テレフォン人生相談 2020年3月12日(木)
パーソナリティ:柴田理恵
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
46歳女性から、1年半前に姑の事が原因で夫と喧嘩が絶えず離婚、しかし息子を通じ再び会うようになり、夫から条件付きで「復縁しよう」と言われている。姑の事さえなければ老後に元夫と一緒に暮らすのも悪くないのだがどうしたらいいものか?
目次
離婚した夫から復縁の申し出
相談者は46歳女性、1年半前に離婚した元夫55歳、一人息子20歳は遠くの大学に行っている。姑85歳、同一敷地内に住んでいた。
柴田理恵:もしもし、テレフォン人生相談です。
柴田理恵:こんにちは。
相談者:こんにちは。
柴田理恵:今日はどんなご相談ですか?
・・
相談者:一年半前に・・
柴田理恵:はい。
相談者:離婚した夫がですねぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:ま・・ったあのぅ・・わたしと復縁・・をしたいということでぇ。
柴田理恵:あ、ああ・・
相談者:はぁい。
柴田理恵:あの、あなたおいくつですか?
相談者:46です。
柴田理恵:はい、そのぅ・・離婚した旦那さんは?
相談者:55です。
柴田理恵:はい・・お子さんはいらっしゃるんですか?
相談者:一人・・男で・・二十歳です。
柴田理恵:二十歳、あの・・
相談者:はい。
柴田理恵:今はどうしてらっしゃるんですか?そのお子さんは?
相談者:え、ちょっと遠方の方に・・
柴田理恵:はい。
相談者:あの、大学に行っとおります。
柴田理恵:あ、ああ・・そうですか、じゃあ・・
相談者:はい。
柴田理恵:離れてらっしゃるんですね。
相談者:はいそうです。
柴田理恵:はい・・離婚・・原因っていうのは何だったんでしょうか?
相談者:しゅうと・・め(姑)のことでぇ・・
柴田理恵:はい。
相談者:まあ・・揉めてですねぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:あのぅ・・夫婦喧嘩が、絶えなくなってしまっ・・てぇ。
柴田理恵:はい、はい。
相談者:あのぅ・・離婚したっていう形になります。
柴田理恵:ああそうですか。
相談者:はい。
柴田理恵:今そのお姑さんは・・生きてらっしゃるんですか?
相談者:はぁい・・生きてます。
柴田理恵:あっ、お元気ですか、おいくつですか?
相談者:80・・5になります。
柴田理恵:はい。
柴田理恵:じゃあ、そのぅ・・具体的にどんなような喧嘩だったんですか?
・・
相談者:なかなか・・折り合いが悪いっていうか・・
柴田理恵:はあ、はあ。
相談者:子供・・のことに対しても口出してぇ・・
柴田理恵:はい。
相談者:くる・・方でぇ・・
柴田理恵:はい、はい。
相談者:でぇ、子育てに関してもほとんど・・あのぅ・・わたしが、みるから・・あなたは仕事に行きなさいと。
柴田理恵:あ、ああ・・
相談者:いう・・感じでぇ・・
柴田理恵:あ、あのぅ・・あなたは、お勤め・・を、ずっとなさってるわけですか?
相談者:はい。
柴田理恵:はい。
相談者:はいそうです。
柴田理恵:わかりま・・今、もちろん、ご主人もそうですもんね?
柴田理恵:ねえ・・
相談者:そうです・・はい。
柴田理恵:あ、はあ、じゃあ、なんて言うか・・え・・共働きで、それで、そのぅ・・息子さんを育てていらっしゃったってことなんですね?
相談者:そうです。
柴田理恵:あのぅ・・お姑さんとは同居なさってたんですか?
相談者:結婚して1年半ぐらいは・・一緒に、同居してま・・したけれども。
柴田理恵:はい、はい。
相談者:あのやっぱり喧嘩が絶えなくてぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇまぁ・・
相談者:隣の敷地に。
柴田理恵:うん。
相談者:離れを建てましてぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:そちらに住んで・・いたっていう感じです。
柴田理恵:あっ、じゃあ、隣の・・敷地内なんですね。
相談者:はい、そうです。
柴田理恵:はああ・・なるほど。
柴田理恵:じゃあそのまぁ、別々に住んでるとは言いながらも・・
相談者:はい。
柴田理恵:そのぅ・・子育て・・に関しても色々とこう・・
相談者:はぁい。
・・
柴田理恵:口を出してくる、お姑さんだったわけですね。
相談者:はぁい、そうです。
柴田理恵:はい、はい。
相談者:はい。
柴田理恵:でぇ、そのお姑さん・・そのことが原因でぇ・・
相談者:はい。
柴田理恵:ご主人ともこう・・
相談者:はい。
柴田理恵:あんまりうまくいかなくなった。
相談者:はぁい、そうです。
柴田理恵:その、具体的にその・・
柴田理恵:お、口出し・・
柴田理恵:して・・
柴田理恵:た内容とか、子育ての内容・・っていうのは・・
柴田理恵:どういったような・・感じだったんですか?
相談者:あの出産・・
・・
相談者:し、してからですねぇ。
柴田理恵:はいはい。
相談者:あのぅ、育児ノイローゼになっちゃダメだからぁ。
柴田理恵:うん。
相談者:あのぅ・・わたしに任せなさいと。
柴田理恵:あ、ああ・・
相談者:いうふうでぇ・・まぁ・・
相談者:取り上げられた感が・・すごいあってぇ。
柴田理恵:はあ・・取り上げ?じゃあ・・
柴田理恵:アレですか?
柴田理恵:要するに、おばあちゃんが・・
・・
相談者:ええ・・
柴田理恵:育てた・・みたいな感じってあるんですか?
相談者:そうですね、半日は・・預けてぇ。
柴田理恵:うん・・
相談者:まぁ、半日はわたしがみるっていう形・・
柴田理恵:うん・・それ、でも、お仕事してたら、かえって助かったんじゃないんですか?
相談者:たすか・・ったのは(助かった)、助かったんですけれども。
柴田理恵:うん。
相談者:言い方・・だと(苦笑)・・
柴田理恵:うん。
相談者:思うんですけども。
柴田理恵:うん。
相談者:まっ、その辺で、スレ違っちゃったりとかぁ。
柴田理恵:ああ・・
相談者:はぁーい・・まぁ・・こと・・ば(言葉)足らずっていうか・・
・・
相談者:そんな感じでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:はぁい。
柴田理恵:んでぇ・・まぁそれは、お子さんが小さい時ですよねぇ?
相談者:はぁい。
柴田理恵:ねぇ、ある程度、こう中学校、高校になれば・・
柴田理恵:そのぅ・・おばあちゃんの手も離れたりするんじゃないんですか?
・・
相談者:はぁい・・
柴田理恵:うん。
相談者:はな・・れ(離れ)たりするけれどやっぱり、何かある毎に・・わたしに・・
柴田理恵:うん。
相談者:あのぅ、元主人に対してぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:言って、わたしに・・言ってくるっていう形でぇ。
柴田理恵:うん、どんなことを?
相談者:でぇ・・
相談者:夫・・
相談者:取られたみたいな感じでぇ(苦笑)。
柴田理恵:あっ、ああ・・
相談者:うん・・あの、おじいちゃんが途中で、亡くなられたもんですからぁ。
柴田理恵:あっ・・はぁい。
相談者:うちの主人が・・
相談者:まぁ、夫みたいな感じになっちゃってぇ。
柴田理恵:うん・・あの、アレですかぁ?
相談者:うーん・・
柴田理恵:一人息子さんですか?
相談者:そうですぅ、はい。
柴田理恵:じゃあもう・・自分の大事な大事な息子を・・
相談者:はい。
柴田理恵:嫁に取られたみたいな気持ちになってぇ。
相談者:はぁい。
柴田理恵:それでぇこう・・いろいろ口出してきたわけですねぇ。
相談者:はぁい。
柴田理恵:うん。
相談者:そうです。
柴田理恵:それでぇまぁ・・そのことが原因でぇ・・
柴田理恵:離婚したわけですよねぇ?旦那さんも・・
相談者:はぁい。
柴田理恵:普通だったらね、旦那さんが・・
相談者:はい・・はい。
柴田理恵:間、入って、「お母さん、そういうこと言っちゃいけない」とかね。
相談者:はい。
柴田理恵:あ、ああ・・「お母さんも寂しいんだから我慢してくれよ」みたいな、とりなすじゃないですか、間を。
相談者:はい、はい。
柴田理恵:それは、旦那さんはしてくれなかったんですか?
・・
相談者:ほとんどなかった・・です。
柴田理恵:ああ・・
相談者:はぁい。
柴田理恵:じゃあもう・・お母さんの言いなりみたいな感じだったんですか?
相談者:そうですねぇ・・はぁい。
柴田理恵:うんふんふん・・
相談者:はぁい。
柴田理恵:うん・・まぁ、そういう・・ふうにして離婚なさったのに。
相談者:はぁい。
柴田理恵:なんでぇ・・その、まだ1年半・・
相談者:はい。
柴田理恵:しか経ってないのに、なんで復縁を・・
柴田理恵:言ってこられたんでしょうかねぇ?
相談者:まあ・・
相談者:うちの・・息子・・が・・
柴田理恵:はい。
相談者:遠くから帰ってくる・・
相談者:時には・・
柴田理恵:うん。
相談者:会うようにな・・
・・
相談者:ってぇ・・いたんですよねぇ。
柴田理恵:そ・・
相談者:一緒に、一緒に・・会う、会ってぇ。
柴田理恵:その・・
相談者:食事したりとかぁ・・
柴田理恵:あ、親子三人でねぇ。
相談者:ええ、そうですそうです。
柴田理恵:あ、ああ・・
相談者:出かけたりしててぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:まぁ、一人は寂しいね・・っと。
柴田理恵:ああ、はあ、はあ・・
相談者:いうふうになってぇ。
柴田理恵:うん・・
相談者:向こうがまぁ、「寂しいね」と、電話で言ってきてぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:わたしの誕生日の日に。
柴田理恵:うん。
相談者:まっ、「どっか、行かないか?」と。
柴田理恵:うん。
相談者:いうふうに言ってきたりとかぁ。
柴田理恵:うん。
相談者:してぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:「なんで誘うの?」という話になってから。
柴田理恵:うん。
相談者:「一人で居たら寂しんでぇ」
柴田理恵:うん。
相談者:うん・・「よかったらぁ・・まぁ・・」
・・
柴田理恵:うん。
相談者:「もう一回、やり直さないか?」みたいな。
柴田理恵:うーーん・・
相談者:そういうふうになったんですけれども。
柴田理恵:うん・・ふん、ふん・・
相談者:はぁい。
柴田理恵:あなたはどんな気持ちなんですか?
・・
相談者:わたしは・・
・・
・・
相談者:お姑さんのことがなかったりとか・・
柴田理恵:うん。
相談者:したらぁ・・
相談者:全然・・
相談者:一緒に・・居る、老後過ごしてもいいかなぁと思うんですけども。
柴田理恵:お、おお・・
柴田理恵:お姑さんは85、まだ元気ですか?
相談者:元気です。
柴田理恵:元気?
相談者:はぁい。
柴田理恵:うん・・じゃあ、まだまだかもしれないですよ。
相談者:まだまだです・・はぁい・・
柴田理恵:ふっ・・ふふふ・・
相談者:ははははは・・はぁい。
柴田理恵:でも、あなたの気持ちはなんか・・
相談者:はぁい。
・・
柴田理恵:もう一回という気持ちも・・あるわけですか?
相談者:ありますぅ・・はい。
柴田理恵:ああそうですかぁ。
相談者:はぁい。
・・
相談者:えっとですねぇ・・
柴田理恵:はい。
相談者:あとですねぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:まあ・・一緒に・・やるんであればぁ・・
柴田理恵:うん。
・・
相談者:まぁ、条件・・を・・
相談者:出して来たんですけれども。
柴田理恵:ん?あ、どちらが?
相談者:わ、わたし・・にですね。
柴田理恵:ああ、はあ、はあ、はあ、はい。
相談者:わたし・・タバコ吸うんでぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:タバコを止めること。
柴田理恵:あっ、はあ、はあ、はあ。
相談者:でぇ、自分に条件がぁ。
柴田理恵:うん。
相談者:あればぁ、言ってくれと。
柴田理恵:あ、ああ・・
相談者:いうふうでぇ、言っては来てるんですけども。
柴田理恵:うん。
相談者:でも介護になったらぁ・・
柴田理恵:うん。
相談者:「俺は出来ないからぁ」
柴田理恵:うん。
相談者:「やって欲しい」っていうような・・
柴田理恵:うーん・・「やって欲しい」?
相談者:はぁい。
柴田理恵:うーーん・・
相談者:「僕は仕事があるから」っていう・・
柴田理恵:うーーん・・
・・
相談者:ちょっと虫が良すぎるんじゃないかなぁ・・とか。
柴田理恵:ああ・・
相談者:いろいろは考えちゃったんですけれども。
柴田理恵:そう・・ですねぇ。
相談者:はぁい。
柴田理恵:うーーん・・
相談者:うーーん・・
・・
相談者:その辺は言ってきたのでちょっと・・
柴田理恵:うん・・
相談者:どうしたら・・いいのかなぁ・・と、思ったんですけども。
柴田理恵:うん・・でぇ、じゃあ、迷ってらっしゃるんですか?
相談者:はぁい。
柴田理恵:ふーん・・じゃあ・・
相談者:はい。
柴田理恵:ちょっと回答者の先生に聞いてみましょうか。
相談者:はぁい。
柴田理恵:ねぇ。
相談者:お願い致します。
柴田理恵:はい。今日の回答者の先生は・・
マドモアゼル愛:(咳払い)
柴田理恵:心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生です。
柴田理恵:先生、お願いします。
コメント一覧
「姑の介護はしない」と宣言すれば、その時点で復縁の話は消滅するような気がする。
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