テレフォン人生相談 2020年6月22日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
幼少期に父親から虐待を受け、父親が再婚した女性からは愛してもらえなかったことで今は夫や子供に対して敵意があるという57歳の女性からのご相談です。
加藤諦三氏の〆の言葉『不幸を受け入れる。するとすることが見えてくる。』デヴィッド・シーベリー
目次
夫や子供に対して敵意がある
相談者は57歳女性、夫59歳、長女29歳と3人暮らし。長男24歳と次男21歳は他県の大学に行っている。両親2歳で離婚し父は8歳の時に他界、継母に育てられる。
加藤諦三:もしもし?
相談者:はい。
加藤諦三:はいテレフォン人生相談です。
相談者:あ、こんにちは、よろしくお願い致します。
加藤諦三:はい、最初に年齢を教えてください。
相談者: 57歳です。
加藤諦三: 57歳、結婚してます?
相談者:はいしています。
加藤諦三:ご主人何歳ですか?
相談者: 59歳です。
加藤諦三: 59歳、お子さんは?
相談者: 3人います、
加藤諦三:はい。
相談者:娘が、
加藤諦三:はい。
相談者: 29歳。
加藤諦三:はい。
相談者:長男が、
相談者:えっと24歳、
加藤諦三:はい。
相談者:次男が20、1歳です。
加藤諦三:はい、で、今5人で暮らしてるんですか?
相談者:下の2人は、他県の大学に行っております。
加藤諦三:あ、そうですか、
相談者:はい。
加藤諦三:そうすると3人で暮らしてるんですね?
相談者:はい、***・・
加藤諦三:はいわかりました。それでどんな相談ですか?
相談者:はい、実は、わたくしは、あのぅ、
相談者:小さい時に、両親が離婚しまして、
加藤諦三:はい。
相談者:父は、アルコール依存症があって、
加藤諦三:はい。
相談者:わたしが小さい時に、自分の苛立ちを、わたしにこう、向けていたところがありました。
加藤諦三:はい。
相談者:その父が、
相談者: 8歳で亡くなって、
加藤諦三:はい。
相談者:わたしの実母というのは、あたしが、おそらく、2歳前ぐらいに、離婚しているようで、
加藤諦三:はい。
相談者:その後、
相談者:再婚した、継母がまぁ、わたしを育ててくれたんですけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:その時に、父がアルコールを飲んで、継母と喧嘩をしたりとかで、
加藤諦三:はい。
相談者:自殺をするみたいなこう、階段の所に、こう、紐がぶら下がっている、とか、
加藤諦三:はい。
相談者:小さい時の記憶が、あります。
加藤諦三:はい。
相談者:そしてあたしの、
相談者:左手にはあのタバコの火を押し付けられた痕があって、
加藤諦三:はい。
相談者:ま、ひどい折檻を受けたという記憶もあったんですけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:そういうふうな、わたしが育っていって、
加藤諦三:はい。
相談者:まぁ母親を求める気持ちがありましたけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:継母は、悪い人ではなかったんですけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:わたしが欲しいと思っていた、
相談者:愛情を、もらうことはできなくて、
加藤諦三:はい。
相談者:それでも、そういうものを探すというわたしがいましたけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:わたしももう、母親探しはやめよう、自分で生きよう、自分の生活を自分で立てていこうという決心を、思ったんですけれども(感極まってくる)、
加藤諦三:はい。
相談者:だから親、から、離れるというか、親を、追わないという事は、その時に、決めて、
加藤諦三:はい。
相談者:その後結婚をし、子供を育てていたんですけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:大学、
相談者: 4年生の長男が、
加藤諦三:はい。
相談者:研究室、での、
相談者:コミニュケーションがとれなくて、
加藤諦三:はい。
相談者:留年してしまいました。
加藤諦三:はい。
相談者:そして、これから2か月後に、休学(?)をするというような、
加藤諦三:うん、
相談者:ことになって、しまいまして、
加藤諦三:うん、
相談者:息子がこうやって(涙声)、浮かれた気持ちを、休ませに、
相談者:帰ってくるのに(涙声)、
加藤諦三:うん、
相談者:わたしは(泣)、
相談者:ズズゥ・・
相談者:自分のこの、
・・
相談者:親からの、
相談者:あ、あたたかい気持ちだったりとか(涙声)、
加藤諦三:うん、
相談者:ズッ、フゥ・・
・・
相談者:そういうものを(涙声)、ぁぁぁ(嗚咽)・・
・・
相談者:もらっていなくて、
加藤諦三:うん、
相談者:自分の子供に(涙声)
加藤諦三:うん、
相談者:わたしは、こんな辛い(涙声)
相談者:生い立ちの中で生きて来たんだから、あなた達は、
相談者:なまぬるいのよ(涙声)というような、
加藤諦三:うん、
相談者:気持ちが、子供達に出てしまって、
加藤諦三:うん、
相談者:ズッ、ホントは、温めてあげたい、これが必要だと、わかっているんだけれども(涙声)、
相談者:自分の、
相談者:ぁぁ、辛さや悲しみみたいなものを、
加藤諦三:うん、
相談者:我慢してきて気持ちを、
相談者:先に子供に、
相談者:あててしまって、
加藤諦三:うん、
相談者:そして、その中でも生きてきた子供たちは、
相談者:お母さんはこんな人なんだから、と思いながら、
相談者:自分自分でこう、歩み始めているところを(涙声)、
加藤諦三:うん、
相談者:またわたしは邪魔するんじゃないだろうかというところで、
加藤諦三:うん、
相談者:これからの生き方を(涙声)、ズゥ・・
加藤諦三:うん、
・・
・・
相談者:ぅ、ぅぅ・・ズッ、どういう態度で、
加藤諦三:うん、
相談者:向かえばいいのかというところに、
加藤諦三:うん、
相談者:今までは子供に依存して来たので、
加藤諦三:うん、
相談者:わからないんです(涙声)。
相談者:あの夫との関係も、ズッ、夫がいてくれてよかったと思う気持ちと、
加藤諦三:うん、
相談者:やっぱり、フゥ・・あなたは何にもわかってないという、自分の敵意と、同時のものが2つ、あって、
加藤諦三:うん、
相談者:今ある幸せを大事にしないといけないと思いつつも(涙声)、
相談者:わたしの、
相談者:棘というものが、
加藤諦三:うん、
相談者:人を傷つけているという、
相談者:こういう状態にあって、
加藤諦三:うん、
相談者:これから、
相談者:今気づいたことを、どうやって、ズッ・・
相談者:人の人生を邪魔しないで、自分の人生を、そして今、得てるものを、
相談者:大切にしながら生きたいんですけれども、ズズッ・・
加藤諦三:うん、
相談者:その、小さい時の、痛みや傷を、どうやって、ならして、いけばいいのかが、ズズッ・・
加藤諦三:うん、
相談者:ちょっと、わからなくて、お電話・・
相談者:したところでした。
加藤諦三:はい、どうもありが、
相談者:**てすいません。
加藤諦三:はい。
・・
加藤諦三:今日の相談というのは、
相談者:はい。
加藤諦三:そうすると今まで、
加藤諦三:お子さん3人がいて、
相談者:はい。
加藤諦三:ご主人が入ってという生活の中で、あなたが、
加藤諦三:心の支えというか、生き方の指針としてきた、
相談者:はい。
加藤諦三:そういうものが、失われて、
加藤諦三:わたしは今どうしたらいいんでしょう?っていうのが相談ですね。
相談者:そうですね、はい、ありがとうございます、はい。
加藤諦三:はい、今日はあのぅ、スタジオに、心についての、エッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、
相談者:はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
相談者:はい、ありがとうございます。
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