テレフォン人生相談 2020年3月21日(土)
パーソナリティ:柴田理恵
回答者:塩谷崇之(弁護士)
66歳女性から、隣の公務員が勝手に自分の敷地内を侵食して塀を立ててきた。特に土台部分は完全に自分の敷地内。公務員にあるまじき行為。訴える場所はあるのか?土台はカッターで切っていいのか?
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目次
隣の塀の土台が自分の敷地内にある
相談者は66歳女性、夫は67歳、隣の家の主人60代、婿はおそらく公務員。
柴田理恵:もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:はぁい、**・・
柴田理恵:今日はどんなご相談ですか?
相談者:えっと、隣との、境についてお話を伺いたいんですが。
柴田理恵:あ、はい。
相談者:境界線です。
柴田理恵:はい・・えっとあなたおいくつですか?
相談者:66です。
柴田理恵:はい、ご主人はおいくつですか?
相談者:67歳です。
柴田理恵:はい、お隣との境界線・・っていうのはどういうことなんでしょうか?
相談者:はい、二十年くらい前に。
柴田理恵:はい。
相談者:隣が立派な・・
柴田理恵:はい。
相談者:ブロック・・あ、塀を作りました、ブロックではなく。
柴田理恵:はい。
相談者:そいでその時に・・
柴田理恵:うん・・
相談者:一応、母とわたしと抗議をしました。
柴田理恵:はい。
相談者:「こんなにこっちに入ってくるはずはないんだけど」って。
柴田理恵:あっ、はあ、はあ。
相談者:そうしましたら、あの業者が、結構脅しに来てぇ。
柴田理恵:ほう・・
相談者:あの、「決まってるもんだからなんとかだ!」みたいにガァーっと脅されまして。
柴田理恵:はい。
相談者:黙ってまして、出来上がった段階で。
柴田理恵:うん・・
相談者:隣の・・
柴田理恵:うん・・
相談者:60代の・・しゅ・・その時・・主人と、その婿さんと、40代の婿さんと、二人で来ましてぇ。
柴田理恵:はいはい。
相談者:「文句を言うな」みたいにしてガンガン言われたんですね。
柴田理恵:ああ、はあ、はあ、はあ。
相談者:それでおかしいけど、でももうしょうがないからって黙ってたんです。
柴田理恵:はい。
相談者:そしたら三年ほど前に・・
柴田理恵:うん。
相談者:わたくし共が頼んだ業者の人が。
柴田理恵:うん。
相談者:えっと、測量をしたんですね。
柴田理恵:はい。
相談者:でぇその時に測量図を・・あの取り寄せたらしいんです、法務局から。
柴田理恵:はぁい。
相談者:そうしましたら・・
相談者:隣の家で通ってはいけないという、言われたところが・・
柴田理恵:うん。
相談者:水路だったんです。
・・
柴田理恵:隣・・との境・・に、水路があったんですか?
相談者:そうです。ええ。
柴田理恵:はいはい。
相談者:それはあのわたくしどもの方へ向かっての水路ではなくて、道のほうに出ている水路なんですね。
柴田理恵:はい。
相談者:そこに、立派な門を作ろうとしてたんです。
・・
柴田理恵:はい?
相談者:わたしどもの方には、通れないようにしてあって、反対側のところは、公道へ出るための・・も・・
相談者:自分の土地にして門を作ろうとしてたんですね。
柴田理恵:あ、ああ・・
相談者:簡単にあの生垣になって・・あの蓋はしてあったんですけど。
柴田理恵:うん・・
相談者:門にしようとしてたんです。
柴田理恵:はい。
相談者:わたしどもの業者がそこは、水路だから門を作ってはいけないということになりまして。
柴田理恵:はい。
相談者:それで水路ですので。
相談者:あの市役所に電話をしました、建設総務課にわたしが。
柴田理恵:はい。
相談者:でぇ、建設総務課の人が来てくれて。
柴田理恵:はい。
相談者:そこの水路は、公道だから使わなくなって。
柴田理恵:うん。
相談者:今度、わたしどもがそこを歩けるようになったんで歩いたんですね。
柴田理恵:はぁい?
相談者:そうしましたら、石の杭が・・わたしどもから数えて、2メーターほどのところに・・杭が入ってるんです。
・・
・・
柴田理恵:はい。
相談者:それは十字の杭で、水路と、自分の土地との、堺の杭でした。
柴田理恵:そこの・・お隣のお宅は、水路の上・・
柴田理恵:に門を作ったらそっから出入りしようと思ってらっしゃったんですか?
相談者:そうですそうです。自分で水路を全部使っちゃおうと思ったんです。
柴田理恵:あ、あ、あ、あ・・
相談者:蓋をして。
柴田理恵:蓋をしてぇ・・
相談者:蓋はもう、事前にしてあるから。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇ、わたしどもの方のところには・・あのもう塀を作ってしまってね。
柴田理恵:はいはい。
相談者:わたしのところから通れないようにして。
柴田理恵:はいはい。
相談者:そっちは水路にして、それで、市役所のほうに電話をかけて。
柴田理恵:はい。
相談者:建設総務課に言いましたところ。
柴田理恵:はい。
相談者:そちらから。
柴田理恵:うん。
相談者:来てくれて。
柴田理恵:うん。
相談者:水路だから使ってはいけないということになって。
柴田理恵:はい。
相談者:門は止めました。
柴田理恵:はい。
相談者:でもその段階で。
柴田理恵:うん。
相談者:えっと、屋根とか、ガスボンベとか、そういうのは出てました。
柴田理恵:はあ、はあ、はあ。
相談者:それで法律上次に、直すときに、減らせればいいという話でした。
柴田理恵:あ、あ、ああ・・
相談者:建て直すときに、ひっこ、引っ込めばいい?
柴田理恵:ああ、もう、もうその時点では不法に建てちゃってたんですね。
相談者:そうですね、ええ。
柴田理恵:うんうんうん・・
相談者:それで、まぁ、そこはそこで黙ります。そしたら、その立派なわたし達との隣との間に出来てる・・
柴田理恵:はい。
相談者:領土侵犯(でっかく出たねぇ)されてる、出来てる・・
相談者:あの塀が、わたしどものところに土の下に入ってるんですよ。
相談者:自分の土地に建てたんではなくって。
柴田理恵:うん・・
相談者:下の部分がわたしのところに入ってるんです。
・・
柴田理恵:うん・・
相談者:それはそれで、『T』の字で、基礎を作ると入りますよね。
柴田理恵:ああ、ああ、ああ、ああ・・
相談者:『L』の字で作れば入らないけど。
柴田理恵:ああ・・
相談者:でぇ、『T』の字に作ったってことを。
柴田理恵:うん。
相談者:たまたま、業者に、が、調べてくれたら入ってるってことがわかったんですけど。
柴田理恵:はい。
相談者:そこを、わたしどもでお金を出して。
柴田理恵:うん。
相談者:ええっと・・カッターで下を切ってもよろしいですか?違法にはなりませんか?
相談者:わたしのところのものに入ってたんですから。
相談者:それからあと・・市の職員でありながら。
柴田理恵:うん。
相談者:そういうことをしたっていうことが、公然に、わかってることなんですけど、そういうのって訴えるところはないんですか?
柴田理恵:あっ、あの、このお隣さんは市の職員なんですか?
相談者:そうなんです。
柴田理恵:あ、ああ・・なるほど。
相談者:ええ、だから全部資料がわかっていながら。
柴田理恵:うん・・
相談者:脅かして、そういうことをしたということに対して、何も言いようがないんですか?
柴田理恵:そのぅ・・
相談者:あの、例えば・・
柴田理恵:脅かしたっていうのは、どういうことなんですか?
相談者:脅しに来ました。「文句言うな」って・・その市の職員も一緒に来たんですね。
相談者:わたしどももそんな黙ってやらせるようなことないから、一応ガンガン言ったことは言ったんですけども、そういうのは効かなくってぇ・・
相談者:隣がもう何もしてない方だったらねぇ、こっちがバカでやられたのよでわたしも・・黙るんですけども。
柴田理恵:うん・・
相談者:それがどうしても許せなくって・・
柴田理恵:うん。
相談者:それで、20年という時効が過ぎてしまっているので。
柴田理恵:はい。
相談者:もう、そこの部分はしょうがないかもしれないけど。
柴田理恵:はい。
相談者:まぁ、下に入ってる『セキ』の部分だけは取りたいなと思って。
柴田理恵:はぁーん・・
相談者:だから二つ聞きたいことは、公務員がそういうことをしてしてることを・・まだ、現職ですからね。
柴田理恵:はい。
相談者:言うに行く場所がありますか?
柴田理恵:はい。
相談者:それからあと・・もう一つは、そこの下のところを、カッター屋を頼んで切った場合に、経費はまぁ、わたしが出してもいいですけど、そうしたら切れば必ずそれは倒れますよねぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:それをしてもいいですか?ってことを伺いたいです。
相談者:でぇ、わたしどもは、えーっと、直接は一度も言いに行ってないんですね。
柴田理恵:ふぅーん・・
相談者:でも、市の相談・・するところとかへ行って、「こうなんですよ」なんていうことを、言ってきてますから、本人の耳にもたぶん入ってるし、あの、上の方の耳にも入っていると思います。
柴田理恵:うん。
相談者:わたくしも、入るように言ってますからね。
相談者:でも隣から名誉棄損で訴えるみたいなこと言って来ないんですよね。
相談者:っていうことは、向こうに落ち度があるんだなと思って。
柴田理恵:回答者の先生に聞いてみましょう。
柴田理恵:今日の回答者の先生は、弁護士の塩谷崇之先生です。
相談者:はい、よろしくお願いします。
柴田理恵:先生、よろしくお願いします。
塩谷崇之:はい、よろしくお願いします。
相談者:よろしくお願いします。
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