テレフォン人生相談 2020年8月8日(土)
パーソナリティ:今井通子
回答者:大迫恵美子(弁護士)
10年前に不倫した夫が、その2年後に家を出て行き別居状態。自分は婚姻関係を継続したいと思っていたが有責配偶者の夫から離婚調停を申し立てられてしまった。過去のテレフォン人生相談を読み聞きしたら、自身の問題に気付く、コントロールマザーから逃げるように結婚、夫への依存等、信じるものがなくなり自分が壊れてしまった。この先、何を信じてどうやって生きていけばいいのか?
相談者は54歳女性、夫54歳、結婚27年目で別居して8年、子供は娘3人、長女26歳・次女24歳・三女22歳
目次
有責配偶者の夫から離婚調停
今井通子:もしもし・・テレフォン人生相談です。
相談者:あっ、お願いします。
今井通子:はい。
今井通子:今日はどういったご相談ですか?
相談者:あのぅ・・
相談者:夫・・ですね、 10年前に、不倫をした夫から、
今井通子:はい。
相談者:あの今離婚調停を申し立てられてまして、
今井通子:ん?
相談者:でぇ、
今井通子:ちょっと待って、
今井通子: 10年前に、夫が不倫したの?
相談者:はいそうです。
今井通子:はい。
相談者:でぇ、そのあと、
相談者:2年ほどして、家を強行的に出て行きまして、ずっと別居状態が続いてたんですけども、
今井通子:はい。
相談者:で今、離婚調停を申し立てられています。
相談者:こないだまぁ第一回の調停に行きまして、わたしは、あのぅ、
相談者:まぁ修復・・の希望を持ってたんですけども、
今井通子:はい。
相談者:もう全く夫は、離婚の意思が固くて、
今井通子:はい。
相談者:まぁもう、無理だなぁっていう感じなんです。でぇ、
今井通子:はい。
相談者:あのぅ、この7年間、ずっといろんなことを考えてたんですけど、
今井通子:はい。
相談者:それでもわたしはあのぅ、夫・・に対する信頼とかそういったものは、 変わらず持ってましてぇ、
今井通子:はい。
相談者:え、ただ、この、調停・・申立て、とか、それから第一回の調停の後にいろいろ、あちこち当たったりするうちに、まぁその、テレフォン相談なんかの、過去の物も読んだり聞いたりしてて、自分の問題点がすごくわかってきまして、
今井通子:はあ、
相談者:であたしあの、やっぱり生育歴からちょっと、愛情が足りずに育ってきた、特に、母親がまぁちょっと、過干渉・・
相談者:って言うんですかねぇ、あたしをコントロールしようとするタイプの人間だったので、
今井通子:はい。
相談者:わたしもやっぱりそのことによって、親から離れるのは結婚だったんですけども、
今井通子:はい。
相談者:それで、夫、と、その、非常にこの家庭を築いていく中で、夫をすごく信頼して、まぁ、依存してたんだなぁ・・って、
・・
今井通子:はい。
相談者:思う・・ような感じなんです。
相談者:でぇ、それがもう夫を苦しめて不倫とかに走らせたのかもしれないんですけど、そこはちょっとよくわからないんですけど、夫がその不倫をした後に、その・・
相談者:相手の方と、いろいろと(苦笑)、まぁわたし・・
相談者:と、離婚するためにいろいろ考えてたっていうんですかねぇ、普通だと有責配偶者からは、離婚の申立てが通らないから、別居の期間を長くしてとか、そういうことを考えて、
相談者:いるとその当時、言ってたんですけど、まさかホントにそういうことするとは思わなかったんですけど、
相談者:実際、やってる事はそれに近いことに今なってしまってて、夫に対する信頼関係、あの信頼の気持ちも全部壊れてしまってぇ、
相談者:もうなんか自分が、もうバラバラになってしまってこれから、まぁ離婚をするのはしょうがないとして、この先をどうやって生きていって、何を信じていいのか、その、
相談者:信じる自分がなくなってしまったような状態で、
相談者:でそれをどうしていいのか、
相談者:ご助言いただけたらと思いました。
今井通子:はい。
・・
今井通子:スゥゥ・・あなたおいくつですか?
相談者: 54歳です。
今井通子: 54歳、ご主人は?
今井通子:おいくつ?
相談者:同い年です。
今井通子: 54歳、
相談者:はい。
今井通子:ご結婚何年目でした?
相談者: 27年目ですね。
今井通子: 27年目、
相談者:はい。
今井通子:はい。
・・
今井通子:お子さんいらっしゃいます?
相談者: 3人。
今井通子:はい。
今井通子:え・・男女別と、年齢を教えてください。
相談者:全員、
・・
相談者:女性、で、
相談者: 26、24、22です。
・・
今井通子:でぇ・・
今井通子:ご主人の方が、
相談者:はい。
今井通子:調停申し込んでらっしゃるみたいなんだけど、
相談者:はい。
・・
今井通子:あなたとしては、
今井通子:なにをどうしたいんですか?
・・
相談者:離婚をすることは、しょうがないと思いますし、わたしは、
・・
相談者:それでも、夫に、誠意ある、態度で、その離婚したいっていうことを、言ったりとかして欲しかったんだと思うんですずっと。
今井通子:はい。
相談者:相手の方が好きだからとか、
今井通子:ふん、
相談者:そういったこともなく、まぁちょっと騙し討ちみたいな状態でぇ、
相談者:こういうことになってしまってることが、
相談者:ホントに辛くって、
相談者:たとえ離婚したくてもちゃんと、こういうことでしたいので、
相談者:してくれないかって、言ってくれるかと思っていたんですね。
・・
今井通子:うん、でぇ、今、だからご主人の方は、
今井通子:なんだから離婚しようって言ってらっしゃるわけ?そうすっと?
相談者:性格の不一致だそうです。
・・
今井通子:ああ、なるほどね。
相談者:でぇそのぅ、じゃあ、いったい何が性格の不一致なのかと、なにがそれか?っていうのを教えてくれって言っても、それも言いたくない。
相談者:とにかく離婚を、
相談者:あの、調停で離婚をしないんなら、もう今日で不成立にしてもらって、裁判で構わないって言ってるんです。
・・
今井通子:ふぅーん・・
・・
・・
今井通子:突然そのじゃあ、離婚、の調停出されたのは、
相談者:はい。
今井通子:ご主人の、
今井通子:気が変わったのかしら?
・・
・・
相談者:さぁどうですかねぇ、子供達が、
相談者:まぁ全員大学入りましたし、
相談者:そういったことがあるんじゃないかって、ま弁護士の、先生相談しに行った時に、
今井通子:うん、
相談者:その、離婚要件が、
相談者:ゆるくなるって、
・・
・・
今井通子:なるほど。
相談者:有責配偶者からの離婚要件が、
今井通子:うん、うん、
・・
相談者:調停での離婚に対応するならば、その財産分与で、考えないことはない、という言い方してたそうです。
・・
今井通子:ふぅーん・・
相談者:ですからその、
相談者:もともと自分が有責だから離婚するって事は普通の裁判では難しいけどっていうことで、
相談者:そういうふうに、
相談者:やってるの・・.じゃないだろうか、と弁護士の先生方はおっしゃってましたけど、
・・
今井通子:そうすると、今日のご相談としては、
今井通子:いわゆる、
今井通子:調停・・の手技(しゅぎ)とか、
相談者:はい。
今井通子:それからその離婚問題についての、慰謝料その他も含めてですけど、
相談者:はい。
今井通子:弁護士の先生と相談なさってるからそういう事は、どうでもいいわけですよねぇ、そうすっと、
相談者:はあ、はい。
・・
今井通子:あの、今日のご相談の(苦笑)、
相談者:はい。
今井通子:うーん、なんて言うのかなぁ?ひと、ことでおっしゃると、どういうことでしょう、そうすると?
相談者:先に・・
相談者:何を信じて、どうやって生きていったらいいかがわからなくなってしまったんです。
今井通子:はい。
・・
今井通子:でぇ、どうしたらいいでしょう?ってこと?
相談者:はい。
今井通子:わかりました。
相談者:そうなんです。
今井通子:今日はですねぇ、弁護士の大迫恵美子先生がいらしてますので、
相談者:はい、はい。
今井通子:伺ってみたいと思います。
相談者:すいません、じゃ、こん・・はい。
今井通子:先生、よろしくお願い致しまぁーす。
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