テレフォン人生相談 2020年3月30日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:坂井眞(弁護士)
56歳女性から、不倫を疑われるくらいの食事だけの関係の会社上司Aが同僚のBと不倫関係だった。それをA氏妻に密告、結果的にAもBも離婚。するとA氏妻とBより400万の慰謝料請求、離婚したのは密告したからだとのこと。
加藤諦三氏の〆の言葉『自分の人生を生き生きする最も安易な方法は、他人の人生を巻き込む事です。』
目次
W不倫を密告したら慰謝料を請求された
相談者は56歳女性、夫は55歳、長男35歳と次男33歳は結婚独立、長女23歳と実母76歳と4人暮らし。会社上司A42歳、A氏妻、会社の同僚でAの不倫相手B。
加藤諦三:もしもし?
相談者:あっ、もしもし?
加藤諦三:はいテレフォン人生相談です。
相談者:あ、よろしくお願い致します。
加藤諦三:はい、最初に年齢を教えてください。
相談者:56です。
加藤諦三:56歳。
相談者:はぁい。
加藤諦三:結婚してます?
相談者:はい。
加藤諦三:え、ご主人何歳ですか?
相談者:55歳です。
加藤諦三:55歳、お子さんは?
相談者:長男35歳・・
加藤諦三:え・・
相談者:次男33歳・・
加藤諦三:はい。
相談者:が、もう、既婚でぇ・・
相談者:家に・・
加藤諦三:外に出ている?そうすると今お二人で暮らしてるんですね?
相談者:あん、一番下に、23歳の、娘がいます。
加藤諦三:あっ、そうですか、はいわかりました。
相談者:あ、あ、あと・・わたしの母親と一緒に暮らしています。
加藤諦三:あ、と、お母さん?
相談者:はい。
加藤諦三:お母さん何歳ですか?
・・
相談者:76です。
加藤諦三:76歳・・
相談者:はい。
加藤諦三:はいわかりました、それで、どんな相談ですか?
相談者:ちょっ、男女間の・・
加藤諦三:ええ。
相談者:トラブルから。
加藤諦三:はい。
相談者:慰謝料を要求されていてぇ。
加藤諦三:はぁい。
相談者:あの、それも、わたし・・
加藤諦三:その男女間のトラブルって言うのは、誰が・・あなたがトラブってるの?
相談者:ええ、わたし、はい、わたしが要求されてるんですけど。
加藤諦三:うん。
・・
・・
相談者:ん、誰から・・かって言うと・・
加藤諦三:うん。
相談者:あのぅ・・わたしと、その・・
相談者:交際、交際っていうか、あのぅ・・
相談者:食事・・だけなんですけど。
加藤諦三:はい。
相談者:食事友達であった、A氏の・・
加藤諦三:はぁい。
相談者:元奥さんから?
加藤諦三:はい。
相談者:慰謝料を、要求されていてぇ。
加藤諦三:はい・・はい。
加藤諦三:そのAさんの奥さんから・・
相談者:はい。
加藤諦三:あ、慰謝料を要求されてると。
相談者:はい。
加藤諦三:どのぐらい要求されてるんですか?
相談者:400万です。
加藤諦三:400万!?
相談者:はい・・
加藤諦三:あ、あの、このAさんとは、お付き合いっていうのはどのぐらいつづ・・
加藤諦三:の長さなんですか?
相談者:4年前・・ぐらいから・・
加藤諦三:4年前ぐらい・・から・・
相談者:から・・ま、2年ぐらいです。
加藤諦三:二人だけでぇ・・食事をするようになったきっかけっていうのは、なんですか?
相談者:まっ、職場が、あ、同じだった・・
加藤諦三:あっ・・
相談者:っていうことと。
加藤諦三:職場ですか?はい。
相談者:はい、食事の趣味があったっていうことでぇ。
加藤諦三:そいでこのAさんというのは・・
相談者:はい。
加藤諦三:何歳ぐらいの人?
相談者:40・・2です。
加藤諦三:42歳?
相談者:はい。
加藤諦三:要するに、食事だけの、ことであってぇ。
相談者:はぁい。
相談者:あのホントに、でも、周りはたぶん誤解をしてた・・
相談者:と思います。
相談者:まっ、それも・・
相談者:あのぅ・・承知でした。
加藤諦三:男と女の関係だ、恋愛関係だ、ふり、ふる・・
相談者:じゃないかって、噂されたりっていうことも。
加藤諦三:うん。
相談者:ありました。
・・
加藤諦三:食事の時の内容・・話の内容っていうのはどういう内容なの?
相談者:あ、仕事のこととか・・
加藤諦三:うん・・
相談者:あの家族のこととか。
加藤諦三:うん。
相談者:ま、食べ物の話とか(笑)。
加藤諦三:よ、要するにアレですね。
相談者:はい。
加藤諦三:好きの嫌いのと言った・・うえの話はまったくないということですね。
相談者:そうです。
加藤諦三:そいでぇ・・
加藤諦三:4年間ぐらいは、4年前ということですけれども・・
相談者:はい。
加藤諦三:月に・・何回ぐらい会ってたの?
相談者:一回・・
加藤諦三:月に一回ぐらい?
相談者:あ、あーん・・
加藤諦三:まあね・・
相談者:多くて二回ぐらいですね。
加藤諦三:多いときで二回ぐらいね。
相談者:はい。
加藤諦三:うん・・それであなたのご主人は、これ知ってたわけ?
相談者:まっ、特には言わなかったです。
加藤諦三:特には・・
相談者:はい。
加藤諦三:じゃあこういうふうに理解すればいいの、実は・・
・・
加藤諦三:食事だけだったけれども。
相談者:はい。
加藤諦三:あなたの気持ちの中では。
加藤諦三:このAさんという人が。
相談者:はい。
加藤諦三:男として好きだったと。
相談者:そうですね、家庭を、ちゃんと・・あのぅ・・してる人という意味で。
相談者:そこは、あのぅ、一目置いてました。
相談者:なのでぇ。
相談者:なんか、どういう、こういうふうになりたいとか。
相談者:向こうの家庭を壊したいとか、そういったことはまったくなく。
加藤諦三:うん。
相談者:まあ・・
相談者:ちょっと不思議・・
相談者:な、感じかもしれないですけど。
・・
相談者:まぁ、そんな感じで。
加藤諦三:うん、でぇ、今日の相談というのは。
相談者:はぁい。
・・
相談者:その間に・・この、A氏が・・
加藤諦三:うん。
相談者:実は不倫をしているということが・・
相談者:あってぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:B子と不倫・・まぁ、ダブル不倫って、B子と不倫をしているっていうことを。
加藤諦三:うん。
相談者:が・・
相談者:ありましてぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:まっ、そのことはわたしも知ってたんですけど。
加藤諦三:うん。
相談者:ま、食事友達の間・・から、知ってたんですけど。
加藤諦三:うん。
相談者:あることがあってぇ。
相談者:ちょっとわたし・・の、そのぅ・・
・・
・・
相談者:腹の立つことがちょっとありましてぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:そのことを・・A氏の奥さんに。
加藤諦三:うん。
相談者:密告したんです。
・・
加藤諦三:うん。
相談者:わたしが。
加藤諦三:うん。
相談者:あのB子と。
加藤諦三:うん。
相談者:そういう関係にある・・
加藤諦三:うん。
相談者:い、あるっていうこと、密告したんです。
加藤諦三:うん。
相談者:でぇ・・A子、さんは・・
加藤諦三:うん。
相談者:その情報を、どんどん知りたがってぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:え・・「どういうことかもっと詳しく教えてくれ」とか。
相談者:「このB子の旦那の事は、詳しく知らないか?」とか。
加藤諦三:うん。
相談者:あれやらこれやらいろいろ聞いてきてぇ。
相談者:わたしはわかることは、お伝えしますという形で。
相談者:伝えたんです。
加藤諦三:うん・・
相談者:でぇ結局・・
相談者:このぅ・・
相談者:A・・さんと・・
相談者:A子さんの夫婦は・・
加藤諦三:うん。
相談者:最近になってぇ、離婚・・したんですね。
加藤諦三:うん。
相談者:それを、今になってぇ、このぅ・・A子、さんと・・
相談者:不倫相手のB子?
加藤諦三:うん。
相談者:が・・
相談者:一緒になってぇ。
相談者:わたし・・のせいで。
相談者:そういうふうになったっていうことを。
相談者:あのぅ・・
加藤諦三:わたしのせいで、そういうことになったの「そう」っていうのはどういうことですか?
相談者:お、お互いの家庭が壊れた、離婚することになった。
・・
加藤諦三:うん。
相談者:その不倫相手の、B子。
加藤諦三:うん。
相談者:も、結局・・まっ、旦那さんとは離婚してぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:お互いの家庭が、破綻したのは、わたしが・・
相談者:そのいらん情報を、どんどん送り付けてきてぇ、なんか・・
・・
相談者:こっちが精神的に、追い詰められてぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:離婚することに至ってぇ。
加藤諦三:うん。
相談者:結局は、それは全部・・
加藤諦三:うん。
相談者:あの、わたしが・・
相談者:情報を・・
相談者:どんどん送り付けてきてぇ。
相談者:苦しめたからだっていうことでぇ。
加藤諦三:はい・・はい。
相談者:慰謝料を・・訴えられました。
加藤諦三:はい・・要するに今日のあなたの相談というのは、わたしはこれは払う必要ないですよね・・っという、そういう相談ですか?
相談者:はいそうです。
加藤諦三:はい、今日はあのぅ・・スタジオに弁護士の坂井眞先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
相談者:よろしくお願いします。
コメント一覧
しばらく前に聴いた相談を思い出しました。
7年間不倫していた相手が相談者を振って、別の男と付き合っている。
その不倫をやめなければお前の旦那にバラすぞ、と言ったら「私を脅すつもりですか!」と逆切れされた。
その女性の夫に告げ口するのは違法なことですか?
という相談でした。
大迫先生に「嫉妬心でそんなことするのは見っともない」と叱られてましたね。
今日の相談者さんも思慮が足りませんでした。自業自得。
相談者はW不倫の情報を流して何かメリットが有る?
自分の感情を傷付けられたから、腹いせの為にやっちまっただけ。要は好きなんでしょ!
夫に内緒の食事関係、職場から不倫の誤解を認識。
そういう中で自分に酔っているから気付いたら4年間継続中。
結局は自分のことしか考えていないとのこと。
『不貞行為はしていないからいいでしょっ』
だろう。
結婚しても人を好きになることは有るだろうけど、夫がこのことを知ったら不快になることは容易に想像できる。今回を機に、夫に寄り添うことを願う。
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