相談者:長女が高2で・・
加藤諦三:はい。
相談者:あの次女が中1です。
加藤諦三:はいわかりましたそれでどんな相談ですか?
・・
相談者:まっ、ちょっとうちの家庭のことを、説明しますとあのぅ。
加藤諦三:はい。
相談者:妻が・・癌の、肺がんのステージ4で。
加藤諦三:はい。
相談者:あの、ま6年ぐらい・・あのぅ、経ってるんですけど。
加藤諦三:はい。
相談者:まぁ、な・・治んないですけど。
加藤諦三:はい。
相談者:な、治ることはないんですけど。
加藤諦三:はい。
相談者:それでぇ・・まぁ、鬱が酷くて。
・・
相談者:もう三年ぐらい前からもうちょっと外出とか出来なくなってぇ。
加藤諦三:ん?な、何がすること出来なくなった?
相談者:外出。
加藤諦三:外出が出来なくな・・はい。
相談者:外出・・はい。
相談者:外出・・とか・・
加藤諦三:はい。
相談者:あの、家事とかも出来ないんですけど。
加藤諦三:はい。
相談者:あのぅ・・
加藤諦三:家事はいつ頃から出来なく・・もうだいぶ前から?
相談者:えーっと、三年ぐらい前です・・はい。
相談者:それでもう・・今・・
相談者:障害者・・年金・・をもらってるんですけど、日給なんですけど。
加藤諦三:はい。
相談者:はい。
・・
相談者:それぇ・・そういうのあってぇ・・でぇ・・
・・
・・
相談者:長女が・・あのぅ・・
・・
加藤諦三:高2の子ね?
相談者:え・・高2の、はい、長女の方が・・.
加藤諦三:はい・・はい。
相談者:まぁちょっと・・
相談者:中学の時からちょっと不登校気味でぇ・・
・・
加藤諦三:だけど今、こう・・こう(高校)2年まで来てるわけですよねぇ?
・・
相談者:えぇ・・でぇ、いったん・・普通の学校に、高校入ったんですけど。
加藤諦三:はい。
相談者:あの、そこでもあのぅ・・ちょっと・・
相談者:行けなくなってぇ。
加藤諦三:はい。
相談者:今、通信制の学校に行ってるんですよね。
加藤諦三:あっ、そうですか、はいはい。
相談者:はい。
・・
・・
相談者:それで通信制の学校、まぁ最初はあのぅ・・
相談者:楽しそうに行ってたんですけど。
加藤諦三:うん。
・・
相談者:そのまぁ・・
相談者:洋服とか・・
相談者:あのぅ・・メイクとかも自由ってこともあるんですけど。
加藤諦三:うん。
相談者:ちょっと、まぁ繁華街の所にありましてぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:あのぅ・・ちょっと買い物・・本人がその、ファッションとか、洋服とか。
加藤諦三:うん。
相談者:あと・・メイクとか、好きなのでぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:あのぅ、しょちゅうあの、買い物・・してましてぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:んでぇ・・
・・
相談者:最初は・・なんでそんなにお金あるんだろうなぁ?ってちょっと思ってたんですけど。
加藤諦三:うん。
・・
・・
相談者:でぇ、妻がですね、あのぅ・・
加藤諦三:うん。
・・
相談者:まとまったお金、50万とか・・
相談者:100万とかを。
加藤諦三:うん。
相談者:手元に置く癖が・・
相談者:あるんですよ。
相談者:もと・・前から。
・・
加藤諦三:あ、ああ・・
相談者:んでぇ・・まぁ、それ・・を盗ってる・・ってことがわかってぇ。
・・
・・
相談者:んでぇ、ちょっと、ざっと計算すると。
加藤諦三:はい。
相談者:年間であのぅ・・
相談者:ちょっとはっきりしないですけど、150万から200万ちかく・・
・・
相談者:ちょっと・・不明なお金が・・
加藤諦三:うん。
相談者:ありましてぇ。
加藤諦三:要するに繁華街・・
相談者:でぇ・・
加藤諦三:で、使ったお金ってことですね。
相談者:まぁ・・ちょっと・・
相談者:なんか友達にも貸したりとかしてたみたいなんですけど。
加藤諦三:うん。
相談者:はぁい。
相談者:それでぇ・・
・・
相談者:まっ、妻はなんかそのぅ、**ちょっと鬱でぇ、なんかもう・・
相談者:よくわかってないんですよ、あのぅ・・盗られたことも気づいてなくてぇ。
加藤諦三:うん・・
相談者:あのぅ・・それでぇ・・もうわたしの方でぇ、あのぅ・・お金管理すると。
加藤諦三:うん。
相談者:いうことでぇ、妻にはあの最低限のお金・・
相談者:盗られないように・・
加藤諦三:さっき鬱って・・あのぅ・・あ、言ってますけれども。
相談者:はい。
加藤諦三:それは、病院で診断されて・・
相談者:そうそう、病院に行く・・通院してます。
加藤諦三:通院して、鬱というふうに病院から言われてるわけですね。
相談者:そう、そうです。
加藤諦三:うん・・
加藤諦三:あなたは今働いてるの?
相談者:ああ、働いてます。
加藤諦三:家の中はどうなって・・
相談者:あっ、家事は、あのぅ・・介護・・
・・
・・
相談者:保険を使ってぇ。
加藤諦三:はい。
相談者:あのヘルパーさんに、あの平日は、来てもらってぇ。
加藤諦三:あっ、ああ・・ヘルパーさんが、やってくれてるわけね。
相談者:あの、はい、料理とか掃除とか。
加藤諦三:ふん、ふん、うん・・
相談者:してもらってます。
加藤諦三:うん。
相談者:土日は、家族でしますけど。
加藤諦三:うん。
相談者:はい。
加藤諦三:はい。
・・
相談者:それでぇ・・
・・
・・
相談者:そしたら・・
・・
・・
相談者:昨日か、一昨日?
加藤諦三:うん。
・・
・・
相談者:わかったんですけど。
・・
相談者:長女の為に・・長女と次女の為に積み立ててた。
加藤諦三:うん。
相談者:預金通帳があってぇ。
加藤諦三:うん。
・・
相談者:でぇ、それからもう320万・・引き落としてたんです。
・・
・・
加藤諦三:長女が引き落としてた?
相談者:はいでぇ・・最初は否定してたんです、引き落としてたんです、最初はあのぅ、わたしじゃないって言ってたんですけど。
加藤諦三:あ・・はい。
相談者:昨日、部屋を見てたら。
加藤諦三:はい。
相談者:プチ整形みたいなのしてました、なんかちょっと、鼻を高くするような。
加藤諦三:はあ、ああ・・
相談者:それで、40万ぐらい・・があのぅ・・
相談者:見積書ありました。
加藤諦三:あ、ふぅーん・・
・・
・・
相談者:なんか、まぁ、こう、なんかちょっとわたしも・・
・・
・・
相談者:普通にちょっと話せなくて、本人とは。
相談者:もう感情的になっちゃうのでぇ。
加藤諦三:うん、うん・・
相談者:どうしても。
加藤諦三:うん、う・・
相談者:どうしてもちょっと怒ってしまうのでぇ。
相談者:あのぅ・・わたしとしてはそうですねぇ、あのぅ・・
・・
相談者:なんか・・詳細を知りたいんです。
・・
相談者:使ったなら使ったでぇ。
加藤諦三:うん、詳細を知りたいっていうのは、それはよくわかりますよ。
相談者:あ、あんま、**・・はい。
加藤諦三:だけど・・詳細を知りたいって言ったってぇ。
相談者:はい。
加藤諦三:今・・
加藤諦三:知り様がないわけでしょう?
・・
・・
相談者:まっ、本人と話を・・
加藤諦三:もちろんその、話を、話をすると、怒っちゃう。
相談者:うん・・
・・
加藤諦三:それでこの、お嬢さ・・
相談者:なんでこうなっちゃったんだろうと。
・・
・・
加藤諦三:そうです。
加藤諦三:そこです。
相談者:はい・・
加藤諦三:「なんでこうなっちゃったんだ?」ってあなた言ったねぇ。
相談者:はい。
加藤諦三:こっこが一番キーポイントなんですよ。
相談者:ああ・・
加藤諦三:あなたが気持ちの中に、「なんでこうなっちゃったんだ?」ってことが・・
相談者:はい・・
加藤諦三:わかんないと・・
相談者:はい。
・・
加藤諦三:この人生・・あなた・・一生懸命、生きてきたわけでしょう?今まで。
・・
・・
相談者:うーん・・あのぅ・・一生懸命・・
・・
・・
相談者:やってきた、もうちょっとわたしもちょっと途中・・鬱になったときもあったんですけど。
加藤諦三:うん。
相談者:実は。
加藤諦三:うん。
相談者:まぁ・・
加藤諦三:いつな、いつ、何歳ぐらいの時ですか?
相談者:いや・・
相談者:妻がちょっと病気になってぇ・・
・・
相談者:よ、まぁ、四年か五年ぐらい前ですね、はい。
加藤諦三:四、五年前に、あなた自身が鬱に・・
相談者:五年・・
加藤諦三:なったことが・・あると。
相談者:はい、今でもちょっと・・あのぅ、睡眠薬と・・
相談者:抗うつ剤は・・のん、少しですけど飲んでます。
加藤諦三:今でも抗うつ剤と、睡眠剤は飲んでる?
相談者:はい。
加藤諦三:はぁい。
・・
加藤諦三:そうですねぇ、そうすると・・
加藤諦三:あの今僕はちょっと・・
・・
加藤諦三:言った事がキツ過ぎたかなぁ?
加藤諦三:だけど・・
加藤諦三:なんとかしてくださいよと。
相談者:はい。
・・
加藤諦三:そんないい手・・魔法の杖はないっていうこともわかってるわけですよね。
相談者:うん・・
・・
相談者:そうですね。
・・
・・
加藤諦三:だからそこをなんとか・・っていうことですね。
相談者:そうですねぇ。
加藤諦三:非常に難しい問題だと思いますけど、今日はスタジオに・・
相談者:はい。
加藤諦三:弁護士の坂井眞先生がいらしてるので・・
相談者:はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
相談者:すいません、よろしくお願いします。
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