テレフォン人生相談 2020年9月28日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:田中ウルヴェ京(メンタルトレーナー)
対人関係が上手くいかず雑談が苦手、子供を連れて公園へ行くのがイヤでイヤで仕方なかった。夜の夫婦生活も次女を産んでから性欲がなくなり、夜の生活もイヤイヤ応じていたが、自分にとってはレイプされているようなものだった。17年間我慢していたが、7年前の夫の海外単身赴任を機にその2年後、帰国した時「うんざりなんだけど」と言って以来、夫婦生活もなく夫婦関係もしっくりいかなくなってしまった。こういう私、どうしたらいいだろう?というご相談です。田中ウルヴェ京より『ウイッシュリスト』『100の願い事』の提案。
相談者は58歳女性 夫57歳 結婚して30年 長女28歳 次女24歳
加藤諦三氏の〆の言葉『人間の唯一の義務、それは自分自身であること』デヴィッド・シーベリー
目次
夫婦生活を断って以来、上手くいっていない
加藤諦三:もしもし?
相談者:もしもし?
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:お世話になります。
加藤諦三:最初に、年齢を教えてください。
相談者:わたしは58歳です。
加藤諦三:58歳・・
相談者:はい。
加藤諦三:結婚してます?
相談者:はい。
加藤諦三:ご主人何歳ですか?
相談者:57歳です。
加藤諦三:57歳・・お子さんは?
・・
相談者:2人おりましてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:長女と次女が、いましてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:28歳と、24歳です。
加藤諦三:はいわかりました。
相談者:はい、はい。
加藤諦三:でぇ、どんな相談ですか?
相談者:夫と、
加藤諦三:うん、
相談者:7年前から、
加藤諦三:うん、
相談者:夜の夫婦生活がなくなってぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:ちょっと、夫と・・しっくりいかないっていう・・悩みなんですけども、
加藤諦三:結婚してから何年ぐらい経つんですか?
相談者:ちょうど30年です。
加藤諦三:とちゅう(?)、30年・・
加藤諦三:何年ぐらい・・までは、上手くいってたわけ?
相談者:7年ぐらいだと思います。
加藤諦三:誰でもそうですけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:パッションっていう情熱の時期を過ぎれば、
相談者:はい。
加藤諦三:次は、インティマシーって言って、親しさの、段階に入るわけですけれども、親しさの段階に入るところで、
相談者:はい。
加藤諦三:親しい、2人、ではなくなってたのかな?
相談者:対人関係が、上手くなくてぇ、
相談者:でぇ、
加藤諦三:対人関係が上手くないっていうの・・
相談者:ええ、
加藤諦三:具体的に言うと、どういうこと?
相談者:高校生の頃から対人関係が・・上手くいかないなぁ・・と思い始めてぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:あと、雑談が苦手なんですね。
加藤諦三:あ、ああ・・
相談者:ええ、
加藤諦三:はい、はい、はい。
相談者:わたしが30歳の頃、長女を出産してぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:1歳ぐらいになったら公園に連れて・・行きますが、
加藤諦三:はい。
相談者:そうすると、お母さん方がいっぱいいてぇ、
加藤諦三:はい、はい。
相談者:上手く、喋れなくて、すぐ、うちに帰りたいんですけども、
加藤諦三:うん、気詰まりなんだよね。
相談者:でも子供は・・外で、遊びたいんですね。
加藤諦三:外で、はい、はい。
相談者:主人が、連れて行けば・・いいのにって思ったんですけども、
加藤諦三:はい。
相談者:主人は・・夜は・・たくさんお酒飲んで、
相談者:朝は、結構遅くまで寝ているのでぇ、
加藤諦三:ん、ご主人が・・お酒たくさん飲んでということは、
相談者:はい。
加藤諦三:あなた・・ら・・と話をしながら、一杯飲んでるってわけじゃなくてぇ・・あなたも、ご主人と2人になると、気詰まりなん・・でしょ?
相談者:娘が結婚するまでは・・そんなに、
相談者:気まずいとか・・スゥ・・
加藤諦三:ああ・・
相談者:そんな、ことは悩まなかったんですけども、
加藤諦三:うん、うん、
相談者:うん、ただあのぅ・・次女が、わたしが35歳のとき、
加藤諦三:はい。
相談者:出産しましてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:そのときに・・やっぱり、
相談者:公園に連れて行くのが、辛くてぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:性欲がまったくなくなってしまったんですね、わたしが、
加藤諦三:うん、
相談者:でぇ、わたしが大きな・・病院の、精神、神経科に行ってぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:でもお医者さんは、
加藤諦三:うん、
相談者:「なんか、原因があるんでしょうねぇ」・・って、言っただけでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:なんにも・・解決には至らなくてぇ、
加藤諦三:うん、原因は、ご両親との関係でしょ?
相談者:ご両親?
加藤諦三:つまり、あなたが、の、幼少期っていうんですかね、小さい頃、
相談者:はい。
加藤諦三:あなたは、家の中で、
相談者:はい。
加藤諦三:安心感がなかった。
相談者:父も、母も、農業でぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:食事を一緒にとった、覚えがないんですね。
加藤諦三:うん、人間は・・
相談者:はい。
加藤諦三:小さい頃、
相談者:はい。
加藤諦三:親とコミュニケーションをしながら食事をすることでぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:コミュニケーション能力・・っていうものを身につけていくんですよ。
相談者:はい。
加藤諦三:ところがあなたそれがなかったんだよねぇ。
相談者:ええ、ええ、ええ、ええ、
・・
加藤諦三:そうすると、高等学校の頃から対人関係が上手くいかなかったという、
相談者:はい。
加藤諦三:さっき話しましたけれども、
加藤諦三:人と居て、気詰まりなんでしょ?
相談者:そうですね、何を話していいか、
加藤諦三:うん、
相談者:わからないんですよね。
加藤諦三:うん、だから話題がないと、お互いに一緒にいても、
加藤諦三:気詰まりなんですよ。
・・
・・
相談者:はい。
加藤諦三:今まであなた人との関係はみんな情報の交換だったんですよ。
相談者:はい。
・・
加藤諦三:だけど、ホントは大切なのは、あの公園のお母さん達が、ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ、よくもまぁ、
・・
加藤諦三:1時間か、経って・・戻って来たらまだベラベラ、ベラベラ喋ってるような、お母さん。
相談者:はい。
加藤諦三:ああいうお母さん・・っていうの別に情報交換してるんじゃなくてぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:情緒の交換をしてんですよ。
相談者:はい・・はい。
加藤諦三:だからあなた情緒の交換のない、
相談者:はい。
加藤諦三:小学校、中学校で、そして高等学校まで来ちゃったと。
相談者:ええ、ええ、ええ、
加藤諦三:だから一番大切な部分っていうのは抜けちゃってたんだよねぇ。
相談者:はい。
・・
相談者:あっ、それでぇ・・病院に行ってぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:安定剤もらってぇ・・帰って来てぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:それから、17年間、
加藤諦三:うん、
相談者:ずーっと・・ ・・いやいやながら、
加藤諦三:うん、
相談者:夜の夫婦生活を送・・ったんですね。
加藤諦三:きつね。要するに心の触れ合いがまったくないままの・・
相談者:はい。
加藤諦三:肉体関係が17年間続いたってことね。
相談者:そうですねぇ、うん、それでぇ・・7年前に、
加藤諦三:うん、
相談者:主人は、
相談者:海外へ、単身赴任に行ったんです。
加藤諦三:うんはい。
相談者:これで開放された・・って思ったんですけど、2年後に、また帰国・・しまして、
加藤諦三:はい。
相談者:求められるんですけども、
加藤諦三:あっ、はい。
相談者:わたしはもう、ちょっと・・キレちゃってぇ、
相談者:「もう・・うんざりなんだけど」・・って言ってしまったんですね(笑)。
加藤諦三:「うんざりなんだけども」・・っていう言葉で言ったっていうことね?
相談者:はい、そうです(苦笑)。
加藤諦三:はい。
・・
加藤諦三:そうすると?
相談者:そしたら、
相談者:主人は、
相談者:「後悔するからな」・・って、
加藤諦三:うん、
相談者:捨て台詞を吐いてぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:それからなんか・・気まずくなってしまってぇ、
・・
相談者:旅行・・もないし、外食も・・ないし、
加藤諦三:うん、
相談者:買い物することも、あまりなくなっちゃったんです。
加藤諦三:うん、7年前・・って、おっしゃいますけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:もう、それ以前から、
相談者:はい。
加藤諦三:関係はないんですよね・・心の触れ合いは。
相談者:そうですねもう・・次女が産まれてから、もう、なんか、
・・
相談者:子育てが辛くてぇ
相談者:別に・・
加藤諦三:うん、だって、子供とも、心の触れ合いないから。
・・
相談者:そうなんですよねぇ、なんか、ホントに、子供を見てなかったような気がしますね。
加藤諦三:うん、だからね、
相談者:はい。
加藤諦三:あなた、心を教わらないでずーっと成長して来ちゃってるから・・赤ん坊の泣き声はうるさいだけ。
相談者:あっ、
加藤諦三:男性との関係は、
相談者:はい。
加藤諦三:それまさにうんざりなんですよ。
相談者:はい、そうです。
加藤諦三:でぇ、今日のあなたの相談というのは、
・・
相談者:求められるのがもう・・嫌なんですね。
加藤諦三:うん、
相談者:あと、
相談者:炊事洗濯掃除・・も、義務な、気持ちでやってるんです。
加藤諦三:うんうん、
相談者:でぇ、お弁当を、主人に・・「週5回から、週4回にしてください」って言ったことが・・あったんですけども、
加藤諦三:はい。
相談者:「お弁当・・がなくなっちゃったら、ないない尽くしになっちゃう」・・って、
加藤諦三:うん、
相談者:
それは夜の夫婦生活もないんだから、ないない尽くしになっちゃうっていう意味なんですね。
加藤諦三:うん、
・・
相談者:2人の、間が、
・・
相談者:やっぱり、仲良くなりたいってことですね。
・・
相談者:はい。
加藤諦三:だけど・・今、あなたに欠けてるのはなんだと思います?
相談者:自分のことばっかり見ている・・っていうか、
加藤諦三:うん、もちろんそうですけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:まぁ、自分がもうすでに・・誰だかわかっていないし、
加藤諦三:本当に今、仲良くなりたい・・って言ったけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:あなたこの人生で・・こういうことをしたいっていうようなことは・・ないですよねぇ?
相談者:そうです。
加藤諦三:うん、
加藤諦三:そいで・・こういうわたし・・どうしたらいいでしょう?っていうことね?
相談者:はい。
加藤諦三:はい、わかりました。
加藤諦三:今日はあのスタジオにシンクロの、銅メダリストで、メンタルトレーナーの、田中ウルヴェ京先生がいらしてんので、
相談者:はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
相談者:はい。
コメント一覧
そこまで嫌ならもっと早く別れるべきだったかもね。
旦那も可哀そう。
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