テレフォン人生相談 2020年9月21日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
38年前に結婚して以来、ずーっとお姑さんに厳しくされてきた。義理の両親が高齢になってカラダも弱ってきたのだけれど、親切にするのがイヤで仕方がないという63歳の女性からのご相談です。
相談者は63歳女性、夫65歳、義父90歳、義母88歳と同居4人暮らし。子供2人(長男37歳・次男33歳)
加藤諦三氏の〆の言葉『幸せな人だけが不幸になれる』タタルケヴィッチ
目次
舅姑にいろいろしてやるのはイヤだ
加藤諦三:もしもし?
相談者:あ、もしもし?
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:お世話様になります。
加藤諦三:はい・・最初に、年齢を教えてください。
相談者:はい、63歳です。
加藤諦三:63歳・・結婚してます?
相談者:しております。
加藤諦三:ご主人、何歳ですか?
相談者:65歳です。
加藤諦三:65歳・・お子さんは?
相談者:2人おりまして、
加藤諦三:はい。
相談者:長男が37歳。
加藤諦三:はい。
相談者:次男が33歳です。
加藤諦三:はい・・でぇ、今・・
相談者:ええっと・・
加藤諦三:ご主人と2人で暮らしてんの?
相談者:いえ、主人の・・両親が・・
加藤諦三:あっ・・
相談者:一緒に暮らしております。
加藤諦三:そうですか、
相談者:はい。
加藤諦三:はい、そうすっと4人で暮らしてるんですね?
相談者:そうですね、はい。
加藤諦三:はいわかりました、それでどんな相談ですか?
相談者:姑・・の、ことなんですけれども、
加藤諦三:ん、はい。
相談者:結婚した当時から、ずーっと、同居はしているんですが、
加藤諦三:はい。
相談者:はっきり言ってぇ・・嫁・・ということで、かなり・・キツクあたられておりましてぇ、
相談者:嫁っていうのは働くもので、
加藤諦三:あん、
相談者:ずーっと、姑に仕えるもので、
相談者:そういう感じでまぁ、38年、9年・・仕えてきたん・・ですけれども、
加藤諦三:これ恋愛結婚?
相談者:そうです・・はい。
加藤諦三:最初は・・どうだったの?
相談者:嫁いだその日から・・後悔してました(苦笑)。
相談者:やっぱり・・
加藤諦三:って、今何歳ですか?
相談者:父が・・90歳。
加藤諦三:はい。
相談者:母が88歳です。
加藤諦三:はい。
相談者:最近、やっぱりちょっと・・よわ・・ってまいりましてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:例えばぁ・・主人の、お、弟・・さんが来たときに、お嫁さん、そのお嫁さんですねぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:とか・・姑が、歩こうとするとあの、こう腕を組んであげてぇ・・こう、寄り添うように・・歩いてあげたり、
相談者:そういうことを、するんですけど、
加藤諦三:はぁい。
相談者:あたし、出来ないんですよ。
相談者:今まで、こんな目をみてきたのに・・なんでここまできてぇ、
相談者:親切に・・
加藤諦三:うん、
相談者:しなきゃ・・いけないんだろうって・・
加藤諦三:うん、
相談者:ちょっと思ってしまってぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:手がこう、出ないんですよ。
加藤諦三:うん、
加藤諦三:率直に言ってぇ、好きではない・・っていう言い方・・
相談者:あっ、
加藤諦三:不適切かもしれないけども、
相談者:はい・・はっきり言ってぇ、
加藤諦三:そう思う・・
相談者:好きではないと思います。
加藤諦三:好きではなぁい?
相談者:はい。
相談者:出来れば、あのぅ(苦笑)・・そばへ・・
加藤諦三:離れて・・離れていたい?
相談者:はい、はい。
・・
加藤諦三:結構・・
加藤諦三:キツイ・・
加藤諦三:40年弱でしたねぇ?
相談者:そう・・ですねぇ、あのぅ・・しかも、食事3回・・10時と3時のお茶と、
加藤諦三:うん、
相談者:5回は必ず一緒に・・食卓を囲む・・
加藤諦三:うん、
相談者:感じでぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:そうすると・・リラックスした雰囲気の中でぇ、初めてぇ・・会話が弾むわけですよ、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:だけど、そういう・・
加藤諦三:ことは、なかった・・んですよねぇ?
相談者:あっ、昔は・・そうでもなかったんですけど、
加藤諦三:あ、そうですか。
相談者:はぁい。元気に・・働いて・・さえいれば、機嫌がよくってぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:結構楽しく・・やってたんですけど、
加藤諦三:あ、ああ・・
相談者:ちょっと、あの例えば・・9度とか・・熱がでてぇ、
加藤諦三:はぁい。
相談者:「休ませていただけませんかぁ?」って言っても、
相談者:そんなん休むなんて、冗談じゃない・・っていう感じでぇ
相談者:言われてたのでぇ、
相談者:自分としてはすごい・・頑張ってやった・・と思ってたんですけど、
加藤諦三:うん、
相談者:その、後でぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:「いつもより能率が悪かった」・・って言われてぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:もうホント、泣きたかったです。
相談者:もう・・1回・・もう・・
加藤諦三:な・・泣きたい・・っていうよりも、
相談者:死んでやろうかと思ってぇ(苦笑)、
加藤諦三:うん、
相談者:これでもし死んだらどう思うかなぁ・・って、
加藤諦三:ああ、そう、そう、そこだ、
相談者:すごく思いました。
加藤諦三:もし、わたしが死んだら、この人どう思うだろうっていう・・
相談者:そう・・
加藤諦三:だ、そう思う・・
相談者:今はねぇ、逆に、ちょっとあの、「風邪ひいた」って言うと、
加藤諦三:うん、
相談者:「早く休みなさい・・」(笑)・・
相談者:「もしあなたに倒れられたら、こっちが困るんだから」って言われます。
加藤諦三:うん・・
加藤諦三:そいで、今日の相談というのはどういうことですか?
相談者:ほん・・っとに、嫌なんです、いろいろしてやることが、
・・
・・
相談者:それをあの、嫌だと思わない・・
相談者:で、出来る方法はないかと思いましてぇ、
加藤諦三:はいわかりました。
相談者:すいません。
加藤諦三:今日はあの、心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
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