テレフォン人生相談 2020年5月7日(木)
パーソナリティ:柴田理恵
回答者:塩谷崇之(弁護士)
52歳女性から、夫は単身赴任中に不貞行為と借金をしていた。不倫相手と裁判になり、その時の夫の証人尋問で虚偽の発言をして家庭崩壊、相談者は自傷行為で措置入院となる。別居した夫から離婚調停、結果は金銭のことで不調になる。夫の借金癖で担保に入っている父名義の土地が心配、離婚を考えているので法律的なことが知りたい。
目次
夫の不貞で家庭崩壊
相談者は52歳女性(専業主婦)、夫は49歳(公務員) 結婚して28年。長男25歳、長女23歳、次男18歳、子供3人は同居、夫のみ別居中。
柴田理恵:もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:こんにちは。
柴田理恵:はい・・
相談者:お世話になります。
柴田理恵:はい、今日はどんなご相談ですか?
相談者:今別居中の・・夫・・と・・
柴田理恵:はい。
相談者:離婚を考えておりましてぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:でぇ・・法律的な、ことを教えていただきたいと思いましてぇ、連絡をさせていただきました。
柴田理恵:はい、えっとあなたおいくつですか?
相談者:52歳です。
柴田理恵:はい。旦那さんはいくつですか?
相談者:49になります。
柴田理恵:お子さんはいらっしゃるんですか?
相談者:長男が25歳、長女が23歳・・
柴田理恵:はい。
相談者:次男18歳です。
柴田理恵:上のお2人は、もう独立なさってますか?
相談者:いえ、あのぅ・・わたしと、子供たち3人一緒に暮らしてます。
柴田理恵:じゃあ、ご主人だけ家を出られたってことですかねぇ?
相談者:そうです。
柴田理恵:別居の・・原因っていうのはなんでしょうか?
相談者:主人が・・
柴田理恵:うん。
相談者:え、単身赴任中にぃ。
柴田理恵:はい。
相談者:不貞と借金とが・・
相談者:わかりましてぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:でぇ、相手方に、裁判を起こしてぇ、それまでは、あのやり直すという形で、やってはいたんですけれども。
柴田理恵:ふん・・
相談者:証人尋問っていうのがありましてぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:虚偽の発言をしたことによってぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:家庭崩壊・・に、なってしまってぇ。
柴田理恵:借金っていうのはどういう借金ですか?
相談者:女性と遊ぶお金とか・・
柴田理恵:うん。
相談者:ギャンブルでぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:遊ぶお金とかぁ・・
柴田理恵:うん、サラ金っていうか・・
相談者:うん。
柴田理恵:そういうところでぇ?
相談者:はい。
柴田理恵:はい、んでぇ、あなたが、そのことに対して裁判を起こしたんですか?
相談者:はい。
柴田理恵:あの不倫・・をした女性にですね?
相談者:はい、そうです。
柴田理恵:はい、はい、証人尋問でぇ・・ん、ん・・
相談者:はい。
柴田理恵:虚偽の・・
相談者:えっと・・
柴田理恵:証言っていうのは、どういうこと?
相談者:あのぅ・・
柴田理恵:うん。
相談者:でぇ、相手側のほうが・・
柴田理恵:うん。
相談者:あのぅ・・「証人尋問します」ということを言って来たのでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇ・・
柴田理恵:相手っていうのは女性ですよねぇ?
相談者:女性ですね。
柴田理恵:が、はい?
相談者:はい。
相談者:それでぇ、ずっと、あの不貞はなかったということを最初言って・・いたのですがぁ。
柴田理恵:はい。
相談者:こちらのぅ・・夫側のほうは・・
柴田理恵:うん。
相談者:不貞を認めていたのでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇ・・最終的には、じゃあ尋問というかた、証人尋問に、出ますという形になったんですね。
柴田理恵:はい。
相談者:証人尋問に立ったときに。
柴田理恵:はい。
相談者:相手を庇うようなことに・・
相談者:あの証言してしまってぇ。
柴田理恵:旦那さんが?
相談者:はい。
柴田理恵:はい。
相談者:それまでは、家族に戻るから、やり直したいからっていうことで裁判を自分から・・やる・・
相談者:っていうふうに・・
柴田理恵:あ、ああ・・はい、はい。
相談者:言ってたんですよね。
柴田理恵:はい。
相談者:結局、あのその虚偽の、発言っていうことがあったことでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:うちの中の、雰囲気っていうか、もう・・グチャグチャ、子供も「信用できない」って言う。
柴田理恵:うん、うん。
相談者:夫をわたしも信用ができないっていうことでぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:結局、家族から疎遠っていうか・・
柴田理恵:うん、うん。
相談者:一緒に暮らしてはいたんですけれども。
柴田理恵:うん。
相談者:なんとなく自分が、あのぅ・・疎外感?
柴田理恵:うん。
相談者:を、感じててぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:どうしてもそのぅ・・嘘を言って来たことが・・
柴田理恵:うん。
相談者:許せなくてぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:だんだん攻撃的にな・・ってしまったんですね。
柴田理恵:あの、奥さんのほうがですね?
相談者:でぇ、それまでの間に・・
柴田理恵:うん。
相談者:わたしも苦し・・
相談者:い・・んでしまったのでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:何度となく、自傷行為っていうのがあってぇ。
柴田理恵:(息をのむ)あ・・ああ・・
相談者:病院にずーっと・・
柴田理恵:はい。
相談者:通ってはいたんですけれども。
柴田理恵:はい。
相談者:夫・・が出て行ってしまったっていう・・
柴田理恵:ふぅーん・・
相談者:ところなんです。
柴田理恵:あのぅ、旦那さんは、その前の・・
柴田理恵:その女性のところに行ったわけですか?
・・
相談者:ではないです。
柴田理恵:ではない?
相談者:はい。
柴田理恵:1人でぇ?
相談者:1人で。
柴田理恵:えっと離婚の話は、具体的に旦那さんと進んでるわけですか?
・・
相談者:まったく・・ないです。
柴田理恵:うん。
相談者:夫が出てったことでぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:わたしが、措置入院になってしまったんですねぇ、自殺行為・・をしてしまったことでぇ。でぇ、そこから退院して、すぐに、裁判所からの通知が来てぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:でぇ、離婚調停ということが、ありました。
柴田理恵:旦那さんのほうから、その離婚調停・・
相談者:そうです、相手方の・・
柴田理恵:うん。
相談者:あの弁護士さん、あ・・が、書いた書類と、その・・夫がその封筒にぃ・・
柴田理恵:うん。
相談者:もうやって行けない・・っていう手書きの・・紙が書いてあってぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:わたしがまだ、そのときは、あの精神状況がまだ良くなかったのでぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:息子と・・
柴田理恵:うん。
相談者:相手側の・・弁護士さんと、やり取りをしてたんですがぁ。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇ、そこからは、もうずっと・・調停、の、中での話し合いでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇ、もうこれ以上無理だという・・ことであればぁ。
柴田理恵:うん。
相談者:わたし・・も、もうそれでも、もうしょうがないと思ったのでぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:家のローンのこととかも・・
柴田理恵:うん。
相談者:含めてぇ・・
柴田理恵:うん。
相談者:子供がまだあのぅ、高校生、の・・
柴田理恵:はい・・
相談者:子がいたのでぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:でぇ、その子供の教育費とか・・そういう諸々のこととかを・・
柴田理恵:はい。
相談者:話を・・して来たんですがぁ。
柴田理恵:はい。
相談者:「暫定基準に、合った数字をて・・提示してるからぁ・・」
柴田理恵:うん。
相談者:「それ以上は払えません」ということを、言われてしまってぇ。
柴田理恵:うーん・・
相談者:わたしの・・
柴田理恵:うん。
相談者:要望を・・聞けないという形になってぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:でぇこう、向こうが・・あの不調という形でぇ、取りやめるっていうんですか?あのぅ、一番の、問題点としてぇ・・
柴田理恵:はい。
相談者:離婚をするにあたってぇ・・
相談者:家・・
相談者:の、ローンもそうなんですけど。
柴田理恵:うん。
相談者:その下にある土地・・が・・家の抵当権に付いて・・てぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:でぇ、それが、わたしの父親の名義なんですね。
柴田理恵:はぁい。
相談者:でぇ・・
相談者:主人・・は、借金癖がありましてぇ。
柴田理恵:うん。
相談者:借金が、やんだことがないんですよ。
柴田理恵:はい。
相談者:逃げられてしまう・・可能性が高いのでぇ。
柴田理恵:はい。
相談者:抵当権を、外す方法っていうか、法律的にどうやったらいいのか・・っていうのを・・
柴田理恵:うん。
相談者:教えていただきたいと思ってぇ。
柴田理恵:まぁあのあなたが今お住まいになってるお家・・建物は・・
相談者:はい。
柴田理恵:旦那さんと一緒にローンを、組んだ・・
相談者:そうです。
柴田理恵:物なんです・・あなたお仕事なさってるんですか?
・・
相談者:いえ、しておりません。
柴田理恵:はい。
相談者:あのぅ、ずっと・・
柴田理恵:じゃあ、旦那さんの・・
相談者:はい。
柴田理恵:ローンでぇ・・
柴田理恵:やってたってことなんですよね。
相談者:そうです・・はい。
柴田理恵:ただ、土地は・・えっとあなたの・・お父さんの名義なんですね?
相談者:はい。
柴田理恵:わかりました。
相談者:よろしくお願いします。
柴田理恵:今日の回答者の先生は・・弁護士の塩谷崇之先生です。
相談者:はい。
塩谷崇之:先生お願いします。
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