テレフォン人生相談 2020年7月20日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育)
30数年間、女性と付き合った事がないので、女性にアプローチして付き合うまでいくには、どうしたらいいのかわからないんです。という53歳の男性からのご相談です。
加藤諦三氏の〆の言葉『人間の唯一の義務は、自分自身になること。』デヴィッド・シーベリー
目次
女性へのアプローチの仕方を教えて
相談者は53歳男性、独身で施設利用者。両親とは10年以上音信不通。施設の24歳女性職員に好きという感情。
加藤諦三:もしもし?
相談者:もしもし?
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:はい。
加藤諦三:最初に、年齢を教えてください。
相談者: 53歳です。
加藤諦三: 53歳・・
相談者:はい。
加藤諦三:結婚してます?
相談者:いえ、して、いません。
加藤諦三:ずーっと1人ですか、それとも離婚して・・
加藤諦三:今ひとりで暮らしてる・・
相談者:あのずっと1人です。
加藤諦三:はいわかりました、
相談者:はい。
加藤諦三:でどんな相談ですか?
相談者:あのぉ、女性と、ですねぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:もう・・30数年、付き合ったことがないんで、のですが、
加藤諦三:はい。
相談者:はい、あのぅ、どうやって女性にアプローチでですねぇ、あの、
加藤諦三:はい。
相談者:付き合うまでに・・至ればいいのか、という方法が、シィ、全くわからなくてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:はい。
加藤諦三:母親との関係はどう?
・・
・・
相談者:あのぅ・・
相談者:どうでしょう・・
・・
相談者:アンビバレント、の関係と言いますか、
加藤諦三:うん、ふん・・
相談者:母に対しては気持ちはあるんですけども、その、反面、
加藤諦三:はい。
相談者:あのぅ・・憎たらしい、
加藤諦三:はい、はい。
相談者:というようなことがあって、
加藤諦三:うん、
相談者:家庭内暴力と言いますか、それで母に暴力をふるってしまうこともありました。
加藤諦三:はああ・・という事は、お母さんとの関係で、
加藤諦三:「お母さん・・」って言って、
加藤諦三:お母さんに抱いてもらいたいという気持ちがあって、
加藤諦三:お母さんに抱きつこうとしたとき、あなたの心の中でねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:お母さんは・・
・・
加藤諦三:わたしのことを抱きたがっているんだ・・っていう、そういう確信が、
加藤諦三:あってぇ・・母と、息子との関係があった、
・・
加藤諦三:ということではないんですね?
相談者:そうですねぇ、
加藤諦三:そうですよねぇ。
相談者:はい。
加藤諦三:あなた難しい、言葉で言うと「相互性の欠如」って言うんですけどね、
相談者:あ、はい。
加藤諦三:自我の確立でもう、絶対重要なのはこの、「相互性」でぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:自分がお母さん・・に、抱かれたいと思って、「お母さぁーん」って言ったときに、
相談者:はい。
加藤諦三:その子の中に、
加藤諦三:お母さんは自分を抱きたがってるんだぁ・・っていう・・
加藤諦三:それぇ・・が、ベースになって、
加藤諦三:人間関係、例えば、あなたの場合で言うと女性・・との関係も、いろいろと上手く行きだすんだけど、
加藤諦三:最初っからその、母親との関係で最初・・つまずいてんのかなぁ?
・・
相談者:ああ、そうかもしれません。
加藤諦三:うん、
加藤諦三:そうするとアレですかぁ?
加藤諦三:女性・・に対してぇ・・
相談者:はい。
加藤諦三:やっぱり常に、同じアンビバレントの女性が好きだけれども、女性が嫌い・・っていうか、
加藤諦三:女性に近づきにくいというか、
相談者:そうですねぇ、女性に近づきにくくて、
加藤諦三:うん、
・・
相談者:あのぅ・・
・・
相談者:ちょっと気になってるというところ、悟られるとその女性からは何かしら、もう嫌われてるような、感じを受けます。
加藤諦三:女性に対してぇ・・は、あの、常に・・
・・
加藤諦三:なにかを女性・・
加藤諦三:に対して隠してるっていう感じがあってぇ、
相談者:あっ、はぁい。
・・
加藤諦三:女性と近づくと、
・・
加藤諦三:隠してるものを、
加藤諦三:バレちゃうんじゃないかっていう怖さがある・・ん、
相談者:あはぁい。
加藤諦三:だよねぇ?
相談者:はい。
・・
加藤諦三:だから、
加藤諦三:確かに、
加藤諦三:女性に、近づき、にくい、近づくのが難しい、
加藤諦三:そういう意味では恥ずかしがり屋なんですよねぇ。
相談者:(笑)あっはぁい、その通りです。
加藤諦三:ん、ねぇ、だから、
相談者:はい。
加藤諦三:隣同士で、
加藤諦三:座ったと、
相談者:はい。
加藤諦三:好きな女性のね、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:ところがそのチャンスを活かせないんだよねぇ。
相談者:そうなんです、何を話していいのかもわからなくなってぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:もう・・
加藤諦三:でぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:な、何を話していいかわからないし、
・・
加藤諦三:目ぇ合ったら、どうしていいかわからないから、
相談者:ドギマギしますよねぇ(笑)。
加藤諦三:ドギマギしちゃうんだよねぇ。
相談者:はい。
加藤諦三:うん、
・・
加藤諦三:まぁ、そういう意味じゃあ・・
・・
加藤諦三:その根底の最初の感覚がね、
相談者:はい。
加藤諦三:お母さんとの関係ででてきちゃってんだよね、
相談者:ああ、はい。
加藤諦三:心の中にねぇ。
相談者:はい。
・・
加藤諦三:それで今日のあなたの相談っていうのは、
加藤諦三:そう言うような形でですねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:まぁ53歳まで、なってしまった、
相談者:はい。
加藤諦三:アプローチの仕方・・
加藤諦三:が、全くわからないので、
相談者:はい。
加藤諦三:教えてほしいという相談ですよねぇ?
相談者:そうです。
加藤諦三:はい。
加藤諦三:今日はあのぅ・・スタジオに幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
相談者:はい、よろしくお願いします。
コメント一覧
この相談者は臆病なんだろうな。
女性に声をかける勇気がない。
振られたら惨めだなんて思っちゃうんだろうな。
でもな、女性と親しくなるためにはなりふり構わず行動しなくちゃね。
振られたり拒絶されたりするのが当然で、上手くいくのはむしろ稀なこと。と、割り切って、チャレンジするしかないのよ。
前提として、この施設って何?
ここがハッキリしないと話が全然変わってくると思うんですけど・・・
そら職員だったら利用者に優しくしますよねぇ
そういう事です
コメントする