テレフォン人生相談 2020年3月20日(金)
パーソナリティ:今井通子
回答者:大迫恵美子(弁護士)
83歳女性から、13年前に妻に先立たれ一人暮らしの76歳の弟、約2千万円のお金を生命保険に使っていたが、全て信頼していた保険の外交員の女性に持ちされていたのが発覚、その女性を捕まえたいのだがどうしたらいいか?
目次
信頼していた保険の担当者
相談者は83歳女性、13年前に妻に先立たれ一人暮らしの弟76歳。
今井通子:もしもし・・テレフォン人生相談でぇす。
相談者:はい、お世話になります。はじめまして。
今井通子:今日はどういったご相談ですか?
相談者:もう弟の件で。
相談者:お聞きしたかったんですけれども。
今井通子:はい・・
相談者:****・・
今井通子:あなたはおいくつ?
相談者:83でございます。
今井通子:83歳・・
相談者:はい。
今井通子:弟さんは?
相談者:76歳。
今井通子:でぇ・・弟さんがどうなさいました?
相談者:弟がですねぇ。
今井通子:はい。
相談者:えーっと、13年前に。
相談者:奥さんが亡くなって一人暮らしをしていました。
今井通子:はい。
相談者:そしてそれでずっと生活を立ててたんですけれども。
今井通子:はい。
相談者:生命保険の。
今井通子:はい。
相談者:この証書・・の中に、入って保険会社で、管理している、いてもらってると思ったセールスさんが、それをしてなくて、どこかに流用したような形で、調べてみたら保険が何もなかったということです。
相談者:生命保険・・
今井通子:弟さんの生命保険ですか?
相談者:そうです。子供の保険も入っていたそうです。
相談者:そんなので保険が4、5本あったんですけれども。
今井通子:はい、はい。
相談者:子供達が一人前になって、子供、親から抜けようかって言ってぇ。
今井通子:ええ。
相談者:え・・それを調べてもらうのに保険会社に、い・・電話を**、電話したのか行ったのかよくわかりませんけど、「何にもないですよ」って言われたんだと、それからビックリしたっちゅう話・・になっちゃった、だったんです。
今井通子:あ、ああ・・なるほどねぇ。
相談者:その時はすでにもう、生命保険のセールスさんは。
今井通子:ええ。
相談者:退職してもうどこいったかいないって、わからないっていうことだったんです。
今井通子:ああ、13年前までは・・
今井通子:ちゃんとしてたのね?
相談者:ちゃんと、せ・・ええ、繋がってたと思います。
今井通子:あっ、繋がってた?
相談者:はい、お、そのぅ・・
今井通子:でぇ・・
相談者:セールスのお母さんが、保険社、会社のセールスとして、あの会社に入って、行ってたみたいですか、ずっと。
相談者:そのお母さんが契約してたのが娘が・・引き継いでからこんなふうに・・なったんだと思います。
相談者:それ・・その中で・・お母さんから引き継いだ中で、保険会社と、そのセールスと、でぇ、保険会社に・・間違いのないように上手にその、うちの弟のお金を動かしてたと。
相談者:でも、がく、動かしてただったら弟に、「あんたハンコも通帳も全部、渡してたのかい?」って言ったら、「ハンコも通帳は、渡していない」と。
相談者:い、なかったらそんなのできないんでぇないの?って言ったら。
相談者:お金が動かしたいときは、一緒に銀行までついてって、銀行の窓口で・・マル書いてぇ、5なら、5、マル、マル、マル、マルと書きなさい、ここにハンコを押しなさいって言われて・・
相談者:え、やってぇ。
相談者:お金は、おろしたのは銀行さん、おろしてくれた。じゃあ、そのぅ・・よ、セールスさんは見てる前で、銀行の袋に入れて、紙袋にちゃんと入れて、「これ、銀行に、あのぅ・・」
相談者:「保険会社で、違う保険に入るからね」とかって言って持ってったんだけど、そこら辺のとこ、男・・だから・・今は絶対現金のやりとりはないっていうことがわからなかったみたいなんですね。
今井通子:なるほど。
相談者:はい。
今井通子:はい。
相談者:そして、子供達が一人前になって家を出ることになって、お二人、この親が、家族、保険から抜けるわって言ってぇ。
今井通子:はい。
相談者:保険会社に直接電話したのか、行ったのか、わかりませんけどして、「
いえ、そんなのないですよ」って言われて、「ええっ?」っていうことになって弟が・・ドーンっとなってしまって、パニックになってしまって。
今井通子:はい。
相談者:もう、今そういう状態です。
今井通子:でぇ・・その・・入ってたのは生命保険なの?
相談者:そうです。
今井通子:でぇ、生命保険なんですが。
相談者:はい。
今井通子:その、せ、生命保険っていうのは。
相談者:はい。
今井通子:あの、お支払いは、年いくらぐらいだったんですか?
相談者:年でなくて、たぶんねぇ、ボーナス出たときとかぁ。
今井通子:うんうん。
相談者:そういう退職金とか。
今井通子:うん。
相談者:月掛けではないと思います。
今井通子:あのぅ・・
相談者:一括で払ってると思います。
今井通子:え・・一年間の一括で・・どれぐらい払って、10・・ええっと何年だろう?
今井通子:何年分みたいになりますよねぇ?
相談者:そうですね、そういうことでぇ、あっ、合計でいくらぐらいですか?って聞いてらっしゃるんですか、今?
今井通子:うん・・支払い・・
相談者:**、あのぅ、ざっとで2千万って言ってました。
今井通子:2千万?
相談者:はい。
今井通子:はい。
今井通子:もうざっと2千万・・
相談者:はい。
今井通子:払っちゃったお金?
相談者:そうですそうです。
今井通子:これは・・
相談者:そのぅ・・セールスのお母さんの娘が、上手く利用してお金をくるくると動かしてしまって、弟の名前になってないんです。
相談者:でも、保険会社としては。
相談者:うちは何の落ち度もありませんと。
今井通子:はい。
相談者:ちゃんと、規定通りにしたお金ですって。
相談者:そしてなぜそんなふうになるんですか?って、いろいろ聞いたら、借り入れを起こしてるんですね、そのセールスさんが。
今井通子:はい。
相談者:でぇ、そういうものも、その若い娘の方が、なんでもぜん、全部わかんないからわたしが全部しま、始末しといて、もしあんたができなくなったら、か、あのぅ・・ホームに入るとこまでちゃんと始末してあげるからって言われたんだと。
今井通子:うふふ・・はい。
相談者:うん、それを、信じてたっていうことって言ったらおかしいけども。
今井通子:うんうん。
相談者:っていうことです。
相談者:だけどその女を。
相談者:わたしはね、お金が欲しいとかでなくて、その、そういう精神が腹立ってねぇ。
相談者:どうにかしてその女を捕まえようと思って、警察に言ったら警察は「これではね・・捜索願にはなりません」と。
今井通子:ほう?
相談者:言われたのね。
今井通子:うん。
相談者:でぇ、区役所にも行きました。
今井通子:はい。
相談者:「ああ・・これだけじゃあ、僕たちのところもどうすることもできませんね」って言われてぇ・・そしたら、「これよりももうちょっと、上の相談する弁護士協会っていう・・」
相談者:「とこがあるから、そこに行ってみたらどうですか?」って言われて、書いた紙をもらってきたんで、その紙を持って、弁護士協会さんのとこも、あ、これも無料だったんですけどね。
相談者:そこに行って聞いてみたら、ここの言った人も、「ああ、おんなじですね」と、「あなたが言ってることと、警察が言ってることと、うん、区役所で言ってることもおんなじですね」って言われて、そこで止まっ・・てるんですよ。
今井通子:あっ、現在ね。
相談者:はぁい。
今井通子:はい。
相談者:それをするとしたらね。
相談者:え・・もう一人うちの息子が、「なら弁護士頼もうか?」って言って、「友達がいるから」って言ったら・・
相談者:そのやっぱりその女を・・女の住所かなにかがわからないと探しようがないということなんです。
・・
今井通子:ということで?
相談者:はい、その女を捕まえたいんだけど、捕まえられないの。
今井通子:でぇ、え、結局あれですかねぇ、そうすると。
今井通子:弟さんはもう・・すっかりショックで・・今のところ・・
相談者:うん。
相談者:もう・・
今井通子:全然・・
相談者:夜になったら寝ず、寝ずでないし(?)、寝汗かいて、それを寝汗止めるために衣服脱いで寝て・・寝たり起きたり、寝てるような寝てないような・・寝れないから・・
相談者:すぐ病院行ったら、睡眠薬くれる、睡眠薬くれたら、ほわぁん、ほわぁん、ほわぁんとなって・・
今井通子:うん・・
相談者:認知症になったら、そのボケたのかわからないような状態・・
今井通子:うん・・うん・・うん・・なるほど。
相談者:なんです。
今井通子:でぇ、今日のご相談はそうすると・・
相談者:ええ。
今井通子:なんとしてでも・・
今井通子:その人見つけて捕まえたいと。
相談者:はぁい。
相談者:はぁい。
今井通子:そっちなのね?
相談者:そのぅ・・そうです、お金をもし返してくれるんなら、それにこしたことないですけれども。
今井通子:うん、なるほど。
相談者:はい。
今井通子:今日はですねぇ、弁護士の大迫恵美子先生がいらしてますので・・
相談者:あ、ああ・・はぁい。
今井通子:伺ってみたいと思います。
相談者:はぁい。
今井通子:先生、よろしくお願い致します。
相談者:ありがとうございます。
コメント一覧
コメントする