テレフォン人生相談 2020年7月27日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育)
10代の頃からコミュニケーションが上手くいかないけれど、結婚した今、自分と夫が抱えている心の葛藤が知りたいという45歳の奥さまからのご相談です。
加藤諦三氏の〆の言葉『意識と無意識の乖離、これがコミュニケーション能力を破壊します。』
相談者は45歳女性、夫は45歳、結婚生活17年ほど、子供3人、長男15歳、長女11歳、次女8歳
目次
自分に違和感がある
加藤諦三:もしもし?
相談者:あ、こんにちは。
加藤諦三:はいテレフォン人生相談です。
加藤諦三:最初に年齢を教えてください。
相談者: 45歳です。
加藤諦三: 45歳、結婚してます?
相談者:はい。
加藤諦三:ご主人何歳ですか?
相談者: 45歳です。
加藤諦三: 45歳、お子さんは?
相談者: 3人いまして、
加藤諦三:はい。
相談者:上が長男、
加藤諦三:はい・・
相談者: 15歳。
加藤諦三:はいはい。
・・
相談者:長女、 11歳。
加藤諦三:はい。
相談者:次女、 8歳です。
加藤諦三:はいわかりました。それでどんな相談ですか?
・・
相談者:わたしと、主人・・がですね、今、心の葛藤と言いますか、
加藤諦三:はい。
相談者:抱えている、そのぅ、心の問題・・っていうのはなんなのかっていうことを、知りたいっていうことです。
加藤諦三:はいわかりました。結婚してからどのくらい経つの?
相談者: 10・・7年ぐらいですか、
加藤諦三: 17年ぐらいねぇ、はい。
相談者:はい。
加藤諦三:それでぇ・・
加藤諦三:心に葛藤を抱えてるなーっていうことを、気がつき始めたのは何年ぐらい前からですか?
相談者: 10代の頃から、
加藤諦三:はい。
相談者:自分に対する違和感がすごくありまして、
加藤諦三:はい。
相談者:人とのコミュニケーション・・が、とてもなんか自分の中で、
相談者:スムーズにできていないっていう心の引っかかり・・が、ありましてぇ、
加藤諦三:はい。
加藤諦三:今あなた10代の頃から、自分に違和感があるって言いましたけれど、10代って言うと、おおよそ、どの辺ですか?
相談者:高校を卒業したあたりかと思います。
加藤諦三:高卒・・
相談者:はい。
・・
加藤諦三:高校、時代はまぁ、
加藤諦三:コミニュケーションは、まぁまぁ普通に行ってたっていうこと?
相談者:他人から見ると、
加藤諦三:うん、
相談者:とても明るくて、
加藤諦三:はぁいはぁい。
相談者:いつもグループの中心にいる人だよね、って言われるし、
加藤諦三:うん、
相談者:人がいっぱい集まってくるっていうふうに、見られるんですね。
加藤諦三:うん、
相談者:でぇ・・
相談者:一緒に友達と居て、何かこう自分の中に、
相談者:うまく、できてないような気がしたりとか、
加藤諦三:うんうん、うんうん、
相談者:でも学生の頃はまだ、大丈夫だったんですけれど、
加藤諦三:うん、
相談者:社会人になってから、
加藤諦三:うん、
相談者:ともに過ごしていない人達との、
加藤諦三:うん、
相談者:上手な、会話?・・っていうのが、
加藤諦三:うん、
相談者:なんとなく、こう・・苦手、だなって、いうことに気付き始めてから、
加藤諦三:うん、
相談者:自問自答・・っていう日々?
加藤諦三:うん、
相談者:ですかねぇ、
・・
加藤諦三:高等学校時代ね、あなた自身の中では既に違和感あったよね。
相談者:あ、ああ、あったと思います。
加藤諦三:だって・・明るいっていうのは、これは、
・・
加藤諦三:作った明るさだよねぇ。
・・
相談者:スゥ・・はい。
加藤諦三:今から思ってあなた、当時のあなたの無意識にあったのは何だと思います?
・・
相談者:寂しさです。
・・
加藤諦三:寂しかったから、
・・
加藤諦三:その反動形成として、
加藤諦三:もう普通以上に明るく振る舞った、それはあると思います。
相談者:わたし・・はですね、
加藤諦三:うん、
相談者:あの、 14歳の時に、両親も離婚しましてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:でそれから、兄とわたしと、父と、
加藤諦三:ええ、
相談者:での暮らしてはあったんですけれども、
相談者:わたし・・は、一人で、
加藤諦三:はいはい。
相談者:家に居るってことが多くて、
加藤諦三:うん、
相談者:それで、高校生の頃になると、
相談者:父が、ちょっと危ないからってことで、マンションの暮らしに変えてくれたんですけど、
加藤諦三:うん、
相談者:そこに、友達が、たまり場みたいになって、
加藤諦三:うん、ああ・・
相談者:いっぱい寄ってくる、場所になったんですね。
加藤諦三:こう言うように寂しがっていい顔している人の周りには、
加藤諦三:たちの悪いのが、集まるんですよ。
相談者:だけどですね、
加藤諦三:はい。
相談者:その中・・の、一人が、今の主人なんですね。
加藤諦三:ああ、ああ、ああ・・
・・
相談者:集まって欲しいと思ってないんですけど、
相談者:なんかこう・・
加藤諦三:うんそうですよ、だって、
加藤諦三:正直、
加藤諦三:人が好きじゃないもん。
相談者:はい。
・・
加藤諦三:あれ?「はい」って認めてくれましたねぇ。
相談者:はい。
加藤諦三:ここ重要な点なんですよ。
相談者:はい。
加藤諦三:ホントに、人が好きなら、明るく振舞いません。
・・
相談者:あ、ああ、ああ・・
加藤諦三:実はねぇ、
加藤諦三:心の底に、
相談者:はい。
加藤諦三:寂しさだけではなくて、
相談者:はい。
加藤諦三:憎しみがあったんじゃないの?
相談者:ああ・・あ、あ、あ、そうですねぇ、
加藤諦三:つまり、
相談者:うん、
加藤諦三:この明るさは、
相談者:うん、
・・
加藤諦三:憎しみの間接的な表現なんです。
相談者:うーーん・・
加藤諦三:だから、明るく振舞ってるだけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:ものすごい自分に違和感があるんですよ。
相談者:ありました、はい。
加藤諦三:それは、
加藤諦三:心に憎しみがあり、
加藤諦三:もっと言えば、
加藤諦三:意識的に明るい、
加藤諦三:無意識には憎しみ、
加藤諦三:この意識と無意識の乖離っていうのは、
相談者:はい。
加藤諦三:徹底的に人とのコミュニケーション能力を破壊するんです。
相談者:ふぅーーん、いや、なんかですね、結婚生活の中でなんかこう、違和感、は、ずっとあったんですね。
加藤諦三:あるでしょうねぇ、それは、
相談者:ああ・・***、はい。
加藤諦三:つまり、無防備に人に心を開けないから、
相談者:だけど、 30代とかまでは、
加藤諦三:うん、
相談者:とても無防備に無邪気に人と、
加藤諦三:うん、
相談者:接してた、と、思うんですね。
加藤諦三:うん、それはなんであなたそんな無防備になれたんだと思う?
相談者:スゥゥ・・
相談者:みんな、いい人だと思ってたんです。
相談者:人は皆、いい人だと、
加藤諦三:いい人と、思わなければ、生きていかれなかったからねぇ。
相談者:あ、そうなんですねぇ・・
・・
加藤諦三:それよりも、無防備の時のあなたっていうのは、
相談者:はい。
加藤諦三:自己蔑視だったんです。
相談者:あ、ああ・・
・・
・・
相談者:はい。
加藤諦三:それで、さっきあなたの相談はですねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三: 10代の頃からこういう違和感を持っていたと、
加藤諦三:そいで今ご主人との関係がうまくいかない・・
相談者:はい。
加藤諦三:って言ってぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:そいで・・今どうしようか、っていうことですね?
相談者:はい、そうです。今後・・
加藤諦三:はいわかりました。
相談者:はい、はい。
加藤諦三:今日あのぅ、スタジオに、幼児教育研究の、
相談者:スゥ・・はああ(感激?)・・
加藤諦三:大原敬子先生がいらしてんので、
相談者:はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
相談者:ハァァァ・・
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