テレフォン人生相談 2020年4月9日(木)
パーソナリティ:柴田理恵
回答者:三石由起子(作家・翻訳家)
49歳女性から、二代目で会社を経営している夫の手伝いをしている。10歳の息子を育てながらも夫から見下げられていると思う。人の役に立ちたい。自分の価値を認めてもらいたい。
目次
夫に自分の価値を認めてもらいたい
相談者は49歳女性、夫は50歳で会社を経営する二代目、長男10歳、実母80歳。
柴田理恵:もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:こんにちは。
柴田理恵:はい、今日はどんなご相談ですか?
相談者:なんかわたしが、まぁ、昔からなんですけど。
柴田理恵:はい。
相談者:なんか、あのぅ、人の役に立てないか何か、い、いても、いいのかなぁ・・っていうか、存在しててもいいのかなってすぐ考えちゃう・・ような感じで。
柴田理恵:ほう。
相談者:でぇ、まぁ具体的なことだと。
柴田理恵:うん。
相談者:あの今は、あたしはえーっと、主人の会社を手伝ってるんですけれども。
柴田理恵:はい。
相談者:仕事が、まぁ忙しかったり、まぁ少なかったりするときもあるので。
柴田理恵:うん。
相談者:あの少ない時に、まぁ、うちにいる・・んですけど。
柴田理恵:うん。
相談者:少なくとも、突然まぁ、12時くらいに電話かかってきて、「これぇ、やって」とか、***、頼まれることとかあってぇ。
相談者:自分の自由なことしていいのかどうかっていうの、いつも迷っちゃってぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:お友達の約束とかは入れられないし。
柴田理恵:うん。
相談者:習い事とかもなかなか行けないし。
柴田理恵:うんうん。
相談者:でもまぁ、ちょっと鬱々してるのも自分嫌だなぁと思ってぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:せっかく今ちょっと手が空いてるんだからとか思って、出かけた先で、こう・・電話かかってきて、「ちょっとやコレやってほしんだけど」って言われると、すごいなんか、罪悪感っていうか・・
柴田理恵:うーーん・・
相談者:落ち込んじゃうっていうか。
柴田理恵:うん。相談者:
相談者:あたし何やってるんだろう?みたいな感じになったり。
柴田理恵:うーーん・・まずあなたおいくつですか?
相談者:あたしは49歳です、はい。
柴田理恵:旦那さんはおいくつですか?
相談者: 50歳です。
柴田理恵: 50歳、あのぅ・・お子さんはいらっしゃいますか?
相談者:一人でぇ、男の子で10歳です。
相談者:はい。
柴田理恵:で今は、ご主人の会社を、お手伝いなさってるんですね?
相談者:そうです。
柴田理恵:人の役にたってないと、考えるっていうのは・・
柴田理恵:若い頃からですか?
相談者:そうですねぇ、あのまぁ、親がぁ、ちょっといろいろ適当だったのでぇ、会社潰しちゃったり。
柴田理恵:はい。
相談者:借金作ったりとかいろいろあってぇ・・
柴田理恵:はい。
相談者:なんかそういうの一生懸命、まぁあたし長女だったんでぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:頑張って解してきたりとかぁ、あのぅ・・
柴田理恵:あっ、あなたが一生懸命・・あの、親の借金を返したりしたんですか?
相談者:はぁい。
柴田理恵:はあああ・・それいくつくらいの頃、頃です?
相談者:もう、え、大学も中退になっちゃったのでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者: 3年生で辞めちゃったので、だから21ぐらいからですね。
柴田理恵:うーーん・・大変だったですねぇ。
・・
相談者:そう・・ですねぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:なんか・・ただ、あたししかいないと思ってずっとやってきたのでぇ。
柴田理恵:うん。
柴田理恵:じゃあそんな・・あ、あの親の借金も・・一生懸命返すような、孝行な娘なんだから。
相談者:はい。
柴田理恵:自分が、人の役にたってないと考えるってことなんてないんじゃないんですか?
相談者:うーーーん・・なんだろ?もうそう、そういう生き方が身についちゃって、るのかぁ・・
柴田理恵:うん。
相談者:あとは母も・・まぁ未だにまぁ浪費癖があってぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:まぁ、父が亡くなったのでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:あの、 1人にしておくのも心配だったんで、今、ちょっと2世帯住宅みたいな感じで同居してるんですけど。
柴田理恵:ああ、お母さんおいくつですか?
相談者: 80です。
柴田理恵: 80歳・・ 80歳でまだ浪費癖があるんですか?
相談者:はぁい、でぇ・・お金、はもう、あったらあっただけ使っちゃうのでぇ。
柴田理恵:ほう・・
相談者:あの、あたしが、あの・・
相談者:年金を、毎月・・
柴田理恵:うん。
相談者:「あなたはこれだけもらってるんだから、これで」って渡してぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:でぇまぁ、ガス代水道代電気代全部あたしが・・っていうかうちで払ってぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:あのまぁ、お母さんのまぁご飯代、好きな物代って感じでお金渡してるんですけど。
柴田理恵:うーーん・・
相談者:すぐなくなっちゃってぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:「寄越せ」「寄越せ」みたいなこともよく言ってくるので、ちょっと最近あたし・・お母さんには、なんて言うのかなぁ、最後ぐらい、お母さんにこう・・なんか優しくしてあげたい・・かなぁって、あたしずっと、借金のことで、お母さんのこと嫌いだったのでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:あんまり、なんが優しい言葉とか、かけられたりとかしてこなかったんですけど。
柴田理恵:うん・・
相談者:なんかまぁ最後のぐらいこうなんか、仲良くじゃないけど、優しくしてあげたいなぁと思ってぇ。
柴田理恵:うん・・
相談者:いたんですけど。
相談者:お金のことであまりにも、こういう、結構、まぁ、歳もとってきて、ガンガン、*******あるんでしょうけど。
柴田理恵:あっ、お父さんがまず会社・・
・・
柴田理恵:ですか?つぶ・・れて、借金ってことですか?
相談者:そうです、そうです、そうですそうですはい。
柴田理恵:でぇ、お父さん、お亡くなりになっちゃったんですね?
相談者:そうですそうです。
柴田理恵:うーん、お父さんもそういうこと・・割と、どんどん、お金を使ったりする方だったんですか?
相談者:そう・・ですねぇ、なんか、まぁ、まぁ、2人とも計画性がなかったってことですよね。
柴田理恵:でも会社経営してたんでしょう?
相談者:あっもう、もってたお金を減らしただですね。
柴田理恵:ああ、そっかぁ・・でも、ご両親とは仲は悪くなかったんでしょう?
・・
相談者:いやあたしは、あんまりよくはなかったんですけど、小さい時のもすごく、厳しかったりぃ・・
柴田理恵:ふん・・
相談者:あと母も、なんか、あたしのことおか・・なんて言うのかなぁあのぅ・・
相談者:女として見られちゃってぇ。
相談者:敵対心みたいな、いつも。
相談者:父をあたしが取るみたいな感じで、敵対心すごくもたれちゃってたのでぇ。
柴田理恵:ほう・・
相談者:なんか、お、お、うんだから、父の会社が潰れそうだっていうんで大学を辞めてぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:父の会社に入ってぇ、あたし一生懸命、仕事してたんですけど。
柴田理恵:うん。
相談者:まぁ、潰れる最後のところですねぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:だけど、それをなんか母は、あたしのこと疎ましく思ってぇ。
相談者:なんか父に対して、「あの子の方がいいんでしょう」とか。
柴田理恵:うん。
相談者:そういうことを言ったりとか、「あの子」ってあたしですよって感じなんですけど(苦笑)。
柴田理恵:うん・・
相談者:だからあたしも、ちょっとそんときには、「このうちには居られないな」と思って、一回、出ちゃったんですけど。
柴田理恵:うーーん・・
相談者:はぁい。
柴田理恵:でぇ、まぁそのぅ・・親の借金返して。
相談者:はい。
柴田理恵:あなたは、あのぅ・・あたらしく結婚なさってぇ。
相談者:はぁい。
柴田理恵:い、いくつの時結婚したんですか?
相談者:20・・7歳ぐらいですねぇ。
柴田理恵:27歳ぐらい。
相談者:はい。
柴田理恵:その時にはもうご主人は、会社経営なさってたんですか?
・・
相談者:そうですねぇ、 2代目なんでぇ。
柴田理恵:でぇ・・そのご主人・・の、会社を今、一生懸命やってらっしゃるんですね。
相談者:はぁい。
柴田理恵:ふぅーん、安定してよかったですねぇ。
相談者:おかげさまでまぁ・・そうですねあの、生活・・は、おかげさまでもう、ガタンガタンっていうのは、あたしの中では・・
相談者:ないんですけれども。
柴田理恵:うんうん、うんうん。
相談者:ただなんか・・
相談者:苦労性なのか、まぁ・・誰かの世話をすることに忙しかったのでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:っと、まぁ、会社、仕事手伝ったりでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇまぁ、ここんとこたぶん会社が、ちょっと落ち着いてきたりとか。
柴田理恵:うん。
相談者:あの、従業員さんもいてくれたりとかして。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇ、あたしがそこまで頑張らなくてもよくなったりすると。
柴田理恵:うん。
相談者:あたしがなんか、やることがないと逆になんか、不安になったっていうか。
柴田理恵:あっ・・
柴田理恵:今、じゃあ、そういう・・ちょっと贅沢な嬉しい悩み?
相談者:うーーーん・・
相談者:なんだけど、自分はすごく、なんか、あのいたたまれなくなっちゃうっていうか(苦笑)、なんですかねぇ。
柴田理恵:ほう・・
相談者:****
柴田理恵:な、なんでですか?ご主人とちゃんと結婚しててぇ。
相談者:はい。
柴田理恵:か、家庭も守ってて。
相談者:はい。
柴田理恵:それで、10歳のお子さん育ててて.
相談者:はい。
柴田理恵:なんで人の役に立ってないと思うんですか?
相談者:家事は誰でも出来ることだと思ってるから。
柴田理恵:そんなことないですよ。
相談者:いやあ、でもなんか。
柴田理恵:うん・・
相談者:うん・・主人には、そういうふうに思われてるのかなぁ・・とかって思っちゃったり。
柴田理恵:えっ?ご主人・・
柴田理恵:が?
相談者:あっ、に・・
柴田理恵:に?
相談者:に、うん、うん、だからだから、家のことは・・
柴田理恵:うん。
相談者:は(わ)・・誰でも出来ることだと、思われてるか、見下げられちゃってるのかなぁ・・っていうのを思っちゃったりもする・・
柴田理恵:じゃあ今・・あなたはアレですかねぇ。
柴田理恵:その、ご主人っていうものに対して、ちょっと・・
柴田理恵:今、だって、一番最初のね、ご相談でいうと、自分は・・人の役に立ってないと考えてるとか。
相談者:うん。
柴田理恵:自由なことしていいのか?って、悩んでしまうっておっしゃってたんですけれど。
相談者:はぁい。
柴田理恵:じゃなくってぇ・・ご主人に対しての・・
柴田理恵:ご不満があ・・あるんですかねぇ・
相談者:うん、だからあたしとしては、なんて言うのかなぁ?あたしの価値を認めてもらいたいっていうのがあるかもしれない・・ですねぇ。
柴田理恵:なるほど。
柴田理恵:じゃ、わかりました。
柴田理恵:じゃあ、あのぅ、今日のご相談は、あたしの価値を・・
柴田理恵:誰かに認められたいと、思ってるのだろうか?
相談者:うはははは(笑)。
柴田理恵:じゃ、ちょっと先生に、聞いてみましょう。
相談者:はい、すいません、お願いします。
柴田理恵:今日の回答者の先生は、三石メソード主宰、作家で翻訳家の三石由起子先生です。先生お願いします。
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